「夫婦はこうして出来上がっていく」そのプロセスに感動する。/川島雄三監督:映画『暖簾』
◎11月29日(木)晴れ。 サム・ペキンパー監督『ワイルドバンチ』と川島雄三監督『暖簾(のれん)』をTSUTAYAで借りて見た。『ワイルドバンチ』のレビューは「こだいらぽんたの読書日記」の「名作映画100選」の方に書いた。「100選」の中には川島雄三の映画も入っているのだが、題名を間違えて違うものを借りてしまった。ところがこれが素晴らしい映画だった。見て良かった。ここでは『暖簾』について簡単に書きたい。 ざっくりとした内容はこうだ。 大阪の老舗昆布店・浪花屋で丁稚奉公で働く吾平(森繁久彌)が真面目な働きっぷりを買われ、大旦那にのれん分けしてもらう。震えるような感激を味わい、やる気満々の吾平。い…
◎11月19日(月)くもり こちらのブログに書くのは久しぶりだ。最近「こだいらぽんたの読書日記」の方に連続で記事を載せたのだが、こちらはひとつの記事を書くのにものすごく時間がかかる。 一番時間がかかるのが、内容を三段落にまとめる作業だ。最初は三行にまとめる予定だったのだが、実際にやってみるとあまりにも味気なかったので、三段落にまとめることにした。ところがそれでも難しい。あれもこれもと書きたくなる気持ちをぐっとおさえてコンパクトにまとめることは、けっこう頭を使うことなのだと思い知らされる。 この読書日記には「名作映画100選」というコーナーもある。自慢じゃないが、私は映画というものをほとんど見て…
自分の常識では考えられない「変な人」の立場で人生相談を書いてみる。
◎11月2日(金)秋晴れ。暖かい。 読売新聞がやっている「発言小町」という匿名で人生相談を書き込める掲示板サイトがある。匿名の人が悩みを掲示板に書き込み、それを読んだ読者がレスをつける。バス待ちの時間でこれを見ることがあるのだが、仕事やらお金やら育児やらさまざまなテーマで投稿されていて「世の中いろいろなトラブルや悩みがあるんだな」と感心する。 しかし、たまに「これ、真面目に書いてるのかな」と首を傾げるような内容に出会う。どう考えても、非難の集中砲火を浴びることをわかっていて投稿しているというか、わざと非難を煽って喜んでいるんじゃないかと思えるような。たとえば、こんな感じだ。 「今、婚活中です。…
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