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奈良薬師寺近くの本のある喫茶店 うのん https://unon.muragon.com/

奈良薬師寺南門から徒歩5分にある多くの本ある小さな喫茶店

奈良の歴史 社寺仏閣の本 写真集 随筆集等など 専門家の方からお子様まで読んで頂けるもの揃えました。飲物とスイーツで一息出来る喫茶店初めました

うのん
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奈良市
出身
奈良市
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2017/05/14

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  • 薬師寺近くの「うのん」から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    玉垣内(たまがいと)の底なし田 外部資料 こりゃあ大昔の話じゃけんど。 玉垣内の入口の道のはたに、大きい田んあろう。 あの田は、もとは大きい底なし沼じゃったんじゃあと。ほんで、沼の中に大きい松の丸太をいっぱい並べて、その上に坭をおいて田にしたんじゃちゅう話じゃあ。 その底な...

  • 薬師寺近くの「うのん」から大和気象歳時記明治22年8月十津川流れ

    十津川の大きな災害を色々な資料からまとめたものです。 少々古い資料からです。 梅雨・台風のシーズン被害から被害を受けないように考える機会になればと思いブログにのせました。 十津川の明治22年8月の「十津川流れ」 紀伊水道の南海上から室戸岬沖を指向いていた台風は、大変浅く(9...

  • 薬師寺近くの「うのん」から大和気象歳時記 十津川の昔話

    ダルにとりつかれた 外部資料 外部資料 武蔵の在所 今から五十年余り前、わしが若い頃じゃった。 たしか、あれは六月じゃった。在所の仲間と二人で白谷へアメウオを釣りに行ったときじゃった。 朝、まだ夜が明けんうちに湯之原をたって、湯の谷を通り、武蔵の在所へのぼり、焼峯(やけむね...

  • 薬師寺近くの「うのん」から大和気象歳時記十津川

    赤谷の山女郎(じょろう) 昔、小森の在で、一番肝っ玉が太いといわれたのは、明円(みょうえん)の前迫(まえさこ)のじいさんじゃった。 ちょうどその時分、十津川の川上にあたる赤谷(あかたに)の奥(大塔村宇井の奥)には、山女郎が棲んでいるということじゃった。 このうわさを耳にした...

  • 薬師寺近くの うのん から皐月のお知らせ

    今月おすすめの本 ならら 6月号です 毎月奈良の情報として お薦めしてます 今村勤三氏 恥ずかしながら初めて名を知りました。 奈良県生駒郡安堵町(現在)に1892年に生まれた 地方行政に尽力をそそいだ。 廃藩置県により 奈良県が誕生するが、財政難を理由に堺県に編入されたりし...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    おおかみの恩返し 昨日に続き狼の話です ずっと、ずっと昔のことじゃった。 小原に肝っ玉の太い男がおった。男はあるとき、玉置越えして、南紀州へ旅をした。男が滝峠を越えて、高滝を過ぎ、玉置山の横峯にさしかかった時じゃった。 ひょいと見ると、行く手の切り株に大きなけものがうずくま...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    送り狼 十津川武蔵の話 外部資料 二つの地図から山崎は役場から北なると思います。 わしら子供の時分は、病人がでると、医者を頼みに小原から小森へ登り、山越えして山崎まで走ったものじゃ。 あるとき、となりの人が腹痛を起こして苦しみだした。わしの父が医者を連れに行くことになった。...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    百夜月(ももよづき) 竹筒の少し北山河の対岸に、百夜月(三重県紀和町)という村がある。そこに、光月山紅梅寺(こうげつさんこうばい)という古い寺があった。寺の庭には紅梅があり、はるにはたいへん美しい花をさかせ、よい香りをあたりに漂わせていた。 外部資料 この地図右下 169号...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    麦のふんどし 十津川 那知合(なちあい)のお話 弘法大師は、唐で修行を終え、日本に帰ることになりました。 いよいよ日本へ帰るという日、ある家の前に来ると、この家の犬が大師に吠えつき、なかなかそこを通そうとしないのでした。 この様子を見ていた飼主が、大師のそばに寄ってきて、 ...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    笠成島(かさなりじま)のごうら 外部資料 折立 は十津川温泉右側にあります。 ずいぶん昔のことである。ある夏の土用時分に、良い天気が続いていた。川の水はうんと少なくなり、川水がくさってきた。(藻がついてきた)どうやらごうらが住みついたらしいと、村人が言いだした。 もともと、...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    栄宝院慈観法師(えいほういんじかんほうし) 外部資料 外部資料 上湯川、大井谷の野地(家名)の近くに、栄宝院慈観法師のお墓がある。 およそ4百年余りの昔、どこからか一人の落武者がやってきて、このあたりを拓いて住みついた。耳の不自由な人であったが、学問もあり、大変かしこい、や...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    椋之助(むくのすけ)のとんち 昔、あるところに、庭に一本、大きな椋の木が立っている家があった。 この家には椋之助という息子がおった。 また、その隣には、きりょうよしの娘がいて、よい婿はいないかと探しておった。 椋之助は少々変わ者じゃったので、隣の娘にはまったく相手にしてもら...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    和田渕のゴウタロウ 外部資料 外部資料 外部資料 平谷あたりでしょうか 明治22年の大洪水までに奥里に(大字内原)下平(しもだいら)という家があった。家族が山へ出掛けてしまうとばあさん一人になってしまうんじゃ。すると、どう...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    河童と唾 頃は明治の中頃 所は大字旭 外部資料 外部資料 初夏のある日のできごとです。 村の桝谷のおじさんは、いつものように牛を連れて草を食べさせに、下の川原へやって来ました。 お日さまがさんさんと照る川原には、青々と草が茂り、まるで緑色のじゅうたんを敷きつめたようです。 ...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    長池の川太郎 むかし むかし、この湯之原と小井との間に長池というて、それはそれは長い大きな渕があったそうな。 そして、この長池には川太郎が棲んでWおったということじゃた。 あるとき、この長池の上の道を通りかかったひとりのばあさんが、なにげなしにひょっと下の方を見てやったら、...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    源治渕(げんじぶち) もう百年余りも昔、この近くのむらに源治という働き者の若者がいた。そして、その隣のむらには、ヨシノというきりょうよしの娘がいた。 二人は、ある年の盆踊りの晩に知り合い、いつしか想い想われる仲となり、やがて夫婦(めおと)になろうと固く契り合うほどになった。...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    一本だたら 外部資料 一本だたら 外部資料 玉置神社 あるとき、一人の猟師が玉置神社にお参りして、横峯を歩いておった。 突然、大きな音がしたかと思うと、山の上から何者かがおりて来て、道をふさいでしもうた。見ると、なんとそれは身の丈一丈(三メートル)はあろうか、足は一本、目は...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    虫おくり 湯之原のお話 外部資料 昔は、6月土用(旧暦)のころになると、どこの在所でも。虫おくりをしたものじゃ。 闇夜の晩に、在所の衆は、わら人形を先頭に押し立て、めいめいあかあかとたいまつを明かし、 「実盛殿の御通り」 と叫び、チン、チン、チン、ドン、ドン、ドン、鉦を打...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    弓の兄弟 十津川 小森のお話 むかし、むかし。朝から晩まで弓と矢を持って遊んでばかりいる兄弟がいた。 あるとき、父親がたまりかねて、 「お前ら、それほど弓矢で遊びたいなら、粟畑におやってくる雀でも射てみろ。」 と、言いつけた。 兄と弟は、粟畑にいき、群がる雀めがけて、しきり...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    天狗の止まり木 武蔵地区のお話 外部資料 外部資料 外部資料 昔、あるじいさんが裏の山で大きい木を切っておった。大小の幹はきっちり切れているのに倒れない。じいさんは、いっしょうけんめい押したり引いたりが倒れない。日も暮れてきたので、仕方なくそのまんまにして山を下ることにし...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    朝の蜘蛛はなぜ福なのか 昔、吉備の国の大臣が、中国へ渡ったときのことである。おおぜいの前で、何やらむずかしい書き物を読まなければならなった。もともと、中国は漢字漢文の国なので、これはえらいことになったと、たいへん心配したのである。 いよいよ、その朝がきた。大臣は中国の偉い人...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    松之助のこと 外部資料 湯之原の川向こうの山の中に、栃谷という谷川が流れている。 あの明治の大水害の前には、この谷川のほとりには田畑もあったし、何軒か家もあったそうじゃ。 この栃谷に今から百五十年ほど昔、松之助という者が住んでいたそうじゃ。松之助は、いつごろからかこの土地に...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    娘に化けたこんにゃくいも 十津川 那知合の話 外部資料 外部資料 ずいぶん昔じゃよ。少しの田畑を耕しながら、じいさんとばあさんが暮らしおったと。 ある日のこと、この家にかわいい娘さんがやってきた。二人は、この娘さんを招き入れ、楽しいひとときをすごしたのじゃ。しばらくして、風...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    だまされかけたおじさん 昔々。川津のある百姓家のおじさんは、日がな一日、田をすいたそうな。 そのうちにだんだんと日が暮れてきた。 「牛よ。今日一日ご苦労じゃったのら。さあ帰って休もうか。」 牛から鞍をおろし、犂(すき)もはずして、畦道に置いた。おじさんも綱をもって、牛に引か...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    天狗の鼻擦り石 山手から椋尾(むくりょう)に登る途中に、きじの森というところがある。そこに天狗の鼻擦り石があったんじゃよ。 むかしむかし、椋尾の天狗は、この石で鼻をこすって磨いたんじゃと。わしも見たことはあるが、子どもの背丈ほどの石で、その面には、のみで刻んだような溝が幾本...

  • 薬師寺近くの「うのん」から大和気象歳時記 十津川村の昔話

    猫又の主 折立から玉置へ登る途中にそれは美しい猫又の滝があるがのう。そこにまつわる話じゃが。 ある日のこと、中前のおばさんが筏をかく(組む)藤かずらを猫又の滝近くまで切りに行ったそうな。いいかずらが、何本も何本もみえるので心はずませて滝の脇をよじ登ったそうな。足元は岩だらけ...

  • 薬師寺近くの うのん から皐月のお知らせ

    今月お薦めの本 藤原家と春日大社との繋がりなど興味深く書かれています。 NHKの大河ドラマ 光る君へ で藤原家の人々が出てきてます。 藤原の姓は 大化の改新で活躍した 中臣鎌足が 当時中大兄皇子 後の天智天皇から頂いた 名前です。 中臣鎌足が 藤原鎌足となり 藤原姓を初めて...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    平内坊主(へいないぼうず) 外部資料 外部資料 むかしむかし、平内という坊主がおりました。この坊主は、坊さんのくせに、鹿をとるのがとてもすきでした。大井谷という川の上流の山奥一帯に、たくさんの犬をはなって鹿を追い出させます。鹿は川辺がすきですから、だんだん川の方へ出てきます...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    津久(継)(つぐ) 1614年、大阪冬の陣の折、北山郷は、徳川幕府に反対する豊臣方につき、一揆をおこした。大将の中に、津久という侍がいた。 外部資料 逢坂山でしょうか? 一揆方は、新宮城へ攻め入ろうとしたが、失敗に終わり、山中へ逃げ込んだ者、新宮城主に殺された者、さまざまで...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    明治22年8月の大洪水(1889年) 時は、明治22年8月のことである。17日から雨が降りはじめた。そして、この夜、少し風があった。翌18日午前10時頃から大風雨となり、夜に入ってさらに厳しくなった。翌19日、栗平川は大水となって、丸木橋や川に沿った水田を流してしまった。 ...

  • 薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記 十津川郷の昔話

    和気(わき)の大和 外部資料 現在の和気の温泉 竹筒(たけとう)の下の川の突き当たりに、槍折れ(やりおれ)の岩というところがあるんじゃ。 ずいぶん昔の話らしいよ。新宮の殿様が舟に槍を立てて川をのぼっていたのじゃそうじゃ。その様子を見ていた竹筒の人たちは大声で、 「槍を倒せ。...

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