来場所の幕下の「機械的」番付です。予想でもなければ、私の頭も使っていません。平成24年以降の地位・成績による昇降枚数の平均値をとり、その平均値を補正(分母が少ないと逆転現象が起こるケースがあるため)した数値順に並べたものになります。すでに昨日引退が発表され
大相撲データアナリスト(自称)が大相撲について感じたことを、定量・定性で語っていきます。
■1593 舐めたらやられる~朝乃山は十両でどこまで戦うか~
多くの方の予想通り、朝乃山が十両昇進。来場所は関取として土俵に戻ることになった。だが、幕下2場所、2場所とも6勝1敗と全勝はならずで、2場所で2回負けたということになる。もちろん、いくら元大関とはいえ、負けることはあるだろうという評価はあるだろう。では、過去デ
さて、2022年の大相撲は終わりましたが、今年もMVP力士アンケートを実施いたします。皆様には1位から3位の力士を投票していただき、1位3点・2位2点・3位1点で、その合計得点が一番高い力士として表彰?いたします。投票先はこちら👇https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQ
さて、阿炎の優勝で終わった11月場所ですが、来場所も上位の番付渋滞は解消されなさそうな番付予想となりました。早速ですが幕内から。まずは動かないだろう確定事項として、正代は関脇。大関への昇進者もいないため、大関以上は照ノ富士と貴景勝の2人。優勝決定戦まで進んだ
劇的な幕切れといって良いのだろうか。それにしても、素晴らしい優勝争いだった。技術的にどうの、メンタル的にどうの。ここは私にはうまく説明はできない。だけれども、一つ確実に感じられることがある。それは阿炎の迷いのない相撲。これと決めたらそれをやり抜く。そこに
■1589 確率計算から導かれる優勝確率~貴景勝か高安か阿炎か~
単純に過去対戦の勝敗から導いた「確率」だ。なお最近3年、令和2年以降の対戦結果をもとに計算している。優勝争いに絡む取組の対戦成績は以下の通り。高安(1-3)阿炎阿炎(4-1)貴景勝高安(4-7)貴景勝貴景勝(5-5)若隆景本割で高安が勝って決める確率は25%になる。負け
高安、貴景勝、阿炎。この3人に絞られた。それにしても高安。かなり優勝を意識しているのだろうなという固さがあったようには感じた。だけれども、高安はこれを乗り越えないといけないのだ。輝がかなり善戦した。輝にも勝機はあった。高安は「守らないといけない」状況にもな
13日目終了。高安が単独トップに立った。豊昇龍は連敗だ。ここまで来たら豊昇龍には逃げ切ってほしいという思いは強かったが、12日目の敗戦含めて、まだ勝ち切るだけの力はなかったか。とはいえ、貴景勝がとにかく素晴らしかった。もう貴景勝はとにかく大関としての相撲を取
豊昇龍に土がついた。ここまで強さを見せてきた豊昇龍がいくら成績が上がっているからとはいえ、三役初対戦の王鵬に敗れるとは。勝負はやってみないとわからないと言うのは簡単だが、王鵬が勝利するのは簡単ではないくらいの実力差はあると思った。どちらかと言えば、豊昇龍
今日の注目は、王鵬と錦富士だった。優勝争いに絡んでいるところではあるが、優勝争いよりもこの2人が阿炎や高安という実力者にどこまで立ち向かえるか。興味はそちらのほうが上だった。王鵬は完敗だった。両者の立ち合いが全然違った。立ち合いで阿炎が先手を取ると、そのま
さて優勝争いはいつも通り混戦。そして今年は年間最多勝争いも混戦になっている。10日目終了時で①若隆景55勝②豊昇龍53勝③琴ノ若52勝だ。今場所で豊昇龍が猛追。若隆景が残りすべて勝てば60勝には達するが、残りすべて勝ってとなると簡単にはいくまい。ここ数年は50勝台も
昨日も書いたが、序盤の期待感はどこへ吹き飛んでしまったのか。結局、何も変わっていない。御嶽海は今場所後の大関復帰はなくなった。リセットだ。正代も4勝6敗となった。土俵際きわどかったが、しっかりと攻めた豊昇龍が強かっただけのこと。大関の座を守るために「惜しか
序盤の思いは何だったのか。正代、とりあえず勝ち越すだけなら問題なさそうだ。御嶽海、大関復帰にかなり期待が持てるんじゃないか。序盤で星を落としがちな若隆景もまずまずの滑り出しを見せて大関への足掛かりを掴めるんじゃないか。貴景勝の強さは安定している。それなり
中日終了。先頭は1敗で豊昇龍、高安、阿炎、王鵬。ある程度予測できる範疇か。単純に場所前の時点での私の見立てからすると、豊昇龍には驚きだ。この日は翔猿相手にどういう形を作っていくか気にしていたが、廻しをしっかりと取りに行くとは。もちろん翔猿の体の大きさを考え
高安が強い。高安に先手を取られてしまえば、大栄翔はもう踏ん張っても攻めには転じられず、あとは前にいつ落とされるのか。そういう状況だ。手が付けられない。そのくらいの強さを貴景勝が見せている。ここまですべて三役力士との対戦。大関戦、関脇戦も終わった。小結戦は
■1579 琴ノ若25歳~先代、琴櫻は25歳の時どうだった~
昨日、19日に琴ノ若が25歳になった。率直なところ、もう25歳かといったところだ。近年では20代後半になって伸び出すどころか、30過ぎて最高位を更新していく力士も珍しくないし、現在の幕内上位を見ても琴ノ若より年下になるのは豊昇龍くらいなものなので、まだ若手というイ
高安が強い。立ち合いのぶちかましで御嶽海が起き上がった。もう、その時点で勝負あったかといった一番だ。完全に組んでしまえば、高安の場合、あまり右四つも左四つも関係ない。右四つからしっかりと引き付けてじわじわと御嶽海を寄り切った。御嶽海はどうにもできなかった
今回はただのデータの羅列ですが。正代が2勝3敗と黒星先行。苦しい状況と見えると言えば見える。だが、5日目終了時で2勝3敗だった大関の55.8%は最終的に勝ちこしている。要するに、比率で言えば勝ち越しのほうが多いということだ。7月場所で角番だった正代は6日目終了時で1勝
序盤5日間終了。星取を見れば、こんなもんか。ある程度予測つく成績になっていると言えよう。この日取り上げたいのは、御嶽海と豊昇龍か。御嶽海は内容は負けていたと言ってよいだろう。翔猿が土俵際寄り立てると、御嶽海は必死に残し、逆転の突き落としだ。そして豊昇龍。翠
3日目まで大満足とまではいかないが、かなり私が求めるような展開になっていた。そう感じていた。だが、それが続くことはなかったと言ってよいのか、4日目。結果的には荒れたといっていいのか。両大関がそろって敗れ2勝2敗。貴景勝は立ち合い当たり切れなかったのか、明生に
貴景勝と御嶽海が敗れたことは残念と言えるけれども、まずまず締まった場所にはなりそうな雰囲気は漂ってきた。単純に正代が琴ノ若に勝利し2勝1敗、内容もまずまずで戦えているからそう見えるだけかもしれないが。とはいえ小結以上9人中8人が白星先行。これは良いことと言っ
正代が早くも?勝った。大関が2日目に初日を出したくらいで何を騒ぐかといったところではあるが。とはいえ、そのくらい少なくとも序盤の正代に対する「信頼度」はないということ。勝ちはしたものの、手負い(足負い?)の高安が相手だ。初日の高安は異様なほど気合が入ってい
皆様、今場所もよろしくお願い申し上げます。ちょっと本業多忙が続いておりますが、場所になれば、やはり気分は本場所モードになるというものです。よく力士は2ヶ月単位のリズムを持っているなんて言われたりもしますが、それはファンも同じなのかもしれません。さて、幕内の
新番付が発表された。10月中は本業がやや多忙だったこともありブログをお休みさせていただいていましたが、少々おちついたのと場所が近づくと自然と「大相撲モード」に切り替わっていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。さて新番付だが、熱海富士が新入幕。だが
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来場所の幕下の「機械的」番付です。予想でもなければ、私の頭も使っていません。平成24年以降の地位・成績による昇降枚数の平均値をとり、その平均値を補正(分母が少ないと逆転現象が起こるケースがあるため)した数値順に並べたものになります。すでに昨日引退が発表され
さて、早速ですが7月場所の予想番付です。まずは幕内から。大の里は横綱昇進。これにより大関が琴櫻1人になるので、大の里の番付表記は「横綱大関」になるものと思われます。小結で11勝以上(12勝)を挙げた若隆景は慣例に従って、他者の成績関係なく関脇昇進でしょう。そう
すでに大の里の優勝が決まった千秋楽。どの力士も最後に1勝を積み上げる、今場所を締める、来場所につなげるため。そして目先の相手に勝つことだけに集中した千秋楽。そんな千秋楽を振り返る。■来場所以降を楽しみにさせた結びの一番注目は大の里の全勝なるか。もうだけだっ
大の里が優勝を決めた翌日。久しぶりに優勝が決まったあとの14日目の土俵。何か新鮮さすら覚える日だったように思う。優勝争いという観点でだけで見れば「消化試合」だ。だが、大部分の力士にとっては優勝とはできないものであったり、生涯に数回でもチャンスがあれば恵まれ
13日目の時点で早くも大の里が優勝を決めた。これで横綱昇進を決定的にした。に圧倒的だったといっていいだろう。豊昇龍は大栄翔に勝利し10勝に乗せた。残り2日でどこまで星を積み重ねられるのか。霧島と若隆景も10勝目を挙げて2桁勝利。どちらも大関取りの土台を作っただろ
大の里が伯桜鵬を下し全勝を守った。これだけなら驚くことではないのだろうが、2敗の豊昇龍が敗れ2敗力士も不在になった。12日目を終えて、全勝が大の里で、1敗・2敗が不在で3敗で豊昇龍を含めた5力士。残り3日で3日。大の里は最低でも優勝決定戦で敗れての優勝同点。ここま
大の里が全勝を守り、豊昇龍も2敗をキープ。豊昇龍以外の2敗力士は全員敗れ、大の里と2差までの力士ですら豊昇龍1人となった。数字上は3敗にも当然優勝可能性はあるわけだが、もはや机上の空論レベルか。それでは、そんな11日目を振り返ろう。■横綱・大関の勝負への厳しさ豊
大の里は全勝を守ったが、役力士戦が組まれた1敗の伯桜鵬と安青錦はそろって敗れ1敗が不在となった。これで全勝は大の里1人で1敗不在。2敗で横綱豊昇龍、小結若隆景と平幕の伯桜鵬、安青錦が追う展開になったが、相当に大の里有利な状況が生まれた10日目を振り返ろう。■強さ
大の里は全勝を守り、若隆景に土がついた。これで全勝が大の里1人で、上位陣の1敗が不在になり1敗は伯桜鵬と安青錦の2人。2敗は豊昇龍、若隆景、朝紅龍。いくらなんでも大の里がここから3つ負けるとも思えない展開にはなってきているのだが、まずは9日目を振り返ろう。■強す
伯桜鵬に土がつき、大の里は白星。これで大の里が単独トップで全勝を守った。これで、大の里が全勝、1敗に若隆景・伯桜鵬・安青錦。2敗に豊昇龍含め5人の展開。そんな中日を振り返りたいが、主に尊富士について触れていきたい。■尊富士の変化について思ったこと・尊富士は変
大の里と伯桜鵬が揃って全勝を守った。1敗も若隆景と安青錦だけになり、1敗までに4人と優勝争いは早くも絞られつつあるような状況になって来たか。そんな7日目を振り返る。■とにかく強い大の里もちろん、引いたり叩いたりして勝よりも前に出て勝つほうが良いのだとは思う。
大栄翔が敗れ全勝は大の里と伯桜鵬の2人になった。これで上位での勝ちっぱなしは大の里だけになった。伯桜鵬が不気味な存在ではあるのは言うまでもないが、それでもかなり大の里優位な状況が作られたといって良いのではないだろうか。そんな6日目を振り返る。■エンジンがか
序盤5日間が終わった。全勝は大の里、大栄翔、伯桜鵬、錦木。それを5人の1敗力士が追う展開。1敗勢の中での上位力士は若隆景のみで、全勝者の状態を見ると大きく崩れることはなさそうな印象はあるが、そんな5日目を振り返ってみる。■強い王鵬を一蹴した大栄翔大栄翔が王鵬を
豊昇龍が連敗。大の里は4連勝スタート。明暗が分かれてきた。琴櫻は勝利し星を五分に戻した。4日目を終えて、全勝は5人。上位での勝ちっぱなしは大の里と大栄翔だけだ。こうもなると1敗力士がどうなってくるのか。こんなところが気になりだしてもくる4日目を振り返る。■豊昇
3日目に豊昇龍に土がついた。琴櫻も敗れ1勝2敗と黒星先行。大の里は3連勝スタートとなったものの、このまま安泰の流れで行くのかと思いきや一気に暗雲となった3日目だが、その3日目を振り返ってみる。■王鵬が強かった相手がどんな相撲をとろうとも。相手が好調だろうとも。
豊昇龍と大の里は連勝スタート。琴櫻も初日を出した3人の大関以上が全員白星となった2日目。全体的にはまずまずの出だしといって良いのだろうか。そんな2日目を振り返る。■豊昇龍が横綱らしくなってきた「地位が人を作る」になってきているのだろうか。賛否両論あった中での
さて、5月場所が始まりました。注目はいろいろあるとは思いますが、やはり綱取り大関がいるとなると、最大の注目は当然のことながらそこになるのでしょう。今場所も翌日、昼頃までを目途に雑感を書き連ねていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。■強かった豊昇龍
今場所「も」と言ってよいのか。高安が優勝をあと一歩のところで逃した。そして優勝したのは大の里だった。そんな大の里の優勝に対して師匠の二所ノ関親方は「3敗したので、まだ稽古が足りない。これが13、14勝になるようにしっかり指導していきたい」とコメントを残したよう
さて、来場所の予想番付です。まずは幕内から。悩ましいポイントはいくつか。まずは西関脇。候補は高安か霧島でしょう。優勝していれば高安関脇もあっていいのかとも思いましたが、やはり3年前にはなるとはいえ、以前の筆頭で13勝で優勝した大栄翔が小結で止められたのは引っ
皆さま、15日間お疲れさまでした。結果は本割で大の里、高安がそろって勝ち、この両者の決定戦で勝利した大の里の優勝。終わってみれば大関が12勝で優勝したというのは決して悪いわけではなく、落ち着くところに落ち着いたともいえるのだろう。そんな千秋楽と今場所を振り返
昨日日中にいつも通り、幕下5枚目までの予想番付を記したが、作っていてとにかくシビアな番付になると感じた。シビアというのは、とにかく勝ち越し者が上がりづらい。反面、負け越し者は大きく落ちる可能性がある。「上がりづらいし落ちやすい」といった力士からしたらたまっ
さて、来場所の予想番付です。早速ですが幕内から。おそらく小結まで。ここまでは誰が作ってもこの予想になるのではないでしょうか。とはいえ、大関から陥落してくる関脇がいるといつも書いているのですが、霧島の立ち位置です。大関に最も近い関脇は霧島。いくら大の里が強
さて、千秋楽の土俵を主に、今場所について振り返っていこう。ひと言でいうと、ただただ大の里が強かった。ここに尽きる場所だったのだろう。だが、どうしても注目はそこに行ってしまうのだが、全体感として、近年を象徴するような場所。そんな印象もあった。そして見ごたえ
3敗の2人。大の里は勝利し、琴櫻は敗れた。これによって大の里が単独トップに立った。4敗が4人。豊昇龍、琴櫻、阿炎、大栄翔。優勝はこの5人のうちの誰か。ここまでは「確定」した。そして「千秋楽用」の取組として残されていたといっても良かろう大の里ー阿炎が組まれた。大
13日目を終えて先頭は3敗で琴櫻と大の里。3敗はしているとはいえ先頭は役力士のみとなった。ここ数日「番付崩壊」というワードが何やら賑わせているが、豊昇龍も1差でついている展開となった。そんな13日目、ちょっと良く言われる話にスポットを当てて振り返ってみたいと思う
12日目にただ1人2敗だった湘南乃海が敗れて、12日目終了時で先頭は3敗となった。過去に4敗での優勝例はあるが、大部分の場所で優勝者は最低でも12勝はしていると考えれば、これを保つためには3敗力士の誰か1人で良いので、残り3日間すべて勝つ必要がある。今場所は現時点で3
11日目に単独トップに立った湘南乃海に土がつき、12日目の時点で2敗が不在に。先頭は3敗で琴櫻、大の里、湘南乃海、欧勝馬が並ぶ展開となった。結果だけで見れば、地力等を鑑みれば妥当な結果だったようには思えた12日目だ。■守れて粘れる琴櫻の強さ薄氷、という程ではない
このブログでは過去に取り上げたことがあるネタではあるのだが、本日はその更新版ということで。タイトルにも示した通り、今年に入ってから1月場所で琴ノ若(琴櫻)、3月場所は尊富士。そして今場所は宇良と湘南乃海が「初めて経験した」ことがある。ちなみに昨年、令和5年は
湘南乃海と宝富士の2敗直接対戦は湘南乃海が勝利。同じく2敗の大の里は豊昇龍に敗れ3敗に後退。これで湘南乃海ただ1人2敗を守り、湘南乃海が単独トップに。それを6人が3敗で追う展開。12日目の湘南乃海は阿炎戦、3敗に後退した宝富士は大の里戦と上位戦がようやく組まれだし
5人いた2敗力士の中では琴櫻と御嶽海に土。先頭は大の里、湘南乃海、宝富士で2敗。それを7人の3敗力士が追う展開。休場明け高安が復帰後大関戦連勝。その高安に琴櫻は土を付けられた。混戦であることは間違いないが、これでまた大の里が一歩抜け出した展開になったと言えるの
大の里と宝富士に土がつき1敗がいなくなった。9日目終了時で先頭は2敗。琴櫻、大の里、御嶽海、湘南乃海、宝富士の5人。そして3敗は7人。ここで少し場所が動き出したか。■驚いた平戸海の攻め大の里とはいえ、さすがにこのまま14勝1敗での優勝とはならないだろうとは正直思っ
大の里が快進撃を続けている。そしてこの大の里。新入幕場所、入幕2場所目の先場所で三賞を受賞している。今場所もここから大崩れでもしなければ十分に三賞候補となってくるだろうし、今場所のここまでを見ていれば何らかの三賞は受賞できるのではないだろうか。本音としてケ
大栄翔と大の里の1敗対決は大の里が制した。宇良と湘南乃海に土がつき、1敗は大の里と宝富士。そして5人が2敗で追う展開となった。それにしても大の里、負けない。この強さは本物なのか。それとも、まだ大の里の弱点を周りがつかみきれていないだけなのか。そんな中日を振り
7日目より、霧島と若元春が休場した。初日から朝乃山。2日目から照ノ富士と貴景勝。そして7日目からの2人。結果的に番付には9人いる三役(横綱は三役ではないが以下便宜上、横綱・大関・関脇・小結の4地位を三役と表記する)力士のうち出場したのは4人だけだった。過去に出場
この日より霧島と若元春が休場。上位陣は軒並み休場。なんと小結以上の9人中5人が休場というとんでもない事態となった。だが、当然ながら、出場する力士がいれば場所は続く。全勝の宇良が敗れ幕内は全勝不在。大の里、大栄翔、宇良、湘南乃海、宝富士が1敗。そして6人が2敗の
さて6日目の土俵。この日の注目はなんといっても琴櫻ー大の里だろう。この段階で当ててほしくなかったと結果的にはなるのかもしれないが、ここで当てるのも順当だし、いくら大の里が驚異的な存在と言っても小結であることを鑑みれば、ここでの対戦は堅実な組み方か。ちなみに
序盤5日間が終わった。初日はどうなることやらとも思ったが、なんとか形はできてきた。見えてきたようにも思う。全勝は平幕だけとなっているが、本来の力ある人が抜け出しかけてきてる。星勘定だけで見れば、そこまで驚く場所でもないのではないかという印象も持ち出してきて
少しは落ち着いてきたといっていい4日目だったと言って良かろうか。それでも、まだまだ。本来あるべき姿からは程遠い。そんな様相とも言えよう。では、その4日目を振り返る前にちょっとだけ、この雑感について冒頭に今更ながら振り返ってみようと思う。■線でなくて点で見る
高安がかなり良いのではないかと述べた昨日だったが、その高安が3日目より休場。2日間の相撲を見た限り、かなり体調も良いのではないかと見られた中、またも腰痛の発症だ。なにがきっかけで、何の要因があってこうなったのかはわからないが、残念でならないし、悪く言えば高
早くも2日目から照ノ富士と貴景勝が休場。初日の顔見せだけで終わってしまったことは残念でもあるし、出場への見極めがまずかったのではないかと言う声もあるだろうが、横綱や大関がヘタレ相撲を見せるわけにはいかない。この両者、相撲内容含め褒められる部分はなかったのだ