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コミュニティホスピタリスト @東京城東 https://jyoutoubyouinsougounaika.hatenablog.com/

東京城東病院総合診療科チーフの森川暢が管理しているブログです。 GIMと家庭医療を融合させたコミュニティホスピタリストを目指しています! 日々の活動や読書、論文の感想などを掲載していきます。

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2017/02/26

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  • クリニカルイメージの書き方 陶山先生

    本日は、陶山恭博先生(JR東京総合病院リウマチ膠原病科)をお迎えして、クリニカルイメージのZoomレクチャーをしていただきました。 クリニカルイメージは夢があるという陶山先生のお言葉は印象的でした。 まずはinterestingかどうか。 具体的には臨床を10年以上やっている医師が、興味深いと思うような症例や、興味深い経過を選ぶと良いとのことでした。 また、イメージでは最もinterestingなところを強調しつつ、雑誌や読み手を想定して、微調整するという話も印象的でした。 陶山先生がご紹介されていた宮上先生のエピソードも面白かったです。 宮上先生はいまや東京GIMの代表になっていますが、若手…

  • 日本における誤嚥性肺炎の特徴 多施設研究

    ○タイトル Characteristics of aspiration pneumonia patients in acute care hospitals: A multicenter, retrospective survey in Northern Japan ○ジャーナル PLOS ONE ○PECO P 宮城県の急性期中核病院に2019年の1年間に肺炎で入院した患者 I 誤嚥性肺炎群 C 非誤嚥性肺炎群 O 臨床転帰(院内死亡率 入院期間) ○目的 (1)年齢別入院肺炎発生率 (2)入院した肺炎患者における誤嚥性肺炎の割合 (3)嚥下介入を受けた肺炎患者の割合と特徴 (4) 嚥下機能…

  • 心血管リスクが高い患者の高血圧治療の目標設定

    https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1901281 ○PICO P 収縮期血圧 130~180 mmHgで心血管疾患のリスクが高い患者 糖尿病や脳卒中既往がある患者は除外 I 強化治療(目標収縮期血圧<120 mmHg)群 C 標準治療(目標収縮期血圧<140 mmHg)群 O 心筋梗塞,その他の急性冠症候群,脳卒中,急性非代償性心不全,心血管死の複合エンドポイント ○目的 SPRINTは高血圧の標準治療と強化治療を比較したRCTだが、試験終了後の追跡データが収集されていなかったため、今回追跡データを解析した。 ○研究デザイン 多施設RCTの…

  • 人工膝関節置換術後において、サルコペニア肥満は、術後の歩行障害を経験するリスクが最も高い 後ろ向きコホート研究

    https://www.jamda.com/article/S1525-8610(22)00096-2/fulltext ○PECO P 変形性膝関節症で人工膝関節術を受けた患者 サルコペニアはAsian Working Group for Sarcopeniaが定めた診断基準に基づき定義 肥満はBody Mass Index≧30 kg/m2と定義 E サルコペニア肥満あり(サルコペニアのみ、肥満のみも比較) C サルコペニア肥満なし O 術後の歩行障害の割合 ○目的 変形性膝関節症で人工膝関節置換術を受けた高齢者において、サルコペニア、肥満、および両者の組み合わせが術後のリハビリテーション…

  • 台湾の国際的な家庭医療プログラム(Family Physician Integrated Care Program )が緊急入院に与える効果

    https://bmchealthservres.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12913-020-05347-7 ○PECO P プライマリ・ケアに受信する患者 E 家庭医療プログラム(FPIC)を導入した群 C 家庭医療プログラム(FPIC)を導入しなかった群 O 緊急入院、ERの受診 ○目的 FPICが救急の利用率と入院率を低下させたかどうかを判断し、FPICに影響を与える要因を特定すること ○研究デザイン 全国規模 大規模 後ろ向きコホート 性別、年齢、収入、地域(都市化)、チャールソン併存疾患指数(CCI)などの変数を用いた、傾向スコアマッチ…

  • 急性上気道感染症に対する患者の意思決定支援に関するツールによる介入 RCT

    P プライマリ・ケア医 I 急性上気道感染症に対する患者の意思決定支援に関するツール(動画によるトレーニングパッケージを用いる) C 介入なし O Primary 抗菌薬処方率 Secondory プライマリ・ケア医の抗菌薬使用に関する知識,有益性と有害性のエビデンス,処方への影響など 目的 急性上気道感染症に対する患者の意思決定支援に関するツール(動画によるトレーニングパッケージ)を用いることで抗菌薬処方率が低下し、抗菌薬に関する知識が増えるかどうか 研究デザイン 診療所ごとに1:1で割り付けるクラスターRCT 主要な統計解析 抗菌薬処方→Generalized estimating equ…

  • 世界史とつなげて学ぶ 中国全史 感想

    Audibleの聴き放題で読みました。 興味深かったです。以下要点を ・中国もシルクロードを通じてオリエントの影響を古代から受けていた・温暖化の時代はシルクロードで経済的な恩恵を受けたが寒冷化でその恩恵は潰えた・中華は世界の中心という考えは秦および漢で芽生えた・当初は南北では南が圧倒的に栄えていた・南北で多元的な社会が漢王朝の次に出た・隋や唐は仏教やイスラーム圏なども巻き込んだ多元国家として成り立っていた・特に仏教は多国籍文化をまとめるという効果があった・唐宋変革でエネルギー革命がおき、人口が増えて、都市化が進んだ 多元化が豊かさの源だった・モンゴル帝国は紙幣と商人の経済力をベースに多国籍国家…

  • 人口減少社会のデザイン

    読み終えました。 非常に興味深い本でした。 脱成長コミュニズムなどとも接点がある話題でしたが、かなり医療にも踏み込んだ話題があり、総合診療医には必須の内容かなと。 この本の内容は以下の図が分かりやすいです。 つまり、情報化社会が拡大しているなか定常状態になった段階で次の価値観を模索すべきというのが底辺にあります。 これを地球倫理と読んでいます。 マルクス・ガブリエルが倫理資本主義を提唱していますが、近い概念だと思います。 むしろアミニズム的な草木国土悉皆成仏のような自然宗教に近い概念のようです。 鎮守の森というのもこの本のテーマの一つです。 それは以下のような鎮守の森プロジェクトとして結実して…

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