気づけば6月も後半戦。 7月になったら成績関係の仕事で追われるし、授業数も言うほど多くない。 学期末の保護者面談に向けて少しずつ準備をしていかなければ。 6月に入ってだいぶ色々な入試資料も揃ってきているので、整理をしつつ何をご家庭に示していくのかを考えなければなあ…と思っているところ。
国語科教員のブログ。国語についてやりたいがアクティブ・ラーニングとICTで一杯に…。
国語科教育についてきちんとまとまって書いていこうと思いますが、どうしてもアクティブラーニングについての議論をしなければいけない状況にあります。色々な文献をちゃんと引いて説明していこうと思います。
11月が終わるとなんだか淋しい気持ちになる。ああ、今年もいよいよ終わりである。自分が今年一年についてもあまり進捗しなかった、そんな気になるのである。 子どもたちの成長速度に比して、もはや自分の成長速度は遅々として…ということを実感せざるを得ない。 明日は世の中を騒がせた某大学の公募推薦入試が実施される。自分の教え子もそれなりの数受験することになっているけど…果たして、この入試はよいものなのでしょうかね…。 全ての答え合わせて、このあと少しずつ始まってくる そういう時期なのだ。 あまり、直視したくないことも多いし、本当は何も変わらないのが気持ちとしても非常にラクなのに。 まあ、何も変わらないとい…
ブラックフライデーセールが始まりましたね。 Amazonのセールはとにかく日用品を買いためるのが一番よいというのが自分の結論です。 キュキュット クリア除菌 つめかえ用 1380ml×2個セット キュキュット Amazon たとえば、こんな感じのものを買っておくと、一人暮らしだと一年分くらいになるので非常に助かる。 物欲センサーに色々なものが引っかかってくるのだけど、まあ…ほどほどのところで諦めて置こう。欲しいものを際限なく買っていたら、貯金がなくなる。 そろそろ年末だし、残ったNISA枠についてもそろそろ埋める方向で考えなければ…。
自分は世代ですから、好きとか嫌いとか、面白いとか面白くないとか、そういうことは横に置いて、出たら買う、それだけなのです。 涼宮ハルヒの劇場 「涼宮ハルヒ」シリーズ (角川スニーカー文庫) 作者:谷川 流 KADOKAWA Amazon 四年ぶりですね。 ただでさえ、成績関係の仕事で忙しく、休日出勤も続いている状況であるのに、それでも買ってしまうのです。 もう、世代なのでとにかく買ってしまうのです。自分が高校生の時に『涼宮ハルヒの憂鬱』が発売になっているわけで、思えばもう20年以上…。
週明けがやたらと寒かったのに、なんだか今日はやたらと生暖かい。絶賛、自律神経が迷走していて、妙な頭痛に悩まされているのである。 考査を処理したり、成績の確認をしたりと、地味な仕事がダラダラと続く日々なので、ちょっと体調不良が長引くのは勘弁願いたい。 基本的に自分の頭痛は緊張型頭痛なので、ロキソニンを時々飲めばかなり調子は良くなる。 定期的に検診も受けているので、あまり変なことにはならないとは思うのだけど、それでも頭痛がするというのは不快であるし、不安でもある。 季節の変わり目は何か集中して仕事をするには、面倒な要素が多いのだ。
世間が色々と騒がしい。 デジタルのことを切り離して考えていたのに、いざ問題に直面したときにデジタルに対して脆弱であるということは、なかなか難しい問題である。 だからこそ、普段からデジタル・シティズンシップ教育の重要性があるのだろうと思うが、それはそれ、これはこれとなりがちなのである。 最近のあれこれを見ていると、先月、岩波ジュニア新書から出ている以下の本を読んでトレーニングすることが必要な人って世の中には多いんじゃないかなあ…と思うところです。 データリテラシー入門──日本の課題を読み解くスキル (岩波ジュニア新書 991) 作者:友原 章典 岩波書店 Amazon 岩波ジュニア新書ですが、大…
今朝、通勤のために駐車場に行くと、今年初めての霜が降りていた。たぶん、今年初めてのはず。 気付けば霜月の最終週である。
自分の職場で抱えている仕事は、割と特別な技術や知識が必要なものは多い。 まあ、マンパワーで形を整えているものは少なくないのである。 ただ、そういう仕事を抱えていくと、自分の仕事が減っていかない。自分がやらなければいけないことが増えてしまうと、自分が新しいものに挑戦する余裕を失ってしまうのである。
勤労感謝の日ということでお休みをもらえたのですが、本日の調子はイマイチですね…。 おそらく今月は働き過ぎなのである。残業時間が多くて、色々なことが立て込んでしまっている。久しぶりに朝寝坊するくらい寝たのであるけど、それでも何となくすっきりとしないまま過ごしている。 そしてやっと休みになったので、放置されていた家のことなどを進めていたのだけど、何をするのにも巡り合わせが悪い。色々と混雑しているために、なかなか思い通りに仕事が進まず。 気付くと割と時間ばかりが経ってしまっていたので…うーん…ままならないものである。
十一月も三週目が終わりを迎えようとしている。いよいよ年末、そして新年。 やがて自分の立場も変わっていくのだろうという予感をせざる得ない時期である。
気温が安定しないせいか、咳が止まらないでいる。 授業中に咳が出ると物理的に授業が止まるので困ってしまうのである。自分が一コマ喋り続けるような授業は久しくやっていないが、それでも咳は授業と相性が悪い。 【第3類医薬品】龍角散 90g 龍角散 Amazon 粉の龍角散の効果は強く感じるところであるけど、飲むときにむせて大惨事になるというところまでがセットですね…。
急に寒くなって、どうも体調が怪しくなっている。 しかし、本当、今日の冷え込みは極端である。そして、明日はまた揺り戻しがあるのだから、うーん…体調がついていかない。
この記事のような話題が、ここ数日盛り上がっている。 www.nikkei.com 正直、今、自分がアクセスできる情報の中では、どこまで何が影響したのかをはっきりと分かるようなことはない。 ただ、何となく空気感としてSNSの影響力が大きくなっているようなことが、何となく合意されているような、そういうなんとも言えない感じがある。 シンプルにSNSが問題だというよりも、他のメディアとの関係の中でSNSというメディアの位置づけも変わってきているということや、そもそもSNSと付き合っていくということを学ぶ機会無く、大人となってきた我々は、はたしてどのように見識を持てるのだろう? まさにデジタル・シティズ…
あぁ…仕事が終わらないので愚痴っぽくなる。 人に愚痴を言っても相手にされないし、ろくな結果にならないのでAIにでも食わせておこう。
昨日、ぼやきのように生成AIの話を書いた。 www.s-locarno.com まあ、ぼやきなんですが。 こういうへんちくりんな使い方をしているばかりではなく、割と毎日、色々なことに使っている。流石に月額で3000円を払っているので使い倒さないと勿体ないのである。
仕事が行き詰まってやる気も湧かなくなっている状況なので、もう、頭の中のパニック具合をすべてChatGPTに聞いてもらうことにした。 話し相手がAIくらいしかいないということである。 何か文句でも?
ブログの記事を考えている余裕がないくらいには八方ふさがりになっている。 そんな時に限ってちょっと調子が悪くなりそうな体調の気配が出てきているのでこはいかに…。 【第3類医薬品】龍角散 90g 龍角散 Amazon 困ったときには龍角散。 熱が出なければだいたいはどうにかなると思うのだけど、気分が滅入っているせいで集中力が微妙なのだよなあ…。
明治図書の復刊投票で、毎度お馴染みのプロギュムナスマタに関する香西先生の本がいいところまできていますね。 21世紀型授業づくり96 レトリック式作文練習法−古代ローマの少年はどのようにして文章の書き方を学んだか−:香西 秀信 他 著 - 明治図書オンライン このブログでも一年に一度くらいは復刊チャンス!と呼びかけていますが、今回もワンチャン復活しそうなところまで来ていますね。 興味がある方が手に入れるためには、この復刊投票を利用しないと中古価格はえげつないので…。 ご興味がある方はこのチャンスにぜひ!
この一週間はずっと色々なことに精神的に振り回されている。 考えることが多いのに、一つのことに自分の気持ちが取られてしまって、集中できないで緊張してしまっている自分がいる。 気持ちがいっぱいいっぱいになっているのに仕事は減らないので、困ったなぁ…ということ。 いわばどうにもならないことをどうにかしようとして、という羅生門の下人的な何かになっている感じがある。
生徒の受験も始まることもあって、色々と気ぜわしい。やるべきことも溜まっているのに、プライベートで気持ちが落ち着かないでいるので、あまり調子も良くない感じである。 相変わらず、知的労働になると途端に追い詰められる。 期末考査に向けて初見の文章の素材を探しているものの、これが全然見つからないのである。無理して好き勝手に作問することは難しくないのだけど、意味のある問題を作らないことは気持ちが悪い。 特に共通テスト型の問題を作成しようと思うと、結構手間がかかる。そもそもの素材選びからして難易度が高くて迷いがどうにもならないのである。 色々なバランスを考えてみないとなぁ……その調整が残りの少ない日数や他…
週の初めから色々と慌ただしい。先週の少し借金返済に時間を使うことになっているので、余計に時間がかかっている気がする。 授業のことについても、考査が見えてきてその準備に気分が振り回されているので、目の前の授業の設計が意外とおざなりになってしまっている自分がいるのが分かる。 そして、思ったよりも自分のプライベートの方が荒れており、気持ちのコントロールがつかないでジタバタとしている自分がいるのが分かる。 うーん…こんなに追い詰められる予定になるはずではなかったのだけど。 生成AIに肩代わりさせたいことはいくらでもあるのだけど、使ってみてもイマイチはっきりとした感じにはならないので、ちょっとクダを巻く…
気付けば11月も中旬に。 そろそろ12月が見えてきているので学期末の評価の準備を始めなければいけないと思っているところ。 そして、先にやってくる考査の問題についても完成させなければいけないなあと思っているところ。自分は考査は必ず初見の問題で出すのでそろそろネタの収集に動かないと間に合わなくなりそうな予感があるのです…。
年末調整の手続きをするように色々とごちゃごちゃとした指示が来るようになっている。 最近はだいぶオンライン化、デジタル化されたおかげで手間が減っているのだけど、イマイチ、分かりにくいことが多くて困ることも多い。 質問する相手となる事務方の人も必ずしも細かい税制に詳しいわけではないので、結局、埒が明かないでイライラすることも少なくない。デジタル化だと融通の利かないようなことが出てきて、余計にイライラすることもある。 いや、融通が利かないのはシステムとして正しいのだろうけど、仕組みとしてこのパターンはどうするの?ということについてちゃんとFAQがないから、細々としたことがね…。 最近まで暑いと思って…
最近、ChatGPTに検索機能がついたことが話題になっている。 japan.cnet.com 実際、個人的にはChatGPTよりもGensparkやPerplexityの方が検索用途には便利なのだけど、それはそれとして検索の代わりにAIを使うということの使い勝手が徐々に上がり始めている感覚がある。 そして、それを実践して情報の収集速度を上げている人とそのまま何もしていない人のスピード感の差がかなり強烈に生まれているような感触がある。 自分もとりあえず、困ったら検索出来る生成AIに投げてしまうようになっている感覚がある。Perplexityは今のところソフトバンク系のユーザーの特典で一年無料で有…
何か落ち着いて教育に取り組みたいと思ったのであれば、そもそも学校が落ち着いていないといけないのだと感じるところである。 なんとなくザワザワとしていると、一つ一つの言葉がかき消されてしまうので、生徒の安心も消えていくように感じられる。 色々なものが丁寧に作られているから、安心して表現ができる場所が生まれるものである。 子どもたちがザワザワとしているところに、何も気にせずに話し始めてしまう人は少なくないけど、そういうなんとなくのアンバランスさが、少しずつ安心を遠ざけるのではないかと思う。
探究学習が机上の空論としてから回っていくのは、体験の総量が足りないからであるような気がしている。 いくらインターネットで調べてみても、その場の持っている空気感はわからない。逆にいけば、百聞は一見にしかずという諺のとおり、ただ、体験するだけですぐに分かることは数多くある。 学校の探究が、「そんなこと、現場に行けば当たり前に分かるんじゃないか」と言われないように、もっと地道にやらなきゃいけないよなぁ。
連休明けなのに、なぜか学内の連絡が大量に溜まっている。 謎である。 そして、そんな雑務を捌いていたら、昼が終わっていた。
なんだかよく分からない仕事が溜まっている。 本日はせっかくの秋晴れだというのに、なんだか気分も晴れないままに、自宅にこもって次の発表に向けてのスライドづくり。 今回の発表については早い時期に思いついたようにやっておいたので、余裕をもって終わるかなあ…と思ったのだけど、先取りした分だけ「まだ大丈夫だろう」と後回しにしてしまって、直前になって苦しめられているイマココ。 スライドの作り方も発表を聞く相手によってちょっとずつ変えるようにしている。 基本的に議論する場合は文字をスライドにびっちりと書き込むようにしているけど、ただ、情報交換的な場合であれば、むしろ視覚的な情報を中心に盛り込むようにしている…
文化の日で本日は珍しく休み。 そろそろ十一月なので、二学期のゴールをどのようなものにするかを考えていく時期である。 今年は何かと浮き足だって忙しい。自分の気持ちの方向がはっきりとしていないせいか、なんだかふわふわとしたことを繰り返してしまっている。 久々に休みなので、年末までの予定を一つ一つ確認するという時間を取ってみた。こういうタスク管理の仕事をしているだけでも、他のことに気が散りがちだなぁ…。
冷えた雨が降る土曜日である。 せっかくの連休というのに気が滅入るような感じがある。 11月は休日が多いはずなのだけど、土曜に被るために全くお得感がない。 11月になると比較的行事の穴場のせいか、教育関係のイベントが増えてくる気がする。 そして、予備校の入試関係のイベントも活況である。 今年の入試は制度が変わるから荒れる年である。情報を読み直して、痛いミスをしないようにしなければならんなぁと思うところ。 来週からまた何かと慌ただしい。
色々と思うところがあるからこそ、出先で暴飲暴食。 しゃーないのです。 飲み込めないものを上手く飲み込めないので、その代わりに食べ物をひたすらに飲み込む。 食べるだけの元気を残しておけば、まだまだ戦える気がするので、それで良いのだと思うことにする。
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気づけば6月も後半戦。 7月になったら成績関係の仕事で追われるし、授業数も言うほど多くない。 学期末の保護者面談に向けて少しずつ準備をしていかなければ。 6月に入ってだいぶ色々な入試資料も揃ってきているので、整理をしつつ何をご家庭に示していくのかを考えなければなあ…と思っているところ。
こんなプレスリリースがあった。 prtimes.jp 内容としては、全国288の教育委員会・学校対象調査では、89.9%が生成AIの教育活用に「関心あり」と回答したものの、導入または導入検討中なのは41.3%にとどまっているという話。 補助金制度への理解不足や手続きの複雑さが利用ハードルにつながっているのかもしれないということも書かれている。 この記事を見ていて個人的に「ん?」と思ったのが、次の部分。 生成AIのガイドラインや活用方法に対する理解度に関しては、50.7%が基本的な理解があると回答しました(「よく理解している」7.3%、「ある程度理解している」43.4% )。調査を実施した時期は…
こんなニュースを見た。 www.kyoiku-press.com 令和8年9月から公立中学校の部活動を地域へ委ねる方針を示している神戸市教委が本年度実施する教員採用試験で、中学校・高校の募集枠の志願者数が昨年度より130人も増えた。 (2025/06/13確認) さもありなん…と現場にいると感じるところだけど、実際はどこまで影響しているかはまだ何も分からない。 自分の好きな部活ならまだしも、現状は「ガチャ」であり、だいたいデメリットと感じるケースの方が多いものなあ…と思わざるを得ない。 自分も公立の教員を避けている一つの理由は部活動であることは間違いない。 とはいえ、教員の働き方の問題は部活動…
こんなイギリスのニュースを見た。 www.fenews.co.uk 教育における生成AIについての問題点について書かれている記事である。 データ保護とGDPRコンプライアンスに関するリスク: AIの利用は、特に学生の個人データ保護に関して、法的な課題とリスク。 教員のAIに関する専門知識とトレーニング不足: 多くの教師がAIの利用に関する正式なトレーニングを受けておらず、AIに関する専門知識や自信が不足していると感じている。 国家ガイドラインと現場での導入のギャップ: 英国教育省(DfE)はAI利用に関するガイドラインを策定しているものの、高等教育(FE)レベルでの具体的な導入と実践には大きな…
いよいよ梅雨入りになり…。 さっそく交通機関が遅延して、一限から授業をやっていると生徒がなかなか揃わないで、うーん…授業が思い通りにならないものである。 生徒が揃ってしまえば、生徒は楽しそうにしているのだけど、時間が足りない。 時間が最も大切な資源なのだから、1分だろうと無駄にはできないなあ…と思うのである。
こんなニュースを見た。 prtimes.jp 地域創生の文脈や学びの多様化の文脈で注目されることが多い「地域みらい留学」の話題がこういう形でプレスリリースされる時代なんだなあと感じます。 どういう形で学ぶのかという学びの個別化の突き詰めた形であると思うし、若い力を必要としている地域の切実な思いも感じるところである。 最近は探究学習で「地域探究」が行われることは増えているけど……本当に地域の課題と向き合うとはどういうことなのだろうと思う。 探究学習が探究公害と非難される時代であるけど、地域と学校は本当はお互いに尊重し合える可能性はあるはずである。中途半端にどちらかから搾取しようという姿勢が見えた…
六月第二週目が始まりましたね。 六月は祝祭日がないので、一週間が淡々と過ぎていく。勤務校では行事もないので、まとめて授業が進んでいく。 こういう時期に調子を崩しがちな生徒が増えるので要注意である。 授業があまり速い速度で進んでいくと、生徒はなかなか困ってしまう。授業が進むだけ、予習復習が増えていく。こういう見えない負担感をちゃんと生徒から聞き取っておかないと、一方的な押し付けになりがちなので、注意しておきたいところだ。
休みだというのに本を読む心の余裕が生まれてこない。体力的にも集中すると眠くなる。 自分が色々なものに振り回されていると実感する。 本を読めない、文字を読むモチベーションが湧かないことは、国語科の授業づくりとしては致命的に追い込まれている訳だけど、あまり焦りも出てこない。 どう文章を読むのかという技を手渡しつつ、どうその場で読むのかを子どもたちと一緒に読んでみるというやり方でもよい気がしてきている。 まあ、扱う本文が定番教材だから内容をある程度把握しているから言い出せることではある。 でも、教室で自分が一番念入りに準備してあるという姿でばかり授業しなくてもよい気分が今はある。 読むという技術や子…
自分の授業や教員としての振るまい方が、年々「まあ、いいかな」と色々なことを思うようになってきている気がしている。 人を変えることは出来ないし、自分を成長させたくないと思っている子どももいない。 だから、何事に対しても「まあ、いいかな」とカッカしないで過ごすことが一番大切になるのではないかと思っている。
天候が安定しない。 生徒の様子も不安定になりやすいという予感がある。先回りで手を出すべきか、ちょっとした転びならば経験してもらうべきか。 気持ちに余裕があれば大抵のトラブルについては飲み込むことはできるのだけど、この時期は気持ちの余裕もなくなってくるのである。 さあ、どっちに手を打った方がよいだろうか。
教員の仕事は多岐にわたる。 そして、その仕事は基本的に我慢の連続なのだ。 授業だけをしていればよいという仕事でもない。授業で勝負できなければ教員としてはあまり望ましくはないが、授業だけで自分の価値が、仕事がすべてに認められると考えるのは傲慢だろう。 また、そもそも学校という場で授業をするということは、日常の学校生活があってこそ、その文脈で授業を考えていくものである。子どもたちの学校生活に興味を持たないで授業することなど、自分が教えたいことを強弁すれば教えたことになると考える思い上がりなのだ。 学校で教えるということを続けようとするならば、教員として丁寧に日々を紡がなければいけない。そのためには…
こんなニュースを見た。 大学入試の学力試験、年内可能に 面接や小論文と組み合わせ条件:朝日新聞 昨年の入試でかなり注目された話である。 受験生を指導していた当事者としては、どうしたものかなぁと悩ましかったものである。 実際問題、需要はあるけど、入試倍率は実施される前からえげつないことになるのは簡単に予想がつくし、それに伴って難易度も厳しいだろうなと。出願指導が難しい。 実際、蓋を開けてみたら、まあ、予想通りだなぁという感じ。 個人的にはこういう穴をつくやり方は好ましくは思わない。結果的に受験生の不安心理を受験に繋げているようなものだもの。 そして、今年から制度のようになっていくのだから、かえっ…
梅雨に入ったという話は聞かないけれど、雨が続いていて色々と生徒にもよくない。 雨が降ると交通機関もままならないことになる。 色々なものがままならない。 ままならないものを、どうにか宥め賺してやっていくことが、担任の仕事なのだろうなあと思うところ。 探究的な学びを支えるのは日常の学びである。日常の学びをどのようにして安定させるかということも考えたいところである。 探究か教科は二項対立ではないのだ。
教育実習の季節が始まったので、学校はまた忙しくなる感じがする。 教育実習は2週間、3週間の限られた期間の実習となるので、どうしたって忙しいのである。授業にしても一つの単元をまるまるやれることもあれば、そうでもない場合もある。 国語科みたいな授業の場合、単元の途中から…というのはかなり難しいので、できるだけまるっと単元ができればよいと思うのだけど、実際は、特に2週間の場合だとかなり苦しいのである。 欲張りすぎてもあまりよいことにはならない……けれど、中途半端も難しい。 週2単位科目だと、下手すると実習期間に2回くらいしか授業が無い可能性だってある。 単元をまるっと体験できないことは、あまりよくな…
いよいよ六月。蒸し暑いような肌寒いような不安定な気候が続きますね。 体調があまり良くならないような日々が続く。 自分もどうも気候にやられたせいで気力が折れている。体の微妙なだるさで頭の動きが悪い。仕方ないと諦めて休むことに集中する。 さて、6月って、学校の空気がちょっと重たくなる時期だと言われることがある。運営的にも学級的にも、いろいろと危機が噴き出すタイミングだと。でも、それって本当なのか? 実際のところ、確かに体調を崩しやすい気候ではある。湿気、気温差、疲れの蓄積。だから何かとトラブルが起きやすいのは間違いない。でも、そのしんどさの原因を「気候」とか「疲れ」にだけ求めるのは、少し違う気がし…
今春の大学入試の結果が明らかになってきている。 色々な予備校からの情報を集めながら、自分の指導が正しかったか…そういう答え合わせをしている。 そういう情報を集めていると今の私立大学の受験状況が大変なことになっているなあ…ということは分かる。 www.newsweekjapan.jp こういう記事も出るくらいですからね…。 色々と思うところがある。
こんなプレスリリースを見た。 子どもの夢はどう変わった? prtimes.jp この調査の結論である「進路について深く考える経験をしている子どもは、学習意欲が高く、自らの興味・関心を広げて積極的に学習している」ということは、現場の教員としては「まあ、そりゃあ、そうだろうな」という感じである。 ただ、「深く考える経験をさせることが難しいのだよ!」と言いたくもなる。 結構、面白い資料なので、時間があるときに隅々まで見ておこう。 2.進路を考えることに影響する要因―学校(教員)と家庭(保護者)が関連 ・学校(教員)要因―「尊敬できる先生がいる」を肯定する子どもや、学校で探究的な学びに取り組んでいる子…
何も大きな変化がなく、淡々と流れていく日こそ、自分の仕事は落ち着いて進む。 イレギュラーがあると、授業も落ち着かないし、生徒も集中できない。 何もない日々を守ることがやっぱり学校としては一番大切なんだろうな…。
日が長くなってくると、つい釣られて仕事が長くなりがちである。 仕事を手放さないと次の仕事が出来ないのである。ダラダラと仕事をしないようにしなければ…と思うところである。 もうすぐ六月だなぁ…。あっという間に一学期が終わるけど、何かまとまった成果を出せただろうかと自問自答が始まる時期である。
国語の授業の中で言葉を探す時間をどれだけ取れるだろうか。 やっぱり自分で考えていかないと、言葉を探す必要性が生まれない。 授業の設計をちゃんと考えないと、思考は動かないのだよなぁ…。考えたくなるような課題って何だろう?
場所から受ける学びへの影響は開始できないよなぁ。 本当にのびのびの学ぶことを期待するならば、余剰に思えるくらいの空間は必要だよなぁ。 いくら道具に投資をしても、身体的に窮屈な場所や空間では何かを創発的に学ぼうということにはつながらないだろうと感じる。 当たり前に机を前に任せて、指示したこと以外はやらせないような空間では、自分で学ぶということをどうやって触発できるというのだろう? 派手なことをやらなくても、大きな余白があるだけでずいぶんと変化していくと思うんだけどなあ。
読書は小学生の頃はたくさんするのに、思春期の年代になるとだんだん離れていく。そして大人になったら読書が大切だと言いながらも読書が出来ないという状況が続く。 なかなか厄介な代物なのだ。 個人的には一人で好きな本を好きなように読めるような習慣を持たせて高校をから送り出せれば、自分の教育はある意味で役に立てたと思うくらいには、ハードルが高い。
ゆる言語学ラジオがポライトネス回だった。 www.youtube.com ポライトネスや語用論について触れて説明をしてくれている。 コミュニケーションにおいては、初対面の相手に対してもただ単に敬語だけで話しているだけではなく、微妙に表現を調整しながら相手との距離の調整を巧みに行っている。 その言語の表現形式の巧みさは非常に興味を惹くものがある。 個人的には語用論、特にポライトネス周りを勉強していたので、こういう話がYouTubeのコンテンツになるのは興味深いなぁと思う。 学校文法のイメージだとこういう語用論のようなことは、文法の埒外としてイメージされてしまって、あまり扱われないからなぁ…。 ち…
本日も復調しない。 ダメだこれは…。
色々とやるべきことがあるのに、非常に調子が悪い…。 これは困ったぞ…。
試しに生成AIに任せてみたら、面白い結果が出てしまった。 こういうことになると、もはや持っていた授業案は破棄して考えざるを得ない。 自分のアイデアが頭固かったなぁと、後から気づくことがたくさんある。こういうテクノロジーの応用の仕方も、自分の「使わせたい」という発想からだけでは上手くいかないのだろう。 やっぱり、アイデアは実践の繰り返しと試行錯誤から生まれる。 なんでも自分の思い通りにコントロールできているなんて思っていたらいけない。
勤務校ではだいぶ色々なツールを使えるように準備している。そのための準備にだいぶ時間を割いてやってきた。 今では当たり前に使われているCanvaやこれから波が来そうなFigmaまで、色々なものを準備している。一つ一つのツールについて、イチイチ説明をしなければいけないというのは非常に手間がかかる作業であったが、使うようになってしまうとそれが当たり前になるものだ。
六月も中旬に入りました。 日々が加速度的に早くなって進んでいく。6月が終わるとあっという間に夏休みになるので、精神的にはあっという間に一年が終わってしまう。 つい、日が暮れるのが遅くなっているのでいつまでも仕事ができてしまう気がするのだけど、時間自体は伸びていないので、単に生産性が下がっているだけである。 だんだん、手が回らないことによって取り返しがつかなくなることが増えてくる。 日々の生活にメリハリがなく進んでしまうと、自分で取り返すことができないものが増えてしまうのだ。 なんだか、落ち着かないままにここまで来てしまった。 資料をかき集める 学期末となると、観点別のとりまとめもある程度しない…
Googleの生成AIがとんでもないものを出してきた。 notebooklm.google 自分でデータをアップロードすれば、あとは理解を確かめるために色々なことが生成AIで出来るというツール。 え、国語の授業に直撃してきませんか?これは?
勢いに任せて働きすぎたせいか、疲れているのに眠れずに疲弊する状態に。 疲れすぎはよくないわ……。 【第3類医薬品】キューピーコーワゴールドαプレミアム 280錠 キューピーコーワ Amazon キューピーコーワが流行りらしいので、試して見ることにしました。 個人的にはアリナミンEXだと結構効果を感じるのだけど、さて、こっちとどちらの方が効果を実感しやすいかなぁ? 【第3類医薬品】アリナミンEXプラス 270錠 アリナミンEXプラス Amazon 目の疲れが出やすいから、アリナミンの方がよかったかな?
「何かあってもオンラインの対応が全然できないのなら、なんで端末持たせているんですか?」 まあ、その通りなんだよなぁ。画質などに拘らないのであれば、カメラを立てておくだけで出来ないことはないのだからね。 何でもかんでもリクエストを聞くべきだとは思わないけど、もっとお互いにラクにやれることはあるはずなのである。
NEW EDUCATION EXPOが本日から開幕している。 edu-expo.org 大きなイベントだけに、参加できたらいいなぁと思っているところ。一応、予約は取っているのだけど、さて、行けるかどうか……。
この手の原則が守られているところを見たことがない。 www.kyobun.co.jp 原則だって言っているのに、原則がまともに運用されていないと感じる場面が学校には多すぎるのである。 そんな原則を守っていたらまともに練習なんてできないと憤る人がいるのだけど、そうだよ、練習すんなっていってんだよって言わないと分からないのかね…。 学校のスポーツ周りが健康的に見えることは個人的にほぼない。色々なものを刹那的に犠牲にして、消化し尽くしてばかりである。 ええ、とても怒っているし、私怨で書いていますよ。
Amazonでとある品物を買ったのだけど……久々にやられた。 サイトの記載内容と、全く異なる品質の商品をつかまされる。ここまで全く違う商品が届くのは珍しい。本当、こういう販売元は痛い目に遭えば良いのに。
自分も職場で愛用しているのがChromebook。 なんやかんや軽作業ならばサクサクとしていて使いやすい。ちょっと重いことをやろうとするともっさりするのが難点。 そういう観点から考えた時に、ちょっと期待が出来るかなぁというChromebookが発売になったので気になっている。 www.mouse-jp.co.jp マウスコンピューターから発売になるこのChromebook。スタイラスペン標準付属という点もちょっと気になるところ。 Kamiのようなサードパーティを使えば手書きもかなりやりやすいのでスタイラスペン標準付属というのは試してみたい気がする。 ただ、Chromebook PLUSという上…
比較的、精神的にも余裕のある休日。 自分の仕事の仕方を見直さなければなぁ…と思い、本棚に入れていたこの本を読み直す。 先生のためのICT超高速業務ハック 時間を生み出すデジタル仕事術 作者:前多 昌顕 明治図書出版 Amazon 前多先生の傑作の一冊。 本当、一つ一つのテクニックは見開き一ページとコンパクトにまとめてあるのに、非常に効果が上がるだろうと期待できるものばかり。 自分の仕事にも役に立てられることはもちろんたくさんあるけど、それ以上に職員室において、何か聞かれたときにさっと手渡したいと思うような一冊である。 この本を読んで思うこととしては、本当に生産性を合理的に高めたいと思うのであれ…
この数年、研究会や勉強会で実践発表の討議を聞いていると、必ず誰かが「評価はどうするんですか?」という質問をするようになっているように感じる。 実際、観点別評価には今年で三年目であるが、苦労させられているところである。 深い理解のために 高等学校 観点別評価入門 作者:八田幸恵,渡邉久暢 学事出版 Amazon かつて紹介した上記の本のような、非常に深い理解に基づく評価の議論もある。 www.s-locarno.com むしろ、本来は生徒の成長、指導の改善と全ての軸として評価が機能することが望ましいだろう。しかし、最近は色々なところで二言目に「評価は?」と聞くようになっているのを、何かなぁと思う…
自分が集めてきた情報を職場で共有する。 だいたいは流されるのだけど、少しでも刺さる人がいる。 そういう人のために、情報を共有し続けることには意味があるだろうと思っている。 しかし、それに黙ってフリーライドするズルい人もいるんだよねぇ。知っているよ。 でも、そういう人がいるとしても、困っている人に伝えるべきことを伝えるようにすることに意味があるのである。
こんな記事を見た resemom.jp まるでタブレットとノートパソコンのせいで子どもたちが苦しんでるかのような見出し。 でも、少し考えてみれば分かるけど、タブレットなどを使い始めたのに、紙の教科書やドリルを山ほど持ち帰らせていることが、そもそも失敗なのである。 本気を出して持ち帰る教科書などを刈り込むならば、タブレットだけで出来る宿題のバリエーションだって大量にある。 低学年ほどアナログのツールもしっかりとトレーニングしておいた方が良いと思うが、それはもう取り立てて、何か意図を持って取り組めば良いことである。しかし、そんな意図があるのではなく、実態は、教員側が使い方がよく分からないから、とり…
入試演習をコツコツとやる季節。 生徒からどうしてそんなに早く読めて、正解できるんですかと聞かれる。 生徒からは読解力があるからなのですか?と問われるものの、自分としては読書はあまり得意な方ではないし、読解力が無いから本を読むのにも論文を読むのにも苦労しているのである。 ただ、入試問題については数を大量に読んでいるから、なんとなく当て推量でどういうことを答えれば良いのかということに勘が働くだけなのである。