単なる海と剣の冒険活劇ではない。生きる意味と責任を問う、さすがの「プラネテス」の作者。 「ヴィンランド サガ」 / 幸村誠
プラネテスで有名な幸村誠の作品。 時代は中性ヨーロッパ辺りのイメージでしょうか。舞台はヴァイキングが海を荒らし回っていた時代。 プラネテスのような、宇宙と科学とを織り合わせた人間模様を描いていた人が、いきなり剣を使ったバトル物にいくとは当初は驚きましたね。 戦闘描写も上手いし、戦術もしっかりしている。このまま中世活劇みたいに進んでいくものかと思いましたが、そこはさすがの幸村先生。主人公に剣を手放させ、戦闘によって読者にカタルシスを与える展開とは一線を画していきます。 それでもなお、バトルシーンは随所に発生するんですけどね。最初に主人公・トルフィンが戦闘を放棄した時は、バガボンドのような展開を危…
先生の魅力がハンパない。全ての絵を書く人へ。 「かくかくしかじか」 / 東村アキコ
東村あきこさんのマンガを初めて読みました。 本作は自伝で、出てくる人物は多少名前を変えてはいるものの、実在の人物のようです。 舞台は宮崎だったり、金沢だったり東京だったり。宮崎県の田舎に住む作者はマンガ家になりたいと妄想するものの、そのための行動は一切せずに普通の高校生活を送っていた。とりあえず美大に行った方がいいかもと考え始めたころ、友人に誘われ、海に面した更に田舎町の怪しげなアトリエに、絵の勉強に通うことになった。が、そこは月謝5,000円と破格の安さではあったが、竹刀を持ったおっさんが高圧的は雰囲気で生徒を指導する異様な空間だった。このおっさんこそが作者の人生を変えた恩師であり、本作はこ…
「天気の子」は現実感が増してるのに、ファンタジー設定がフワッとしてる?
流行っている映画は早めに観ることにしていまして。以前、「君の名は。」と、「シン・ゴジラ」を見逃したら、その後テレビ放送まで話題に乗れない病とネタバレに怯える病に苛まれましたからね!笑 個人的には「君の名は。」の方が面白かったかな? 自分のの中で、新海作品ランキングは下記の通り 1.言の葉の庭 2.君の名は。 3.天気の子 4.秒速5センチメートル 5.星を追うこども 6.雲の向こう、約束の場所 (あ、「ほしのこえ」だけ見てないことに、今気づきました汗) 「天気の子」は、「君の名は。」に、似てると言えば似てるのかな?舞台は現代日本。少年少女の恋愛感情を絡めて、各所にファンタジーを散りばめる。主題…
お茶は沸かして会社に持っていっているのですがね。 節約も大事ですが、気分転換にコーヒーくらいは飲みたい。寒い時期はドリップでホットコーヒー飲んでりゃいいんですが、夏はその気にもならず。自販機でアイスコーヒーを買っていました。 しかしあまり美味しくないし、毎回120円はチリも積もれば勿体ないなと。週に600円、月2,400円、年間28,800円。 色々と検討したんですが、家で水出しコーヒーを作って、会社に持っていくことにしました! 近隣のスーパーを巡ってみたんですが、中々値段やサイズが見合うものがなく、ネットでこちらを注文しました。 作り方は簡単。お茶を入れるネットに、水出しコーヒーの粉を入れま…
社会的意義のためなのか、会社の利益のためなのか。 いずれにせよ、人が死ぬような仕事を止めて欲しいものです。
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