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2016/04/20

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  • 構造設計事務所における初期の仕事について

    構造設計の肝はモデル化 最初に担当したプロジェクトでは6階建て壁式ラーメン構造でした。1~2か月の間で設計荷重表、軸力地震力の算定、壁量計算、耐震構面のモデル化などを勉強させてもらいました。この中で手こずったのは構面のモデル化です。モデル化は構造設計で最も重要であり、今でも自分の課題としているところです。力の流れを表現するのがモデル化であり、モデル化を見ることでその設計者の実力がわかります。 平面解析プログラムでは構面ごとに分担せん断力・応力が出力されるため、各構面のモデルを検証することができます。この構面は壁が多いから分担せん断力が大きいな、この部材に生じる応力が変だななど、力の流れを意識し…

  • ”君たちはどう生きるか” 職業について考える

    社会は人それぞれの歯車でできている ”社会の歯車”って言葉、昔はすごく嫌いだったけど今ならその意味が少しわかった気がする。学生のときはなぜだか自分は特別だと思っていたし、自分が社会の歯車になって浪費されると思うと嫌でしかたなかった。 だが、今はその考えと180°違う。 自分が知らないところ(違うフィールド)でいろんな歯車を回してくれている人がいるからこそ社会からいろんな恩恵を受けることができると思う。たとえば、日常何気なく利用している道路、定刻通り乗車できる電車、毎日食べるお米・・・自分が必要としているところに必ず誰かが関わって自分のもとへ供給されている。自分は構造設計という仕事で社会貢献でき…

  • 1級建築士学科試験独学方法(法規の勉強について)

    学科試験合格のカギを握る法規科目 1級建築士学科試験では法規と構造の配点が「30点」と配分が高く設定されています。ここで点数が取れないと合格は厳しいでしょう。法規と構造でできる限り点数を伸ばしたいところです。学科試験合格のためには法規科目で25点以上はほしいところですね。今回の記事では私が1級建築士学科試験を独学で合格のために実施した法規科目の独学方法を記載します。 法令文の意味をしっかり理解することから始めしょう 法規科目は1時間45分です。1問当たり3分30秒程度です。勉強初期の段階ではおそらく3分30秒では1問も解くことができないでしょう。ひとつひとつ全ての選択肢を法令集で調べていてはと…

  • 1級建築士試験(製図編)エスキスの勉強方法

    エスキスの勉強方法 1級建築士試験合格のカギは間違いなく、「エスキス」です。エスキスはプランの方向性を決める重要な工程です。このエスキスの方向性を誤ると当然ながら不合格となります。出題者の意図をつかんだプランを作成した人だけが合格をつかみ取ることができるのです。設計者として仕事をするにはお客さんの要望を理解して建築に落とし込む必要がありますよね。1級建築士製図試験はそれと同じことだと私は思います。従って出題文の解釈を誤ると(お客さんの要望に応えることができないと)不合格になるのです。 エスキスはプロセスを確立しましょう エスキスは課題文を自分なりに解釈してプランに落とし込む作業です。繰り返しに…

  • 1級建築士試験(製図編)資格学校について2

    製図試験の本音 私は製図試験のために資格学校に通っていました。資格学校では合格のために様々なことを教えてくれます。しかし、私が資格学校で散々注意されながらも1級建築士試験に合格することができたことから、資格学校で教育することの全てが合格に結びつくとは限らないということがわかりました。 ※この記事は1級建築士製図試験合格を保証するものではありません。けっこう大胆なことを言っているのでこの記事で記載されていることを実践される方は自己責任でお願いします。あくまで参考にしていただければ幸いです。 確かに資格学校の教育は正しいです。これは間違いありません。私が通っていた資格学校の教育方針は完璧に製図を仕…

  • 1級建築士試験(製図編)資格学校について

    資格学校について 私は学科試験は独学で突破し、製図試験は資格学校へ通い、一発合格しました。資格学校を選んだ理由は一発合格がしたかったからです。学科のとき独学していて感じたことはとにかく勉強法の確立が難しいということです。独学は手さぐりながら進めていくことが多いです。つまり、「トライ&エラー」の繰り返しです。独学勉強法の確立に至るまで、無駄だったと思われることも多々ありました。しかし、学科試験の場合は時間的にも少し余裕があったので、多少、寄り道しながらでもなんとか合格できました。しかしながら、製図試験の場合、学科試験日から2ヶ月程度しかありません。寄り道している時間などありません。ましてや、学科…

  • 1級建築士試験(製図編)製図道具について

    製図道具について 1級建築士製図試験は6時間30分と非常に長い試験です。しかし、試験内容は盛りだくさんなので1分1秒無駄にできないシビアな試験です。 製図道具は 時間短縮のために重要な役割を果たします。自分にフィットした道具を見つけ出すことが時間短縮につながります。 この記事では私が製図試験で実際に使用して役に立った製図道具を紹介していきます。 製図板 製図板は試験元に注意事項が記載されているのでその条件に当てはまるものを選択してください。製図板はとても大きいので持ち運びしやすく軽いものが良いでしょう。私が実際に使用していたのがこれです。 この製図板は安くて軽いという点に魅力を感じて購入しまし…

  • 29歳で転職

    現在私は建築構造設計事務所に勤務しています。以前は建設会社に施工管理者として勤務していました。この記事では私が未経験分野構造設計業に29歳で転職した経緯について記載しています。 29歳で転職を決意。工学的な判断により建築を造る構造設計を生涯の仕事にしたいと思い転職に踏み切った。しかし、構造設計は未経験分野。不安ばかり募る。ただ、今の自分には失うものなど一つもない。むしろ、得ることしかない。新天地で自分の無力さに気づき、傷つく怖さもあるというもの本音。でも、うじうじしてたら、あっという間に人生なんて終わってしまう気がした。辛いことに直面してもいつかきっと思い出になると信じて突き進もう。自分の理想…

  • 宅地建物取引士独学合格方法

    宅地建物取引士独学について 私が受験した当時(2012年)は宅地建物取引主任者でしたが、試験内容自体はそこまで変化していないようなので、私が実施した独学方でも十分に合格できると思います。私は建築系を専攻していたので法律については一切無知でした。そんな私でも働きながら独学で合格することができました。ただ、天才でない限り楽して受かる方法は無いと思います。計画的にしっかり勉強すれば合格することができると思います。こちらの記事では私が2012年宅地建物取引主任者試験に独学により合格した方法を綴ります。 参考書について 宅建に関する参考書は様々です。種類がありすぎてどれを選んで良いのか正直わかりません…

  • 1級建築士学科試験独学方法(学科編)模試について

    模試はできるだけ多く受けましょう ある程度勉強してからでは意味ないんじゃないの?とお思いの方、たとえ勉強が完璧に終えてなくとも模試は必ず受けるべきだと思います。模試は独学を進めていく上で様々なことを教えてくれます。そのメッセージをしっかり受け止めることができれば合格へ起動修正していくことができます。私も実際に模試を受けて、その結果から軌道修正し勉強を進めていきました。その結果、独学で一発で1級建築士学科試験に合格することができました。 こちらの記事では私が受験生の時に実際に受けた模試の結果そして模試の結果からどのように学科試験に合格へ結びつつけたのかについて綴りたいと思います。 資格学校の模試…

  • 1級建築士学科試験独学方法(参考書について)

    1級建築士参考書について 参考書は基本的に過去問を中心にできた参考書であれば、なんでもOKと私は考えます。独学の勉強方法は過去問を繰り返し繰り返し勉強して、その問題の4つの選択肢をすべて理解することです。過去問だからといって1年ずつ解いても分野がばらばらに出題されているため、学習するにはあまり向いていません。そこでおすすめしたいのが資格学校が毎年、販売している教材です。特に分野別に過去問が収録された問題集がおすすめです。分野別に過去問が収録された問題集は分野別にまとまっているので、学習計画が立てやすく、効率的に勉強できると思います。こちらの記事では私が受験生だったころに、実際にお世話になった参…

  • 1級建築士学科試験独学方法(情報収集について)

    モチベーション維持 勉強方法を過去問に絞ることをおすすめしながら、情報の収集とは少し矛盾しているように感じるかもしれませんが、これは非常に重要だと思います。これは自分のモチベーション維持のためと考えて下さい。インターネットで1級建築士の情報を検索すれば、自分と同じように学科試験を独学で挑む方々の声がそこに存在しています。ためしに「1級建築士 勉強 ブログ」とでも検索をかけてみて下さい。熱心な人の中には勉強した内容をブログにアップしている人もいます。一人で勉強していると、急に不安になったり、自分を見失うことがあると思います。そのな不安を抱えている方にはネットの中で自分と同じ境遇の人を見つけると自…

  • 1級建築士学科試験独学勉強方法(過去問について)その2

    kouzoudaisuki.hatenablog.com 前回(↑)は1級建築士学科試験を独学で突破しようと、お考えの方に過去問を解くことの意義について述べてまいりました。過去問といってもどこまでさかのぼって解けば良いの?とお思いの方もいらっしゃると思います。今回は私が1級建築士学科試験を独学で合格した体験をもとに、過去問の範囲や勉強方法について綴りたいと思います。 過去問はできる限り多くの年数をこなすこと 私が使用していた参考書は日建学院の市販で販売されていたものです。要点整理のものと、厳選問題集をひたすら繰り返し解いていました。なぜ日建のものにしたのかというと、参考書が大きく、文字が見やす…

  • 1級建築士学科試験独学勉強方法(過去問について)その1

    過去問解くこと=効率的な勉強方法 1級建築士学科試験の範囲は建築という分野からも想像できる通り、広範囲で問題を作ろうと思えば無限にできると思います。しかし、仕事をしながらすべての範囲を網羅しようとすると膨大な知識が必要となりますので、試験突破の方法としてはあまり効率的ではありません。 独学をしているときは先の不安からか、あれもこれもとよくばり、手広く勉強してしまいがちです。これが失敗の大きな原因と私は考えます。過去問を研究してみると、どの年の問題を見ても何となく見たことある問題ばかりで構成されているのです。場合によっては過去の選択肢と全く同じものが出題されたりします。もちろん、過去に一度も出題…

  • 1級建築士学科試験独学勉強方法(スケジュールについて)

    1級建築士学科試験は独学で突破 私は1級建築士学科試験を独学で突破しました。しかも、1発です。独学して感じていたことはとにかく、孤独ということです。この勉強方法で自分は合格に向かっているのだろうか、と常に自問自答しながら悶々と勉強している感じでした。今、1級建築士を独学で臨まれる方々も同じ思いで悶々とした毎日を過ごされていると思います。私もいろいろと試行錯誤しながら、勉強方法を探っていきました。勉強を始めたのが1月に入ってからでした。それから自分にフィットした勉強方法にたどり着くまで2か月ほどかかりました。独学はその人その人によって様々だと思います。これから独学でやっていこうという方々に少しで…

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