「躓かせる」とはどういうことか
今日の御ミサは主任司祭が出張不在のため、前前任の主任司祭のH神父様が司式された。人柄の良さで人望があったH師の久しぶりのミサということで多くの方が集まった。お聖堂が信徒であふれたのはコロナ禍以来初めてだったと思う。今日は年間第26主日で「世界難民移住移動車の日」ということで、福音朗読はマルコ9:38~48だった。この章ではイエスが自分の受難を予告する場面が読まれるのだが、この箇所では「誘惑の警告」をしている。地獄の説明などおどろおどろしい表現があるのでのであまり読んでみたくなる箇所ではない。ここの42節はこのように始まる。「わたしを信じるこれらの小さな者のひとりをつまづかせる者は大きな石臼を首にかけられて、海に投げ込まれてしまう方がはるかによい」ここで「つまづかせる」という言葉が出てくる。H師は今日のお説...「躓かせる」とはどういうことか
2024/09/29 22:10