屋久島カキランが咲き始めました。カキランは近くでも見られます。カキランは草丈が80㎝ほどになりますが、庭の屋久島カキランは20㎝くらいです。地味な花ですが山野草の雰囲気があり好きな花の一つです。屋久島カキランの花
庭に250種ほどの山野草を育てています。 山野草の四季折々の姿をご紹介できればと思います。
自宅でも山野草を育てていますが、自宅の周りも自然が多く、散歩コースは可愛い植物や野鳥たちにたくさん出会えます。 そんな日々の暮らしをご紹介できればと思います。
サヤエンドウの種植えの時期になりました。スナップエンドウは12月になってから種植えをします。先日蒔いたホウレンソウも芽吹きが今一つでしたので再度種を蒔きました。芽吹きが良くなるように2日前から種を水に浸しておきました。種の皮が割れて芽吹いています。芽が出やすくなっていると思います。ホウレンソウ大サヤエンドウ畝を立て種を蒔きます。ホウレンソウ大サヤエンドウその他の野菜も順調に大きなっています。九条ネギは使えるようになりました。インゲンもあと5日ほどで収穫できそうです。ジャガイモもニシユタカとデストロイヤーは順調ですがデジマは全く芽が出ませんでした。種が良くなかったかも知れません。11月末には収穫出来ると思います。ニンニクも初めてマルチ植えをしましたが全部芽が出ました。ブロッコリーもあと1週間ほどで収穫できそ...大サヤエンドウの種植え及び畑の今
ホトトギスが咲きだしました。庭には数種を置いています。キバナホトトギスは枯らしてしまいました。ホトトギスの仲間は東アジアに19種が生育していて日本には12種が自生しています。日本はホトトギス大国です。品種もたくさん作られていて人気の高い山草です。30年以上も前に庭に置いたもので種名が分からなくなりました。こちらも種名は分からなくなりました。繁殖力が旺盛で毎年間引きをして調整しています。キイジョウロウホトトギス良く見たら一輪咲いていました。昨年ご近所の方から頂きました。本来花は釣鐘型ですが、どういうわけか花弁が開いていました。管理をしっかりして来年はたくさんの花を期待したいですね。ホトトギスいろいろ
畑に出たらクロコノマチョウ(黒木間蝶)がいました。名前の通り薄暗い林の中にいて、昼間はほとんど活動しません。毎年この時期に庭や畑にやって来ます。庭ではよく桜や夏ツバキの落ち葉の上で休んでいます。近くの里山からやって来るのだと思います。クロコノマチョウが来ると秋を感じます。もしかしたら庭に来るのは熟し柿が目当てかも知れません。クロコノマチョウがやって来た
浜菊は野に咲く菊の中では大きな花を咲かせます。自生地は青森県から茨木県の太平洋側ですが丈夫で九州でもよく育ちます。花はマーガレットに似ています。木質のがっしりしたな茎や光沢の葉がいかにも野草の雰囲気があります。挿し木でもよく増えます。浜菊の大きな白い花
スーパーに行ったら紅玉が売られていました。紅玉が売りに出ると紅玉のケーキを作っています。この時期の紅玉が硬くケーキ作りに最適です。レシピは2015年10月23日に放送された「今日の料理」のレシピです。小林かなえさんが紹介されていた「紅玉のタルトタタン風」です。作ったら美味しくて毎年作っています。材料今回はリンゴ600g、18㎝型を3台分作りました。リンゴの皮をむき8等分にカットします。型を準備しておきカラメリゼを作ります。生地を乗せ170℃の温度で40分焼きます。今年は紙の型を使ったらカラメリゼのソースがにじみ出てしまいました。来年は紙型以外の型で作ろうと思います。型を逆さにしてお皿に取ります。生地が隅々まで行っていませんが美味しいケーキができました。りんごの皮と芯でジュレも作ってみました。固まり具合があ...紅玉のタルトタタン風ケーキの作成
フジバカマは蝶のアサギマダラの雄が大好きな花です。アサギマダラに来て欲しいと、ご近所の方が庭にフジバカマをたくさん植えておられます。昨年は2頭が飛来したそうです。さて今年はどうでしょう。我が家にも僅かですがフジバカマの花が咲きました。とてもアサギマダラにどうぞとは言えない数ですが・・・・。昨年は散歩の途中でアサギマダラの飛んでいるのを見ました。今年も見れたら良いのですが。アサギマダラとフジバカマの花
コマユミに可愛い実が付きました。庭には挿し木8年生のコマユミが4本あります。山草会の会員の方に頂きました。なかなか実が付きませんでしたが、今年はやっと実を付けました。木の高さは20㎝ほどです。何もしなくても盆栽風に仕上がっていきます。紅葉はもう少しですが赤い実が可愛いです。コマユミの可愛い実なり
佐賀山草会による展示会が10月18日~20日まで開催され見に行きました。展示会は春と秋の2回開催されています。佐賀県には佐賀山草会の他に佐賀葉隠れ山草会、武雄山草会、嬉野山草会があります。現在山草展を開催しているのは佐賀山草会だけになりました。寂しいものです。コロナ禍および会員の高齢化を契機に開催を断念されたようです。秋の展示会は春に比べ花が少なく寂しいです。でも皆さんの丹精込めた作品を見るのは楽しいものです。また会員の方とのしばしの歓談も嬉しいものです。展示された山野草余剰苗の販売山草会で育てた苗、また会員の方の余剰苗も販売されています。市価よりも安価に販売されています。余剰苗を購入目的に来られる方もたくさんおられます。私も会員の方に庭の余剰苗をお分けしています。皆さん喜んで貰って頂いています。今回はヤ...佐賀山草会の見学
ハマアザミは主に海岸に自生していることから名付けられました。ノアザミに似ていますが草丈は低く、庭のハマアザミは20㎝前後です。ノアザミ同様に葉に鋭い棘があり触るとかなり痛いです。でも紅紫色の花は美しく、全体の草姿も調和がとれていて気に入っています。春に少し種を蒔いていたら芽吹いてきました。どれくらい経ったら花を付けるのでしょう。ハマアザミの紅紫色の花
庭では今、金木犀の甘い香りが楽しめます。庭には金木犀の木が3本あります。散歩路の方々のお宅からも甘い香りが漂っています。金木犀は成長が早くすぐに枝が茂り、毎年枝を切り詰めています。金木犀は咲き始めが香りが強く、満開の頃はあまり香りがしません。庭の金木犀も満開で香りも大分薄くなってきました。この頃が一番香りが強く玄関を出るとすぐに甘い香りがします。今は満開で香りも大分薄くなっています。金木犀の甘い香り
このお茶の木は数年前にご近所の方から頂きました。挿し木した苗を「お茶の木は要りませんか」と言われ頂きました。小さな苗でしたがすっかり大きくなりました。ここ数年は花もたくさん付けるようになりました。お茶はツバキ科の植物で花も白椿にそっくりです。葉の大きさの割には大きな花を咲かせとても奇麗です。純白の美しいお茶の花
先日のオオバナオケラに続きオケラが咲きました。オケラは近くの山にもあるそうですが、私は確認をしたことがありません。自生のオケラを見たいものです。オケラは茎が硬く弾力性がないためすぐに折れます。少し強い風でも折れたりします。鉢の移動や草を取り除く時によく折ってしまいます。庭では気に入っている山野草の一つです。オケラの白い花
ヒダカミセバヤは北海道の日高地方や十勝地方に自生しています。北海道の植物ですが、寒さはもちろん暑さや乾燥にも強い植物です。数年前に山草会の方に頂きました。生長がはやく植え替えを怠ると鉢が窮屈になり草姿も乱れてきます。でも植え替え時はあまり小分けにしない方が良いようです。ヒダカミセバヤの美しい桃紅色の花
オオバナオケラは中国原産です。日本にもオケラは自生しています。どちらも山草会では山野草として愛されていますが、主に薬草として栽培されています。オオバナオケラの花はアザミに似ています。大きな紫の花は見ごたえがあります。蕾の時の総苞葉の網目模様も面白いと思います。オオバナオケラの艶やかな花
今日の明け方は雨でした。雨も上がり薄雲になって来たのでカメラを持って散歩に行きました。今散歩路はヒガンバナが奇麗です。稲刈りも行われていて秋を感じられ、散歩も気持ちが良いです。子供たちのための田んぼ小学校のそばの田んぼに毎年子供用の稲が植えられています。子供たちの稲刈りの体験のためだと思います。もうすぐ小学生たちが稲刈りをします。田んぼの風景ほとんどの田んぼは稲刈りが終わっています。黄金色の稲穂が奇麗ですね。この田んぼも今週中には稲刈りが終わるでしょう。ヒガンバナ私の散歩路は子供たちの通学路の一つになっています。道脇に季節の花々が植えられています。今はヒガンバナが奇麗です。コスモスも奇麗です。散歩路のヒガンバナ
庭の千本菊は山草会の方に頂きました。私は千本菊を知りませんでした。大分前の山野草展で千本菊が展示してありました。「これ良いですね」と言ったら「千本菊です、分けてあげますよ」と言って下さいました。今では増えてたくさんの株になりました。でも今年は管理不足で軍配虫と葉ダニの被害にあい株が傷んでいます。今年は少し残念な千本菊の花
姫矢筈ススキは草丈25㎝ぐらいで、穂のタケは60㎝ほどあります。姫矢筈ススキもすっかり秋の色になりました。鷹の羽の模様もすっかり消えてしまいました。やはり観賞は4月の芽出しから梅雨明けの頃が美しく、最も見映えが良い時期です。鷹の羽模様が奇麗です。すっかり秋の姿になりました。穂姿も秋の風情がありなかなか良いものです。姫矢筈(タカノハ)ススキもすっかり秋の色
「ブログリーダー」を活用して、ymakiさんをフォローしませんか?
屋久島カキランが咲き始めました。カキランは近くでも見られます。カキランは草丈が80㎝ほどになりますが、庭の屋久島カキランは20㎝くらいです。地味な花ですが山野草の雰囲気があり好きな花の一つです。屋久島カキランの花
カシノキランが咲き始めました。着生植物で庭では柿に着生させています。一度着生させるとそのまま何もしなくてよく管理も楽です。生長は遅くなかなか大きくなりません。着生させて7~8年になり、たくさんの花を付けるようになりました。カシノキランの花
ギボウシのブルーマウスイヤーが咲き始めました。小型のギボウシでその名の通り、葉がネズミの耳に似ています。草姿もコンパクトで花付きも良く鉢植えに向いています。ギボウシ(ブルーマウスイヤー)の花
ヒトツバショウマが咲き始めました。神奈川に居た頃、丹沢の川沿いでよく見かけました。ヒトツバショウマが咲くと神奈川時代を思いだします。小さな花がはたくさんの星をちりばめた様で美しいです。ヒトツバショウマの花
アジサイ(初霜)の花が咲きました。美しい葉芸と青い花と白い装飾花が相まって奇麗です。梅雨の中咲く花は気持ちを少し爽やかにしてくれます。栽培も増殖も容易です。ただアジサイは旧枝先咲きですから剪定時期が重要です。アジサイ(初霜)の美しい葉芸と花
夏ツバキが満開です。植えてからもう37年になります。大きくなって主幹が枯れましたが、元気で毎年奇麗な花を見れてくれます。ただ花はすぐに落ちて下に置いている鉢にたくさんたまります。毎日片づけが必要です。夏ツバキの花
対馬黄金オニユリが咲き始めました。オニユリの変種で対馬の固有種です。鮮やかな黄色の中に黒い斑点があり美しいユリです。花は花序の先端に数個咲かせます。オニユリ同様むかごがたくさんできますので増殖は容易です。栽培も難しくありません。対馬黄金オニユリの花
オカトラノオは近くの山にもたくさん自生しています。草丈は大きなものでは1ⅿにもなります。鉢では50㎝くらいです。茎の先端に長さ10㎝~20㎝くらいの花序にたくさんの花を咲かせます。花序の先端は傾き、種名の通り動物の尾のように見えます。オカトラノオの花
アナベルが咲き始めました。梅雨空に清楚な白い花が目立ちます。アナベルは北アメリカが原産地です。どちらも同じアジサイの仲間ですが、アナベルの方が栽培が容易です。アジサイは旧枝先咲きで剪定時期が重要です。アナベルは新枝先咲きで剪定の時期を気にする必要はありません。アナベルの花
阿蘇ヒメユリが咲きました。以前庭には土佐ヒメユリもありましたが、枯らしてしまいました。雨に中鮮やかな朱色の花が目立ちます。阿蘇ヒメユリの花
アスチルベの花が奇麗です。雨に打たれても穂先があまり垂れることもなく美しい花を見せてくれます。梅雨に合った花かも知れません。小さな花を密に付けた円錐状の穂は横に広がる葉とのバランスも良く見映えがします。アスチルベの花
三蝶シランと黄花シランが咲きました。シランは蘭の中でも栽培がやさしい種です。病害虫にも強く地植えでも鉢植えでも良く育ちます。根茎を切り分けることで増殖も容易です。三蝶シラン黄花シラン三蝶シランと黄花シラン
ツクシカラマツとムラサキカラマツが咲き始めました。ツクシカラマツの自生地は良く分かっていません。対馬列島から済州島に自生するムラサキカラマツと屋久島カラマツの交配種と言われています。ツクシカラマツには種子が出来ません。もう大分前にムラサキカラマツとして購入しましたが疑っています。ムラサキカラマツは草丈が50㎝ほどになりますが庭のムラサキカラマツは20㎝ほどです。でも種子が出来るのでツクシカラマツではないと思っています。ツクシカラマツとムラサキカラマツ
姫バラが咲き始めました。今咲いているのは雅と赤ずきんです。姫バラは挿し木ですぐに増やすことができます。挿し木苗も2年後には花を付けます。姫バラは黙っていても自然と盆栽風に成長します。あまり手の掛からない花です。雅赤ずきん姫バラの雅と赤ずきん
庭にはイチゴを10数種置いています。姫バライチゴと屋久島姫バライチゴの花が咲きました。どちらも草丈は10㎝前後の大きさですが、大きな花を咲かせます。うまく栽培すれば実成も楽しめます。姫バライチゴナンヨウバライチゴとも呼ばれ台湾が自生地です。屋久島姫バライチゴ姫バライチゴと屋久島姫バライチゴ
イブキジャコウソウはハーブのタイムに近い種です。私の好きな佐賀県の黒髪山にも自生しています。庭に赤花と白花があります。少し触るととても良い香りがします。草のように見えますが木本の植物です。小さな花を密に付け鉢を覆うように広がっていきます。赤花白花イブキジャコウソウの赤花と白花
イワタバコはあまり日の当たらない湿った岩場に生えています。庭には青花と白花があります。今年の青花は花付きが今一つです。丈夫な花ですので管理をしっかりして来年は奇麗な花を見たいです。白花は軽石に植えているのもあります。自生の雰囲気が出て良いものです。イワタバコの青花、白花
庭にはショウマの仲間を数種置いています。アワモリショウマが咲き始めました。ショウマ類は小さな花が密に集まって咲きます。アワモリショウマも泡のような小さな花を密に咲かせることからこの名があります。近畿以西、四国、九州の岩場に自生しています。アスチルベの仲間で日本固有種です。アワモリショウマの花
一昨年ある展示会で購入した八重咲香丁木に初めて花が咲きました。花は1.5㎝くらいで小さい花です。八重咲の上品な花で期待以上の花でした。木が大きくなれば見映えも一層良くなると思います。八重咲香丁木の花
ノリウツギは全国に自生しています。アジサイの仲間ですがアジサイが終わった7月頃に花を咲かせます。庭のノリウツギは花よりも葉芸を楽しみます。この時期が最も葉芸の美しい時期です。斑入りノリウツギの美しい葉芸
ハナイカダは全国に自生しています。以前住んで居た横浜の家の近くの山にたくさんありました。懇意にして頂いていた隣のお茶の先生が気に入っていて時々一緒に見に行きました。ハナイカダの実がなると横浜時代を思い出します。今の自宅の近くにも自生しています。ハナイカダは花柄が葉の中央の葉脈と癒着しているため、葉の中央に花があるように見えます。ぴったりの命名だと思います。雌雄異株ですので実をつけさせるには雄株と雌株を近くに置いて育てる必要があります。雄花雌花結実熟した実ぴったりの命名のハナイカダ
庭の野菜も最盛期です。特にトマトは毎日たくさん収穫できます。とても毎日消費できませんから保存できるようにトマトソースを作っています。トマトソースに作っておけばミネストローネ、パスタ、スープなど使えて便利です。分けてあげても喜ばれます。今回はトマト2.3kg、タマネギ1.5kg、ニンニク4かけなどで作りました。30分ほど煮て完成です。小分けにして冷凍保存します。恒例のトマトソースの作成
ワレモコウは自宅の近くでも見られます。草丈も90㎝ぐらいになります。花がない時期はほとんど目立ちませんが、あずき色の花が咲くと分かります。花茎の先に数個の花が付き、風に揺れる様は風情があって良いものです。庭の斑入りのワレモコウはタンナワレモコウの白覆輪品種で「煌めき」の銘がついています。草丈も10㎝前後です。屋久島ワレモコウと共に大切にしています。栽培は特に難しいこともなく良く増え、分けてあげても喜ばれます。白覆輪の斑が美しいワレモコウ(煌めき)
北海道など寒冷地の植物は九州での栽培は厳しいものがあります。庭のウスユキソウ、キキョウなど寒冷地の植物は植え替えを頻繁にしています。培養土を奇麗にしていると調子が良いように思います。3月初め頃、6月中頃、9月末頃に植え替えをしています。今年は6月中頃の植え替えが2週間ほど遅くなりました。今回はウスユキソウ類(千島、早池峰、礼文、オオヒラ、高麗、キリギシ)とキキョウ類(千島、オヨベ、小川、皿ヶ嶺)など70ポットを植え替えました。これで夏を乗り切れるでしょう。ウスユキソウ、キキョウの植え替え
カシノキランの花はあまり目立たなく、いつの間にか咲いていたという感じです。花は反り返った葉の内側で咲き、小さく目立ちません。でもよく見ると黄色の花の中央に赤い斑点があり可愛いものです。庭のカシノキランは柿の木に着生させています。小さい株は軽石にも付けています。着生ランは一度着生させるとほとんど手がかからず楽しめます。葉陰にひっそりと咲くカシノキラン
私は菊が好きで庭に数種置いています。ハコネ菊は特に好きな種です。ハコネ菊はシオン属ですが、私は菊属との違いが良く分かりません。昔よく登った丹沢の山で見たような気もしますが定かではありません。何せ50年も前のことですから・・・・。庭のハコネ菊は大分前に購入したものです。株分けの都度人に譲っていましたが、昨年枯れたりして2鉢になってしまいました。今年は軍配虫の被害にあい、葉が傷んでいます。注意して管理し育てたいと思います。遠い昔の懐かしいハコネ菊
もう40年位前になるでしょうか。神奈川県の藤沢にいた時、よく出かけた丹沢の渓流沿いにたくさん自生していました。庭のヒトツバショウマは購入したものですが、花が咲くと丹沢を思い出します。ヒトツバショウマは進化の低い段階の植物で珍しい種です。栽培はそれほど難しくありません。線香花火のような小さな花を密に咲かせます。一つ一つの花は本当に小さいですがまとまると満天の星空のように美しいものです。満天の星空のようなヒトツバショウマ
ナゴランは自生地の一つの名護市に因んでこの名があります。花も葉も肉厚で太い根で木にしがみ付いています。生長が極めて遅く、葉も一年に2枚しか出ません。増殖は非常に難しい種です。花は美しく芳香があります。一度着生させたらほとんど何もしなくてよく栽培は容易です。庭では軽石と釣りシノブに付けています。釣りシノブのナゴランが咲きました。ラン愛好家に人気の高いナゴラン
フウランは花、葉、香りの3拍子が揃った観賞価値の高いランです。観賞価値の高いものから選別された種を富貴蘭と呼び東洋ランの一分野を形成しています。趣味家以外の人にも人気があります。庭には大きい株が2株あります。この株はもう40年位前になるでしょうか。東京駅の八重洲口でおばあさんが路上で売っていたものを購入したものです。3芽ぐらいの小さな株でしたが大きな株になりました。こちらの株は数年前に従妹から頂きました。枯れそうだからと言って持って来てくれました。開花はこれからです。時期をずらして楽しめそうです。花、葉、香りの3拍子が揃ったフウラン
矮性のアポイキキョウが咲いています。普通のキキョウは草丈が1mくらいになる種もあります。庭の矮性アポイキキョウは草丈20㎝くらいです。でも花は普通のキキョウのように大きく美しいです。播種を繰り返していると環境に順化して次第に大きくなります。株分けで増やし保存しています。こちらは白花種です。草丈は紫のキキョウより少し大きいです。矮性アポイキキョウの花
枝咲きキキョウはコーカサス地方が自生地です。コーカサス地方は黒海とカスピ海の間に位置しています。現在もチェチェン紛争など紛争地の一つですが、枝咲きキキョウは美しい花です。数年前山野草展に行った時に業者から購入したものです。毎年たくさん小さなベルのような可愛い花を咲かせます。草丈もコンパクトで鉢映りの良い種です。小さなベルのような枝咲きキキョウ
ソバナは山道の生える菜という意味だそうです。草丈が高くすぐに倒れやすいのが欠点です。でも釣鐘ニンジンような円錐形の鐘状の花は奇麗です。今年咲いたのは昨年知人に頂いたものです。以前は庭にも置いていましたが、枯らしてしまいました。今度は枯らさないように注意して育てたいですね。青紫の鐘のような花のソバナ
私はショウマが好きで庭には数種置いています。この時期はショウマの開花時期です。アワモリショウマが見頃です。一つ一つの花は非常に小さいですが、たくさん集まって咲く様は涼しげで良いものです。花序と葉のバランスも良く、しばらくは楽しめそうです。白い泡粒のアワモリショウマ
徳島県の石立山が自生地です。イシダテホタルブクロは小型のホタルブクロです。自生地での大きさは分かりませんが、庭に置いているのは10㎝以下です。でも花は大きく、斑点のある釣鐘型の薄紫の花は美しいです。良く増え、毎年2倍以上になります。分けてあげても喜ばれます。小さい草姿のイシダテホタルブクロ
梅雨空の中、斑入りのミズヒキが美しい葉芸を見せています。このミズヒキは8年前東京の友人に頂きました。今では庭のあちこちに芽吹いています。葉が元気なこの時期の葉芸が一番美しいです。農薬の散布もしないので虫の食害にあっています。文鳥を飼っているので農薬は使いません。切り花にして飾っていたら根が出てきました。鉢に植えてみようと思います。斑入りミズヒキの美しい葉芸
庭には8種のキンバイソウを置いています。千島キンバイは枯らしてしまいました。たくさん増えたので人にあげていたら庭に置いていた株が枯れてしまいました。イワキンバイ毎年たくさんの花を付けます。屋久島イワキンバイキンバイソウの中では気にっている種です。アポイキンバイこちらも屋久島イワキンバイ同様気に入っている種です。株は丈夫ですが花がなかなか咲きません。でも春芽吹いた頃の照葉は美しく葉だけでも十分観賞価値があります。ミヤマキンバイこちらもなかなか花が咲きません。夕張キンバイ枯れそうになったので慌てて植え替えたら元気になってきました。葉姿だけでも十分観賞価値があります。高嶺姫キンバイ毎年たくさんの花を咲かせます。雌阿寒キンバイこちらもほとんど花が咲きません。コキンバイ毎年少しは花が咲きますが寂しいです。思い通りにいかないキンバイソウ
オサランは着生ランです。樹木の幹や岩に根を張りしがみついています。庭のオサランはムギランなどと一緒に軽石に付けています。数株ありますが、すべて軽石に付けています。花の寿命も短く2~3日で終わります。でも草姿も小さく葉も2枚しかありませんが、ころころした姿が気に入っています。小さな着生ランのオサラン
カキランは自宅の近くでも見られます。渋く落ち着いた花は茶花としても用いられます。普通のカキランは草丈が高く全体のバランスが良くありません。庭のカキランは屋久島カキランです。草丈も25㎝くらいでバランスが良く草全体が落ち着いて見えます。渋く魅力的な屋久島カキラン
ナツツバキは別名シャラノキとも呼ばれています。このナツツバキは家を造った時に義父の友人に頂きました。もう35年になり大きくなりましたが、主幹が枯れてしまいました。樹形は乱れていますが、毎年奇麗な花を咲かせてくれます。惜しむらくは花が一日花で木の下の植木鉢にたくさん落花することです。取り除くのが少々大変です。主幹が枯れてしましました。花は美しいですね。小さな鋸歯の花びらが優雅なナツツバキ
オニユリは家の近くでもたくさん見られます。オニユリは赤ですが、対馬黄金オニユリは輝くような金色で圧倒的な存在感があります。この対馬黄金オニユリは懇意の歯科の先生に頂きました。5年位になるでしょうか。先生は植物にとても詳しく特に黒髪山(佐賀県)の植物はほぼ調べつくしたとのことです。黒髪山は植物の宝庫で固有種もたくさん自生しています。黒髪山の植物の本も出版されています。私は種別が分からないとき先生に問い合わせています。近くに詳しい方がおられるといつでも聞けてとてもありがたいです。金色の花が見ごたえがあります。むかごがたくさんできます。上部が枯れる秋に収穫して植えておけば容易に苗が得られます。4年位で花を付けるようです。金色の対馬黄金オニユリの花