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2017/02/08

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  • ヒトラーがいなくても「ヒトラー」や「ナチス」は現れたのだろうか?

    寄稿いたしました。 blog.tinect.jp メガトン級「大失敗」の世界史 (河出文庫) 作者:トム・フィリップス 河出書房新社 Amazon こちらの本の感想です。これ、人間が失敗に至る脳、心理の構造から、こまかいエピソード、植民地政策などへの批判的な視点など、読み応えのある本。歴史好きには知っているエピソードもあると思いますが、「知らなかったな」ということがらもいくつかあるかと思います。たぶん。 そんで、感想はまあ上の記事を読んでください。おもに自然環境に対する「大失敗」についてピックアップしました。暴君や無能の王、人間の戦争の話なんかはわりとありきたりですが、トマス・ミジリーなんて名…

  • 『情報の歴史』はおもしろいんだよ

    寄稿いたしました。 blog.tinect.jp 2000年とちょっと前に書かれたキケロの『老年論』の感想になります。 で、書いたとおりなんだけど、昔から人間の考えること、感じることなんて、今とたいして変わりねえな、と。いや、価値観のものすごい違いだってあるんだろうけど、ある部分については2000年経っても色褪せないところがある。すげえな、人類。 とはいえ、吉本隆明なんかも「紀元前350年ころには人間の思想なんて完成してたんだ」みたいなこと言ってたっけな。紀元前250年か300年か、そのあたりはあやふやだけど。 情報の歴史21: 象形文字から仮想現実まで 作者:編集工学研究所,イシス編集学校 …

  • ある遺精についての告白

    こんな記事を読んだ。 anond.hatelabo.jp なんら性的な場面ではないのにいきかけた女性の体験談である。むろん、はてな匿名ダイアリーに書かれたものなので、どこのだれが書いたものかもわからないし、体験談でないかもしれない。それを承知でおれが思ったのは、「人体とは不思議なものだな」ということだ。 女性が性的な場面でもないのにいきかける。では、男性はどうだろう。おれは同じく、はてな匿名ダイアリーのある記事を思い出した。 anond.hatelabo.jp この記事である。この記事の本題は「後輩と仲良くしているつもりだったが、ハラスメントであると職場に訴えられた」ということだが、問題は次の…

  • 長瀞さんにイジられたいだけの人生だった

    寄稿いたしました。なんかしょうもなさそうなタイトルですが、どうぞよろしくお読みくださいませ。そして、おっさんにおかれましては、すがすがしいなにか目覚めてくださると書いたかいがあります。たぶん。あと、バラエティ動画紹介しているので、そういうのあんまり見ねえなという人も、たまには見てみるといいです。おれがそうでした。 blog.tinect.jp で、ちょっと触れているんだけど『イジらないで、長瀞さん』。このごろ感想を書いていないけれど、ちゃんと紙の単行本で追っています。 イジらないで、長瀞さん(19) (マガジンポケットコミックス) 作者:ナナシ 講談社 Amazon この19巻なんて2冊買いま…

  • 映画『大いなる不在』~粗は目立つが藤竜也がすごいので観ろ~

    作品情報 I 映画『大いなる不在』公式サイト 映画『大いなる不在』を観た。おれはこの映画のことをぜんぜん知らなかった。女の人が「行こう」というので「行く」ということになった。事前情報は、予約するときに映画館のサイトで目に入ったていどのことだ。タイトルと、主な出演者、あらすじくらい。 卓(森山未來)は、ある日、小さい頃に自分と母を捨てた父(藤竜也)が警察に捕まったという連絡を受ける。妻(真木よう子)と共に久々に九州の父の元を訪ねると、父は認知症で別人のようであり、父が再婚した義理の母(原日出子)は行方不明になっていた。卓は、父と義母の生活を調べ始めるが――。 映画館。ブルク13でもジャック&ベテ…

  • コバエに困ったので

    このごろ、コバエに困った。台所まわり。今までの一人暮らしで、ここまで「ちょっとこれはうっとうしいな」というくらいコバエに困ったことはなかった。うっかりミスで発生させてしまったのだが、一度ちょっとうっとうしいくらい出てしまうと、その量を維持しやがるのな、連中。シンクを洗ったり、三角コーナーを洗ったりしても効果はない。 殺虫剤を頼ることにした。 アースコバエ 1プッシュ式スプレー [無香料 60回分] おすだけ コバエ取り コバエ対策 殺虫剤 速攻駆除&発生予防 アースコバエ Amazon ドラッグストアで見かけた「アースコバエ1プッシュ式スプレー」、これである。普通の殺虫剤では、やつらなんか効果…

  • 美学なしに革命はできない。補強なしにカープは勝てない。組織なしに都知事になれない

    おれが不老町の交差点で信号待ちをしていると、夏なのに黒いロングコートを着た男が話しかけてきた。 「……カープが首位陥落したな。どういうことだ?」 「現有の戦力で首位にいたほうがおかしい。末包すらいなくなったんだぞ」 「投手陣は充実している」 「とにかく打線がだめなんだ。相手のエラーがなければ点も入らない。末包の帰りを末しかない。島内もリフレッシュさせる。勝負はまだ先だ」 信号が変わった。おれは歩き出した。男も歩き出した。 「団子状態セ・リーグだ。最下位もあっという間だぞ」 「先発がしっかりしている。大型連敗はないものと信じるしかない」 「このままずるずるいくんじゃないのか?」 「いや、今は二位…

  • 向精神薬は心に効かない

    こんな話題を見かけた。 p-shirokuma.hatenadiary.com おれには「近代に根ざした自意識」とかいうむずかしいことは、さっぱりわからん。わからんが、向精神薬をもぐもぐ食べて生きている人間としてなにか言いたくなった。 おれは手帳持ちの精神障害者である。最初に医者に行ったのは、朝、身体がまったく動かなくなったからだった。強烈な希死念慮というものも煮詰まっていた時期だったが、「医者に行かなければ」と決断したのは身体の問題だったといっていい。 そして、おれの双極性障害(躁うつ病)がもたらすものといえば、やはり「身体が動かなくなる」だった。それが主だった。ついでにあるのが不安症だが、…

  • おれは5歳のころ酔っ払い運転でテネレの木をなぎ倒した

    おれがカザフスタンから日本に来たのは18歳のころだった。 おれは15歳のころからキックボクシングをやっていた。 おれは8歳のころ天文学者になりたかった。 おれは5歳のころ酔っ払い運転でテネレの木をなぎ倒した。 おれは3歳のころ飲酒運転の罪で禁錮3年の刑に処された。 このごろの若いやつはよく区分のわからない電動の乗り物に乗る。 おれも乗るだろう。きっと乗るだろう。おまえも乗るだろう。 一万円札・大杉栄。五千円札・鈴木大拙。千円札・北一輝。 トンネルの向こうにはフィヨルドがあって、孤独の女王ティルピッツが息を潜めている。 7月になると地下アイドルが土の中から這い出てきて、そこかしこで歌い始める。 …

  • みんなには信じるものありますか? おれは信仰の内側のことがわからない

    寄稿いたしました。 blog.tinect.jp ドーキンスの無神論から話がそれて自分の信仰の話になりましたとさ。でも、おれのって信仰といえるのかどうか、というのが結論で。 結局、唯円どころじゃなく、「救われてるってうれしいな、安楽だな」って気持ちになったことがない。おれなりにいろいろ読んだりして、行き着いたところが一番「楽」な浄土真宗、親鸞の教えだってのはある。あるけれど、それって信仰なのか? 信じているのか? 信じているわけじゃねえよな……。 とか言っていると、あれだな、たとえば親鸞の研究をして、大思想家であるとした吉本隆明も、「研究していって、どんどん細かくしていって、粒みたいなところま…

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