立山室堂エリアの中で、最も危険な場所のひとつ、地獄谷。 こちらの様子をエンマ台展望台から眺めます。 人が歩けるような歩道もありますが、立ち入り禁止状態が何年にもわたって続いていると聞いています。 毒々しい硫黄の色とともに、妖艶な水色の雪の層に、雪が解けた流れが惹き付けます。 こちらでは、歩道の杭の高さでこちらの場所のスケール感を知ることが出来ます。 厚い雪溶かす地獄谷 (富山県 立山町...
空へと導く光のラインが輝き始める頃 (新千歳空港/北海道 千歳市)
日没時間を10分ほど過ぎた16時12分頃の北海道・新千歳空港からです。 暗くなるとともに滑走路のランプが灯り、輝き始めました。 その様子は滑走路がまるで星空になったようです。 これから夜空に向かって飛び立つために滑走路に出て行こうとするのはAIRDO(エア・ドゥ)機です。 空へと導く光のラインが輝き始める頃 (新千歳空港/北海道 千歳市) Photo No.3039この時刻は国内線、国際線の各社の航空機が入り乱れ...
北海道の玄関口の新千歳空港からです。 時計の針が刻々と日没時間へと進み、辺りも暗さが増してきました。 空の色が変わりゆく中での滑走路の風景を狙うのもなかなかいいものですね。 新千歳空港は日本国内で第5位の旅客数(2023年度)を誇る幹線空港ということもあり、この時間、次から次へと離発着が繰り返されています。 ようこそ北の大地へ (新千歳空港/北海道 千歳市) Photo No.3038この日の展望デッキで...
今日は大雪の情報が出ていたと教えてもらい、下手したら飛行機が飛ばなくなるかも知れないので早めに空港で(温泉でも入りながら)待機した方がいいと、せっかくなので立ち寄ってみた、うちの会社の札幌の事務所でアドバイスをいただきました。 皆さん、苦い思いをしていることが多いようでしたので、素直にアドバイスを聞き、急いで新千歳空港に移動しました。 しかしながら到着した空港の天気はご覧のよう。 もともと札...
北海道札幌市の時計台の見える場所からの1枚です。北国の街にはやはり雪の風景が似合います。 雪の降る街を (札幌市時計台/北海道 札幌市) Photo No.3036秋の色が残る中での降雪となりました。ピント位置を時計台に合わせてみたものの、手前に合わせたものが雰囲気がありましたので、こちらを採用してみました。SONY α7R4 FE 24-105mm F4 G 57mm f4 1/160s ISO100 24.11.29 ■ 本日も作品をご覧い...
あまりの雪のすごさにあちこちどこかへと言うこともできず、とりあえず札幌までなんとかやって来ました。 着くまでの道中では雪が収まる時間帯もあったのですが、札幌に着けば急に雪が降り出して来て、こうなると撮影どころではない感じです。 楽しみにしていた北海道大学の構内もこの日はなぜか閉鎖されているという情報です。 入れたところでもこの雪ですし鳥たちの撮影はあきらめて、せめてもということで付近の札...
一瞬の晴れ間もあった北海道小樽港でしたが、フェリーから降り始める時間帯になると空模様も一変、突然、雪が強く舞い始めました。 この後、道が真っ白になるとともに、ホワイトアウトで前が見えなくなるという激変ぶりに、雪国の厳しさを改めて感じます。降り出した雪の中での下船 (小樽港/北海道 小樽市) Photo No.3034こちらはフェリー後部からの車両が出発していく様子ですが、船の1階、2階に入り口があり、それ...
小樽港での着岸体制に入った新日本海フェリー「あざれあ」からの風景です。 未明に降った雪が山に映えるとともに、青い海や陸地の色合いが画に描いたようで、とても素晴らしく感動モノでした。 小樽港 珠玉の風景 (北海道 小樽市) Photo No.3033本来ですと朝の4時30分着の予定だったのですが、新潟港への到着、出航時間が遅くなっただけでなく、途中での遅れ加算が出たため、7時30分となりました。 北海道小樽...
新潟港を出発した新日本海フェリー「あざれあ」はいよいよ小樽港に入港です。 こちらではタグボートの応援もなく自力で着岸するために船尾の向きを変えて行きます。 青い海と赤いミニボート (小樽港/北海道 小樽市) Photo No.3032航行中、ずっと目にしてきた船尾に置かれた赤いミニボートです。 小樽のきれいな青い海に赤いボートの組み合わせが色鮮やかに感じました。SONY α7R4 FE 24-105mm F4 G 24...
新潟港を出発した新日本海フェリー「あざれあ」は、出発時間の遅れの影響で当初のダイヤから3時間ほど遅れの7時30分での小樽港入港予定となりました。 下船の準備をして再びデッキに向かいます。 部屋からも同じ外の様子も見れますが、外からのクリアな風景を眺めたくなってしまいます。 夜明けとともに姿を見せる小樽の街 (北海道 小樽港沖) Photo No.3031いよいよ小樽港付近となっていますが、陸地から陸地付近...
新潟港を出発した新日本海フェリー「あざれあ」での船酔いも収まり、さあこれからと言う時に、船上では携帯電話の電波も捕まらない時間が圧倒的に多く、もう寝るしかないと布団に入ります。 それから数時間後に日の出時間になるようにセットしたアラームが鳴り、眠い目をこすりながら、カメラを手にデッキに向かいます。 時間的にすでに小樽沖に達しているはずなのですが、辺りがまだ暗く陸地も確認できません。 こ...
新潟港を小樽に向けて出発し、ちょうど1時間くらい経ちました。 船酔いの気分を少しでも軽減しようとデッキに出て海を眺眼ます。 航路からすれば、まだ佐渡島の北側あたりでしょうか。 霧中の海の向こうに船が見えます。 その船の形を観察すれば、おそらく自衛隊の護衛艦のようです。 護衛艦について調べてみれば、海上自衛隊が保有する艦艇の種別の一つ。 敵の潜水艦・水上艦艇・航空機による脅威に対...
新潟港から小樽港に向かう新日本海フェリー「あざれあ」は航路に沿って沖に出ます。 とても長い防波堤に沿って進み、赤い西の防波堤を過ぎれば、ここから先はようやく日本海です。 背中に見える新潟の風景は、日本海の冬らしい天気が織りなす、光と雨の不思議な光景でした。雨と光の風景と赤い西防波堤灯台 (新潟県 新潟港沖) Photo No.3028ここから先は海のうねりを強く受けます。 船内放送によれば、最初は、う...
新潟港の埠頭を出発したフェリーは、沖に向かってどんどん進んで行きます。 新潟港エリアはとても長い防波堤に囲まれた広大な港内を誇っており、しばらくは新潟の街の風景をしっかりと楽しむことが出来ました。 こちらは市内に向かって左側に見える「新潟港西区東防波堤灯台」と呼ばれる施設なのですが、背景にある大きな煙突とその煙と灯台の組み合わせが面白く感じ、撮った1枚です。工業地帯の風景と白い東防波堤灯台 (...
荒れた海の影響を受け、遅れて入港した新日本海フェリー「あざれあ」は2時間遅れで、新潟港山の下埠頭を出発です。 多少の強風やうねりがあっても、小さくても力持ちのタグボートの応援があれば、小回りの利かない大型船も安心して離岸できます。 勤め終え港に戻るタグボート (新潟県 新潟港沖) Photo No.3026信濃川河口から日本海へと続く海路へと小樽行きフェリーを送り出したタグボートさち丸です。 役目を終...
新潟県新潟市に位置する新潟港・新潟フェリーターミナルでは北海道小樽港に運ぶ貨物の積み込みに大忙しです。 この日は短時間で目まぐるしく天候が変わり、先ほどまで青空の欠片が見えていたと思えば、横殴りの雨になったりと、大変な撮影となりました。 さすがにひどくなりすぎたこの時に活躍はiPhoneレンズです。 ちょっとやそっとの雨風にも負けないタフさがうれしいところです。 雨の日の港湾の風景 (新潟港/新潟...
タグボートに誘導される大型フェリー (新潟港 新潟県 新潟市)
新潟県新潟市に位置する新潟港・新潟フェリーターミナルからです。 この日は晴れ間も出る一方で、冷たい冬の雨が降ったり、止んだり、小雪が混じったりの1日となりました。 日本海側の波の荒れのために定刻より遅れて新潟港・山の下埠頭に入って来たのは小樽と新潟を結ぶ、新日本海フェリーの「あざれあ」です。タグボートに誘導される大型フェリー (新潟港 新潟県 新潟市) Photo No.3024北海道小樽港を出発してや...
この日は月明かりの反射、通過時間、天候の要因が重なり、国際宇宙ステーション(ISS)きぼうが肉眼で見やすい状況になっていると言うことで、いつもの高台の観察場所に行ってきました。 いよいよ東京通過時間となりました。 明るい光の点がゆっくりと空を動いて行く様子に、滞在する宇宙飛行士の方々が同じ時間に空の上で頑張る姿を想像してしまいます。宇宙ステーションの軌跡 (都立小宮公園/東京都 八王子市) P...
岡山から鳥取県米子方面に向かう米子自動車道下り線「蒜山高原SA」から大山の風景です。 道路を挟んで向こう側の上りSA越しに見える大山の雄姿が素晴らしく思わず見入ってしまいました。 大山を望む高原の朝の風景 (蒜山高原SA/岡山県 真庭市) Photo No.3022こちらの1枚は、記念すべき岡山県のカテゴリーの最初の1枚となりました。 この日は道中、曇り空で雨が降ったり止んだりの繰り返しでしたが、ちょうどこ...
秋が深まり行く鳥取県日南町の石霞渓の風景です。 足元や山肌に落ちているのは紅葉かと思えば、楓のようです。 楓の落ち葉が苔生す石霞渓の山肌を覆っています。 紅葉の寺院の庭園を巡るのも素晴らしいですし、何気ない山間に素朴な秋の彩りを訪ね行くのも悪くはなさそうです。苔生す山肌覆う楓の絨毯 (石霞渓/鳥取県 日南町) Photo No.3021秋を彩る代表格といえば、紅葉(モミジ)や楓(カエデ)の風景では...
紅葉が深まり行く時期の鳥取県日南町の石霞渓からの1枚です。 24年シーズンは、紅葉の名所に出向くことが出来なかったのですが、移動中に立ち寄ったこちらで素晴らしい色彩の風景を楽しむことができました。黄金に燃ゆる (石霞渓/鳥取県 日南町) Photo No.3020この場所は、以前に使われていた石見川に架かる今は渡れない古い橋(写真左に橋の一部が映り込み)に続く道の跡を利用した展望所となっていまして、少しさび...
昨年の秋に鳥取県日南町の紅葉のきれいな場所がありましたので立ち寄りました。 日南町は広島県、岡山県、島根県の3県と隣接している、自然豊かな地域です。 今回立ち寄ったのは石見川沿いの石霞渓で、秋深まる風景が楽しめました。石霞渓 秋の小径 (鳥取県 日南町) Photo No.3019この日は、撮り鉄モードで、伯備線に沿う形での移動を行ったのですが、沿線の紅葉の風景が素晴らしすぎて感動しました。 紅葉のき...
高いビル群に囲まれる広島城の夜景です。 広島城は「鯉城(りじょう)」とも呼ばれますが、広島城があった一帯の昔の地名から来ているとのことです。 大きなお濠に浮き出すその様子は、広島の街に飛びはねる鯉のようでした。都市夜景の中に浮かび上がる広島城 Photo No.3018目の前にある夜景の撮影はいくら撮っても飽きることがなく、ファインダーをのぞき込み、仕上がりを想像するだけでも日々のストレスがどこかに吹...
夜中のサンフレッチェ広島の現在のホームスタジアム「エディオンピースウイング広島(ひろしまスタジアムパーク」の1枚です。 夜の明かりに浮き出すフィールドの色がとても色鮮やかでした。 この日は、ひろしま夜神楽が開催されまして、明後日のサッカーのゲームのために、後片付けをスタッフの皆さんが深夜まで行っていました。ミッドナイトスタジアム (広島県 広島市) Photo No.3017Jリーグが発足した当時、サンフ...
市内中心部に緑の多い広島市内の夜景の1枚です。 手前の森は図書館、美術館エリア、奥には広島城の緑地が目を引きます。 これから少しの間、そんな広島の都市夜景を高所より切り取ってご紹介したいと思います。広島都市夜景 (広島県 広島市) Photo No.3016最近は省エネと効率を求めて、街灯が勢いを増してLEDに変更されています。 同じ夜景を見ても欧州では旧来の優しい光の街が多い一方で、特に最近の東アジア...
日没の時間が迫り、燃えるように夕陽に染まる阿弥陀岳の1枚です。 長野県原村からは八ヶ岳連峰のすべての山々が見えると言われています。 この日はあいにくの雲のために半分は山全体が隠れていましたがその見える見えないの境目にあったのが阿弥陀岳(2,805m)です。 阿弥陀岳は原村からの展望の中ではメインとなっていましてのその頂の形もとても険しく勇壮です。 夕陽受け燃ゆる阿弥陀岳 (長野県 原村) ...
八ヶ岳の裾野の標高900~1,400メートルに広がる高原の村、原村からの夕陽の光を浴びて赤く染まる八ヶ岳連峰です。 西方の山越しの夕陽の光を山頂に浴びて徐々に赤さを増して行き、気が付けば赤みが消えている一瞬の夕暮れ時のショーに出会えました。赤く染まる八ヶ岳の見える高原の村 (長野県 原村) Photo No.3014付近の日没時間の4分前の八ヶ岳連峰の赤く染まる風景を撮影出来て、とてもよい新春の始まりに感じました...
岐阜県飛騨市を流れる神通川水系 高原川の流れです。 山間の地形の中で大きく弧を描き流れる様子に加えて、残秋の色が残る山とその奥の積雪の山々のギャップが面白く感じました。弧を描き流れる高原川 (岐阜県 飛騨市) Photo No.3013徳島の秘境、祖谷渓「ひの字渓谷」を見てからというもの、弧を描くように流れる川が気になるようになっています。 あそこまですごいものはそうはありませんが、そのような場所があれ...
白い雪に覆われる奥飛騨・神岡城です。 この日は目まぐるしく空模様の変わる冬らしい1日となりましたが、そんな天候を人々とともに耐え忍んで、春を待つ神岡城の風景です。雪景色の中の神岡城 (岐阜県 飛騨市 神岡町) Photo No.3012うっすらとピンク色を感じるような空の色がとても美しく、この一瞬を見逃さないようにシャッターを切ります。 雪の中を強調するために、周りを雪で囲むようにお城を配置してみました...
2025年新春は岐阜県飛騨市神岡町の雪景色の神岡城をテーマにお届けしています。 夕暮れ時の神岡城のある高台からの雪化粧の眺めです。 眼下に広がる城下町の中を高原川が流れます。眼下に城下町を見下ろして (岐阜県 飛騨市 神岡町) Photo No.3011それまで降り続けていた雪もいったん止み、北の空にかすかに赤い夕暮れ空の色が映ります。 神岡城に設けられた資料館は、訪れる人が少なくなるせいでしょうか...
2025年新春は岐阜県飛騨市神岡町の雪景色の神岡城をテーマにお届けしています。 神岡の中心部の外れに架かる小さな赤い橋、藤波橋と神岡城の1枚です。 こじんまりとした中でも四季を通じ、この赤い橋は魅力的な風景を見せてくれていますが、雪景色の中の眺めもなかなか素敵に感じます。神岡城と赤い橋 (藤波橋/岐阜県 飛騨市 神岡町) Photo No.3010各地に歴史的なもの、再現されたもの、イメージ復元されたものな...
新年明けましておめでとうございます。 旧年中はたくさんの皆様に作品をご覧いただきとてもありがたく存じます。 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。2025年新春最初の風景の紹介は岐阜県飛騨市神岡町の雪景色の神岡城をテーマにお届けしたいと思います。 夜間から降り始めた雪は奥飛騨神岡の町を白く覆いました。 飛騨地方は内陸にあることから夜間の冷えは厳しく、山間の上り下りの路面凍結など運転も厳しいど...
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立山室堂エリアの中で、最も危険な場所のひとつ、地獄谷。 こちらの様子をエンマ台展望台から眺めます。 人が歩けるような歩道もありますが、立ち入り禁止状態が何年にもわたって続いていると聞いています。 毒々しい硫黄の色とともに、妖艶な水色の雪の層に、雪が解けた流れが惹き付けます。 こちらでは、歩道の杭の高さでこちらの場所のスケール感を知ることが出来ます。 厚い雪溶かす地獄谷 (富山県 立山町...
立山室堂を歩くライチョウのメスです。 何となくドヤ顔に見えるのは気のせい?! オスと違って大きな赤い目の上のアクセサリーがありませんので、ここは足元で勝負でしょうか。 オレンジ色のレッグウォーマー(本当は足輪)が可愛かったりします。 雪解けの高地に立つ立山室堂の雷鳥 (富山県 立山町) Photo No.3171足輪(足環)は環境省が個体識別のため付けているとのことですが、それにより移動の様子が分かっ...
雪解け進む、立山室堂からのライチョウの1枚です。 立山室堂では変化に富んだ地形がみられますが、それに合わせたライチョウたちの様子を今回はしっかりと楽しませていただくことが出来ました。 雪解けの高地に立つ立山室堂の雷鳥 (富山県 立山町) Photo No.3170冬の厳しい気候の中で、雪や風に耐えてようやく迎えた春の高地。 雪の大谷を見れば木々もすっぽりと雪に埋まってしまうのではと思うのですが、わ...
立山室堂のみくりが池の畔からです。 湖畔の岩の高いところで辺りを見渡すように止まっていたライチョウのオスですが、気が付いたら、餌をついばみながらメスがどんどん離れていってしまいました。 あれ?!って感じでしょうか。 飛ぶには身体が大きすぎて微妙な距離のようで、自分の脚を使って大急ぎで岩を下ります。 急な岩場を降りる雷鳥 (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.3169こちらのライチョ...
この日の立山室堂訪問では、ライチョウたちの出現頻度がとても高くて、まさにライチョウ天国と言っていい状況でした。 その中で、みくりが池を背景にした場所に現れてくれればもっと嬉しいのになんて思ったりしていたのですが、なんとつがいで登場してくれました。 雷鳥とみくりが池 (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.31682羽のライチョウをひとつの画面に収めるために標準ズームに切り替えです。 望遠レ...
いよいよ待ち遠しかった春が来た立山室堂では、ライチョウたちがペアを作っての活動に入ったようです。 こちらのつがいはハイマツの林付近で、小さな若芽などを一緒についばんでいました。 一緒についばめば (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.3167ライチョウの目の上の赤い部分は、肉冠と呼ばれ、繁殖期や興奮したときに大きくなるそうです。 ちょうどこれから半商機となるので大きいのかも知れません。 ...
しばらく立山室堂で野鳥の撮影を楽しみます。 非日常的な天空の地での生き物たちの出会いは、日々のストレスを忘れさせてくれます。 ハイマツの歩道を歩いていると、茂みから出たり入ったりしているカヤクグリに遭遇しますが、みくりが池の湖畔の休憩所では、目の前に現れ、その鳴き声も披露してくれました。 カヤクグリは比較的高地で活動する日本固有種で、全国的には絶滅危惧種の指定を受けている場所も多いようで...
雪解けの季節の立山室堂からのライチョウの1枚です。 これまで何度かこの地を訪れましたが、ここまでライチョウたちに出会えたのは珍しいくらいです。 高原バスの車内放送の案内によれば、ライチョウは朝夕、天気の悪い時に活動することからライチョウ(雷鳥)と名付けられたとのことです。 そういえば、この日もこれから天気が悪くなることもあったからでしょうか、とてもよく顔出しをしてくれました。 ハイ...
春の立山室堂からです。 雪解けの季節になると、この2400mの高地にもイワツバメがやって来ます。 今年も南国からやって来て、春から夏にかけて室堂の建物に巣を作って子育てをします。 こちらは室堂のホテルの建物付近での1枚です。 ちょうどハイマツの横にある岩の上にライチョウが顔を出しましたが、その上をイワツバメが忙しそうに飛び回っていました。 春の使者とライチョウ (立山室堂/富山県 ...
今回の立山訪問は、室堂までの半日ほどの訪問となりますが、大好きな撮影ジャンルの風景、野鳥、鉄道の3本立ての贅沢撮影旅が目的で、まずまずの撮影が楽しめました。 野鳥に関しては室堂ターミナルからみくりが池展望台の間のハイマツの生える辺りでたっぷり出てくれるのでうれしい限りです。 ここは、危害を加える生き物が少ないこともあり、野鳥と人の距離が短い印象です。 遊歩道を歩いていたらいきなり足元に飛ん...
立山室堂の周辺は程よい山岳散策ができ、それも魅力的です。 室堂は立山黒部アルペンルートの中で最も高い、標高2,450mに位置しますので、日本の名山の山頂並みの高さの体験はありがたい限りです。 眼前に広がるのは、いよいよ雪解けが始まった「みくりが池」です。 雪解けの青い水の色が何とも言えません。 みくりが池は、約1万年前にできた周囲約630m、水深約15mの火山湖で、夏の頃の紺碧の色合いも魅力的です。 ...
立山の春の名物、雪の大谷の風景です。 雪の大谷ウォークの歩行ギリギリの場所に立って、人を入れない風景を楽しみました。雪の大谷の今年最大の高さは16m(4月25日)だったようですが、およそ1か月後のこの日5月24日でも高さ15mが記録されました。 最高地点は室堂近くで記録されていて、地形的にこの場所が特に激しい雪の吹き溜まりになることが影響しているとのことです。 最高地点16m 雪の大谷2025 (富山県 立...
残雪の初夏の立山室堂付近からです。 立山連峰の中でもひときわの存在感を示しているのが、日本百名山の一つに選ばれている雪と岩の殿堂 剱岳(2,999m)です。 アルピニストの憧れの山のひとつと聞いています。 私的には、見た目も厳しいその頂にはさすがに行かないにしろ、できれば、圧巻の風景が広がる剱沢キャンプ場で夜を明かしてみたいものです。 剱岳 眼前の頂 (富山県 立山町) Photo No.3160一般的な...
初夏の富山県立山町を起点とした立山黒部アルペンルートからの1枚です。 標高977mの美女平駅をスタートした高原バスの標高2,450mの室堂ターミナルを目指して走行もゴールまであとわずか。 人々を乗せたバスはいよいよ室堂近くの雪の大谷に突入し、最後の走行となります。 天空へと続く道 (富山県 立山町) Photo No.3159標高2400mから見える空の大海原を背景にバスがやって来る様子は、まさに奇跡の風景にも...
初夏の立山黒部アルペンルート訪問からの1枚です。 立山ケーブルカーに乗車、標高977mの美女平駅で高原バスに乗り換え、向かうは標高2,450mの室堂ターミナルです。 50分ほど時間をかけてゆっくりのバス移動となりますが、その間も見どころが点在しています。 ゆっくりなのであまり意識がないのですが、気が付けば、かなり高いところまで上って来たようです。 残雪の高原にはS字のような道が描かれています。 ...
終着駅の立山駅で電車を降りれば、そこから先はいよいよ立山黒部アルペンルートへのスタート地点。 乗り換えで立山駅から美女平に向かって標高差502mを一気にのぼって行く立山ケーブルカーです。 黒部ダム建設用の資材を積んでいたこともある荷台付き仕様となっています。 美女平に向かう立山ケーブルカー (富山県 立山町) Photo No.3157一旦、靄が切れたのですが、再び靄が出てきてくれました。 雪の大谷を...
立山黒部アルペンルートの入り口、立山駅に向かう富山地鉄の列車です。 およそ1時間に1本、富山駅から立山に訪問者を運びます。 小雨降る中、終着駅の立山駅に向かって常願寺川を渡ります。 アルペンルートへ (富山県 立山町) Photo No.3156新緑の頃の靄のある風景は魅力ある被写体のひとつです。 この日は昨日の晴天から一転、曇りから雨の予報となっています。 残念なことに、今年も平日晴れ、週末下...
花曇りの富山市八尾の神通川さくら堤からの1枚です。 この日は曇り空にも関わらず、立山連峰がくっきりと浮かび上がっていまして、日本海側の雪国の待ちに待った春の風景がそこにありました。 神通川さくら堤は神通川の堤に800本の桜が植林されていまして、その眺めはこの空の下でも実に壮観でした。 花曇り空と神通川さくら堤 (富山県 富山市) Photo No.3155背景の立山連峰の山は大日岳(2,501m)となります。...
東京都港区の水族館「マクセル アクアパーク品川」からの最後の1枚を紹介させていただきます。 ドルフィンパフォーマンス ナイトver.もいよいよフィナーレ。 15分の最後を飾るのは、クリスチャン・ラッセンのイラスト作品の南洋の夕陽モノを彷彿させるような演出が見事には決まっていました。 3154 南洋の夕陽に舞う (東京都 港区) Photo No.3154夕陽のような光の演出の中、クロスするように水面を舞うイルカた...
イルカのマリンアートと聞けば、クリスチャン・ラッセンのイルカの数々のイラストを思い出す人も多いのではと思います。 水中をイメージしたブルーを主体としたものや、水中と地上のカラフルな色付いのものなど、魅力いっぱいです。 そんなラッセンの世界観が東京都港区の水族館「マクセル アクアパーク品川」のドルフィンパフォーマンス ナイトver.でリアル体験できます。 イルカのマリンアート (東京都 港区) Phot...
今回の熊本の旅の最後の1枚を飾るのはこちらの1枚です。 帰りの飛行機からの阿蘇山の眺めです。 噴煙上げるダイナミックなその様子と足元の熊本の街の風景に火山と人の営みの近さを強く感じました。火の国 熊本のシンボル 噴煙上げる阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2807かなりの噴煙の量に感じる光景です。 今まで何度か火口にやって来たことがありますが、最近では火山性ガスを高密度に吸い込めば気分が悪く...
引き続き、熊本県宇土市の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)からの1枚です。 潮が引き、その姿を現した長部田海床路の正面付近からカメラを構えています。 背景の山は有明海の向こうでそびえる長崎県の雲仙普賢岳でまるで海床路が続いているように感じます。 こちらからの眺めは、特に夕方から夜にかけてと、満潮の2時間前後に素晴らしい眺めを楽しむことが出来るようです。雲仙普賢岳に続く有明海の長部田海床...
熊本の旅もいよいよラストに入ります。 天草から熊本市内に向かう道でちょっと寄り道するのは、宇土市の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)の風景です。 こちらはちょっとした絶景スポットとして有名です。 まずは長部田海床路を横から見た風景を撮影します。 どうせ曇り空ならとモノトーン調のイメージで狙ってみました。干潟の道を行く (長部田海床路/熊本県 宇土市) Photo No.2805ちょうどどなたか2...
熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草の展望デッキからの眺めです。 曇り空の朝となりましたが、有明海の向こうに長崎県の島原半島にそびえる雲仙岳が見えます。有明海と雲仙岳の見える風景 (熊本県 天草市) Photo No.2804これで天気がよけれ、よかったのにと思いますが、雲仙岳の山頂部も見え、儲けものだと思いながらの撮影です。 晴れた日はさぞかし素晴らしい海の色や風景が見られるのだろうと思い...
夜明け前の熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草からの眺めです。 あいにくの天候の朝となりました。 遠くに長崎県側の雲仙の山々の影が見えはじめました。静寂の朝 (熊本県 天草市) Photo No.2803朝の雰囲気を出すためにホワイトバランスを調整しています。 きれいな夜明けの色が見られればどんなによかったことかと思いますが、これはこれで一期一会の風景ということでアルバムに残します。SON...
夕暮れ時の熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草からの眺めです。 海の色のきれいな有明海を背景に立てられたリゾートホテルの様子は、まるで海外のよう。 奥にはライトアップされたチャペルも見えます。 これで天気がよければ言うことなしですね。有明海を望む天草リゾート (熊本県 天草市) Photo No.2802世界的なコロナ自粛期間が明けたものの、今は途方もない円安のため、ただでさえ費用のか...
熊本県天草市の崎津諏訪神社から、崎津教会の見える高台のチャペルの鐘展望公園に向かう山道でお目にかかれるのが、こちらに人面木です。 崎津教会の風景を見るために石段を一気に登り切ることになるわけですが、途中でこの人面木との対話をしながらのひと休みの時間をいただきました。崎津の森の人面木 (熊本県 天草市) Photo No.2801面白い木だなと思って足を止めたら、足元に人面木と書いた小さな看板が立ってい...
熊本県天草市の崎津教会の風景です。 高台からの眺めも楽しめるということで、集落の中の訪神社を経由して、山頂に続く500段以上の石の階段を上ることに決めたまではよかったのですが、登っている途中から小雨が大雨に変わり、山頂の公園に着いた時は横殴りの風も吹き、散々な状況となっていました。 そんな中で、東屋にカメラバッグを置き、身軽な状態にしたものの、強い雨風との戦いで、レンズに付く雨粒を拭きな...
熊本市から南下し訪れたのは天草市。 以前、長崎県の南島原市を訪れたときに対岸の天草に行って見たいと思っていました。 島原、天草エリアは、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」となっています。 港の向こうのエリアは「天草の﨑津集落」となっており、集落のシンボル的存在となっているのが、海の天主堂と呼ばれる﨑津教会です。 天草宝島観光協会の案内によりますと、津崎教会は、天...
夜が明けた熊本の街から見える熊本城と路面電車の1枚です。 熊本市電とお城の組み合わせはとても素晴らしく、四季を通じて様々な表情があるのではととても期待されるように感じました。 日本の城下町を代表する風景のひとつとして、路面電車は、末永く存続して欲しいものです。 朝の熊本城と市電の風景 (熊本県 熊本市) Photo No.2798この時の熊本の旅の天気予報は絶望的なものだったのですが、この日の朝...
この日は曇りのち雨の様でしたが、朝はいい朝焼けの色を見せてくれた熊本市内です。 路面電車と朝焼けの熊本市内の様子の撮影を楽しみます。朝焼け熊本路面電車 (熊本県 熊本市) Photo No.2897朝のいい色がだんだん薄くなって行きます。 東へ向かう路面電車は何本も過ぎ去って行くのですが、こちらに向かって来る電車が来なくて焦ります。 今か今かと待つうちにようやく1本やってきました。 そんな気持...
2016年4月の熊本地震による被災は熊本県の各地に多くの被害をもたらしました。 そしてその地震により、日本のお城の中でも最上級の強固さを持っているイメージのあった熊本城の一部が崩れてしまった放送映像は、今だなお、多くの人々の記憶に強く残るところです。 あれから8年経過しましたが、熊本のシンボル熊本城は市内中心部から見る姿は、一見、復旧しているような印象ですが、横から見れば、石垣は崩れたままで、そ...
昔、全国各地で走っていた路面電車ですが、今は全国に数えるほどしか残っていませんが、ここに来て残しておけばよかったという声も聞かれる街もあるようです。 路面電車が走る街には独特の雰囲気と活気を感じることが多く、熊本市では熊本城と路面電車の取り合わせも味わい深く、それも街の魅力のひとつになっているように思います。熊本城浮き出る夜の電車通り (通町筋停留所/熊本県 熊本市) Photo No.2794夜の空に浮...
震災のときに大きな被害を受けた熊本城ですが、今は修復がどんどん進行しています。 そんな熊本城が浮き出す風景が楽しめる熊本市の夜の電車通りからです。 熊本城浮き出る夜の電車通り (通町筋停留所/熊本県 熊本市) Photo No.2794路面電車がひっきりなしに行き来する熊本市の市街地です。 こんなところに九州でも指折りの大都市熊本市の活気を感じながらの撮影です。 (鉄道のある風景 / 通...
熊本県の南阿蘇鉄道から最後の1枚です。 熊本地震で被災した南阿蘇鉄道の完全復旧を応援する漫画・アニメで人気のONE PIECE(ワンピース)のラッピング列車「サニー号トレイン」です。 車内にもワンピースの漫画の世界がいっぱい。 阿蘇山麓の風景と一緒に楽しい時間が過ごせます。 南阿蘇を元気に ONE PIECE サニー号トレインが行く! (南阿蘇鉄道/熊本県 南阿蘇村) Photo No.2793今回は、以前、紹介のSL...
熊本県の南阿蘇鉄道からの1枚です。 熊本地震の時から約7年の時を経て2023年7月にようやく南阿蘇鉄道全線復旧となりました。 よくある話ですと、それでそのまま廃線というのがありますが、そんな危機を回避でき、今日も阿蘇の集落を縫って、その走りを続けます。 山村を走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村) Photo No.2791長閑な風景を走るローカル線は魅力いっぱいで、もう少しいろいろな場所で撮影をしたい...
ようやく全線復旧となった南阿蘇鉄道からの1枚を続けます。 こちらはダムの貯水部分から見た風景となります。ダムを背に走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村/立野駅付近) Photo No.2790鉄道の復旧、ダムの稼働開始とうれしいことが2重に重なった南阿蘇エリアです。 新しいスポットも整備され、多くの人々が足を運んでくれそうな予感です。 (鉄道のある風景)SONY α1 FE100-400mm F4.5-5.6GM 112mm f...
熊本県南阿蘇村にある「立野(たての)」駅付近にある阿蘇立野ダム展望台からの眺めです。 こちらからは2024年4月に運用開始となる阿蘇立野ダムを背に橋梁を走る南阿蘇鉄道の風景を楽しむことが出来ます。 2016年4月に発生した熊本地震の影響を受け、全線運休、部分開通を経て、2023年7月にようやく全線復旧にこぎつけた南阿蘇鉄道です。 ダムを背に走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村) Photo No.2790前回訪問...
ANA機は熊本市上空を旋回し、着陸態勢に入ろうとしています。 ちょうど雲の切れ間があり、噴煙を上げる阿蘇山が天空の火山のように見えます。 手間の丸い山は肥後の金峰山(665m)でしょうか。 雄大な熊本の風景を堪能です。雲海から噴煙出す阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2788上空からのモノトーン調の風景が広がります。 珍しい風景をまたまた見ることが出来たと思う一方で、これが晴天であった...
空の上からの富士山、南アルプスと日本の名山の眺めを楽しみます。 ANA機は飛行を続け、熊本県上空に入りました。 熊本県上空はあいにくの雲に包まれていますが、九州を代表する名山のひとつ、標高1,592mの阿蘇山の雲の上に顔を出し、噴煙を上げる姿はとても見ごたえがありました。雲海から噴煙出す阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2788何とも珍しい阿蘇山の見え方に再び大興奮です。 これから熊本空港着陸...