普段稽古は日中でも明かりをつけてしています。「本来お茶室は暗いのよね」という話になって、試しに明かりを消して自然光で稽古してみました。午前9時半頃で朝日が20cmほど畳に当たっている時間体です。なんだか落ち着いた感じ、お点前さんの影が塗り壁にぼんやりと映っています。黒楽茶碗、茶入れ、風炉、建水が光っています。茶入れには庭・お客の姿も映っています。お客は逆光なのですが、お点前さんの姿は自然光で明るく見えます。お道具拝見は自分の陰で見にくく、返って丁寧に見ます。いつもの上からの明かりでなく、自然光では色々見え方、感じ方が異なるようです。自然光でお稽古