鎌倉を舞台にしたドラマ『続・続・最後から二番目の恋』が終わってしまい、そのロス感を埋めるべく韓国版とシンクロしつつ再度観てる。これ、娘に勧められて昨年ハマったが、二回目は一回目よりじっくりと味わえる。JP版はKR版の要約的な展開でエグさも軽く、セレブ邸宅もKR版ははるかにゴージャス。 JP版のロケ地は葉山の湘南国際村(時々彷徨う)、「村」と言っても高台に豪邸ばかりが並ぶ。このタワーは合成で実際にはない。ここはセンターで宿泊も可能。KR版はカンナム地区の豪邸で、同国の学歴社会をエグいほどに描いておりかなり重い。 有名医大や一流大に入るコースに乗るため子息に専属家庭教師(コーデ)がつくわけだが、これが怪しい。四人のセレブママさんたちのマウントの取り合いをある種漫画チックに描いており、実におもしろい。 G-kids#1&2の学校が愛新覚羅君が入ってくるようなセレブ校なのだが、娘はちょうどドラマの南沢泉(小説家)的スタンスで、セレブ親御さんたちの生態を面白がって観ているようだ。けっこう彼女より上のおばさまたちが多いのだとか。話を聞くとニッポン社会もすでに学歴格差が経済格差として階層が固定化している感じは否めない。 まあね、人間って、ほんとサル山の猿と同じなのだ。ニッポンキ業界でも牧師などはまさにその典型。彼らは会堂の有無、その豪華さや信徒数、あるいは教団での地位でランクが振られる。まことに世は浮世狂言ではある。 ちなみにロケ地のこのメモリアルパーク、なんとぼくの墓があるところでびっくり。42で用意したが、現在のところ空。南向き斜面の日当たりのよい場所で(息子が笑っておりました)、四平米のプレート式、150万でございました(管理費は年に8,000円)。 ニッポンキ業界では、信徒は墓を質に取られて教団や牧師に逆らえないむきもあるようですが、自分で用意したほうがと・・・あっと要らぬお世話でした。 で、前にも書いたかな、SKYって韓国ではソウル大、高麗大、延世大だが、ニッポンでは駿台、河合、代ゼミでーす しばらく楽しめます(しかしKR版は役者も迫力が・・・)