①9月28日から1泊で秋の信州(温泉巡りと松茸料理)へ行って来ました。②朝7時出発し、10時に麻績(おみ)に着きました。北アルプスを望む庭の宿「シェーンガルデンおみ」(ドイツ語:美しい庭)で一番風呂です。③冷鉱泉ですが、300円と安く、汗を流すには最適です。④二湯目は、信州戸倉上山田温泉にある七福神外湯の一つである「万葉超音波温泉」(400円)です。⑤温泉に含まれる気泡が弾けると超音波が発生し、骨の温度が1℃高まると言われています。惜しみなく源泉が流入され、硫化水素臭が漂ってきます。⑥三湯目は、別所温泉の外湯の一つである「大湯」(200円)です。木曽義仲が葵の病気治療のために建てた湯屋で、単純硫黄泉がドバドバとかけ流されています。⑦宿泊は、別所温泉「南條旅館」です。⑧現天皇が皇太子時代に学友と宿泊された旅...秋の信州(温泉巡りと松茸料理)
①ヒガンバナでキタキチョウが吸蜜をしていました。②野では、例年のように沢山のキタキチョウたちが舞っています。③しかし、例年よく見られるキタテハの姿を見るのは希です。④また、例年花の吸蜜によくやって来るヒメアカタテハの姿も少ないです。今年の異常な気象が関係しているのでしょうかねえ。キタテハやヒメアカタテハが少ない!
①お盆のころから庭にウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)が見られるようになりました。②特に、台風の前には、庭で乱舞していました。いわゆる「赤とんぼ」ではありませんが、赤とんぼと見間違われることがあります。③風に乗ってフワフワ飛んでいるので、補虫網で簡単に捕らえることができます。④南方で発生したウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)は、世代交代をして北上します。北上しても越冬ができなので死滅してしまいます。なぜ北上するのか不思議なトンボです。⑤か弱い体のつくりなので、他のトンボの餌になることも多いようです。ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)は、小さな昆虫を食べるので、湿度の高い日には低い位置で群れているんでしょうねえ。ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)世代交代して北上!
①生きものの里の駐車場で、これまで見たコトないチョウがいました。②盛んに吸水をしており、近づいてもあまり逃げません。③後翅の外縁に鮮やかな赤い斑紋がある「アカボシゴマダラ(赤星胡麻斑蝶)」です。私にとっては初めての出会いで、感激です。④しかし、この「アカボシゴマダラ(赤星胡麻斑蝶)」は中国のチョウで、人為的に持ち込まれ放蝶されたもののようです。埼玉県で1995年に発見され、勢力をひろげています。現在は、国の「特定外来生物」に指定されています。⑤これは、我が家の庭にもよくやって来る在来種の「ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)」です。アカボシゴマダラ(赤星胡麻斑蝶)は、ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)と同じエノキを食草とするので、競合する可能性があります。また、ゴマダラチョウとアカボシゴマダラの雑種が出来ることが確認されて...アカボシゴマダラ(赤星胡麻斑蝶)外来生物人為的な放蝶!
①草むらに色々な成長段階のツチイナゴ(土蝗)がいます。緑色の体色の中に黒点が目立つ幼虫です。②体色が綺麗な緑色になった幼虫がイネ科の葉をムシャムシャ食べていました。③すでに体色が茶色になり成虫越冬の準備ができているのもいます。④その中に、体色が全体に異様に白っぽくなったのがいました。よく見ると、まだ翅が短いです。(8:44)⑤10:04に再度見にいくと、脱皮をしていました。脱皮の最中を見るのは初めてで、感激です。⑥10:07縮れた翅は、結構長いので、これから体色が茶色に変色するかも知れません。ツチイナゴの脱皮回数は知りませんが、イナゴは8回と言われるので、それに近い回数でしょうねえ。ツチイナゴ(土蝗)脱皮の最中を目撃!
ネキトンボ (根黄蜻蛉)の連結 ショウジョウトンボに似ていますが!
①カラスウリの若い果実(ウリボウ)が生っていました。②池では赤いトンボが連結して飛んでいました。最初、ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)かと思いました。③しかし、連結している後ろのメスは、ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)とは全く違います。④ネキトンボ(根黄蜻蛉)の連結です。ネキトンボ(根黄蜻蛉)とショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)の違いは脚や胸で判別できますが、翅の紋の色も異なります。⑤これは、ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)です。ネキトンボ(根黄蜻蛉)の連結ショウジョウトンボに似ていますが!
①里山のサンショウの果実がはぜ、黒色の種子が出てきました。山椒を見ると「うな丼」が食べたい「食欲の秋」ですねえ。②エノコログサの茎に小さな昆虫が止まっていました。③体の上半分が黒色のササキリ(笹螽蟖)です。名前は、まさに「ササ地に棲むキリギリス」です。④横から見ると、産卵管があるので「メス」です。オスは、昼夜問わず「シリシリシリシリシリ……」と目立たない鳴き声で鳴いています。ササキリ(笹螽蟖)ササにすむキリギリス!
①隣の神社で独占状態だった「ツクツクボウシ」の鳴き声も少なくなってきました。②庭を歩いていると、「ピョン」と跳ぶ小さなバッタがいます。イボバッタ(疣飛蝗)です。③灰色っぽいゴツゴツしたバッタなので地面にいると溶け込んでいて、動かないと気づかないバッタです。④胸部にはギザギザした突起あるので、それを「イボ(疣)」に見立てて「イボバッタ(疣飛蝗)」という名前がつきました。年1回発生し、卵で越冬します。5~6月に孵化し、2か月ほどの幼虫を経て成虫になります。イボバッタ(疣飛蝗)地面に溶け込む!
ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛) ショウリョウバッタを20秒でグルグル巻き!
①草むらを歩いていると、飛び出した「ショウリョウバッタ」がナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)の網にかかりました。②すると、ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)は、糸疣から糸の束のようなモノを出し、獲物をグルグル巻きにしていきました。③よく見ると、糸を出す穴が複数あり、一本でなく束状になって吐き出されています。これまで、一本の糸でグルグル巻きにしていると思ったので、驚きの発見です。④体の向きを変え、獲物をミイラのように包んでいきます。⑤糸も後脚で調整しているようです。⑥獲物をグルグル巻きにするのに、たった20秒です。⑦近くでナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)の卵のうを2個見つけました。この卵のうの中には、900個ほどの卵が入っています。卵は、秋に孵化し、幼体は冬の間は卵のうの中で過ごします。ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)ショウリョウバッタを20秒でグルグル巻き!
①葉の上にミカドトックリバチ(帝徳利蜂)の巣を見つけました。②泥で作られた巣は、まさに「トックリ(徳利)」の形です。③中にミカドトックリバチ(帝徳利蜂)の餌となるガの幼虫を入れると、穴をふさぎます。しかし、まだ穴が開いていたので、ガの幼虫を運び込む姿を写そうと待ちましたが、なかなか来ません。④どうしても徳利の中を見てみたいと思い、巣を壊してみました。4匹の青虫が入っていました。産み付けられたミカドトックリバチ(帝徳利蜂)の卵から孵化した幼虫は、この青虫を食べて育ちます。⑤これは、以前撮ったものですが、ミカドトックリバチ(帝徳利蜂)がガの幼虫に麻酔をかけている様子です。ミカドトックリバチ(帝徳利蜂)徳利の中に蛾の幼虫4匹!
①朝の池でイトトンボのカップルが沢山いました。まるで集団結婚式ですねえ。②とても小さなアジアイトトンボ(亜細亜糸蜻蛉)です。③下側で精子を受け取っているのがメスです。④未成熟なアジアイトトンボ(亜細亜糸蜻蛉)のメスは、オレンジ色をしています。アジアイトトンボ(亜細亜糸蜻蛉)まるで集団結婚!
①草むらを歩くとショウリョウバッタ(精霊蝗虫)がよく飛び出してきます。②しかし、私が近づいても動かないショウリョウバッタ(精霊蝗虫)がいました。③よく見ると、草にしがみ付いた格好で死んでいます。④近くに、同じように死んでいるショウリョウバッタ(精霊蝗虫)がいました。⑤腹部は茶褐色になりミイラ化しています。これは、「エントモファガ・グリリ」という昆虫細菌に感染したモノです。この菌に感染すると、ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)の意思に関係なく背の高い位置に誘導し、ミイラ化を待ちます。そして、昆虫細菌の胞子を拡散させ繁殖するという恐るべき戦略です。ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)のミイラ化その原因!
①隣の神社からは「ツクツクボウシ」の鳴き声が響いてきます。初秋に入り、主役が交代したとはいえ、まだ「アブラゼミ」の頑張っている姿も見られます。②その中で、アブラゼミが交尾しているのを見つけました。③夏の最盛期には見つけることのできなかった交尾に嬉しくなりました。④どちらがオスなのか分からないので、そっと捕まえて裏返してみました。指で挟んでいる左の方がオスです。子孫を残すために頑張っていますねえ。ブラゼミの交尾初秋の頑張り!
冬春野菜の準備でブログをしばらく休んでいましたが、再会します。①「店でサツマイモが売られている」という妻の情報に、サツマイモを一株掘り起こしてみることにしました。②一般には、10月の収穫時期なので、あまり期待をしていませんでした。ところが、期待以上に生長したサツマイモがゴロゴロと出てきました。種類は、女性陣の要望で焼き芋に適した「紅はるか」です。私は、サツマイモには興味がないので、ドンドンお嫁に出す予定です。③里芋の葉陰で、「ショウガ」が順調に育ちました。葉に触れるだけでショウガの独特な香りが漂ってきます。④とりあえず二株を掘り出しました。妻にショウガの甘酢漬けを作ってもらいますかねえ。サツマイモ(紅はるか)と生姜の収穫!
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