古本と雑貨のネットショップが、瀬戸市で実店舗のお店を始めました。商品情報、お店の様子、瀬戸の魅力など
以前にご紹介した太田忠司さんの小説『名古屋駅西喫茶ユトリロ』。シリーズ第2弾がありました。『名古屋駅西喫茶ユトリロ龍くんは美味しく食べる』作:太田忠司出版:ハルキ文庫東京で生まれ育った鏡味龍(とおる)。父方の祖父母の家に下宿し、名古屋大学医学部に通いはじめました。祖父母は名古屋駅西の商店街で喫茶店『ユトリロ』を営んでいます。祖父の正直は2代目店主。地元密着のお店です。龍は馴染みのお客とも懇意になり、いつしか(半ば押しつけで)お客の周囲で起こる、名古屋めしがらみの不思議な事件の相談に乗るようになります。そして友や知人の助けを借りるものの、その解決の糸口を見つけていきます。というのが第1弾のお話。さて。名大医学生になって1年半が経過しました。ある昼のこと。名大の学食に昼ご飯を食べに行った龍は、「きつねきしめん」を注...きしめんと『名古屋駅西喫茶ユトリロ』シリーズ第2弾
沖縄好きです。首里城。前回訪れたとき、ツアーに組み込まれた箇所でしたが、首里城到着時点でに体力を消耗し、疲弊していたため、ちゃんと観光しきれず、若干悔いの残る場所です。再度訪れたいと思っていた時、正殿などが全焼してしまったという悲しいニュースがありました。その復興が少しずつ始まっているという報道も耳にしていました。役に立てること、ないかなぁと思っていた時に見つけたのがPACOさんより販売されるという『紅芋パンケーキ』一足先に先取りです。紅芋。ご存じのように沖縄で栽培されている紫色のお芋です。これが全面に練り込まれている感じです。パンケーキの色は紅芋を彷彿させる紫色。2層になったパンケーキの間には、紅芋のあんことマーガリンが挟んであります。(↑マーガリンのお顔が隠れておりますが、ちゃんと入っています)紅芋の香りと...首里城復興応援の『紅芋パンケーキ』ByPASCO
先日買い取りさせていただいた書籍たちのなかで、チェックをしていて目を引いた1冊の本がありました。『生まれたときからアルデンテ』著:平野紗季子出版:平凡社明日出会う新たな食との予感に腹を躍らせながら眠りにつく日々を送っているという著者。幼き頃より外食行事がさかんな家庭で育った著者は、食そのものに対して非常に貪欲にな女性に成長します。すべての幸福は食から始まり、常に食の異人の本と共にある。そんな著者の日々の食べ歩きで得たお店の情報、食リポ、ひいては人生に対する思い、その他。日常の食にまつわる発見と感動が綴られています。自分がこの本に魅かれたのは、一般常識的な概念を打ち破る(多くの人が実は思っている本音)のことを書てくれているんじゃないかなぁと感じる文章に出会ったからでした。37ページ目から記載の『共食孤食問題』「人...平野紗季子さんの本『生まれたときからアルデンテ』
人気のある書籍はとても素早くテレビドラマ化・アニメ化・映画化されますが、自分の中でまれなるヒット作のコミック『おじさまと猫』もやはりといいますか、テレビドラマ化されるという一報が先週、でてきましたね。今回は5巻目の紹介です。『おじさまと猫』5巻作:桜井海出版:㈱スクウェア・エニックス初老のおじさま:神田冬樹と暮らす、一匹の猫:ふくまる(1歳:雄)。おじさまの愛情につつまれ、しあわせな日々を過ごしていました。ある時留守番をしていると、庭に1匹の猫が入ってきました。ふさふさとした黒い毛並みの雄猫ですが、薄汚れ、ひどくすさんだ感じです。どこかで見覚えがある。ふくまるはその猫が自分がまだペットショップにいたとき、隣のショーケースにいた黒猫であるということに気が付きました。寂しくて夜な夜な泣き続けている自分を叱り、励まし...テレビドラマ化決定の『おじさまと猫』原作コミック5巻
ペヤングさんは時として思わず「おおっ!」となる奇抜なカップ焼きそばを販売されますが、あの日清食品さんも時折面白いインスタントのラーメンを販売されるんですね。旅するエスニック『グリーンカレーヌードル』3袋入りのインスタント袋麺です。作り方は別断フツーのインスタント袋麺と何ら変わりはありません。粉をお湯に溶かすと、立ち上るココナッツ、パクチーのまさにタイカレーのあの独特の匂い。そして添付されているカヤクは青唐辛子と入り。緑と赤の色合いがキレイです。辛いものが苦手な自分。それでほんの時たまグリーンカレーは食べたくなります。半ばノリと怖いもの(!?)食べたさという好奇心で購入してみました。辛いという味覚は、一瞬間をおいて感じられますが、グリーンカレーヌードルもまさにそんな感じ。一口目はさほど辛みは感じませんが、少しする...日清食品のインスタントラーメン『グリーンカレーヌードル』
朝晩は冷えますが、ここ数日の日中はカラリと晴れてキレイな青空が広がっています。本の発送で久しぶりに郵便局まで歩いてみました。片道20分少々です。いつもは車でビュンっと通り過ぎる道。自分の足で道路を踏みしめるのは何日ぶりか~なんて感慨にふけりながらテクテク。程よく身体がポカポカして、いい気分転換となりました。さて。最近部屋の湿度が40%をきるようになってきました。これからの時期は湿度が低くなりますが、そうすると心配なのが風邪のウイルスのこと。湿度が低くなればなるほど、ウイルスの活動が活発化してしまう。今年はインフルエンザウイルスに加えて、新型コロナウイルスにも気を付けねばいけない。「絶対湿度早見表」というもの見てみると室温16℃の場合…湿度70~75%室温18℃の場合…湿度60~65%室温20℃の場合…湿度55~...加湿器の出番・・セリアの素焼き加湿ポット
先回、名古屋市中区にある大須商店街を舞台にした本の紹介をしました。今回はそれに続きまして、名古屋駅(通称『名駅(めいえき)』周囲を舞台にした本の紹介です。『名古屋駅西喫茶ユトリロ』作:太田忠司出版:ハルキ文庫名古屋駅西にある商店街の中に「喫茶と軽食ユトリロ」というお店があります。創業は昭和24年。その後一度改築を経て現在は2代目の正直(まさなお)・敦子夫妻が切り盛りしています。今朝も馴染みの常連客がモーニング目的で多数来店し、込み合っています。その中でいつも夫婦で来店する岡田夫妻(主に奥さん)が、奇妙な話を始めました。ここ数日夕方の4時過ぎ頃インターフォンが鳴り、問いかけても応答がないため出てみると誰もいない。ただ毎回家の前に手羽先の骨が何本も置かれている。単なるピンポンダッシュではすまされず、いたずらにしては...太田忠司さんの本『名古屋駅西喫茶ユトリロ』
以前は散策するなら表通りを歩くのを好んでいましたが、最近は1本道路を中に入って裏通りと呼ばれるところを歩くのが好きになってきました。表通りは人や車の通りも多く、にぎやかで飾られた場所。裏通りは人間臭い、人の日常感が感じられます。でも閑静な場所もある。中には少し不思議謎めいた箇所もある。非日常的な雰囲気の箇所もある。ワクワクします。もちろん足を踏み込むのにためらう箇所は、深入りせずUターンします。愛知県名古屋市中区にある大須商店街。かつて菅原野道真公を祀る北野天満宮を守る神宮寺の一つとして大須観音が建立されました。以後その一帯は寺社街として発展し、現在も名古屋下町文化の代表的な位置づけにあり、何かと注目されている繁華街です。そんな大須商店街を舞台にした小説がありました。大勢の人間にまじって妖怪や神仏といった「あや...神凪唐州さんの本『大須路地裏おかまい帖』
1998年にドイツにてヘルマン・ケステン賞を日本では第48回産経児童出版文化賞JR賞受賞作品です。『川の上で』作:ヘルマン・シュルツ訳:渡辺広佐出版:徳間書店1930年代の東アフリカの現在タンザニアの内陸部の小さな町。イギリスの植民地です。雲一つなく晴れ渡り、灼熱の太陽が照り付ける中、広場ではイギリス軍による軍事パレードが催されていました。イギリス国旗が広場のポールに掲揚され、ちょうど最先端に上がり終えたその時。大勢のアフリカ人たちが見守る中をかき分けて、最前列にやってきた一人の黒人の若者が、突如踊り出てポールによじ登り始めました。唖然として兵士や群衆たちが見ていると、あっという間にポールの先にあったイギリス国旗を奪い取ります。そしてポールを揺さぶり始め、ようやく我に返って止めようとしたイギルス兵をしり目に、ポ...ヘルマン・シュルツ作の児童書『川の上で』
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