chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
ボンボン
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2016/05/15

arrow_drop_down
  • Parce que je t'aime - Guillaume Musso

    ギョームミュソのParce que je t'aime を読み終わりました。この本は2007年に出版された本で、うちで積読本になっていたものです。 ミュッソの本は、今まで10冊くらい読んでいます。文体が、読みやすいし、話の展開がテンポ良く、ページをめくりたくなる、続きが読みたくなるという、多読に最適な本なのです。 最近のミュッソは、ブルックリンの少女等のように、連続殺人鬼やハラハラさせられる展開が、最近流行りのイヤミスのような感じで、面白いものの、以前のファンタジーサスペンスとは違っていて、残念でした。こちらは、ファンタジーサスペンスで、読み心地がとても良いです。 心療内科医であるマークと、世…

  • NO et Moi - Delphine de VIGAN

    J'ai terminé un livre intitulé "No et Moi" écrit par Delphine de Vigan. Ce livre a remporté le Prix des libraires 2008 ainsi que le Prix Solidarité 2009.Le personnage principal de ce livre est Lou Bertignac qui a 13 ans possédant un QI de 160 et ayant sauté 2 années scolaires. Donc malgré 13 ans, el…

  • ガエル ファイエのPetit Pays、ルワンダの隣国ブルンジを舞台にした小説

    2016年の高校生が選ぶゴンクール賞を受賞したGaël FayeのPetit Paysを読みました。 こちらの本は、加藤かおりさんによる日本語訳本も「ちいさな国で」というタイトルで出版されています。また、2020年3月には、同タイトルの映画も公開されており、筆者は次回作を執筆中だそうです。 この本の筆者は、1982年ブルンジ生まれ、ブルンジというのは、1994年に大虐殺(ジェノサイド)があったルワンダの隣国で、この両国は双子になぞえらえているそうです。この大虐殺は、昨日まで隣人だったツチ族とフツ族間の争いから始まり、人口の8割以上を占めるフツ族による少数派ツチ族への大虐殺が行われ、約4か月の間…

  • Guillaume Musso : La Jeune fille et la nuit

    ギョーム ミュッソのLa Jeune fille et la nuitを読みました。 こちらの本はまだ日本語訳版は発売されていないようです。ミュッソは毎年1冊小説を書いていますが、この2つ前の『ブルックリンの少女』や1つ前の『パリのアパルトマン』とこの1つ後の『作家の秘められた人生』は邦訳されているのに、こちらだけされていないのは、評判がよくなかったからでしょうか? Amazonフランスの評価を見ると、大体同じような評価のようです。 感想としては、この展開、もう飽きたかなぁというのが正直な感想ですが、後半は結構惹きつけられました。やっぱり、フランス語が比較的簡単で読みやすいのと、この後どうなる…

  • Letitia Colombaniの2作目、Les victorieusesを読みました

    昨年、レティシア コロンバニ の La Toresse(邦題:三つ編み)が非常に面白かったので、今年の夏は、フランスに行った際に新作のLes victorieusesを入手し、読了しました。三つ編みは、30ヶ国語に翻訳され、現在映画化が進んでいるようです。 このLes victorieusesは、現代のフィクションとBlanche Peyronという100年前の実在の女性の伝記が、交互に語られながら進んでいく作品です。三つ編みもインド、イタリア、カナダと3つの舞台が三つ編みのように展開し、絡み合っていく話なので、作者はこうした作風が好きなのかもしれません。 Les victorieusesは、…

  • Guillaume Musso : Un Appartement à Paris

    ギョームミュソのUn Apparemment à Paris を読み終えました。536ページ 前作のLa Fille de Blooklyn のようなイヤミス系です。(2年前にLa Fille de Blooklynを読了しました。こちらは今では日本語に翻訳されて出版されています。) 「パリのアパートメント」なんてちょっと素敵なタイトルな感じですが、凶悪な殺人事件が絡むミステリーでした。 ブルックリンの少女の時も監禁されるシーンが出てくるのですが、こちらはさらに気持ち悪く、かなり後味の悪い事件が描かれています。 物語は、L’appel de l’ange の主人公の元刑事Madelineと人気…

  • Chanson douce: 2017年 ゴンクール賞受賞作

    「Chanson douce」という本を読みました。この本は、もう日本語訳本「ヌヌ、完璧なベビーシッター」というタイトルで出版されています。 最初フランス語で読んでいたのですが、途中から早く読みたくなって、日本語で読んでしまいましたが、とても興味深かったです。 この本は、フランスで2017年のゴンクール賞をとっています。ゴンクール賞とは、作家に与えられる一番由緒ある賞で、日本でいえば芥川賞のようなものでしょうか?この賞をとっている女性作家はとても少なく、レイラ スリマニが歴代4人目になります。さらに30歳での受賞は最年少だと思います。しかも、モロッコからの移民、さらに。。。ものすっごく可愛いの…

  • La Tresse インド、イタリア、カナダと異大陸の3人の女性が困難に立ち向かう、感動の名作

    La tresse 作者: Laetitia Colombani 出版社/メーカー: Librairie generale francaise 発売日: 2018/05/30 メディア: マスマーケット この商品を含むブログを見る たまたま入ったフランスのフナックで平積みになってた書籍。期待通り、非常に興味深い内容だったので、紹介します。 ■作者について: レティシア コロンバニは、脚本家であり、映画監督であり、女優である。 彼女の代表的な2つの長編作品、À la folie... pas du tout「愛してる、愛してない…(邦題)」とMes Stars et Moiの脚本と監督をしている…

  • Zakuro / Aki Shimazaki

    Zakuro 作者: Aki Shimazaki 出版社/メーカー: Actes Sud 発売日: 2009/02/02 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る 島崎あきさんのザクロを読みました。 こちらも大和の心シリーズの1冊で、5冊とも全部制覇しました。 文体が、シンプルで、非常に読みやすかったです。

  • 「世界で一番素敵な場所はここ」というタイトルの、心癒されるファンタジー

    「世界で一番素敵な場所はここ」という、長いタイトルの本を読みました。この本は、スペイン語が原作なのですが、フランスのアマゾンで非常にいいレビューが出ていたので、フランス語が原作かと思って間違って買ってしまったものです。 フランス語は読みやすく、読み心地も癒されるような、そしてハッピーエンドで、ラストの展開が途中から想像できるものの、いい作品でした。 主人公の30台半ばの女性が、突然の事故で両親を失い、全てに絶望を感じていたところに、「世界で一番素敵な場所はここ」という長い名前のカフェを見つけ、そこでの出会いとファンタジーに心癒され、前向きにいきて行こうとするという話です。 この物語の半分くらい…

  • 島崎あきさんの和の心シリーズ、商社マンの恋を描いた「MITSUBA」

    島崎あきさんの、第2弾「和の心シリーズ」の「MITSUBA」を読みました。こちらも前回のシリーズと同様に5冊から成ります。他にこの5冊中の「YAMABUKI」もすでに読了しているので、後日紹介します。 MITSUBAとは、トレーフル(フランス語で三つ葉という意味)という名のカフェで約束を交わした主人公が、恋人と会うときに使う二人だけの秘密の待ち合わせ場所のことです。 主人公は、戦後の日本を支える商社マン、5ヶ国語を駆使し、自分の私生活を顧みず、適齢期なのに結婚も見合いもせず仕事に没頭しています。その主人公が、完璧なまでに美しく気品を備えた自社の受付嬢と社外で親密になり、「トレーフル(フランス語…

  • 7歳の子供が学校で読む本、Le Talisman de Vannina

    7歳の子が学校で読む本(CE1の学年向き)を読んで見ました。 話の舞台は、コルシカで、トルコ人がコルシカに現れては、盗みや人さらいをしていた頃の話です。 主人公のVanninaは、森で薪を集めている際に見つけた老女を救います。Vanninaの優しさに心打たれた老女は、Talismanというブレスレットをお守りとして彼女にあげます。 そのTalismanのお陰で、Vanninaや奴隷になりかけた同じ島の人々が助かるというお話です。 困った人を助けるという寛大さを教える話でしょうか?子供が読むにはいい話だと思います。フランス語は、難しい単語は少ないですが、単純過去がたくさん出てくるので、読みにくい…

  • このオチは!?納得できなかったサスペンス、ミュッソのL'Instant présent

    このギョーム ミュッソのサスペンスは、最初は面白かったのですが、オチが最高につまらなかった!!最初の方は、続きが知りたくて、一気に読めますが。。。1週間くらいで読み終わりました。 amazonのコメントを見ても、私みたいにがっかりした人が多数(涙) Musso nous a habitué à des fins étonnantes dans le bon sens pas là. Il nous balade tout le long de l histoire et plof !!! L histoire est tres prenante mais la fin du livre est…

  • 昨年、フランスで一番売れたサスペンス、La Fille de Brooklyn

    ギョーム ミュッソのLa Fille de Brooklynを、半年くらい前に読みました。ああ、もう忘れてきている。。テンポの非常にいいサスペンスでした。 追い詰められていく描写が多く、ちょっとホラーにも似たこわさもあります。読み心地は、ちょっと悪いです(笑)が、先が知りたい衝動に駆られ、ぐんぐん引き込まれて読むことができるので、フランス語の多読には最適かと思います。私は10日間で読みました。 576ページありますが、根気よく頑張ればフランス語中級で読めると思います。

  • 大人も感動する9〜11歳向きの本「Momo, petit prince des Bleuets」

    フランス語の先生に勧められて、教材として使った本です。 MOMOというのは主人公の男の子で、夏休み明けには中学生になる11歳の男の子です。本名はモハメド、移民の子供です。MOMOの家は貧乏子だくさん、父親は働かずぶらぶらしている。ピュアでいい子なのですが、学校での成績が非常によく、MOMOの母親は校長先生から直々に、勉学を続けて欲しいとお願いされます。MOMOは夏休みの課題として校長先生からおすすめの本を紹介され、図書館で借りて読んでいきます。いつものように、彼がベンチで本を読んでいると、エドワードという老人と知り合い。。。 フランス語は簡素ながら、フランス社会、移民社会、格差など、大人も非常…

  • 島崎あきさんのLe Poids des SecretのシリーズのHamaguriも読みました。

    島崎あきさんのLe Poids des SecretのシリーズのTSUBAKIに続き、HAMAGURIも読みました。こちらは、ゆきこの幼なじみであり初恋の人である、ゆきおの視点で同じ”秘密”について描かれています。こちらも面白かったです。 島崎あきさんですが、彼女のインタビューを見つけました。彼女の言っていること、非常に納得です。 「大人になってから学ぶ言葉をパーフェクトに習得するのは無理ですよ。今でも辞書を引きながら新聞を読んでいます。でも、毎日が勉強なので退屈することがないですね」と微笑む島崎さんの日課は毎朝2時間ぐらい辞書を引きながらLe Devoir(フランス語の知的派新聞)を読むこと…

  • 日本人作家がフランス語で書いた、シリーズ第一弾、Tsubaki

    島崎あきさんという女性が、カナダに移住後、フランス語で本を書き始めました。 この本は、彼女の最初の作品です。Le Poids de Secretのシリーズから5冊でています。この本はそのシリーズの第一弾 おばあさん(ゆきこ)が、自分の幼い頃の秘密を、娘に託した手紙という形で語ります。第二次世界大戦の話で、長崎に住んでいたゆきこは、被爆しますが、その時に誰にも語らなかった秘密があり。。。 このシリーズの5冊は、同じ話を別の語り手から、別の視点で語ったものです。だから、主人公の心理がとてもよく描かれていて、どの本から読み始めても面白いと思います。このシリーズでは、このTSUBAKIとHAMAGUR…

  • Marc Levyのサスペンス。Si c'était à refaire

    Marc Levy の Si C'était à refaire を読みました。久々の読書です。Delfテストを受けていたので、読書から遠ざかってましたので、読書に取りかかるのが、辛かったです。brocheで読んだので、トータル410ページでした。 以前読んだ、Le sentiment plus fort que la peurの前の作品で、こちらにもニューヨークタイムズの記者のアンドリュー スティルマンが出てきます。Le sentiment〜の最初に、アンドリューが生き返った記述があるのですが、その通りこの本の最後にアンドリューは死んでしまいます。 本の最初の1/4くらいのところで、アンドリ…

  • エリック エマニュエル シュミットの「モモの物語」の原作

    エリック エマニュエル シュミットの「モモの物語」というタイトルで翻訳されている本の原作を読みました。"Monsieur Ibrahim et les fleurs du Coran" 、直訳するなら、「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」、その題名で映画化もされています。全75ページ。 主人公のMoise(モアーズ)は13歳、ユダヤ人、生まれてすぐに母に捨てられ、愛情のない父親とパリに住んでいます。近所に住むアラブ人で食材屋を営むイブラヒムおじさんの店で万引きをします。イブラヒムおじさんは、万引きをしてるのを知りながら、やるならうちでやりなさいと言ったり、売春婦との駆け引きやなどを彼に教え…

  • 絵本: CHEN Jiang Hong の「小さな漁師と骸骨」

    今回は絵本を紹介します。日本で言えば、小学生1〜3年生向きくらいです。 それくらいの対象で、日本の絵本で好きなのは、スーホーの白い馬、ウェズレーの国、おしいれのぼうけん、モチモチの木などですね。絵も話の内容もとっても好きです。 この墨絵を基本にした、あまり色を使わない絵の中で、とても生き生きとしたダイナミック挿絵が印象的でした。また、中国人作家でありながら、インターナショナルに活躍する作者の絵は異国情緒を感じられました。 あらすじ 小さな漁師は街中の海沿いの小さな家に1人で住んでいる。ある日漁に出かけた。空が暗く、嵐が来そうだった。少年は以前父が言っていた事を思い出した。「空が墨色の日にゃ、漁…

  • Agnès Ledigの「幸せの少し前」を読破。やっぱり涙が。。。

    以前、途中まで読んでいたAgnes Ledigの「Juste avant le bonheure」を読了したので、紹介します。全327ページ。英訳本、邦訳本共になし。 以前の記事は下で参照してください。 letoilefilante.hatenablog.com 本の前半のあらすじは上記のリンク参照 この本の半分くらいのところで、主人公シングルマザーJulieの3歳の子、ルドビック(Lulu)が交通事故で重症を負い、本の2/3くらいのところで、死んでしまいます。 Luluがまさか死んでしまう展開になるなんて、思ってもなかったので、涙でそのあとが続けて読めなくなりました。 シンプルな文体、たまに…

  • マルク レーヴィの本格サスペンス「恐怖より強い感情」

    Marc Levyの「Un sentiment plus forte que la peur」を読み終えました。 369ページ。英訳本有り「Stronger than fear」、邦訳本無し。 マーク レーヴィの本は読みやすくて、気晴らしに最高という固定観念を覆すような、本格的なサスペンスで、正直、私には読破するのが大変でした。 あらすじ 1966年、機密文書を載せた飛行機が、モンブランで墜落する。 スージー ベーカーは、登山家のShimirの元へ弟子にして欲しいとやってくる。彼女はモンブランへの登山にこだわり、まだ未熟だというのに、師であるShimirとともにモンブラン山頂を目指す。途中、雪…

  • Marc Levyについて紹介

    今、Marc Levyの本を読んでいるので、筆者について紹介したいと思います。 マーク レヴィは、1961年にフランスのブローニャ=ビヤンクールで生まれます。18歳の時フランスの赤十字(レッドクロス)で仕事を始めます。瀕死の状態の人々を多く見てきたことで、「命があればこそ、希望は必ずそこにある」という亡き祖母の言葉をとどめ続けています。23歳から6年間、アメリカ サンフランシスコで生活します。その後、フランスに帰国し、1991年に友人らと共に建設事務所を設立します。息子のルイのために書きためていた物語を、姉で脚本家だったロレーヌ・レヴィの勧めで、出版社に送ったことで、作家デビューを果たします。…

  • チベットと日本を舞台にしたフランスの漫画

    はじめてフランスの漫画に挑戦してみました。家に旦那さんの漫画がたくさんあったのだけど、ほとんどはシリーズもので、ハードボイルド系だったりアステリックスだったり、あまり興味のないものが多かったのですが、その中で「ATSUKO」という日本人女性の名前がタイトルの漫画を発見!早速読んでみました。 所々に俳句が出てきて、面白かった。 Qu’il est beau le corbeau d’ordinaire si haïssable ce matin de neige. ひごろ憎きからすも雪の朝(あした)かな Un cerf-volant a la meme place dans le ciel d’…

  • Anna Gavaldaの家族愛をテーマとした作品

    5年以上前に買った、Anna Gavaldaの「L'échappée belle」を読み終え当時フランス語で読書をしようと思い、欧明舎のホームページを見て、お勧めされていたので買ってみたのですが、当時の私にはとても読み辛く、20ページくらいでギブアップしてしまいました。 本の紹介としては、 親戚の結婚式で久しぶりに顔を合わせたシモン、ギャランスとローラの3兄妹。結婚式を抜け出し、末弟のヴァンサンに会いに行く。四兄妹は日常の煩わしいことを忘れ、悩み事のなかった楽しい日々思い出し、束の間の幸せなひと時を過ごす。 とありました。 単純な話なんですけど、話が主人公のつぶやきや、愚痴、義理の妹の悪口など…

  • 「パパは誰も殺さなかったよ」初心者でも挑戦できる、著名フランス人作家の自叙的エッセイ

    Jean-Louis Fournierの「Il a jamais tue personne, mon papa」を読みました。全141ページ、66章に分かれてて、1章は1ページたらず。約半分が白紙という短いエッセイです。子供がパパの事を思い出しながら、色んなエピソードを交えながら、パパの人となりをユーモアを交えながら語っていくという内容です。文体には単純過去は出てこないので、読みやすいです。 章によっては、分からない単語が出てくるところもあるけれど、ある章はスラスラ読めたり、エッセイなので、飛ばしながら読むことも可です。 読みやすいのですが、話が繋がっていないので、最初の半分はスラスラ読めたも…

  • ギョーム ミュッソのCentral Park、初めはサスペンス、途中驚きの急展開が!

    ギョームミュッソのCentral Parkを読了しました。400ページを超える作品で、10日くらいかかりましたが、最後は一気に読んでしまいました。というのも、後半部で思いもよらないどんでん返しがあり。。。このラストは、サスペンス好きには物足らない”おち”で、最後はロマンス風に終わってしまって、私的にはちょっと物足らない感じでした。でも、まあ、なかなか楽しめました。 ======あらすじ===== パリで殺人課の警察として働くアリス。昨日は学生時代の友人とパリで飲みすぎて、途中から記憶を失ってしまった。目覚めると公園にいた!しかも、手錠で知らない男の人と繋がれている。。。ここはパリの公園なのか?…

  • フランスの人気作家、ギヨーム ミュッソ(Guillaume Musso)の紹介

    現在、ギョーム ミュッソ(Guillaume Musso)のCentral Parkを読んでいます。400ページを超える作品で、個人的にも忙しかったりして、読了までもう少しかかるので、私のお気に入りのギョーム ミュッソについて紹介したいと思います。 1974年生まれのミュッソの作品は以下の表の通りです。邦訳された作品が3作品と映画化された作品が1作あります。2004年からは毎年1冊づつ書いていますが、いずれもヒット作になっています。 タイトル 発行年 文庫化 日本語翻訳本 映画化 AmazonFr 評価 ボンボン 評価 Skidamarink 2001 Et après.. 2004 2005…

  • 涙なしでは読めない! Prix 2013 Maison de la Presseの本の悲しすぎる展開にちょっと中断。Juste avant le bonheur

    Amazonフランスで、次に読みたい本を探していた時に、おすすめされている本があり、とても評価が高かったので、読んでみることにしました。日本でいう、本屋大賞のようなものもとっています。全327ページ。 まだ250ページくらいまでしか読んでいないのですが、これ以上読めないほど、話が悲しすぎて、読み進められません。自分自身、3歳の男の子がいるので、感情移入しすぎて、もう涙が止まらないです。 作者のAgnes Ledigは、子供が3人いて、1人を白血病で亡くしています。その後、執筆活動を始めたようで、助産師の資格も持っています。 =================== ☆あらすじ☆ 主人公のJuli…

  • 「100歳の少年と12通の手紙」という映画化された作品の原作

    エリック エマニュエル シュミットの、Oscar et la dame roseを読み終えました。 この話は、余命幾ばくもない10歳の少年が、ローズおばさんに出会い、残りの12日間を神様に毎日手紙を書き、1日を10年と思い生きながら、最後は死を受け入れていくという話です。 ローズおばさんは、昔、プロレスラー(?)。オスカーが困難にぶち当たる時、昔の対戦相手とどうやって戦ったかを語りながら、解決策を見出していきます。 このプロレスの勝ち方は、決して力でねじ伏せるのではなく、精神論、知恵や攻略によって、相手を責めていく感じが、以前読んだ禅と相撲をテーマにした「Le somo qui ne pouv…

  • 「穴」のルイス サッカーが書いた8歳の天才少女の物語

    アンジェリーナは8歳、普通小学2年生のところ、5年(6年生)のクラスに入っている。というのも、天才だから。初めて話した言葉が8本足動物。色んなことを生まれる前から知っているのだ。 アンジェリーナはごみ収集車に乗っている掃除夫のパパが大好き。パパももちろんアンジェリーナが大好きなのだけど、そんな天才児とどんな風に接していいか分からず、会話も続かない。でみ本当のアンジェリーナの気持ちは8歳の女の子。指しゃぶりのするし、先生に怒られると感情を抑えられず、子供みたいに大泣きする。クラスの子からはモンスターと呼ばれ、友達がいない。 そんなある日、1人でランチを食べている時にとちょっと変わった男の子と友達…

  • フランスの人気作家、ギョーム ミュッソのラブコメ「La Fille de Papier」

    小説家のトムが、失恋によって鬱に陥ってしまい、3部作の続きが書けなくなってしまう。お金も失ってしまい、薬物にはまり。。そこに小説中の登場人物が実物の人間として現れるという恋愛小説。 最初と、ありえない設定を現実に戻してくれる終盤は面白かった。途中、キーとなる本がいろんな国を旅するのだが、そこが長すぎて...ハリウッドのラブコメや、ドラマの脚本にぴったりな内容。韓国では、訳本がヒットだったみたいだけど、日本では訳本は出ないのかな? 約10日間で読了。

  • 殺人者と孤独な少年の心の交流を描く、読みごたえのある児童書「Les Larmes de l'Assasin」

    10歳以上くらいを対象とした児童書。とは思えない読み応え!それでも単語調べたりと、1週間で読了しました。 荒れ果ての地で会う2人。両親にハグされた事も愛情も示された事のない少年と、生きる為に人を殺してきた殺人者の男との出会い。 人を躊躇もなく殺せるのに、家畜のヤギが老衰で死にそうな時に、一生懸命に看病したり、少年の愛を勝ち取ろうと躍起になってみたり。 2人はお互いとの生活の中で、愛を知り、精神的に生まれ変わる。 最後、とても切ない気持ちになった。

  • ハリウッド映画化された「恋人はゴースト」の続編

    フランスで人気のある小説家、マーク レーヴィのEt si c'était vrais... の続編。「恋人はゴースト」として映画化された小説のその後を描いた話です。 前作では、恩師のドクターと母親が昏睡状態のローレンを安楽死させようとし、アーサーが彼女を救うという話でした。この事実をローレンに知らせないようにと、アーサーは彼女に会うことを禁止されます。しかし、運命の出会いが。。。 2人が出会うまで、とても焦ったく、キーとなる秘密は、友人のポールが彼女に話してしまうという残念なオチだった。 有名な作品の続編なのに、ちょっとがっかり。 10日間で読了。

  • フランス人の作家が、昔日本の企業で働いた体験を描いた作品「Stupeur et Treblement」

    著者が日本の会社に契約社員として入社し、その体験談を本にしたもの。 この作品は「畏れ慄いて」というタイトルで、日本語訳されている。 経理部から、最後はトイレ掃除を7ヶ月くらいさせられる。全く計算できない&数字の位も分からないという有様。本人はなんで通訳として使ってくれないの?と思いながら、ありえない行動をする。 大げさに書きすぎてる感があり、彼女の書いたものを海外の人が日本の会社の典型と思って欲しくないと思ったのだが、amazonジャパンでの「畏れ慄いて」の評価が意外に高いのが私には不思議だった。

  • フランスの作家が、相撲と禅というコンセプトで書いた小説

    エリック エマニュエル シュミットの100ページの中編小説。初めてこの作者の本を読みました。最初30ページくらいまでが読みにくく、何度やめようと思ったことか!知らない単語も沢山あって、フランス語力のなさを思い知らされました。頑張って、中盤からは話が結構面白くなって、結局1週間で読み終えました。 日本人からすると、相撲はそれほどの精神論だけで勝てるスポーツではないとおもえるのだけど、背が低かった舞の海が、相撲ではあり得ないジャンプしたりして、身体の大きさが倍以上の相手を倒した。。というような場面を思い出したり。禅をマスターし、太れないながらも相撲で成功し、その後、自分の人生に意味を見出していく若…

  • やっぱりギョーム ミュッソは、多読に最適!

    久々にフランス語で本を読んでみた。3年くらい前に買ったもの。 読み進めるうちに、先が知りたい願望で、どんどん読めた! この本を機に、フランス語の多読に挑戦してみます!

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ボンボンさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ボンボンさん
ブログタイトル
フランス語で読書
フォロー
フランス語で読書

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用