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定年親父の魚三昧・私魚人(あいうおんちゅ) https://blog.goo.ne.jp/rhinogobius7591

タナゴ釣りから珍魚・駄魚ハンターへ! 180cmのべ竿片手に、はたして何種の魚をゲットできるか!

「淡水」という閉ざされた世界でしか生きられない生き物たちが大好きだ。  陸地を歩き、空を飛び、海を泳いで移動できない彼らは、名も知られぬまま雑魚と呼ばれ、滅びかけていたりもする。  できるだけ生態系と私の足腰に負担のない「タナゴ釣り仕掛け」で釣れた生き物や出会った生き物たちを紹介していきたい。

珍魚・駄魚ハンター
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2016/11/07

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  • ミヤマカラスアゲハ春型 Papilio maackii:深山ではない里山で

    2024年5月20日(月)ミヤマカラスアゲハ春型Papiliomaackii20240510里山散歩中のアザミにやってきていた。ちょうど4年前の5月、カラスアゲハが吸蜜していた同じ場所のアザミに。蝶には蝶の都合:巣ごもり散策中の生き物⑨翅の鱗粉の配列が構造色なのか、角度によって美しく輝くのはどちらのアゲハも同じ。でも、4年前と違ったのは2種をきっちり判別できるようになっていること。深山(ミヤマ)ではない里山だけれど、ミヤマカラスアゲハだと確信してシャッターを切った。その8日前、町はずれの渓沿いの山道に給水中のミヤマカラスアゲハを見かけていてのんびり日光浴も・・・人によっては「日本一美しいアゲハ」と呼んでいる理由もわかる気がした。逆光だとすっかり色合いは変わる。烏色のただ黒い揚羽だ。今回、里山のアザミにもミ...ミヤマカラスアゲハ春型Papiliomaackii:深山ではない里山で

  • タベサナエ Trigomphus citimus tabei :降るため池の夕べかな

    2024年5月10日(金)タベサナエTrigomphuscitimustabeiオス2024050740mmほど主に西日本に生息する小型のサナエトンボこの時期、里山のため池によく現れる。田部さんという昆虫博士への献名として「タベ」サナエトンボの仲間は、どれもこれもよく似てて、胸部の模様や尾部の形で判別するしかないらしい。だから間違えてるかもしれない。一応、特徴を画像に書き込んで・・・GW明け、底曳網漁の龍神丸にお礼を渡し、ついでにため池に寄ったとき出会った3種のトンボのうちの1種。帰宅後、先日一緒に見つけたダビドサナエやフタスジサナエとの違いをかみさんに画像と図鑑を見せながら、説明しようとしたのだが・・・「ユウベサナエ?」とお読みになられた。さすが俳人は一味違うなあ~っ!タベサナエTrigomphuscitimustabei:降るため池の夕べかな

  • コツバメ Callophrys ferrea :宅緩便

    2024年5月7日(火)コツバメCallophrysferrea20240416前翅長12mmほど年に一度、早春にだけ現れるシジミチョウ科の蝶小雨の降る午前中、ピュンとすばやく飛んでスッととまる地味な蝶だ。翅の表面はスカイブルーだったりしてきれいなのに・・・例えば、コンクリートの路上にとまるとどこにいるかすぐにはわからない。例えば、枯葉の上でもわからない。気付かずに近づくとすばしこく飛んで逃げるからややこしいヤツだ。そして、観察してるととまった後ジワ~ッと横たわるのだ。太陽の光で体温を上げたいのなら他のシジミチョウみたく翅を広げてとまってくれればいいのに・・・まるで、稀にいるであろう少し運んではすぐサボる宅配便みたいなヤツだ。ま、私もそうなのである。お世話になった横島漁港の底引き網漁の龍神丸さんへ感謝の意...コツバメCallophrysferrea:宅緩便

  • アユモドキ Parabotia curtus:厳島の磯に鹿をおまけに

    2024年5月5日(日)アユモドキParabotiacurtus20240422体長12cmほど国の「天然記念物」であり、種の保存法指定種であり、絶滅危惧ⅠA類コイ目ドジョウ科の淡水魚だから、こいのぼりが揚がる子どもの日に似合う若魚の頃には黄色の明瞭な横帯が側面に所用で宮島水族館を訪ね、スイゲンゼニタナゴやニッポンバラタナゴの人工繁殖の様子を見させていただいて順調に事が進んでいることにホッとしつつ同時に、このアユモドキの繁殖も順調で、若魚たちもスクスク育っていて3種とも館内に展示できていた。ま、国の天然記念物・絶滅危惧種でめったやたらに出会えない生き物なのに・・・野生化で出会うとしたら、法律違反のガサ採取の場面だろうから逮捕だというのに・・・小さな水槽展示に立ち止まる人も少なく、アシカショーの館内放送に負...アユモドキParabotiacurtus:厳島の磯に鹿をおまけに

  • スイゲンゼニタナゴ Rhodeus atremius suigensis :保護現場と種の保存法と・・・

    2024年5月3日(金)スイゲンゼニタナゴRhodeusatremiussuigensisオスメス20240502体長3~4cm国の種の保存法と絶滅危惧ⅠA類に指定されてるきわめて危機的なタナゴの仲間。国に余裕がある時代なら、天然記念物になっている筈の淡水魚。ここのところ、県下のスイゲンゼニタナゴ繁殖関連施設へ。もちろん許可申請をきちんと提出した上で。ここでは、二枚貝を入れたプールでの人工繁殖を試みている。オスの婚姻色とメスの抱卵状態(産卵管ののびなど)を確かめるために数匹ずつ採集してこの施設ではまだほんの少し時期が早いようだ。オスの美しい婚姻色は白い背景で撮影すると数分の後にはすっかり色あせてしまうこともよくわかる。だから他のいろんなタナゴ釣りをされている方々も撮影は短時間に済ませていためぬ放流してくだ...スイゲンゼニタナゴRhodeusatremiussuigensis:保護現場と種の保存法と・・・

  • ホソミオツネントンボ Indolestes peregrinus :市内のため池で

    2024年5月1日(水)ホソミオツネントンボIndolestesperegrinusオス2024043035mmほど小雨が降っても散策は続けてる。昨日はカワウとかキンクロハジロとかの潜水シーンを撮るために定点ため池めぐり。そこで出会った青地に黒の美しいイトトンボ。全国に普通にみられるトンボらしい。が、私には一度会ってみたかった初見のイトトンボ。なんせ成虫で越年するのだという。冬の低温下では薄茶けた体色で生き延びるのだという。最初、いつものアオモンイトトンボだろうと思いつつ近づき斑紋の形の違いに気づき、「もしやホソミオツネントンボかも?」と撮影し「間違いない」と確信したのだから、ここ数年で「昆虫図鑑」の読み込みのレベルも少し上がったのかもしれない。よく似たオツネントンボは、郊外の少し高地のため池で見たことが...ホソミオツネントンボIndolestesperegrinus:市内のため池で

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