キリスト教と日本人 (ちくま新書) 作者:石川 明人 筑摩書房 Amazon 『キリスト教と日本人―宣教史から信仰の本質を問う』という本を読んだ。本質を問うているのが目的の本なので、最後のティリッヒの芸術宗教論やマザー・テレサの話、信仰とはなにか、それは知識なのかそうではないのか、そうではないなら、そうではないで何が「信じる」ということなのか、ということを問いかけるおもしろい本であった。 が、ここでは宣教史ではなく宣教師の気になったエピソードをメモしておきたい。フルベッキの話だ。 ja.wikipedia.org フルベッキは明治初期に日本にいた。そのフルベッキはどうしていたのか。 攘夷思想が…