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  • 「エルデンリング」のストーリーを再考。シーフラ河・エインセル河とは何なのか、など。

    急に「エルデンリング」がプレイしたくなって、また一からやっている。 今回は神秘ビルド・マレー家の跡継ぎ(偽)蟻棘レイピア使い、ソロ縛りでプレイ中。エレメールが倒せなくて、我が家(嘘)を取り返せない。 一周目をプレイし終えた段階でストーリーについてはこうだろうと考えたのだけれど、二周目をプレイしていてまた思いついたことがあるので頭を整理しながらまとめたい。 メインストーリーである「黄金律」の破壊と再生について 「エルデンリング」のメインストーリー(マリカ関連)は、破壊と再生を繰り返すことで黄金律をより完全にするという二本指の意思に沿う物語だ。 www.saiusaruzzz.com 上記に書いた…

  • 三輪山、橿原神宮に行ってきた&「近畿地方のある場所について」が届くのが待ち遠しい。

    先日、仕事の関係で大阪に行くことになった。 その帰りに大神神社と橿原神宮に立ち寄った。 oomiwa.or.jp 大神神社の御神体である三輪山も登ってきた。上り下りで二時間半くらい。 木陰が多くて余り陽射しが入ってこないせいか、他の山にはない良く言えば神秘的悪く言えば不気味な雰囲気を感じた。 登る前は暑さで「大丈夫か?」と思うくらいへばっていたのに、登ったあと、凄く体がすっきりした感覚があった。 それが凄く良かったので、また近いうちに行きたい。 三輪駅周辺の電車に乗って、窓の外の風景を眺めたり街中を見たりしていると、「近畿地方のある場所について」の怖さや不可思議さの背景にあるものがわかるような…

  • 「火山島」1巻の感想。兄妹のイチャイチャが長い、男尊女卑思想がエグい、確かにドストエフスキーに似ている、など。

    火山島 1 作者:金 石範 文藝春秋 Amazon 二段組のページ構成で390ページなので、読むのが大変そうだなと思っていたが、意外や意外。長いとも思わずスルスル読めてしまった。 以下読んでいて面白いと思ったポイントと気になったポイント。 1巻の後半は主人公・芳根(バングン)と妹・有媛(ユウオン)のイチャラブがメイン 一番驚いたのはこれ。 一巻は前半は南承之(ナム・スンジ)という若者が主人公で、後半からもう一人の主人公・李芳根(イ・バングン)にスポットが当たる。 後半は、ほぼ芳根が妹の有媛とイチャついているだけだ。*1 読んでいると芳根は妹が好きなようにしか読めないが、あくまで「済州島四・三事…

  • 【映画感想】「リボルバー・リリー」の良かった点と不満だった点

    *ネタバレ注意。 綾瀬はるか主演、行定勲監督の「リボルバー・リリー」を観てきた。 映画『リボルバーリリー』公式サイト 良かった点 ①とにかく強くカッコよく美しい綾瀬はるかを撮りたいという目的が首尾一貫していた。 ②格闘シーンは見ごたえがあった。 ③出演者が豪華。 ④ストーリーがスピーディで退屈せずに見られた。 この映画の一番良かったところは、「戦う綾瀬はるかをいかに美しく撮るか」のためだけにすべてが存在しているところだ。 俳優陣もスタッフもその目的のためだけに一致団結している。 綾瀬はるかが演じる百合はそのことに十分納得できるくらい強く美しかった。 泥まみれになっても血まみれになっても、転げ回…

  • 「火山島」の第一章を読んで、歴史と創作の関係について思ったこと。

    www.saiusaruzzz.com 「火山島」の第一章を読み終わった。 第一章を読み終わった時点でも「知識としてはうっすら知っているけれど、詳しくは知らなかった」と思うことが多い。 創作は歴史そのものではなくあくまで創作として読まないと危ういけれど、その反面「その事実の中で実際、社会がどんな感じで、一人一人の人がどう生きていたか」という実感は得られやすい。 第一章は、日本に母親と妹を残して故郷の済州島に戻って来た南承之(ナム・スンジ)の視点で話が進む。 南承之は比較的貧しい境遇の出で、当時の一般的な韓国の人(特に若い人)の物の見方を踏まえているのだと思う。 「日本の支配が終わったら自由にな…

  • 朝鮮戦争の経緯を読んで、何かに似ていると思う&休戦七十年なので、積読していた「火山島」を読み始めた。

    読売新聞の「朝鮮戦争休戦七十年の特集」の番外編として、四人の識者が今後の朝鮮半島について見解を寄せている。 「現在の北朝鮮の体制は、そろそろ崩壊するのではないか」 「韓国の尹政権は北朝鮮との対話の窓口を閉ざしている。それは危うい」 など色々な意見が載っている。 その中で、北朝鮮の元外交官で現在は脱北して韓国の国会議員になっている太永浩氏が語る、「朝鮮戦争の経緯」が目を引いた。 韓国では、開戦当初は北朝鮮が優勢で、韓国はなすすべもなく釜山近くまで退却したと捉えられているが、金日成にしてみれば誤算続きだった。 金日成と後ろ盾だったソ連のスターリンは一週間以内に戦争を終わらせる予定だった。 奇襲攻撃…

  • 【「藪の中」愛好会】芥川龍之介「藪の中」のような話を集めてみた。

    「藪の中」は慣用句として用いられるくらい有名だが、「関係者の話が食い違っていて、真相がよくわからない話」のことだ。 芥川龍之介 藪の中 藪の中・将軍 アニメカバー版 「文豪ストレイドッグス」×角川文庫コラボアニメカバー 作者:芥川 龍之介 KADOKAWA Amazon こういう話をもっと読みたいが、調べかたが難しい。(「藪の中みたいな話」「藪の中に似た話」で調べても余り出てこない) 自分以外にも「藪の中愛好家」がいると思うので、自分が「これは良い『藪の中』」と思うものを載せておきたい。 「月明かりの道」ビアス 芥川龍之介は、この話に触発されて「藪の中」を書いたと聞いたので読んでみた。 雰囲気…

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