立山室堂エリアの中で、最も危険な場所のひとつ、地獄谷。 こちらの様子をエンマ台展望台から眺めます。 人が歩けるような歩道もありますが、立ち入り禁止状態が何年にもわたって続いていると聞いています。 毒々しい硫黄の色とともに、妖艶な水色の雪の層に、雪が解けた流れが惹き付けます。 こちらでは、歩道の杭の高さでこちらの場所のスケール感を知ることが出来ます。 厚い雪溶かす地獄谷 (富山県 立山町...
撮り鉄編はここでひと息つきたいと思います。 四国・高知県で育ったやなせたかしの代表作「アンパンマン」の登場キャラクターでラッピングされたJR四国の人気列車アンパンマン列車です。 松山行きの〝特急いしづち”として雨降る高松駅のホームに停車していました。 扉脇のドキンちゃんがとても可愛くて癒されます。ドキンちゃんの特急いしづち (高松駅/香川県 高松市) Photo No.3066JR四国8000系電車のアンパン...
神奈川県小田原市の高台からからの鉄道のある風景です。 この日のメインのお楽しみは夜明け前の寝台特急サンライズを狙うことでした。 しかしながらこの日の朝のサンライズの通過は定刻の1時間30分ほどの遅れとなり、朝日の昇った後に目の前を列車が通り過ぎることになりました。 ここは残念なのですが、その分、空や海の色がきれいな時間帯となり、これはこれでよかったといった感じです。朝の海岸線を行く寝台サンライ...
朝の色拾う秋色のトンネルに吸い込まれる東海道新幹線N700系 (神奈川県 小田原市)
神奈川県小田原市の高台からからの風景です。 前回の写真より少々前の時間帯のものとなります。 日の出前の空の明るさを拾った眼下の新幹線を撮影しました。日の出とみかんの木のある高台から (神奈川県 小田原市) Photo No.3064南関東の平地ではとにかく紅葉が遅くて12月入ってからがまずまずの見頃だったりします。 線路の高架脇の民家の赤い屋根も紅葉的な色調にマッチして、利用させていただきました。 ...
神奈川県小田原市の海が見える高台からからの風景です。 いよいよ日の出時間となりました。 お日様が顔を出す頃、目の前を東海道新幹線が走り抜けて行きます。日の出とみかんの木のある高台から (神奈川県 小田原市) Photo No.3064東海道新幹線に乗車したときに車窓からこの場所を見るのですが、さすがの高速運転で、海と東海道線の風景は一瞬で流れてしまいます。 (鉄道のある風景 / 東海道線 早川駅 -...
神奈川県小田原市の相模湾が見える高台からの朝の風景です。 日の出時間まであと10分ほどとなり、空が明るくなってきました。 放射冷却で寒さも最高潮、身体の芯から冷える感じです。 それでもこの朝の空の色を見れば、寒さの感覚もどこかに吹き飛んでしまいます。 ちょうど、トンネルを抜け熱海方面に向かう東海道線の列車がやってきました。夜明け (神奈川県 小田原市) Photo No.3063ちょうどやって来た列...
関東・首都圏の空がクリアになり始める初冬の頃の1枚です。 夜明け前から神奈川県小田原市の高台に到着。 放射冷却で1日でいちばんの寒さとなる未明の時間帯に明けの明星が瞬きます。 相模湾の見える高架線を東京方面に向かう東海道線の列車が通り過ぎて行きます。相模の海に明けの明星が輝く頃 (神奈川県 小田原市) Photo No3062この場所を、小田原市の石橋スポットと勝手に呼んで、時々やって来ています。 ...
夕暮れ時の京都・嵐山を行く嵐電「江ノ電」列車 (京都市 右京区)
夕暮れ時の京都市右京区の嵐山からの1枚です。 冬でも相変わらず人気の嵐山にたくさんの人たちを運んでやって来たのは「江ノ電・嵐電姉妹提携」15周年で登場の江ノ電カラーの嵐電(京福電気鉄道)の列車です。 ボディには江ノ島、鎌倉大仏、紫陽花のイラストなども描かれ、古都京都の地に西の古都鎌倉が仲良く手を取り合ったようにも感じて、ほっこりしてしまいます。夕暮れ時の京都・嵐山を行く嵐電「江ノ電」列車 (京都...
鎌倉行き 江ノ電・嵐電コラボ車両 (腰越駅/神奈川県 鎌倉市)
江ノ電の江ノ島電鉄と嵐電の京福電気鉄道が、2009年に結んだ「江ノ電・嵐電姉妹提携」が2024年10月に15周年を迎えるのに合わせ、9月から江ノ電の車体を嵐電カラーにした江ノ電『江ノ電・嵐電 姉妹提携号』を江ノ島電鉄線で運行、そして京都でも嵐電の車体を江ノ電カラーの嵐電『江ノ電号』が嵐山線で運行開始となりました。 東西の人気の路面電車がさらに魅力的にパワーアップです。 鎌倉行き 江ノ電・嵐電コラボ車両 (腰越...
神奈川県鎌倉市の江ノ電「腰越駅」に、藤沢駅行きの電車がやって来たところです。 撮影場所は前回の写真の神戸橋の上からだったりします。 ところで、この「神戸橋」ですが、皆さん、どう読みましたでしょうか。 正解は写真の下でご確認ください。腰越駅に入る江ノ電 (神奈川県 鎌倉市) Photo No.3059左右の隙間もないほどのスペースに電車が入ってきました。 少々陰になっている部分と言うこともあり、ヘ...
神奈川県鎌倉市の腰越からの江ノ電の1枚です。 お馴染みのグリーンとイエローの江ノ電車両が午後の西日を浴びながら神戸橋を渡って行きます。鎌倉・腰越の神戸橋を渡る江ノ電 (神奈川県 鎌倉市) Photo No.3058この日は昨年10月に話題になった紫金山・アトラス彗星を見ようと夕方の時刻に合わせて腰越漁港にやってきまして、その待ち時間に江ノ電の撮影を楽しみました。 (鉄道のある風景 / 江ノ島電鉄 腰越駅...
昨年の秋に訪れた山形県庄内地方の旅からの鉄道のある風景です。 空も久しぶりにスカッと晴れていて、鳥海山も綺麗に見えます。 さらにその手前に、ちょうど稲わらを「くいがけ」という方法で干してある様子を見れば、これは撮影するしかありませんよね。秋晴れの鳥海山の見える田園風景を行く (山形県 遊佐町) Photo No.3056実は数日前の大雨に影響で羽越本線では、昨日の暗くなる時間まで列車が運休していました。...
新潟県長岡市を走る抜ける上越新幹線の風景です。 日没後にサーモン色に染まった空の下を目の前をスッート軽やかに東京行きのときが駈け抜けて行きます。上越新幹線行く 街に灯り始める頃の風景 (新潟県 長岡市) Photo No.3056日没とともにお店や車の明かりが目立ち始めます。 この日の新潟県訪問は、冬の厳しい天候の合間の青空の見える素晴らしい天気に恵まれるとともに、駆け足で巡った柏崎、魚沼、長岡の中越...
夕暮れ時になり長岡駅方向に向かいます。 こちらは長岡市内の田園風景と上越新幹線の風景です。 この日のタイミングとしては、こちらを東京行きの「とき」が通過するのはちょうど日没時間と重なる時間となります。 いよいよ通過時刻となりました。 長岡駅を出発した列車が3分ほどでやって来ました。 この日の最後は、赤い空の色が残る雪原の景色を楽しみます。日没の雪原を駈ける (新潟県 長岡市) Ph...
白く映える越後駒ヶ岳・中ノ岳の風景とすれ違う上越線 (新潟県 魚沼市)
新潟県魚沼市の越後堀之内付近のこの場所でいちばん狙いたかったのがこちらの作品です。 目の前には白銀の世界、背景には白く険しくそびえる越後駒ヶ岳に、優しい山肌を見せる中ノ岳の風景が広がります。 この日は、越後の山々と白銀の世界の中を走る上越線を目にするという贅沢なひと時を堪能できました。白く映える越後駒ヶ岳・中ノ岳の風景とすれ違う上越線 (新潟県 魚沼市) Photo No.3054越後三山のうちの越...
新潟県魚沼市の越後堀之内付近でしばらく撮影活動を楽しみます。 日本の鉄道は分刻みの正確さがあると言われますが、ローカル線はそこまで正確でないこともよく体験します。 運よく山陰にお日様が隠れる手前のタイミングと列車がやって来る時刻が重なっていて幸運だったはずなのですが、なぜか数分遅れで列車が通過となり、肝心のお日様が先に落ちてしまいました。山に陽が隠れて (新潟県 魚沼市) Photo No.3053こ...
海の見える新潟県柏崎市の笠島から車で1時間ほど内陸に入った魚沼市の越後堀之内駅付近にやって来ました。 柏崎では雪の欠片も見えなかったのですが、ここでは道路の左右は1mほどの積雪で、やはり雪国の冬は雪景色が一番です。 久しぶりに味わう11m超えの雪とともに、山陰の青白い世界を走る列車の風景を楽しむことが出来ました。越後の雪原を行く (新潟県 魚沼市)) Photo No.3052この日はちょっと道草をしながらの...
新潟県柏崎市笠島の高台から笠島駅から直江津方面に向かって出発したE129系電車です。 背景にあるのは笠島漁港で、漁港脇には弁財天の赤い鳥居も見えます。 青い海の前の赤い鳥居のワンポイントが素敵な笠島駅前とその前に広がる漁港というスポットはなかなか捨てがたいものがあります。笠島漁港と鉄道の風景 (新潟県 柏崎市) Photo No.3051積雪もなく暖かな柏崎の海辺の町でのんびりゆっくりと撮影をしたいとこ...
新潟県柏崎市の笠島駅付近の高台から、今度は佐渡ヶ島方面を望んでの1枚です。 こちらの場所は、日本海が見えるだけでなく、佐渡ヶ島も見えて、運が良ければ能登半島まで見えるという、ちょっぴり贅沢な場所だと思いました。 今回は限られた時間内で、高台からの鉄道のある風景を楽しみましたが、次は電車でやって来て町の中の散策でもできればと思いました。佐渡ヶ島の見える高台から (笠島/新潟県 柏崎市) Photo...
新潟県柏崎市の笠島駅付近の高台にいます。 ちょうどこの日は海岸線からの眺めはかなりの視界良好状態で、佐渡ヶ島に加えて、遠くに能登半島までも見ることができました。 白い雪山も見えますね。 信越本線の普通列車が眼下を通り過ぎて行きますが、きっと車窓からもその眺めを確認できたのではと思います。遠く能登半島の見える海岸線を行く (笠島/新潟県 柏崎市) Photo No.3047能登半島と列車が重なるように構...
青海川の谷に架かる赤い橋としらゆき (米山大橋/新潟県 柏崎市)
新潟県柏崎市の青海川(おうみがわ/地名)の付近の柏崎さけのふるさと公園からの風景です。 目の前に映る小さな川は谷根川(たんねがわ)と言います。 こちらの川は11月になれば鮭が日本海側から遡上してくることで地元では知られています。 また、この辺りは大きな谷間となっていまして、この谷の上に架かるのが、国道8号線の米山大橋です。 日本海岸に沿って走る信越本線の特急しらゆきと真っ赤な米山大橋を一緒に入...
新潟県柏崎市の鯨波エリアにある日本海と鉄道の風景です。 薬師堂海水浴場付近に日本海の海岸線と国道8号線、信越本線が並走する場所があり、そちらからの眺めです。 柏崎方面に向かう特急しらゆきがやってきたタイミングでシャッターを切りました。 しらゆきは、北陸新幹線の誕生と密接な関係があり、新幹線開通前の大阪から新潟方面をむすぶ北越が前身で、現在はしらゆきの名称で北陸新幹線上越妙高駅と柏崎・長岡...
新潟県柏崎市の鯨波エリアにある日本海の風景です。 ちょうど北に向かう飛行機が目の前を横切ります。 前日、紹介の長岡市越後川口エリア越後からの越後三山の作品と同じ日なのですが、あまりの風景の違いに驚かされます。 この日の日本海側の空気は澄んでいまして、右手遠方に佐渡ヶ島が見えました。 またこちらの1枚には写ってはいないのですが、左手遠方には能登半島までもしっかり肉眼で見ることができまし...
新潟県長岡市の越後川口エリアからの越後駒ヶ岳の風景です。 前回と同じ場所なのですが、方向と焦点距離を変えてみました。 雪で地肌が覆われた白い高台の奥に見える越後三山の雄姿が、信濃川の流れと重なってとても素晴らしく感じます。 信濃川と越後駒ヶ岳 (新潟県 長岡市) Photo No.3045今回は、長岡市を中心とした新潟県中越地方に訪問しましたが、長岡より南の方は雪深く、1mほどの積雪があるかと思えば海寄...
こちらは場所代わって、新潟県長岡市の越後川口エリアからの越後駒ヶ岳の風景です。 信濃川の向こうに見える白嶺の風景が目に止まり、車を停めて、しばしこの美しい風景を堪能します。 信濃川と越後駒ヶ岳 (新潟県 長岡市) Photo No.3044信濃川と言えば、2か月前に新潟市の河口からフェリーに乗って北海道に出かけましたが、同じ新潟県でもこの場所からは随分遠い位置にあります。 ここから海ははるか遠く、さす...
上越新幹線の窓から見える越後三山、今度は越後駒ヶ岳です。 冬の上越新幹線は東京方面からの乗客には海外からの訪問者も多く、見ていると、日帰りかなと思われる人たちもいて、新幹線ならではの滞在を楽しんでいるようです。 しかしながら多くの人たちは、手前の越後湯沢駅でほとんど降りてしまいますので、この風景を見ることが出来ずに、ちょっともったいないなと思いったりします。 越後駒ヶ岳と魚野川 (新潟県 南魚...
上越新幹線から見える越後三山の風景です。 雪原の向こうに見える白い山々の姿がとても凛々しく感じます。 Googleマップで確かめているのですが、一番手前は日本酒でも有名な八海山のように思います。 雪原と八海山 (新潟県 南魚沼市) Photo No.3042この辺りは積雪量も多い場所のようで、長岡寄りに行けば、雪がかなり少なくなります。本日より、会社の業務都合により、しばらくの間、コメント欄を閉じさせてい...
その先のトンネルを抜けた風景 (浦佐駅付近/新潟県 南魚沼市)
川端康成の小説 『雪国』 の冒頭の 「国境の長いトンネルを抜けると、雪国であった。」 はあまりにも有名ですが、新潟県の南魚沼の温泉地がモデルであろうと聞いたことがあります。 今ですと、関東地方から上越新幹線を利用すれば、群馬県の上毛高原駅を過ぎ、トンネルを抜ければ、新潟県の越後湯沢駅辺りの雪景色が目に飛び込んできてまさにそこが小説に近いイメージではないかと思ったりします。 こちらはさらに北に向か...
北海道の新千歳空港からです。 北海道と言えば、赤い星を思い浮かべる人もいらっしゃるのではと思います。 この前にご覧いただいた札幌市時計台にも赤い星がありましたが、赤い星(五稜星)は北海道開拓使の旗印とされていたとのことです。 新千歳空港からの最後の1枚は、北海道らしいものをということで、こちらの作品を紹介したいと思います。 星の海に浮かび上がる赤い星 (新千歳空港/北海道 千歳市) Pho...
「ブログリーダー」を活用して、MTさんをフォローしませんか?
立山室堂エリアの中で、最も危険な場所のひとつ、地獄谷。 こちらの様子をエンマ台展望台から眺めます。 人が歩けるような歩道もありますが、立ち入り禁止状態が何年にもわたって続いていると聞いています。 毒々しい硫黄の色とともに、妖艶な水色の雪の層に、雪が解けた流れが惹き付けます。 こちらでは、歩道の杭の高さでこちらの場所のスケール感を知ることが出来ます。 厚い雪溶かす地獄谷 (富山県 立山町...
立山室堂を歩くライチョウのメスです。 何となくドヤ顔に見えるのは気のせい?! オスと違って大きな赤い目の上のアクセサリーがありませんので、ここは足元で勝負でしょうか。 オレンジ色のレッグウォーマー(本当は足輪)が可愛かったりします。 雪解けの高地に立つ立山室堂の雷鳥 (富山県 立山町) Photo No.3171足輪(足環)は環境省が個体識別のため付けているとのことですが、それにより移動の様子が分かっ...
雪解け進む、立山室堂からのライチョウの1枚です。 立山室堂では変化に富んだ地形がみられますが、それに合わせたライチョウたちの様子を今回はしっかりと楽しませていただくことが出来ました。 雪解けの高地に立つ立山室堂の雷鳥 (富山県 立山町) Photo No.3170冬の厳しい気候の中で、雪や風に耐えてようやく迎えた春の高地。 雪の大谷を見れば木々もすっぽりと雪に埋まってしまうのではと思うのですが、わ...
立山室堂のみくりが池の畔からです。 湖畔の岩の高いところで辺りを見渡すように止まっていたライチョウのオスですが、気が付いたら、餌をついばみながらメスがどんどん離れていってしまいました。 あれ?!って感じでしょうか。 飛ぶには身体が大きすぎて微妙な距離のようで、自分の脚を使って大急ぎで岩を下ります。 急な岩場を降りる雷鳥 (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.3169こちらのライチョ...
この日の立山室堂訪問では、ライチョウたちの出現頻度がとても高くて、まさにライチョウ天国と言っていい状況でした。 その中で、みくりが池を背景にした場所に現れてくれればもっと嬉しいのになんて思ったりしていたのですが、なんとつがいで登場してくれました。 雷鳥とみくりが池 (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.31682羽のライチョウをひとつの画面に収めるために標準ズームに切り替えです。 望遠レ...
いよいよ待ち遠しかった春が来た立山室堂では、ライチョウたちがペアを作っての活動に入ったようです。 こちらのつがいはハイマツの林付近で、小さな若芽などを一緒についばんでいました。 一緒についばめば (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.3167ライチョウの目の上の赤い部分は、肉冠と呼ばれ、繁殖期や興奮したときに大きくなるそうです。 ちょうどこれから半商機となるので大きいのかも知れません。 ...
しばらく立山室堂で野鳥の撮影を楽しみます。 非日常的な天空の地での生き物たちの出会いは、日々のストレスを忘れさせてくれます。 ハイマツの歩道を歩いていると、茂みから出たり入ったりしているカヤクグリに遭遇しますが、みくりが池の湖畔の休憩所では、目の前に現れ、その鳴き声も披露してくれました。 カヤクグリは比較的高地で活動する日本固有種で、全国的には絶滅危惧種の指定を受けている場所も多いようで...
雪解けの季節の立山室堂からのライチョウの1枚です。 これまで何度かこの地を訪れましたが、ここまでライチョウたちに出会えたのは珍しいくらいです。 高原バスの車内放送の案内によれば、ライチョウは朝夕、天気の悪い時に活動することからライチョウ(雷鳥)と名付けられたとのことです。 そういえば、この日もこれから天気が悪くなることもあったからでしょうか、とてもよく顔出しをしてくれました。 ハイ...
春の立山室堂からです。 雪解けの季節になると、この2400mの高地にもイワツバメがやって来ます。 今年も南国からやって来て、春から夏にかけて室堂の建物に巣を作って子育てをします。 こちらは室堂のホテルの建物付近での1枚です。 ちょうどハイマツの横にある岩の上にライチョウが顔を出しましたが、その上をイワツバメが忙しそうに飛び回っていました。 春の使者とライチョウ (立山室堂/富山県 ...
今回の立山訪問は、室堂までの半日ほどの訪問となりますが、大好きな撮影ジャンルの風景、野鳥、鉄道の3本立ての贅沢撮影旅が目的で、まずまずの撮影が楽しめました。 野鳥に関しては室堂ターミナルからみくりが池展望台の間のハイマツの生える辺りでたっぷり出てくれるのでうれしい限りです。 ここは、危害を加える生き物が少ないこともあり、野鳥と人の距離が短い印象です。 遊歩道を歩いていたらいきなり足元に飛ん...
立山室堂の周辺は程よい山岳散策ができ、それも魅力的です。 室堂は立山黒部アルペンルートの中で最も高い、標高2,450mに位置しますので、日本の名山の山頂並みの高さの体験はありがたい限りです。 眼前に広がるのは、いよいよ雪解けが始まった「みくりが池」です。 雪解けの青い水の色が何とも言えません。 みくりが池は、約1万年前にできた周囲約630m、水深約15mの火山湖で、夏の頃の紺碧の色合いも魅力的です。 ...
立山の春の名物、雪の大谷の風景です。 雪の大谷ウォークの歩行ギリギリの場所に立って、人を入れない風景を楽しみました。雪の大谷の今年最大の高さは16m(4月25日)だったようですが、およそ1か月後のこの日5月24日でも高さ15mが記録されました。 最高地点は室堂近くで記録されていて、地形的にこの場所が特に激しい雪の吹き溜まりになることが影響しているとのことです。 最高地点16m 雪の大谷2025 (富山県 立...
残雪の初夏の立山室堂付近からです。 立山連峰の中でもひときわの存在感を示しているのが、日本百名山の一つに選ばれている雪と岩の殿堂 剱岳(2,999m)です。 アルピニストの憧れの山のひとつと聞いています。 私的には、見た目も厳しいその頂にはさすがに行かないにしろ、できれば、圧巻の風景が広がる剱沢キャンプ場で夜を明かしてみたいものです。 剱岳 眼前の頂 (富山県 立山町) Photo No.3160一般的な...
初夏の富山県立山町を起点とした立山黒部アルペンルートからの1枚です。 標高977mの美女平駅をスタートした高原バスの標高2,450mの室堂ターミナルを目指して走行もゴールまであとわずか。 人々を乗せたバスはいよいよ室堂近くの雪の大谷に突入し、最後の走行となります。 天空へと続く道 (富山県 立山町) Photo No.3159標高2400mから見える空の大海原を背景にバスがやって来る様子は、まさに奇跡の風景にも...
初夏の立山黒部アルペンルート訪問からの1枚です。 立山ケーブルカーに乗車、標高977mの美女平駅で高原バスに乗り換え、向かうは標高2,450mの室堂ターミナルです。 50分ほど時間をかけてゆっくりのバス移動となりますが、その間も見どころが点在しています。 ゆっくりなのであまり意識がないのですが、気が付けば、かなり高いところまで上って来たようです。 残雪の高原にはS字のような道が描かれています。 ...
終着駅の立山駅で電車を降りれば、そこから先はいよいよ立山黒部アルペンルートへのスタート地点。 乗り換えで立山駅から美女平に向かって標高差502mを一気にのぼって行く立山ケーブルカーです。 黒部ダム建設用の資材を積んでいたこともある荷台付き仕様となっています。 美女平に向かう立山ケーブルカー (富山県 立山町) Photo No.3157一旦、靄が切れたのですが、再び靄が出てきてくれました。 雪の大谷を...
立山黒部アルペンルートの入り口、立山駅に向かう富山地鉄の列車です。 およそ1時間に1本、富山駅から立山に訪問者を運びます。 小雨降る中、終着駅の立山駅に向かって常願寺川を渡ります。 アルペンルートへ (富山県 立山町) Photo No.3156新緑の頃の靄のある風景は魅力ある被写体のひとつです。 この日は昨日の晴天から一転、曇りから雨の予報となっています。 残念なことに、今年も平日晴れ、週末下...
花曇りの富山市八尾の神通川さくら堤からの1枚です。 この日は曇り空にも関わらず、立山連峰がくっきりと浮かび上がっていまして、日本海側の雪国の待ちに待った春の風景がそこにありました。 神通川さくら堤は神通川の堤に800本の桜が植林されていまして、その眺めはこの空の下でも実に壮観でした。 花曇り空と神通川さくら堤 (富山県 富山市) Photo No.3155背景の立山連峰の山は大日岳(2,501m)となります。...
東京都港区の水族館「マクセル アクアパーク品川」からの最後の1枚を紹介させていただきます。 ドルフィンパフォーマンス ナイトver.もいよいよフィナーレ。 15分の最後を飾るのは、クリスチャン・ラッセンのイラスト作品の南洋の夕陽モノを彷彿させるような演出が見事には決まっていました。 3154 南洋の夕陽に舞う (東京都 港区) Photo No.3154夕陽のような光の演出の中、クロスするように水面を舞うイルカた...
イルカのマリンアートと聞けば、クリスチャン・ラッセンのイルカの数々のイラストを思い出す人も多いのではと思います。 水中をイメージしたブルーを主体としたものや、水中と地上のカラフルな色付いのものなど、魅力いっぱいです。 そんなラッセンの世界観が東京都港区の水族館「マクセル アクアパーク品川」のドルフィンパフォーマンス ナイトver.でリアル体験できます。 イルカのマリンアート (東京都 港区) Phot...
今回の熊本の旅の最後の1枚を飾るのはこちらの1枚です。 帰りの飛行機からの阿蘇山の眺めです。 噴煙上げるダイナミックなその様子と足元の熊本の街の風景に火山と人の営みの近さを強く感じました。火の国 熊本のシンボル 噴煙上げる阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2807かなりの噴煙の量に感じる光景です。 今まで何度か火口にやって来たことがありますが、最近では火山性ガスを高密度に吸い込めば気分が悪く...
引き続き、熊本県宇土市の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)からの1枚です。 潮が引き、その姿を現した長部田海床路の正面付近からカメラを構えています。 背景の山は有明海の向こうでそびえる長崎県の雲仙普賢岳でまるで海床路が続いているように感じます。 こちらからの眺めは、特に夕方から夜にかけてと、満潮の2時間前後に素晴らしい眺めを楽しむことが出来るようです。雲仙普賢岳に続く有明海の長部田海床...
熊本の旅もいよいよラストに入ります。 天草から熊本市内に向かう道でちょっと寄り道するのは、宇土市の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)の風景です。 こちらはちょっとした絶景スポットとして有名です。 まずは長部田海床路を横から見た風景を撮影します。 どうせ曇り空ならとモノトーン調のイメージで狙ってみました。干潟の道を行く (長部田海床路/熊本県 宇土市) Photo No.2805ちょうどどなたか2...
熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草の展望デッキからの眺めです。 曇り空の朝となりましたが、有明海の向こうに長崎県の島原半島にそびえる雲仙岳が見えます。有明海と雲仙岳の見える風景 (熊本県 天草市) Photo No.2804これで天気がよけれ、よかったのにと思いますが、雲仙岳の山頂部も見え、儲けものだと思いながらの撮影です。 晴れた日はさぞかし素晴らしい海の色や風景が見られるのだろうと思い...
夜明け前の熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草からの眺めです。 あいにくの天候の朝となりました。 遠くに長崎県側の雲仙の山々の影が見えはじめました。静寂の朝 (熊本県 天草市) Photo No.2803朝の雰囲気を出すためにホワイトバランスを調整しています。 きれいな夜明けの色が見られればどんなによかったことかと思いますが、これはこれで一期一会の風景ということでアルバムに残します。SON...
夕暮れ時の熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草からの眺めです。 海の色のきれいな有明海を背景に立てられたリゾートホテルの様子は、まるで海外のよう。 奥にはライトアップされたチャペルも見えます。 これで天気がよければ言うことなしですね。有明海を望む天草リゾート (熊本県 天草市) Photo No.2802世界的なコロナ自粛期間が明けたものの、今は途方もない円安のため、ただでさえ費用のか...
熊本県天草市の崎津諏訪神社から、崎津教会の見える高台のチャペルの鐘展望公園に向かう山道でお目にかかれるのが、こちらに人面木です。 崎津教会の風景を見るために石段を一気に登り切ることになるわけですが、途中でこの人面木との対話をしながらのひと休みの時間をいただきました。崎津の森の人面木 (熊本県 天草市) Photo No.2801面白い木だなと思って足を止めたら、足元に人面木と書いた小さな看板が立ってい...
熊本県天草市の崎津教会の風景です。 高台からの眺めも楽しめるということで、集落の中の訪神社を経由して、山頂に続く500段以上の石の階段を上ることに決めたまではよかったのですが、登っている途中から小雨が大雨に変わり、山頂の公園に着いた時は横殴りの風も吹き、散々な状況となっていました。 そんな中で、東屋にカメラバッグを置き、身軽な状態にしたものの、強い雨風との戦いで、レンズに付く雨粒を拭きな...
熊本市から南下し訪れたのは天草市。 以前、長崎県の南島原市を訪れたときに対岸の天草に行って見たいと思っていました。 島原、天草エリアは、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」となっています。 港の向こうのエリアは「天草の﨑津集落」となっており、集落のシンボル的存在となっているのが、海の天主堂と呼ばれる﨑津教会です。 天草宝島観光協会の案内によりますと、津崎教会は、天...
夜が明けた熊本の街から見える熊本城と路面電車の1枚です。 熊本市電とお城の組み合わせはとても素晴らしく、四季を通じて様々な表情があるのではととても期待されるように感じました。 日本の城下町を代表する風景のひとつとして、路面電車は、末永く存続して欲しいものです。 朝の熊本城と市電の風景 (熊本県 熊本市) Photo No.2798この時の熊本の旅の天気予報は絶望的なものだったのですが、この日の朝...
この日は曇りのち雨の様でしたが、朝はいい朝焼けの色を見せてくれた熊本市内です。 路面電車と朝焼けの熊本市内の様子の撮影を楽しみます。朝焼け熊本路面電車 (熊本県 熊本市) Photo No.2897朝のいい色がだんだん薄くなって行きます。 東へ向かう路面電車は何本も過ぎ去って行くのですが、こちらに向かって来る電車が来なくて焦ります。 今か今かと待つうちにようやく1本やってきました。 そんな気持...
2016年4月の熊本地震による被災は熊本県の各地に多くの被害をもたらしました。 そしてその地震により、日本のお城の中でも最上級の強固さを持っているイメージのあった熊本城の一部が崩れてしまった放送映像は、今だなお、多くの人々の記憶に強く残るところです。 あれから8年経過しましたが、熊本のシンボル熊本城は市内中心部から見る姿は、一見、復旧しているような印象ですが、横から見れば、石垣は崩れたままで、そ...
昔、全国各地で走っていた路面電車ですが、今は全国に数えるほどしか残っていませんが、ここに来て残しておけばよかったという声も聞かれる街もあるようです。 路面電車が走る街には独特の雰囲気と活気を感じることが多く、熊本市では熊本城と路面電車の取り合わせも味わい深く、それも街の魅力のひとつになっているように思います。熊本城浮き出る夜の電車通り (通町筋停留所/熊本県 熊本市) Photo No.2794夜の空に浮...
震災のときに大きな被害を受けた熊本城ですが、今は修復がどんどん進行しています。 そんな熊本城が浮き出す風景が楽しめる熊本市の夜の電車通りからです。 熊本城浮き出る夜の電車通り (通町筋停留所/熊本県 熊本市) Photo No.2794路面電車がひっきりなしに行き来する熊本市の市街地です。 こんなところに九州でも指折りの大都市熊本市の活気を感じながらの撮影です。 (鉄道のある風景 / 通...
熊本県の南阿蘇鉄道から最後の1枚です。 熊本地震で被災した南阿蘇鉄道の完全復旧を応援する漫画・アニメで人気のONE PIECE(ワンピース)のラッピング列車「サニー号トレイン」です。 車内にもワンピースの漫画の世界がいっぱい。 阿蘇山麓の風景と一緒に楽しい時間が過ごせます。 南阿蘇を元気に ONE PIECE サニー号トレインが行く! (南阿蘇鉄道/熊本県 南阿蘇村) Photo No.2793今回は、以前、紹介のSL...
熊本県の南阿蘇鉄道からの1枚です。 熊本地震の時から約7年の時を経て2023年7月にようやく南阿蘇鉄道全線復旧となりました。 よくある話ですと、それでそのまま廃線というのがありますが、そんな危機を回避でき、今日も阿蘇の集落を縫って、その走りを続けます。 山村を走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村) Photo No.2791長閑な風景を走るローカル線は魅力いっぱいで、もう少しいろいろな場所で撮影をしたい...
ようやく全線復旧となった南阿蘇鉄道からの1枚を続けます。 こちらはダムの貯水部分から見た風景となります。ダムを背に走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村/立野駅付近) Photo No.2790鉄道の復旧、ダムの稼働開始とうれしいことが2重に重なった南阿蘇エリアです。 新しいスポットも整備され、多くの人々が足を運んでくれそうな予感です。 (鉄道のある風景)SONY α1 FE100-400mm F4.5-5.6GM 112mm f...
熊本県南阿蘇村にある「立野(たての)」駅付近にある阿蘇立野ダム展望台からの眺めです。 こちらからは2024年4月に運用開始となる阿蘇立野ダムを背に橋梁を走る南阿蘇鉄道の風景を楽しむことが出来ます。 2016年4月に発生した熊本地震の影響を受け、全線運休、部分開通を経て、2023年7月にようやく全線復旧にこぎつけた南阿蘇鉄道です。 ダムを背に走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村) Photo No.2790前回訪問...
ANA機は熊本市上空を旋回し、着陸態勢に入ろうとしています。 ちょうど雲の切れ間があり、噴煙を上げる阿蘇山が天空の火山のように見えます。 手間の丸い山は肥後の金峰山(665m)でしょうか。 雄大な熊本の風景を堪能です。雲海から噴煙出す阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2788上空からのモノトーン調の風景が広がります。 珍しい風景をまたまた見ることが出来たと思う一方で、これが晴天であった...
空の上からの富士山、南アルプスと日本の名山の眺めを楽しみます。 ANA機は飛行を続け、熊本県上空に入りました。 熊本県上空はあいにくの雲に包まれていますが、九州を代表する名山のひとつ、標高1,592mの阿蘇山の雲の上に顔を出し、噴煙を上げる姿はとても見ごたえがありました。雲海から噴煙出す阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2788何とも珍しい阿蘇山の見え方に再び大興奮です。 これから熊本空港着陸...