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  • 自信は足りないくらいがちょうどいい

    最初から自信のあるタイプはろくでもない奴だと思って生きてきた。 この手の人間くらいは普段からまともなことを言わないし、付き合うだけで時間の無駄だと思うのは、今も昔も変わらない。 ところが最近は努力するタイプに、後天的に自己肯定感が磨き上がってモンスターになってしまった奴を見つけて、結局どっちも駄目なんだとうんざりした。 自信なんかきっと、多少足りないくらいがちょうどいい。 大切なのは才能でも努力でもなく、適当な自信の量。 上品下品の価値観はとっくに死んでしまって、「謙虚」なんて言葉は存在していたことすら忘れられてしまって、俺も自信満々に生きてみたら得ができるのだろうか。 何にも出来ない男だけれ…

  • そうか、山崎福也は北海道に行ってしまうのか

    www.nikkansports.com 国内FA権を行使していたオリックス山崎福也投手(31)が日本ハム入りを決断したことが25日、分かった。経験豊富な左腕を巡っては、残留要請をしていたオリックスを含め、巨人、ヤクルト、DeNA、ソフトバンクの6球団による争奪戦となっていたが、最終的に縁もある北の球団を選んだようだ。 (日刊スポーツ) FA宣言した以上、オリックスを出ていってしまうのだろうと覚悟はしていた。 でも移籍先は巨人だろうと予想していた。 山崎福也は脳腫瘍を克服して野球を続け、今も脳腫瘍患者を支援する活動をしている。そういったことを発信するにも、さらなる支援の継続や強化を望むにも、や…

  • 今日のサウナは町田の森乃彩だった

    昔から絵が描けない、最近は字も書けない、楽器も扱えない、まともに歌も歌えない、馬券も当たらない、運転も下手。 自分のことを謙遜して「何をやっても中途半端で…」という人がいる。 いやいや、中途半端な地点まででも到達できているということは、スタートは切れているわけでしょう。 途中までは走れたわけでしょう。 それだけでもう、立派なもんですよ。 こっちは中途半端にまですら到達できないんだ。 まともにスタートすら切れないんだ。 意欲の問題、繰り返せばできるようになる、できないのは甘え。 世の常識としてはそういうことにしておかなければならないのだろう。 そうでないと、とっとと諦める人間ばかりになってしまっ…

  • 駒込の香取湯

    この日は山手線の運転がおかしなことになっていて、おかげで閑散としていた駒込駅から、歩いて15分くらいだったか。 ネットでは徒歩10分と案内されていたから、足の長い人はそのくらいの時間でたどり着けるのだろう。 商店街を抜けた先の住宅地に、香取湯はあった。 銭湯の入浴料に、追加のサウナ料金はわずかに50円! どうせなら80円にして、入浴料と合計で600円にしてしまえばいいのにと思ったし、なんなら180円でも280円でも380円でもいいとも思った。 清潔で真っ白い浴室、水量豊かでロスコと同じ駒込の水が流れる風呂と水風呂、手が届きそうな距離に遠赤ストーブがあるサウナ室。 褒めたいところがたくさんあって…

  • おはようございます。今日はお父さんが緊急搬送されて

    「おはようございます。今日はお父さんが緊急搬送されて…」というメッセージに起こされた。群馬の母親からだった。文面は「…から5年ですね」と続いていた。父親はまだ生きている。出勤前に寄った松屋では、朝定食のメニューに親子丼が増えていた。けれどあまりにも薄口だった。豚汁変更をつけて、出汁が届かなかった白米を豚汁に沈めてあげて、ようやくなんとかなった。そんなふうにスタートした一日は、働いているつもりでも、後ろから話しかけられて集中力が削がれる場面が多かった。俺は後ろから話しかけられるのに弱い。大げさにビクッとしてしまって、そんな様子を後ろから見て笑われていることがある。そのたびに、他人なんて煩わしいな…

  • 国母温泉とシャトレーゼと森のくまさん

    明らかにベンチの木が朽ちていく過程にあって、ストーブが格納式であるがゆえに小さな正方形が強調されているサウナ室。 地下水?冷泉?浴槽の年季が茶色になって表れている点で、この水はただものではないと教えてくれる水風呂。 温度が多彩な温泉が露天にまで広がっていて、お客さんの大多数はサウナを求めてはいないようだった。 サウナの追加料金なんぞもちろん設定されていなくて、入浴料は誰も彼も430円(子どもはもっと安いか)だ。 甲府には喜久乃湯温泉という太宰治ゆかりの銭湯があるのだが、あちらのサウナは後付け感があって案外と新しい。 こちらはおそらく浴室と一緒に、同じだけ歳をとっている。 レトロな内装に心奪われ…

  • ケータリングはほうとう屋

    (写真と内容はいちおう無関係です) 歓楽街の中にある、〇ープランドと同じ建物に隣り合って営業しているほうとう屋。 限界中年のくせに、直前にシャトレーゼでデザートバイキングなんぞしてしまったものだから、血液まで甘ったるくなった俺は体内を中性に戻すべく、今度はキムチほうとうを食べていた。 ほうとうは山梨に住んでいる頃には食べなかったのに、離れてみるとこの日が射さない土地の栄養食として愛らしく見える。 野菜もたくさん入っているしさ。 食べている途中で、おじさんが綺麗な女の子を連れてくる光景を見た。 これはパパ活の類ではなくて、「この子にご飯、お願い」と店内に声を掛けて、おじさんだけは入口からすぐに引…

  • 国民は汗くさい

    狭い部屋での会議。空調の制御システムがどうだこうだで、11月になるともう暖房しか入らない設定になっていると説明される、要は蒸し暑い部屋で冷たい話し合いをした午後だった。終わってみると顔が熱くて、赤い。会議の佳境のころに差し込んできた西日のせいで日焼けまでしてしまったらしい。今年は11月になってだいぶ初夏らしい気候になっていて、人からも自分からも汗の匂いを感じてしまうことが多い。本来感じないはずの時期だからこそ、余計に感じるのかもしれない。特に今日の自分はひどいものだった。少しだけ横浜寄りの会場だったものだから、スカイスパで全身と服を洗ってから帰ろうかと思ったけど、スカイスパにはコインランドリー…

  • 2023弦巻秋祭りの思い出

    「親が毎日楽しそうに過ごしていれば、子どもだって楽しく生きていくように育つんですよ」 「ふちうさんもなんだかんだ言って、意識してるでしょ?いつもあんな感じだけど(笑)」 手っ取り早く「これは駄目」を学ぶには反面教師がわかりやすいとは思うけど、なにかを駄目だと認識しただけでは、その先に広がる世界が荒野になってしまうだけ。 しくじり先生よりも、素直に真似をしたくなるお手本が目の前にいたほうが、子どもたちにとってはわかりやすいはず。 視聴率は取れないだろうけどさ。 子育ての先達から学ぶことはいつだって多い。 「うちはふたり育ててますからね。ひとりだったら余裕ありますよ。絶対、大丈夫です」 出産を翌月…

  • 山本由伸の日本最終登板

    www.nikkansports.com 日本球界のエースが「ラスト先発」に臨む。オリックス山本由伸投手(25)が、4日の日本シリーズ第6戦(京セラドーム大阪)に先発する。 第1戦では阪神打線に攻略され、まさかの自己ワーストタイ7失点で敗戦。チームも2勝3敗と王手をかけられ、2年連続の日本一へ負けられない大一番だ。今オフにポスティングシステムでのメジャー移籍が濃厚とされる右腕。虎を圧倒する快投で“有終の美”を飾れるか。 (日刊スポーツ) CSのロッテ戦でも7回5失点、あまり語られていないけれどその前のオリックス打線が相手の紅白戦でも失点している。 山本由伸、疲れちゃってるんだろうな。 甲子園で…

  • オリックス2勝3敗

    「トマトが嫌いならピーマンは好きなはずだ」とは一体どういうこと? トマトとピーマンは表裏の関係性ではないし、それに実際どちらも嫌いなんだからどうしようもない。 そんな理不尽に決めつけられる時間を過ごしていたら、昼過ぎにはうんざりしてぐったりしてしまった。 俺がトマトもピーマンもいける男だったらなんの問題もなかったんだけど、だったら最初からいける男を連れてこいよ。 ここまで全部、仕事の話。 昨日はもうなにをやっても駄目な日であるのを悟ってしまって、あえて日本シリーズを観なかった。 そうしたら、おそらく旭湯の静かなサウナに入っている間に、オリックスは逆転負けしてしまった。 www.chunichi…

  • 戸田の病院と蕨の郵便局

    質問の前に「素朴な疑問なんですが」と付けられると、素朴かどうかはこちらが決めるものだと思ってしまう。そんなことにいちいち引っかからずに受け流してしまえばいいのに、内心だけでもムッとしてしまうのは、俺の心が疲れているからだろうか。いや、もうこれが本質なんじゃないか。かつては受け流せたけれど、今では受け流せなくなった。前頭葉の衰え、頑なになっていく思考、顕在化する底意地の悪さ。ほんと、どんどん嫌なやつになっていく。とっくに人生の後半戦のつもりだけれど、もしかしてこれからきっちり倍の年数を生きてしまったら、今の2倍酷い人間になるのだろうか。いや、違う。こういうものは指数関数で考えていくものだから、も…

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