「技術士試験対策・ダウンロードコーナー」に掲載している「“1分で理解できる解答”の書き方』に関する補足説明・その2」の第3版を掲載しました。専門知識の問題に対する見出しの考え方などを追加しました。
技術士資格試験に合格したい人必見のテクニック、講習会や勉強会情報、試験を添削する側から見た記事など。わかりやすい技術文書が書けるようになりますよ。
弊社では以前、技術士試験での業務経験論文(現行の試験制度ではこの試験項目はありません)の添削を行っていました。添削をしてわかったのは「業務のポイントがよくわからない」という論文が意外と多かったことでした。 「わかりやすく書くこと」は、どの分野でも大切なことです。 これまで数々の企業様、個人のお客様等に対して「わかりやすい文書の書き方」の指導を行い、弊社の指導に対し高い評価をいただいております。
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その35)
「『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書の書き方(その34)」で,「必要なこと」として,「伝える内容を明確に理解していること」と「頭の中を整理すること」の2項目について解説しました。今回は,「伝える内容を明確に理解しているこ
前回のブログで,「記述式試験とは『解答を考えそれを書く試験』」と書きました。今回は,「解答を考えそれを書くこと」のレベルアップを図るためのトレーニングの内容です。記述式試験では,「解答を考えそれを書く」に対して頭の中で以下の作業を行います。
技術士二次試験は記述式試験です。記述式試験とは,問題を読み解答を考えそれを答案用紙に書く試験です。つまり,解答を考えそれを書く試験です。弊社では,記述式試験では,「解答を考えそれを書く」という当たり前のことの中に合格するためのポイントがある
前回のブログに引き続き「解答の要点を簡潔に考える」に関する内容です。解答の要点とは,「『要するに〇〇の要点は何なの?』に対する答え」のように考えることができます。「要するに」とは「つまり」です。これを前回のブログで紹介した例に基づき解説しま
「“1分で理解できる解答”の書き方」のポイントは,「解答の要点と解答の要点の説明を考え,これらに基づき解答を書くこと」です。「技術士二次試験対策:要点を考えることが重要」というテーマのブログの中で「解答の要点を考えることが重要」と解説しまし
技術士二次試験対策:業務内容の詳細の書き方(書く内容の完成度を高める・その2)
2023年3月13日に「業務内容の詳細の書き方(書く内容の完成度を高める)」というテーマのブログを掲載しました。今回はこのテーマの(その2)です。技術士二次試験対策として「“業務の内容が明確に伝わる文”の書き方」を弊社ウェブサイト上にアップ
弊社では,「自宅で学べる3ステップ・学習プログラム」を始めました。「本を読む・問題を解く・日々のオンザジョブトレーニングを実践する」という3ステップで「内容が明確に伝わる技術文書の書き方」を学んでいただく学習プログラムです。「本を読んで書き
令和5年度・技術士第二次試験の受験申込書等の配布が今日から始まりました。受験申込受付期間は,令和5年4月3日(月)~4月17日(月)までです。実務経験証明書には5つの業務を書きます。また,5つの業務の中から1つの業務を選びそれに対して業務内
前回のブログで以下のことを書きました。勉強のスケジュールが予定通り進まず「あせり」が出たり,「今年合格できるだろうか?」と不安になったりすることもあると思います。こんな時には,「自分は,技術士の資格を何で取りたいのだろうか?」と考え受験の動
2023年3月9日に「受験の動機」というテーマのブログを掲載しました。今回はこの内容に関連した内容のブログです。前回のブログの中で,以前勤務していた会社での3人の方の受験の動機について書きました。3人の中のその1(上司を見返す)とその2(同
技術士二次試験対策:業務内容の詳細の書き方(コンピテンシーを考えて書く)
「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」を考えて業務内容の詳細を書くことで自分が技術士としてふさわしいことがアピールできます。例えば,「立場」を書く場合,「設計の担当者」と書いても技術士にふさわしいことがアピールできません。このよう
技術士二次試験対策:業務内容の詳細の書き方(書く内容の完成度を高める)
業務内容の詳細を書くとき「内容を絞り込むこと」で書く内容の完成度を高めることができます。2016年11月17日に「制限を設ける」というテーマのブログを掲載しました。この中で,「論文の書き方:清水幾太郎 岩波書店」の内容を引用しました。以下の
以前勤務していた会社で実際にあったことです。■その1「上司を見返す」という動機で技術士二次試験を受験した人がいました。仕事が忙しく勉強の時間が十分に確保できなかったのですが睡眠時間を削ることで勉強の時間を確保し猛勉強をして合格しました。受験
必須科目や選択科目での問題解決能力及び課題遂行能力では,日本が抱える様々なテーマの問題や課題と受験部門と関連のある問題などが出ます。「教材や参考資料を読んで覚える」という意識ではなく「興味を持って勉強する」という意識で勉強すると,これらの問
技術士二次試験対策:インプットの受験勉強とアウトプットの受験勉強(その2)
前回のブログでは,DXについて学ぶことを例にして以下のことを解説しました。インプットの段階からアウトプットのことを考えて勉強をすることで「解答の要点と解答の要点の説明を考え,これらに基づき解答を書くこと」の完成度を高めることができます。「イ
技術士二次試験対策:インプットの受験勉強とアウトプットの受験勉強(その1)
受験勉強には,インプットの受験勉強とアウトプットの受験勉強があります。インプットの受験勉強とは,教材や資料を読んで受験部門や選択科目に関する技術や知識を頭の中にインプットすること(理解すること・覚えること)です。アウトプットの受験勉強とは,
「“1分で理解できる解答”の書き方」に関してこれまでのブログの中で何度も書いていることがあります。「“1分で理解できる解答”の書き方」のポイントは,「解答の要点と解答の要点の説明を考え,これらに基づき解答を書くこと」ということです。前回のブ
「“1分で理解できる解答”の書き方」のトレーニング方法として,過去問を使ってトレーニングする方法,日常業務の中で技術文書を書くときに書き方1注1)を使ってトレーニングする方法(こちら),日常業務の中で会話をするときに書き方1の考え方を使って
前回のブログの中で,「“1分で理解できる解答”の書き方」のトレーニングとして,日常業務の中でトレーニングする方法について解説しました。この中で,このトレーニング方法として,「書き方1:要点を冒頭に書く」を使って日常業務の中で技術文書を書くこ
技術士二次試験対策:「“1分で理解できる解答”の書き方」のトレーニング方法
「“1分で理解できる解答”の書き方」の中で,「“1分で理解できる解答”の書き方」のトレーニング方法として過去問を使った方法を解説しました(「6.参考:『1分で理解できる解答の書き方』のトレーニングについて」参照)。この方法の他に,日常業務の
技術士二次試験対策:「解答を考え・解答を書くこと」を単純化する
令和5年度の技術士二次試験対策として「“1分で理解できる解答”の書き方」を掲載しました。この書き方のポイントは,「解答の要点と要点の説明を考え,これらに基づき解答を書くこと」です。このポイントについて別な表現をすると「『解答を考え・解答を書
技術士二次試験対策として以下の2つの内容をウェブサイトに掲載しました。“1分で理解できる解答”の書き方“業務の内容が明確に伝わる文”の書き方どちらも,「内容が明確に伝わる技術文書の書き方」の考え方を使った技術士二次試験対策です。具体的には,
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その34)
■内容が明確に伝わる技術文書を書くための4項目「『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書の書き方(その29)」で,内容が明確に伝わる技術文書を書くための4項目を解説しました。以下の4項目注1)です。ー①重要なことを理解する②書
令和5年度の技術士二次試験まで5か月半になりました。すでに受験勉強を始めている方も多いと思います。「『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書の書き方(その30)」で「技術文書=コミュニケーションの手段」と書きました。技術士二次
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その33)
■「重要なことを理解する」についての整理「内容が明確に伝わる技術文書を書くための4項目」のうち,「重要なことを理解する」に関して以下の項目に基づき解説しました。①技術文書=コミュニケーションの手段②技術文書を書く目的③「内容が伝わる」と「内
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その32)
「重要なことを理解する」に関する解説内容のうち,今回は,「⑤内容が明確に伝わる技術文書を書く理由」ついて解説します。①技術文書=コミュニケーションの手段②技術文書を書く目的③「内容が伝わる」と「内容が“明確に”伝わる」の違い④内容が明確に伝
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その31)
「重要なことを理解する」に関する解説内容のうち,今回は,「技術文書を書く目的」,「『内容が伝わる』と『内容が“明確に”伝わる』の違い」および「内容が明確に伝わる技術文書」ついて解説します。①技術文書=コミュニケーションの手段②技術文書を書く
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その30)
以下に示した「内容が明確に伝わる技術文書を書くための4項目」を「理解・習得・実践」することで内容が明確に伝わる技術文書を書くことができます。①重要なことを理解する②書き方の技術を習得する③必要なことを理解する④日々のオンザジョブトレーニング
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その29)
■内容が明確に伝わる技術文書を書くための4項目以下の4項目を「理解・習得・実践」することで,内容が明確に伝わる技術文書を書くことができます。①重要なことを理解する②書き方の技術を習得する③必要なことを理解する④日々のオンザジョブトレーニング
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その28)
■「6つのルールと18の書き方」の特徴「『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書の書き方(その10)」から「同 (その27)」で「6つのルールと18の書き方」の使い方について解説しました。-「6つのルールと18の書き方」の特徴
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その27)
今回は,「ルール6:明確に伝わる文を書く」の中の「書き方15:能動態の文を書く」に関する補足解説です。「文の書き方で内容の伝わり方が変わる」という内容です。■書き方15:能動態の文を書く「書き方15:能動態の文を書く」とは,書き手が「考えた
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その26)
今回も,「『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書の書き方(その25)」に引き続き「書き方13:具体的な文を書く」に関する補足解説です。「『~的』や『~性』という言葉に関する内容」の続きです。-■技術文書を書く場合技術文書で「
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その25)
今回は,「ルール6:明確に伝わる文を書く」の中の「書き方13:具体的に書く」に関する補足解説です。「~的」や「~性」という言葉に関する内容です。■「~的」や「~性」という言葉について2022年11月17日,岸田首相が訪問先のタイで中国の習近
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その24)
今回は,「書き方8:表で書く」に関する補足解説です。「『書き方8:表で書く』を使うときのポイント」および「表の作成に関する参考事項」の解説です。■「書き方8:表で書く」を使うときのポイント書き方8とは,表で内容を書くことです。「『書き方8:
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その23)
今回は,「ルール4:視覚的に書く」に関する補足解説です。■ルール4:視覚的に書く「ルール4:視覚的に書く」とは,「見せる」という視点で書くことで内容を明確に伝える書き方です。具体的には以下の書き方があります。①書き方9:写真や図を入れて書く
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その22)
『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書の書き方(その21)」では,「6つのルールと18の書き方」を「わかりにくい」に対する判断基準にすることを解説しました。=「内容が明確に伝わる技術文書の書き方の3原則」の中での「第2原則:
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その21)
■「6つのルールと18の書き方」を判断基準にする「『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書の書き方(その20)」のブログの中で以下のことを書きました。「この書き方はわかりにくい(内容が明確に伝わらない)」と気が付くためには,「
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その20)
■「わかりにくい(内容が明確に伝わらない)書き方」に気が付く「『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書の書き方(その4)」というテーマのブログの中で以下のことを書きました。自分が読んでわかりにくい(内容が明確に伝わらない)と思
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その19)
■解説した“書き方”の整理「『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書の書き方(その10)」から「『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書の書き方(その18)」で,「6つのルールと18の書き方」の具体的な使い方の一
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その18)
今回は,「『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書の書き方(その17)」の続きです。今回も,「ルール6(明確に伝わる文を書く)」・「書き方16:短い文を書く(一文一義で書く)」の解説です。■一文一義で書く一文一義とは,1つの文
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その17)
今回は,「『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書の書き方(その16)」の続きです。今回も,ルール6(明確に伝わる文を書く)の使い方の一例の解説です。■ルール6(明確に伝わる文を書く)・「書き方16:短い文を書く」書き方16と
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その16)
「6つのルールと18の書き方」の具体的な使い方の解説の続きです。今回も,書き方の使い方の一例を解説します。=■書き方の使い方◆ルール6(明確に伝わる文を書く)について内容が明確に伝わる技術文書を書くうえで,内容が明確に伝わる文を書くことはそ
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その15)
今回は,「『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書の書き方(その14)」の続きです。前回は,文の羅列で書いた内容を,「書き方6:かたまりに分けて書く」を使って書きました。今回は,これと異なる書き方で書いた場合の解説です。_=■
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その14)
今回も,「6つのルールと18の書き方」の具体的な使い方の一例の解説です。_■ルール3(分けて書く)・「書き方6:かたまりに分けて書く」書き方6とは,かたまりに分けて内容を書くことです。「『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その13)
今回は,「ネットで何かを調べたときのその説明」と「書き方1:要点を冒頭に書く」の関係について解説します。■「〇〇とは」何かを調べたいときに,「〇〇とは」とグーグルなどの検索エンジンに打ち込んで検索する方も多いと思います。例えば,2023年1
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その12)
今回も,「『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書の書き方(その11)」に引き続き,ルール1(冒頭に書く)・「書き方1:要点を冒頭に書く」の使い方の解説です。■「構成を考える」と「書き方1:要点を冒頭に書く」の組み合わせ「『君
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その11)
「『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書の書き方(その10)」の解説の続きです。前回は,「書き方1について会話で考える」という内容で解説しました。今回は,この考え方を,技術文書を書く場合に適用したときの書き方1の使い方につい
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その10)
「『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書の書き方(その9)」で「6つのルールと18の書き方」の概要を解説しました。今回は,「6つのルールと18の書き方」の具体的な使い方の一例を解説します。■ルール1(冒頭に書く)・「書き方1
日経コンストラクションという,土木関係の仕事に従事する技術者が読む専門雑誌があります。その2022年10月号に弊社の意見が掲載されました。「読者から」というコーナーです。日経コンストラクションの読者からの様々な意見を掲載しています。今回,「
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その9)
今回は,「6つのルールと18の書き方」の概要の解説です。書き方の第3原則とは,内容が明確に伝わる書き方を考えることです。すなわち,内容が明確に伝わる技術文書の構成(骨組み)に「6つのルールと18の書き方」を使って肉付けをすることです。■「6
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その8)
今回は,「内容が明確に伝わる技術文書の書き方の3原則」ので「第2原則」の概要の解説です。書き方の第2原則とは,内容が明確に伝わる技術文書の構成(骨組み)を考えることです。内容が明確に伝わる技術文書の構成(骨組み)を考えるうえでのポイントは以
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その7)
書き方の第1原則の考え方に関係したことに関する解説の3回目です。■「自分は大丈夫だ」と思う考え方私の叔母は,振り込め詐欺の被害に遭いそうになりました。危うく大金を騙し取られるところでした。以前から,「私は,騙されない」と家族に言っていたそう
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その6)
書き方の第1原則の考え方に関係したことに関する解説の2回目です。■技術提案書を書くときの考え方以前,あるセミナーで講師を務めました。「中堅・中小企業のための技術提案力向上セミナー」というテーマです。複数の方が講師として登壇してこのテーマに関
弊社が講師を務めるセミナー開催のご案内です。=Ⅰ:2022年12月8日(木)開催【技術者・研究者のための内容が明確に伝わる“技術文書”作成入門】=Ⅱ:2023年1月20日(金)開催【技術者・研究者のための内容が“明確に”伝わる技術文書作成入
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その5)
内容が明確に伝わる技術文書の書き方の第1原則(書き手と読み手の違いを認識する)は,内容が明確に伝わる技術文書を書くうえで最も重要な原則です。そこで,3回にわたって,書き方の第1原則の考え方に関係したことを解説します。■技術提案書を書く場合の
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その4)
「書き方の第1原則(書き手と読み手の違いを認識する)を理解するうえで参考になる“ことわざ”」の2回目です。■己の欲せざる所は人に施す勿れ例えば,報告書に以下のような書き方をした箇所があったらどうでしょうか。【車の主な種類】ハイブリッドとは,
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その3)
「『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書の書き方(その1)」で,「マンガでわかる技術文書の書き方」を購入していただき「内容が明確に伝わる技術文書の書き方」を勉強する方法を紹介しました。今回から,「マンガでわかる技術文書の書き
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その2)
前回のブログで,「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方を学ぶ方法として,「マンガでわかる技術文書の書き方」を購入して「内容が明確に伝わる技術文書の書き方」を勉強する方法を紹介しました。「マンガでわかる技術文書の書き方
「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文書の書き方(その1)
「仕事を円滑に進めるための方法」というテーマのブログの最後で以下のことを書きました。=【参考】「技術者のための内容が“明確に”伝わる技術文書の書き方」をテーマにしたセミナーや社員研修では,「君の書いた技術文書はわかりやすい」と言われる技術文
仕事を円滑に進めるための方法とは,コミュニケーション力を高めて,「君の書いた会議の資料はわかりやすい」と言われるような技術文書を書くことです。「コミュニケーション」と聞くと「会話」を思い浮かべると思います。「技術第2部は,コミュニケーション
書きたいことは頭の中にあるが具体的な文や文章がすぐに出てこないときには,まず,頭の中にあることをノートに手で書き出してください。ノートに手で書き出すことで書きたいことが明確になります。ブログを掲載するとき,書きたいことをノートに手で書き出し
あるウェブサイトに以下のようなことが書いてありました。この記事を読むための時間:2分記事を読むための所要時間が書いてあるウェブサイトを初めて見ました。この記事を読んでもらうことを目的としてこのようなことを書いたのだと思います。つまり,これは
「マイ仏教:みうらじゅん著・新潮新書(新潮社)」という本の中に以下のような記述があります。私の朋友で特殊漫画家の根本敬さんに,「でも,やるんだよ!」という名言があります。これも根本さんの念仏です。どんな辛い状況にあっても,「でも,やるんだよ
2022年12月8日(木)に,「技術者のための内容が“明確に”伝わる技術文書の書き方(仮称)」をテーマしたセミナーで講師を務めます。詳細は10月上旬にご案内します。
「技術文書を楽しんで書く(その1)」で書いたような両親の旅行の計画を立てることを考えてください。両親が喜ぶ旅行先を決めるためには様々な観光地や宿泊先などの情報が必要です。これらの様々な情報があれば,様々な情報の中から,両親が喜ぶ観光地あるい
「技術文書を楽しんで書く」という気持ちで技術文書を書く方は少ないと思います。少ないというよりほとんどいないかもしれません。「技術文書を書く」ということと「楽しんで書く」ということが結びつかないからです。「技術文書を書く」ということと「楽しん
「読み手のことを考えて書くこと」で技術文書を楽しんで書くことができます。例えば,親孝行のため両親を旅行に連れて行ってあげることを考えます。両親が,「いい所だね。連れきてくれてありがとう」と言っている姿を頭の中に浮かべながら旅行の計画を立てる
三谷幸喜氏の考え方とは,“固定観念にとらわれない考え方”のことです毎週土曜日の夜に放送されている民放の情報番組で,脚本家や劇作家などの三谷幸喜氏が今月2週にわたり読書感想文の書き方を説明しました。1週目には,以下のことをポイントとして説明し
約1か月前に,技術士第二次試験の筆記試験が終わりました。受験生の中には添削指導を受けていた方も多いと思います。先日,技術士第二次試験で建設部門を受験したときに受講していた通信添削講座(A社とします)での添削結果が出てきました。この年に合格で
「論文の書き方:清水幾太郎著・岩波書店」という本を久しぶりに読み返しました。この本については,2016年10月14日に,「これまでに読んだ本から(8冊目):【論文の書き方】」というテーマのブログで紹介しました。この本の中に,「“が”を警戒し
「ブログリーダー」を活用して、森谷@技術士さんをフォローしませんか?
「技術士試験対策・ダウンロードコーナー」に掲載している「“1分で理解できる解答”の書き方』に関する補足説明・その2」の第3版を掲載しました。専門知識の問題に対する見出しの考え方などを追加しました。
「技術士試験対策・ダウンロードコーナー」に掲載している「“1分で理解できる解答”の書き方』に関する補足説明・その2」の改訂版を作成しました。「解答することを主語とした文を書く書き方は,専門知識以外の試験科目に適用すること」という内容に変更し
「技術士試験対策・ダウンロードコーナー」にダウンロード項目を追加しました。資料の内容は「『“1分で理解できる解答”の書き方』に関する補足説明・その2」です。論文(答案)の見出しを考えることが解答を書くことのスタートです。論文(答案)の見出し
現在の社員研修に新メニューを追加しました(こちら)。建設コンサルタントの技術者の方を対象にした社員研修です。テーマは「内容が明確に伝わる技術文書の書き方」です。建設コンサルタントの技術者は様々な技術文書を書きます。例えば,業務報告書,業務の
「技術士試験対策・ダウンロードコーナー」にダウンロード項目を追加しました。資料の内容は「昼休みに行う『文を短く書く力を鍛えるためのトレーニング』」です。昼休みも貴重な受験勉強の時間です。「塵も積もれば山となる」です。1日に15分間のトレーニ
「技術士試験対策・ダウンロードコーナー」にダウンロード項目を追加しました。資料の内容は「試験場で解答を文に変換する方法」です。建設部門を受験したときに斜め前に座っていた受験生が答案用紙に書いた解答を消していました。書いている途中で「この内容
「技術士試験対策・ダウンロードコーナー」にダウンロード項目を追加しました。資料の内容は「『解答を書く力』とは何か?」です。「書いたものが評価される」という記述式試験では「解答を書く力」が必要です。この「解答を書く力」について口頭試験と記述式
「技術士試験対策・ダウンロードコーナー」にダウンロード項目を追加しました。資料の内容は「日常業務の中で“文に変換する力”を鍛える:補足説明」です。1分で理解できる解答の書き方を使って内容が明確に伝わる解答を書くとき“文に変換する力”が必要で
「技術士試験対策・ダウンロードコーナー」にダウンロード項目を追加しました。資料の内容は「文を短く書く力を鍛えるためのトレーニング」です。「解答の内容を明確に伝えること」と「解答として書くことを増やすこと」という目的を達成するためのトレーニン
「内容が明確に伝わる技術文書の書き方」に関するセミナーのご案内です。■2024年4月30日(火)に開催テーマ:「技術者・研究者のための内容が“明確に”伝わる技術文書作成入門」■講師紹介割引があります。講師紹介割引のご利用を希望される方は,「
「技術士試験対策・ダウンロードコーナー」にダウンロード項目を追加しました。資料の内容は「短い文で解答を書く目的」です。「短い文で解答を書くこと」の目的は2つあります。この2つの目的とは「解答の内容を明確に伝えるため」と「解答として書くことを
「技術士試験対策・ダウンロードコーナー」にダウンロード項目を追加しました。資料の内容は,「トレーニングの量を増やすことで“文に変換する力”と“文の作成力”を鍛える」です。「文に変換する能力」と「文を作成する能力」はトレーニングの量に比例しま
「技術士試験対策・ダウンロードコーナー」にダウンロード項目を追加しました。資料の内容は,「ノートを使った受験勉強方法で“文の作成力”を鍛える」です。「石橋を叩いて渡る」ということわざがあります。「用心の上にも用心深く物事を行うことのたとえ」
「技術士試験対策・ダウンロードコーナー」にダウンロード項目を追加しました。資料の内容は,「ノートを使った受験勉強方法で文に変換する力を鍛える」です。2024年1月31日にX(旧ツイッター)でツイートしたことですが,「合格するための受験勉強の
「技術士試験対策・ダウンロードコーナー」にダウンロード項目を追加しました。資料の内容は,「『“1分で理解できる解答”の書き方』に関する補足説明」です。「解答の要点の書き方」に関する説明です。「解答すること」を主語とした文を書くことで解答が一
「技術士試験対策・ダウンロードコーナー」にダウンロード項目を追加しました。資料の内容は,「記述式試験で合格するための重要なキーワードは“短”」です。「所定の時間内で論文(答案)を書くこと」および「解答が明確に伝わる論文(答案)を書くこと」と
受験部門での必須科目と選択科目Ⅲは,受験部門で話題になっていることや受験部門での問題や課題あるいは日本の社会での問題や課題が出題されます。これらの試験問題に対しては,受験部門での教材を読むだけではなく受験部門や日本の社会での動向に関心を持つ
■「書き方2:全体像を冒頭に書く」とは「書き方2:全体像を冒頭に書く注1)」とは,「6つのルールと18の書き方」の「ルール1:冒頭に書く」の中にある書き方です(下表の赤枠の書き方)。書き方2とは,伝える内容の全体像を冒頭に書き,伝える内容の
■受験勉強で使う書き方「ルール3:分けて書く注1)」とは,「6つのルールと18の書き方注2)」の中にある書き方の考え方の一つです。受験勉強で使う「ルール3:分けて書く」の中の書き方は,下表の赤枠で示した「書き方6:かたまりに分けて書く」,「
部下が書いた技術文書をチェックするときに必要なこととは,わかりにくい書き方(内容が明確に伝わらない書き方)の基準を持っていることです。「〇〇君の書いたこの打ち合わせ資料はわかりにくいので修正してくれ」のような不明確な指示では部下もどこをどの
「『君の書いた技術文書はわかりやすい』と言われる技術文書の書き方(その34)」で,「必要なこと」として,「伝える内容を明確に理解していること」と「頭の中を整理すること」の2項目について解説しました。今回は,「伝える内容を明確に理解しているこ
前回のブログで,「記述式試験とは『解答を考えそれを書く試験』」と書きました。今回は,「解答を考えそれを書くこと」のレベルアップを図るためのトレーニングの内容です。記述式試験では,「解答を考えそれを書く」に対して頭の中で以下の作業を行います。
技術士二次試験は記述式試験です。記述式試験とは,問題を読み解答を考えそれを答案用紙に書く試験です。つまり,解答を考えそれを書く試験です。弊社では,記述式試験では,「解答を考えそれを書く」という当たり前のことの中に合格するためのポイントがある
前回のブログに引き続き「解答の要点を簡潔に考える」に関する内容です。解答の要点とは,「『要するに〇〇の要点は何なの?』に対する答え」のように考えることができます。「要するに」とは「つまり」です。これを前回のブログで紹介した例に基づき解説しま
「“1分で理解できる解答”の書き方」のポイントは,「解答の要点と解答の要点の説明を考え,これらに基づき解答を書くこと」です。「技術士二次試験対策:要点を考えることが重要」というテーマのブログの中で「解答の要点を考えることが重要」と解説しまし
2023年3月13日に「業務内容の詳細の書き方(書く内容の完成度を高める)」というテーマのブログを掲載しました。今回はこのテーマの(その2)です。技術士二次試験対策として「“業務の内容が明確に伝わる文”の書き方」を弊社ウェブサイト上にアップ
弊社では,「自宅で学べる3ステップ・学習プログラム」を始めました。「本を読む・問題を解く・日々のオンザジョブトレーニングを実践する」という3ステップで「内容が明確に伝わる技術文書の書き方」を学んでいただく学習プログラムです。「本を読んで書き
令和5年度・技術士第二次試験の受験申込書等の配布が今日から始まりました。受験申込受付期間は,令和5年4月3日(月)~4月17日(月)までです。実務経験証明書には5つの業務を書きます。また,5つの業務の中から1つの業務を選びそれに対して業務内
前回のブログで以下のことを書きました。勉強のスケジュールが予定通り進まず「あせり」が出たり,「今年合格できるだろうか?」と不安になったりすることもあると思います。こんな時には,「自分は,技術士の資格を何で取りたいのだろうか?」と考え受験の動
2023年3月9日に「受験の動機」というテーマのブログを掲載しました。今回はこの内容に関連した内容のブログです。前回のブログの中で,以前勤務していた会社での3人の方の受験の動機について書きました。3人の中のその1(上司を見返す)とその2(同
「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」を考えて業務内容の詳細を書くことで自分が技術士としてふさわしいことがアピールできます。例えば,「立場」を書く場合,「設計の担当者」と書いても技術士にふさわしいことがアピールできません。このよう
業務内容の詳細を書くとき「内容を絞り込むこと」で書く内容の完成度を高めることができます。2016年11月17日に「制限を設ける」というテーマのブログを掲載しました。この中で,「論文の書き方:清水幾太郎 岩波書店」の内容を引用しました。以下の
以前勤務していた会社で実際にあったことです。■その1「上司を見返す」という動機で技術士二次試験を受験した人がいました。仕事が忙しく勉強の時間が十分に確保できなかったのですが睡眠時間を削ることで勉強の時間を確保し猛勉強をして合格しました。受験
必須科目や選択科目での問題解決能力及び課題遂行能力では,日本が抱える様々なテーマの問題や課題と受験部門と関連のある問題などが出ます。「教材や参考資料を読んで覚える」という意識ではなく「興味を持って勉強する」という意識で勉強すると,これらの問
前回のブログでは,DXについて学ぶことを例にして以下のことを解説しました。インプットの段階からアウトプットのことを考えて勉強をすることで「解答の要点と解答の要点の説明を考え,これらに基づき解答を書くこと」の完成度を高めることができます。「イ
受験勉強には,インプットの受験勉強とアウトプットの受験勉強があります。インプットの受験勉強とは,教材や資料を読んで受験部門や選択科目に関する技術や知識を頭の中にインプットすること(理解すること・覚えること)です。アウトプットの受験勉強とは,
「“1分で理解できる解答”の書き方」に関してこれまでのブログの中で何度も書いていることがあります。「“1分で理解できる解答”の書き方」のポイントは,「解答の要点と解答の要点の説明を考え,これらに基づき解答を書くこと」ということです。前回のブ
「“1分で理解できる解答”の書き方」のトレーニング方法として,過去問を使ってトレーニングする方法,日常業務の中で技術文書を書くときに書き方1注1)を使ってトレーニングする方法(こちら),日常業務の中で会話をするときに書き方1の考え方を使って
前回のブログの中で,「“1分で理解できる解答”の書き方」のトレーニングとして,日常業務の中でトレーニングする方法について解説しました。この中で,このトレーニング方法として,「書き方1:要点を冒頭に書く」を使って日常業務の中で技術文書を書くこ
「“1分で理解できる解答”の書き方」の中で,「“1分で理解できる解答”の書き方」のトレーニング方法として過去問を使った方法を解説しました(「6.参考:『1分で理解できる解答の書き方』のトレーニングについて」参照)。この方法の他に,日常業務の