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  • 「降り積もれ孤独な死よ」6巻までの時系列と謎のまとめ&感想

    「降り積もれ孤独な死よ」の6巻が発売された。 話も佳境に入っているようなので、頭の整理がてらストーリーの時系列と残っている謎をまとめてみた。 *ストーリーの時系列は単行本の末尾に掲載されているけれど、自分がわかりやすいように書き直してみた。 ◆ストーリーの時系列 1975年 青葉市でヒカリと灰川(佐藤)十三が出会う。 四葉不詳事件。 1976年 犬山秀二が蔵土で三十三名を殺害する。(蔵土事件) 1978年 冴木仁誕生。 1886年 灰川が邸宅を購入。 赤子の鈴木潤が養護施設の前で発見される。 1991年 ノッポが灰川に拾われる。(初めての子供) 1993年 マヤが灰川に拾われる。 1994年 …

  • 【VIVANT(ヴィヴァン)キャラ語り】ノコルというキャラの魅力に気付くまで。

    普段はほとんどドラマを見ない相方が観ていたため、結局何だかんだ一緒に最後まで観た。視聴率も良く、終わったあとの感想も盛り上がっている模様。 b.hatena.ne.jp このドラマで自分の心に一番残ったのは、主人公・憂助の義弟であるノコルである。 この記事では、自分の中でノコルの存在がどう変化していったかを話したい。 最初にノコルを見た時、「ベキやテントに、何か疑問や屈託を持って従っているのでは」と思った。 常に眉間に皺を寄せている。仲間が裏切っても動揺を見せず、淡々となすべきことをこなす。 表情は常に冷たいか不機嫌そうに見える。 仲間といる時もそうで、周りの人間とも距離感があり心を開いている…

  • 「社会科学は、なぜ社会運動と結びつきやすいのか」「社会科学と自然科学の違い」について、この説明に「なるほど」と思った。

    経済学に何ができるか - 文明社会の制度的枠組み (中公新書) 作者:猪木 武徳 中央公論新社 Amazon この本に書かれている「社会科学と自然科学の違い」の説明と、それを前提にした「社会科学はなぜ、社会運動に結びつきやすいのか」についての下記の説明に凄く納得した。 (認識の二重構造) (略) 自然科学と社会科学の最大の相違点は、認識の主体と認識の対象との間の関係にある。 社会科学(もちろん経済学もそのひとつであるが)で取り扱う対象、すなわち「社会活動を営む人間」は、それ自身、現実を認識する主体でもある。 ところが、その主体を、さらに社会科学者が認識するという「二重構造」を社会科学研究は背負…

  • 【「エルデンリング」キャラ考察】「指痕爛れのヴァイク」は、なぜ狂い火を宿したのか&「狂い火」とは何かを考えた。

    二周目は神秘ビルドなので、「モーゴットの呪剣」をメインに使いつつ、ヴァイクの戦槍も使っている。 「狂い火突き」は強いのだが(しかし凄い名前だ)、いかんせん槍の扱いになれていないのでまったく使いこなせない。ヘリケーも同じ理由で使うのを断念したけれど。 ヴァイクは「エルデの王」に最も近いと言われながら、なぜ突然狂い火の下へ行き、焼け爛れたのか。 少ないテキストを元にして考えてみた。 まず「狂い火」とは何か。 シャブリリは、狂い火の病の起源とされ歴史上、最も憎悪された男である。 (シャブリリの叫び) シャブリリという名のその男は讒言の罰として、人々に瞳を潰され、やがてそこに狂い火の病を宿したという。…

  • 【エルデンリング考察】NPC協力サイン(金サイン)はなぜそこにあるのか、を考えてみた。

    レアルカリアの赤狼戦で、セレンの協力サインが出る条件がフロムすぎる automaton-media.com レアルカリアの「ラダゴンの赤狼」戦で、条件を満たせばセレンの協力サインが出る。 そう900時間プレイして判明したことが話題になっていた。 その条件が「レナラを倒せば、セレンが魔術師塊になる時点までイベントを進めること」らしいが、普通に考えれば……というより、どう考えてもその順番で攻略する人がいるとは思えない。 そんなややこしいことをしなくともセレンのイベントは最後まで見られる。 わざわざそんなことをして得られることが「赤狼戦でセレンに協力してもらえることだけ」。 ゲーム的に考えれば何十万…

  • 【映画感想】森達也監督「A/A2」 社会が自分から見て整然として理解できるように見えるときこそ、おかしいと思わなければいけないのかもしれない。

    地下鉄サリン事件、麻原彰晃逮捕後も教団に残った信徒の姿と各地で起こった住民による反対運動や住民と信徒の交流を追ったドキュメンタリー。 A Amazon 「A」は教団の広報副部長をしていた荒木浩*1を定点として追った作品だが、文字通り「映しているだけ」で何も劇的なことは起こらないし、荒木がオウムや麻原について突っ込んだ話をするわけでもない。 教団の生活と反対住民などへの対応が淡々と流れる。 なぜ高学歴の人ほどオウムに惹かれたのか よく指摘されるように、オウム真理教の幹部は高学歴者が多い。 「A」で定点となった荒木浩も京都大学の大学院に行っている。 宗教や神秘的なもの、精神的なものに惹かれるにして…

  • 【「エルデンリング」ストーリーを再考その2】メリナの正体について。

    www.saiusaruzzz.com ↑の記事の続き。 「エルデンリング」の世界は律が壊れているために、同一人物の別の可能性が同時に具現化している。 例えばモーゴットとモーグは「双子」となっているが、そうであれば「マルギットの拘束具」でモーグも拘束できるのはおかしい。 忌み子と呼ばれた呪われた者たち。 そのただ一人を、特に厳重に拘束するもの。 「双子だから『ほぼ同一人物』という扱いなのでは?」という考え方も出来る……というより、きちんと律に則って世界が構築されているのであればそうとしか考えようがない。 だが「エルデンリング」の世界では「同一人物の別の可能性が同時に具現化することもありうる」の…

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