時間はかけがえのない大切なものと考え、私は長年生きてきた。何故ならスルーしてしまうと絶対に戻ってこない、かけがえのないものだから・・・でも、今の私は「これからどう生きるのだろう?」と絶えず考えている,ということは「時間をもてあましている」のかも知れない。一応カウンセリングルームの看板は出しているし、たまに問い合わせはあるが、実はあまりやる気がない。高齢の私はあまりにも時流の早さについていけないからで、最近若い人と接触することがほとんどない。今一番やりたいことは本を書くことだが、あれほど売れた著書は今は昔だ。夜中に目覚めてメールを開いたら、長年お付き合いのある編集者のK子さんからの返信があった。私の本はストレス時代に先駆けたのか、かなり売れたが、その端緒は三笠書房「知的生き方文庫」さんからの依頼からだった。...今を生きる難しさ