2週間ほど前に、『TATAMI』(監督:ガイ・ナッティブ/ザーラ・アミール)を観てきた。ジョージアの首都トビリシで開催中の女子世界柔道選手権。イラン代表のレイラ・ホセイニと監督のマルヤム・ガンバリは、順調に勝ち進んでいくが、金メダルを目前に、政府から敵対国であるイスラエルとの対戦を避けるため、棄権を命じられる。自分自身と人質に取られた家族にも危険が及ぶ中、怪我を装って政府に服従するか、自由と尊厳のために戦い続けるか、レイラは人生最大の決断を迫られる・・・(公式サイトより)この作品は、日本武道館で2019年に行われた世界柔道選手権での実際に起こった事件をベースにしているという。イスラエル出身のガイ・ナッティヴとイラン出身のザーラ・アミールが共同して監督し、この映画に携わったイラン人全員が、イランから亡命して...『TATAMI』を観て