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定年親父の魚三昧・私魚人(あいうおんちゅ) https://blog.goo.ne.jp/rhinogobius7591

タナゴ釣りから珍魚・駄魚ハンターへ! 180cmのべ竿片手に、はたして何種の魚をゲットできるか!

「淡水」という閉ざされた世界でしか生きられない生き物たちが大好きだ。  陸地を歩き、空を飛び、海を泳いで移動できない彼らは、名も知られぬまま雑魚と呼ばれ、滅びかけていたりもする。  できるだけ生態系と私の足腰に負担のない「タナゴ釣り仕掛け」で釣れた生き物や出会った生き物たちを紹介していきたい。

珍魚・駄魚ハンター
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2016/11/07

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  • ダビドサナエ Davidius nanus & ヤマサナエ Asiagomphus melaenops

    2023年5月30日(火)ダビドサナエ♀Davidiusnanus202305245cm弱友人と地元の水生生物観察に出かけたとき、フキの葉にとまってた。サナエトンボ仲間ではかなり小型。種類の判別には胸部の紋様がよく使われてるみたいだから、横からゆっくり近づいてパチリ!春、比較的水質の良い河川の中上流域で一番よくみかけるサナエトンボなのだが・・・調べてみると、『日本固有種』とか『日本特産種』とか書かれていて・・・なのに、なぜ『ダビドサナエ』という呼びにくい和名なのだ?『ニホンサナエ』でいいのではないか?という疑問が虫素人としては湧いてきて・・・やはり、日本の博物学の始まりがヨーロッパの研究者たちからだったのは大きいよねえと思った。ヤマサナエ♂Asiagomphusmelaenops202305087cmほど...ダビドサナエDavidiusnanus&ヤマサナエAsiagomphusmelaenops

  • シロオビチビサビキコリ Adelocera difficilis :カシ類の葉に

    2023年5月28日(日)シロオビチビサビキコリAdeloceradifficilis202305263mmほどカシ類にいるチビタマムシを探し、近くの里山散歩していて見つけた。手にのせるとすぐ擬死(死んだふり)をする。形も行動もタマムシやコメツキみたいだ。カシの葉にのせ、マクロ接写サビキコリみたいなフォルムだとすぐ思ったのに・・・こんな小さなサビキコリの仲間がいるわけがないと思いなおして・・・他の甲虫グループを探しまくって・・・撮影も、擬死からよみがえるタイミングもピントが合わず・・・結局2日間かけて、正体不明のまま。もう一度サビキコリから始めようとしたら、すぐシロオビチビサビキコリと判明。「西日本のシイやカシの葉にいる」ということ以外、確からしいことはわからない。一般に、人間はとてつもなく大きな、あるい...シロオビチビサビキコリAdeloceradifficilis:カシ類の葉に

  • ソリハシシギ Xenus cinereus :3種混合の集いに

    2023年5月26日(金)ソリハシシギXenuscinereus20230509~1025cmほどこの日、干潮前後を見計らい地元の干潟散歩。ちょこまかと採餌するキアシシギたちに混じって、少し小さなシギがいて・・・ずっと会いたかったソリハシシギだった。何年も通ううちに、地元の野鳥の会の方や研究者さんなどとも顔見知りになって「そこらへんにちょくちょくいますよ」と言われつつ、一度も観察できてないシギだった。すわりこんで眺めるうちに潮が満ちはじめ、片足で休んだり堰ですっかり眠りに落ちてるやつもいたりん?2羽いたのかっ!ソリハシシギは、旅鳥として日本各地に現れる。春は繁殖地である北方へ渡るとき、秋は越冬地である南法へ渡るとき日本を羽を休める場所としているそうだ。「すっかり少なくなってしまいました」と、昔の干潟を懐か...ソリハシシギXenuscinereus:3種混合の集いに

  • サビノコギリゾウムシ Ixalma hilleri ?:コブのいた小径に

    2023年5月25日(木)サビノコギリゾウムシIxalmahilleriかなあ?202305213.5mmほど日常化してる地元里山散歩中に見つけた小さなノコギリゾウムシの仲間。以前、同じ小径で見つけたコブノコギリゾウムシ(5mmほど)(ツートンカラーで背にコブを2つ)よりもふた回りほど小さい。どれくらい小さいかと言うと・・・私の左手親指の爪をそろそろ切らないといけないことがよくわかる。しかも、明るい茶のワントーンカラー。さらに、背にコブがない!ここまで違えばもう別種だと、調べてみてもわからないことばかり・・・後脚のノコギリ状は今回しっかり撮影しておいたからノコギリゾウムシの仲間であることは間違いないのだけどサビノコギリゾウムシIxalmahilleriで合っているのかどうかは極めてあやふや。地元の生き物を...サビノコギリゾウムシIxalmahilleri?:コブのいた小径に

  • ギンリョウソウ Monotropastrum humile :小径のほとりに

    2023年5月23日(火)ギンリョウソウMonotropastrumhumile20230520花茎20cmほど地元里山での生き物探し散歩中、小道のほとりに咲いていた。付近を観察すると、ここにもそこにも群落が・・・友人が教えてくれたポイントとはまったく違う地点で見つけたことがうれしい。東アジアの寒帯から亜熱帯まで広く分布する従属栄養の植物だ。従属栄養とは、自ら栄養を作り出す(独立栄養)ことができず他者からもらって生きること。被子植物なのに『葉緑体』を持たないから真っ白、当然光合成をしない。まだ、咲き始めたばかりのようで、短い花径のものも日陰の湿った腐葉土に咲いていた。ツツジ目の植物だから、もともと葉緑体をもち光合成していたのだろう。それが『腐生植物』といって、樹木と共生する菌類に寄生し栄養を得るようになっ...ギンリョウソウMonotropastrumhumile:小径のほとりに

  • ムネアカクロハナカミキリ Leptura dimorpha ?:ノイバラの葉に

    2023年5月21日(日)ムネアカクロハナカミキリLepturadimorphaのオスなのかなあ?2023050715mmほど地元の里山散歩中、ノイバラの葉にいた。「真っ黒なハナカミキリだっ!」と何枚か撮影して飛び去る後ろ姿を観察して帰宅後、いつものように調べてみることに。『クロハナカミキリの仲間』までは、すんなりわかったけれど『オオクロハナカミキリ』は北海道などの寒冷地域に『クロハナカミキリ』も私の地域だと北部の高い山地にみられるとのこと。ならば、このハナカミキリは何なのだ?ここから時間と手間ひまかけて・・・どうやら私の暮らす地域には、胸部が赤い『ムネアカクロハナカミキリ』というのが生息しているらしいことこの『ムネアカクロハナカミキリ』のオスは胸部も黒く、『クロハナカミキリ』との見分けは難しいことを知る...ムネアカクロハナカミキリLepturadimorpha?:ノイバラの葉に

  • キバネニセハムシハナカミキリ Lemula decipiens ?:混迷の先に

    2023年5月19日(金)キバネニセハムシハナカミキリLemuladecipiensかなあ?202305136mmほど先週、ハナカミキリ探しの里山散歩中に見つけていたようだ。この日、カミキリムシはかみさんが見つけたヒトオビアラゲカミキリだけだと思い込んでいて↓ヒトオビアラゲカミキリRhopaloscelisunifasciatus:足元のイラクサに飛ぼうと逃げ回るのを何枚か撮ってそのときは、すっかりクビナガハムシの仲間かハムシダマシの仲間だと勝手な自己判断で済ませていたのだった。帰宅後、整理しているクビナガハムシの仲間から調べ始めた。体色も該当するものがなく、何よりこのグループとは触覚の長さ・太さが違うことに気づいた。クビナガハムシたちの触覚はもっと短くて太い。ならばと、ハムシダマシの仲間かも?と・・・こ...キバネニセハムシハナカミキリLemuladecipiens?:混迷の先に

  • ハラアカコブカミキリ Moechotypa diphysis :対馬から分布拡大

    2023年5月17日(水)ハラアカコブカミキリMoechotypadiphysis2023051520mmほどかみさんと地元の里山散歩中、私のマスクへと飛んできた小さめの3匹目。何となく火山活動の跡を思わせる背の模様は少しこわい。時系列に沿って話をすすめるとまず、道ばたの草にとまってる1匹目をかみさんが見つけ初めて見るカミキリだけどどう見てもホスト(食草)が違うと思い、撮影はしておくものの違和感。と、2匹目は私が通り過ぎたコナラの葉に「また、いたよっ!」と、後から歩いてきたかみさんが呼ぶ。コイツは大きくて、30mmくらいだ。ひとまず撮影をと、そのとき、マスクへと飛んできたのが冒頭の3匹目。どうだっ!私くらいの虫探し散歩レベルになると、見つけなくても向こうからやってくるのだ!自慢にならんわな~で、どっちも捕...ハラアカコブカミキリMoechotypadiphysis:対馬から分布拡大

  • ヒトオビアラゲカミキリ Rhopaloscelis unifasciatus :足元のイラクサに

    2023年5月15日(月)ヒトオビアラゲカミキリRhopaloscelisunifasciatus20230513地元のとある里山にそろそろたくさんウツギの花が咲くだろうと、かみさんと散歩。ウツギの花に来る小さなハナカミキリを見つけるのがこの日の目的。残念なことにウツギの花はまだツボミ。ま、よくあることなので、気にせず散歩を続けていたら・・・かみさんが見つけて、イラクサの葉とともに持ってきた。その場で調べて、広葉樹の朽ち木などに集まるヒトオビアラゲカミキリとわかったからカシ類の葉に乗せてパチリ!なるほど!アラゲという名は荒い毛を、ヒトオビという名は上翅中央の黒帯を表すのだなあ。なかなか逃げないから飛ぶ瞬間も撮りたくて、さらにパチリ!飛ばない・・・ならばと親指に乗せてみる。ね!驚くほど小さいでしょ!6mmほ...ヒトオビアラゲカミキリRhopaloscelisunifasciatus:足元のイラクサに

  • キクスイカミキリ Phytoecia rufiventris :2つの疑問

    2023年5月13日(土)キクスイカミキリPhytoeciarufiventris2023051112mm朝のゴミ捨て当番を終えた帰り道、家のすぐそばの畑の菊にいた。昨春、みつけてて撮り損ねたまま口惜しい思いをしたキクスイカミキリだ!もう1匹、少し小さく黒っぽいのもいて黒地の胸部に赤い丸というデザインはなかなか粋だ。コイツが、名の通り「菊をだめにする」という。農家さんや園芸家さんにとってはやっかいな昆虫みたいだ。実際、その畑の菊はあちこちで茎がしおれていてよく見ると、若くよく伸びてる茎ほどぐったりと枯れかけてて確かに被害は大変なんだろうなと思った。ただ、よく考えてみると2つ疑問が生まれた。あくまで昆虫をろくに知らない素人の浅はかな疑問なのだが・・・1つは、図鑑やネットでコイツのホスト(食草)はヨモギとと書...キクスイカミキリPhytoeciarufiventris:2つの疑問

  • コブノコギリゾウムシ Ixalma dentipes :友の雪辱を・・・

    2023年5月11日(木)コブノコギリゾウムシIxalmadentipes202305075mmほど地元の里山をオトシブミの揺籃を観察しながら散歩してて名を知らなくて情けないのだが・・・日陰にあったこんな植物の葉にぽつんといた。あわててシャッターを切ると、ストロボが効いたままでピントが合わぬまま、コイツはすたこら逃げ出した。おそらく2年前、散歩中に友が見つけ、やはり上手く撮影できぬまま口惜しがってたゾウムシの仲間に違いない。ひとまず葉ごとつかまえ、小さなタッパーに入れ冷暗所に落ち着かせ再びそっと取り出し、撮影した。吻は少しチョッキリに似ている。体色はウスモンオトシブミのようなツートンカラー。調べがいのありそうなゾウムシだ。拡大してみると前翅に↓のような小さな1対のコブがある。そして、後脚に〇のようなのこぎ...コブノコギリゾウムシIxalmadentipes:友の雪辱を・・・

  • ヒラヤマミズアブ Odontomyia hirayamae ?:情報が少なくて

    2023年5月9日(火)ヒラヤマミズアブOdontomyiahirayamae?2023050812mmほど地元の里山散歩中かみさんが見つけた。胸部は金色、腹部は円盤状に翅からはみ出している。何となくアンバランスでどう飛んでいるのかが気になる。複眼の間が空いているから、どうやらメスっぽい。もちろん見たことのないアブ。だから、慎重に近づいてパチリ!まったく逃げる気配がないから、少し離れてストロボでパチリ!動じないから、近づいて正面からパチリ!少し横からもパチリ!この時点でハナアブかミズアブの仲間で、こんなに簡単に撮れるのなら、帰宅後調べるのも楽だと思っていた。しかも、この日の散歩では初見のクロハナカミキリとかヤマサナエとかチビタマムシの仲間とかいろいろ撮ることができていて「かみさんが見つけたアブの仲間など後...ヒラヤマミズアブOdontomyiahirayamae?:情報が少なくて

  • ダンダラチビタマムシ Trachys valiolaris :ナラ・カシの葉に

    2023年5月7日(日)ダンダラチビタマムシTrachysvaliolaris202305044mmほど『タマムシハンドブック』を手に、地元の里山散歩。クヌギの葉にいたのを、ちょいと葉を失敬しおとなしくなってから撮影。まだら模様が特徴的で、チビタマムシの仲間でも見分けやすい。下手くそな私は、本来の撮影だとカシ類の葉にいてもクヌギの葉にいても安物デジカメだし、小さいし、ぶれるし、態勢が整わないことが多くて難しい。小さいタマムシゆえにほとんど相手にされないだろうから余計きれいに撮ってやりたいという気持ちが湧くからね。おっ!歩き出した。向き変えた!ナラ・カシなどのドングリの葉をホスト(食草)とするそうだ。ついでと言っては失礼なのだがヒシモンナガタマムシAgrilusdiscalis202305048mmほどケヤ...ダンダラチビタマムシTrachysvaliolaris:ナラ・カシの葉に

  • アカモズ Lanius cristatus ?:低音の囀り

    2023年5月5日(金)アカモズLaniuscristatusのオスでいいのかなあ?2023050220cmほど所用で隣町へ出かけたとき、里山の電線に止まってた。最初はやたらと白いモズだと思ってたけど「ギジギジギジギジ・・・」と囀りが、モズより低い音。囀るからオスだとわかる。それにしては腹も白く、よく見ればスマートだ。モズのオスの腹にははっきりとしたオレンジ色が入りモズのメスの腹にはオレンジがかった波のような模様が入る。しかも、オスメスともにモズはずんぐりもっくりしてるよね。ちなみに、冬鳥としてやってくるオオカラモズはスマートだが白黒。ということで、アカモズが一番もっともらしいけど・・・もし、アカモズで正しいのなら、私の暮らす地域では春秋の渡りの時にやってくる旅鳥だ。この1枚しか撮れなくて少し残念なまま、...アカモズLaniuscristatus?:低音の囀り

  • ルイスヒラタチビタマムシ Habroloma lewisi :ノイバラの葉に

    2023年5月4日(木)ルイスヒラタチビタマムシHabrolomalewisi202305033mm弱昨日、近くの川に沿って土手散歩。GW中は、日頃働いたり学んだりされてる方々のせっかくの休息日。毎年のことだが、迷惑にならぬよう地元でやれることをする。今回は、あらかじめ図書館で「タマムシハンドブック」を借りておいて国内に何百種もいるナガタマムシやチビタマムシの仲間を探すことにした。特に、昨年地元海岸沿いを散歩中、1匹だけみつけ撮りそこなっていたコイツ。小さな甲虫は、眼がいいのか、すぐ飛んだり落ちたりするから。今年はそのリベンジをしたいと思ってた。家から一歩出れば、もうそこはフィールド。と、ノイバラを見ながら歩いたりしゃがんだり・・・3群落目のノイバラの若葉に、ゴマ粒より小さいコイツがいて・・・肉眼では確認...ルイスヒラタチビタマムシHabrolomalewisi:ノイバラの葉に

  • ミノカサゴ Pterois lunulata :福山大マリンバイオ水族館にて

    2023年5月2日(火)ミノカサゴPteroislunulata20230327体長25cmほど因島にある福山大学マリンバイオセンターへ行った日。大学の先生たちとの所用を終え、無料(タダだぞっ!)の水族館をのぞく。多様な生活形を示す魚たちの中で、撮影しやすいものを選んでパチリ!自分で採っても釣ってもいない生き物を紹介するのは、あまり本意ではないのだけどGWで書くのも少しめんどくさいし最近魚の話もため込んだままいっこも書いてないし美しくて毒があり悠然と泳ぐコイツで今日は済ませよう。広島県では、コイツのことを「七日走り」という方言でよんでいたという。ハオコゼが一日走る程度の痛みだから、コイツの毒相当強いな。ミノカサゴPteroislunulata:福山大マリンバイオ水族館にて

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