先日、ブログで少し注目した毎日オークション出品のガンダーラ(アトラス像)、オークションが終わりました。落札予想価格は、1000万から1500万円に対して、落札値は、1265万円。 落札した場合、落札者は、16.5%の手数料を払うため、1265万円に対して、約208万円。トータルで、1450万円でこのアトラス像を手に入れたことになります。一体誰が買ったのか分かりませんが、なかなか日本人のコレクターで、ガンダーラ、しかもアトラ...
茶室に飾る書画は、重要な必須アイテム。千利休が茶室に飾る書画は、禅僧が描いたもので、当時の人は、その禅僧の生き方に近づけるようにお茶を飲みながら感じたそうです。そんな茶道と禅が関係していると知り、最近は、禅についても勉強しています。そして、禅といえば、鎌倉!いざ、鎌倉へ!と今日は、鎌倉の禅寺で坐禅会に参加してみました。坐禅会に参加した後、数年ぶりの鎌倉だったので、帰りがけに少し見て回りました。鎌倉...
さて、昨日、馴染みの古美術商のところに顔を出した後、緊急事態宣言でしばらく休んでいたお茶の稽古に久々に行きました。今回からは、風炉・薄茶点前を習い始めました。新しいことなので、時間がかかり、また、他に2人もいたので、通常1時間の稽古のはずが、なんと3時間もいました。ただ、家で多少練習していたこともあり、先生がうるさく言っていることにも、意味があるのだなと気づくようになりました。例えば、家で茶碗にお湯...
前回、自宅を改造で書いた坪庭計画。ようやく8,9割方完成しました。(というか、もっとやれるべきでしょうが、流石に限界があるので、私の心情的に、ほぼ完成。)今回の坪庭のコンセプトは、1:純和風2:引っ越しの際など、すぐ片付けられるように簡素化3:できるだけ低コストを目指してみました。施行前の半畳程度のベランダ最初にいくつか考えることがありました。1:竹垣をどうするか?2:石は、黒か白か?3:苔4:蹲をどうする...
先日、禅寺に2泊3日の修行(座禅、写経など)に行ってきました。以前から興味は持っていたもののなかなか行く勇気はありませんでしたが、ようやく決心し行ってみることにしてみたのです。(茶道と禅も関係があるようですので、勉強もしてみたかったです。)さて、携帯の電波も届かない山の中での禅修行。大変大変興味深い経験でした。朝は、5時50分起き、食事は、精進料理。部屋は、他人との雑魚寝(1部屋に3人で泊まりました。...
「茶の湯数寄道に習いなし。上手のとり行うをにせるこそ、その身も面白し。しかれども、習いもなければ、にせ得ることもかなわず。ただ、面々の器用次第。」(「細川茶湯之書」より)茶の湯。なんだか仕来りばかりで、堅苦しいと思いがちなのですが、調べると、実は、利休や織部時代の戦国の世の茶の湯は、今とは、違っていたようです。(「数寄の革命」より)今のように、堅苦しくなったのは、流派がそれぞれでき、体系化していっ...
畳を買って敷いてみました。自宅で、一人でお茶の稽古をたまにします。(お茶の稽古も、緊急事態宣言で、1ヶ月以上休みなので忘れないための復習です。)でも、住んでいるマンションは、フローリングで、正座すると足が痛くなるし、茶碗を置く時、床に直に置くので、茶碗にも優しくない。。。考えた末に、畳を一畳買ってみました。(一畳と言っても、3分割できるタイプで、意外に便利)実は、このアイデアは、少し前に友人と電話し...
骨董収集において、チャンスを逃すと次の機会がなかなかないです。これまで、私の予算を越えたり、うっかり、落札し忘れで、良いなと思った品が買えないことが何度かありました。。その後、後悔して、同じような物を探すのですが、時遅し。なかなか同じようなものが見つかりません。。。随分前でしたが、品があり、作りの良い江戸期の棗(なつめ)にヤフオクで出会いました。でも、当時は、まだ、お茶も習っていなかったし、いくら...
6月になりました。早いです。。。(汗)コロナとともに歩んだ月日の気がします。町中を歩くと、店舗が閉まっている風景をちらほら見かけ、コロナの影響なんだろうなと思いつつも、それでも、よく行くお店というわけではなく、身近ではありませんでした。ただ、昨日、かれこれ10年通っている歯医者に定期検診に行くと、実は、数カ月後に止めることにした!?!と言われました。話を聞くと、コロナの影響があるようで、患者も減った...
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先日、ブログで少し注目した毎日オークション出品のガンダーラ(アトラス像)、オークションが終わりました。落札予想価格は、1000万から1500万円に対して、落札値は、1265万円。 落札した場合、落札者は、16.5%の手数料を払うため、1265万円に対して、約208万円。トータルで、1450万円でこのアトラス像を手に入れたことになります。一体誰が買ったのか分かりませんが、なかなか日本人のコレクターで、ガンダーラ、しかもアトラ...
ドラマ、「Shogun(将軍)」がいよいよ佳境に入りました。第8話も面白かったのですが、最新話の9話は、8話以上に始終ハラハラしていました。外国人にとって、「切腹」というのはあまり理解されない行為でしたが、このドラマを見ていると、初めて切腹という行為が分かる気がします。ドラマ自体の小道具、衣装がすごいと以前ブログで書きましたが、何よりすごいのは、日本人俳優の演技力が素晴らしいです。このドラマを見ていると、ハ...
物の価値とは、何だろうか?ポケモンカードやビットコインなどが値上がりしている時代。一方で、昔は、数百万円していた古美術が、10分の1で取引されたり、本当に価値あるものとは、何だろうか??価値という言葉の定義は、① 物事のもっている値うち。② 人間の基本的な欲求、意志、関心の対象となる性質。真、善、美、聖など。③ ある目的に有用な事物の性質。使用の目的に有用なものを使用価値、交換の目的に有用なものを交換価値...
少し面白いガンダーラを見つけました。今、毎日オークションで開催されている物の中に、ガンダーラのアトラス像がありました。落札予想価格は、1000万から1500万円。かなりの高い評価です。重厚な雰囲気を持つ1級品の作品だと思いますが、評価が高いのは1981年の雑誌に掲載されている作品だというのが良い点です。アポロマガジンは、古代から現在までのすべての時代の視覚芸術をカバーする英語の月刊誌です。この雑誌の載っている...
前回の続きです。感動すればするほど、自分自身が成長できる。そして、感動が大きな行動力につながる。正直、出不精な私ではありますが、自分が興味を持ったものには、(ごくたまに)驚くほどの行動力を見せます。(笑)昭和時代の修身教育の本でも、面白い記述があり、人は、軍艦のようなもので、動かすためには重油が必要。(動かなければただの鉄の塊)では、人にとって、重油とは何かといえば、それは情熱だ。(その情熱をもた...
あっという間に、4月(春)になりました。桜満開です。さて、今日は、“感動”に関してです。感動という要素は、人生を変えるうえで非常に重要な要素に思います。今、古美術、特に日本の民藝や骨董に興味を持つようになったのは、たまたま立ち寄った京都の河井寛次郎記念館に感動したからです。そこから日本の民藝に興味を持つようになり、民藝運動家の柳宗悦さんの「民藝とは何か?」という本にこれまた感銘を受けました。更に回り...
お茶事で使うための道具を少しずつ集めています。道具なら何でも良いというわけではなく、自分の感性にあったものを見つけるのは少し骨が折れます。安ければと思い、大量生産の現代物を購入してもしっくりと来ず、結局、古いものにこだわってます。これまでは、古美術商や骨董市をふらりと訪れて、目に止まったものを買うというスタイルでした。ただ、今回のように用途を決めて、探すと意外に見つかりません。。。今、とあるものを...
よく、お茶を点てるのに大事なのは、「火相と湯相」だと、お茶の先生が話していました。ただ、私は、いまいち、ピンとは来ていませんでした。。。先週末、これまで自宅で使っていた電熱器ではなく、炭を使って稽古したいと思い、炭を使い始めました。これが、なんと結構な準備が必要で、灰を整えないといけない。炭を洗っておかないといけないなどの準備があり。いざ、火を付けると、うまくお湯が沸騰するかの調整。また、ちょうど...
今日は、資産として古美術は有効か?との観点で少し検討してみたいと思います。アートをお金と絡めるなんてと真の収集家の方からは、怒られそうではありますが、もし骨董に少しでも資産価値があるのであれば、大手を振って収集に勤しむことができます。逆に、あまりないようであれば、収集を控える必要があるかもしれません。さて、昨今、物の値段が上昇しています。株式市場しかり、金(ゴールド)、現代アートや高級時計。更には...
以前、ブログでも書いたのですが、今年の夏に私が、亭主として茶事を開催しないといけなくなりました。(初)ですので、そのための準備を色々と進めているところですが、思ったよりもやることが多すぎて大変です。。。。。道具もある程度揃えないといけないのですが、茶碗などの他に、例えば、炭、草履、お盆、銅鑼、煙草盆、その他細々としたものなどが、必要です。すべてを揃えるのは無理として、ないものはないで何かで代用しよ...
私が楽しみにしているアートフェアの1つ、東京アートフェア。去年は、参加できませんでしたが、今年のフェアには見に行くことができました。以前と比べて、入場料も高くなっているような当日券で5000円。去年は、5.6万人の来場者数があったそうなので、入場料だけでも約2.5億円の売上げ!それに加え、出店者からもブース代でお金を取っているので、なかなかのビジネスです。。さて、本題の東京アートフェア。現代アートは、そこま...
真田広之主演の「SHOGUN(将軍)」というドラマが面白いという話を聞きました。真田広之・主演『SHOGUN 将軍』|予告編この「将軍(Shogun)」というドラマ、ジェームズ・クラベルの小説が基でイギリス人ウィリアム・アダムス(三浦按針)をモデルにしている作品です。1980年アメリカのドラマのリメイク版です。実は、この1980年版のドラマ、私が、フランスに留学した際、友達のフランス人のお母さんがこのドラマのファンでした。そ...
今日は、東京国立博物館の光琳展を見に行ってきました。連休のためか、はたまた今日は天気が良いせいか、上野公園は人で溢れていました。光琳展以外に中尊寺の特別展があったので、そのチケットも一緒に買ったのですが、なんと40分待ち。光琳展、常設展を見るだけで、結構時間を使ったので、中尊寺展は、諦めました。。。。仁和寺にある法師・・・・・。あるとき思ひ立ちて、ただ一人、徒歩より詣でけり。極楽寺・高良などを拝みて...
今年は、本業のビジネスも頑張らなければと考えています。この数年は、今ある仕事をこなすだけの少しマンネリ化していました。(特にコロナ時は、仕事もなく。。)ただ、今年は、色々と挑戦したいと考えています。そんな訳で、今月は、新しいサービスを少し始めてみました。しかし、まだ問い合わせは、ゼロ。認知、検討、決断に時間がかかるので、今しばらく待つ必要がありますが、なんとかうまく起動に乗せたいものです。私として...
昨日、ビジネスのPR戦略に関して少し話し合いました。10年前くらいは、サイトやサービスをPRするのは、FacebookやGoogleを活用することが有効でした。この数年は、YoutubeやInstagramへと変わり、最近は、Tiktokやその他の媒体が有効だとか。私も、この数年は、Facebookをほとんど利用していません。かと言って、新しいInstagramやTiktokなどは使えていません。。同僚いわく、ブログなんて書いている人は、ほとんどいない。一昔前...
最近、ブログをあまり書いていなかったので、興に乗ってもう一記事。つい先日、日本のGDPが世界第4位に転落という記事を見ました。一見、日本はもう終わりというような表現ではあるものの、私個人としては、日本には大きなチャンスがあると思います。(政治は、ダメダメですが、日本自体のポテンシャルは高いです。。)この思いは、昨年末、チュニジアを旅行してから思うようになりました。チュニジアは、日本と比べると、インフラ...
昨年のこと、「今年、ガンダーラ茶事をして欲しい。」とお茶の先生に言われました。事の経緯は、こちらのブログ記事。当初、冗談かなと思っていましたが、どうも本気らしく、つい先日、お茶時の日にちが決まりました。9月半ば。あと半年以上あるものの、茶道具をある程度揃えないといけない。手前を上達させなければいけない。献立も考えなければいけない。そして、何よりもお茶事ができる場所を見つけないといけない。以外に、炭...
なんだかんだですでに2月に入ってしまいました。。。。色々とブログに書きたいネタはありましたが、書けず。・とある古美術商の倉庫を見学・明治の実業家の古美術収集に思う・感受性を養う。とかなんとか。。今日は、ようやく少し落ち着いたのでブログを書きます。先週末より、京都に来ています。本当は、週末、京都でのお茶の稽古を終えて、東京に戻る予定でしたが、今回は、暁の茶事。(暁の茶事とは、厳寒の頃、夜明けの風情を...
新年明けましておめでとうございます。といっても、最早、新年という日でもなく、1月半ば。年末年始は、バタバタしていたのであっという間に過ぎてしまいました。。。年末、色々と考えた結果、今年の抱負は、【挑戦】にすることにしました。去年は、【経験値UP】でした。初心に戻り、恐れず、色々なことに挑戦していきたいと思ってます。大きな目標で言えば、お茶の先生より出されているお茶事を開催すること。(正直、できるか不...
今日、とある茶道具屋が開催したお茶会に参加してきました。こちらのお茶会、昨年、同席のお客さんから正客に祭り上げられてしまい結構大変な目に会いました。(※正客とは、お茶会に参加するお客の代表。基本的には、お客の中で一番の経験者がなります。)でも、そのおかげで気合を入れて、今年は、頑張ったつもりです。今年は、そのリベンジのつもりで性懲りもなく、また、お茶会に行ってきました。前回のようにお客に押し付けら...
良い古美術は、そこはかとなく雰囲気が醸し出されています。実は、人も同じで、長年、茶道をやっている人の所作や立ち振舞を見ていると非常に洗練しているなと感じます。具体的にどこかと言われると困りますが、凛としているのです。そういえば、以前、スイスのジュネーブのレストラン。(ちょっと高級なお店に友達の招待で行きました。)そこに、アメリカ人らしいおばさんグループがいましたが、少し下品な感じでした。(厚化粧だ...
先週、目白コレクションに行ってきました。毎回、数点は、気になるものがあり、今回は、・聞か猿の石仏・根来の入れ物とかが、個人的には、気になりました。でも、雰囲気は良いのですが、購入したとしても、どこに置けばいいのか。また、そこまでして欲しいものか?ということで、保留。ここ最近の問題は、飾る場所です。購入して、押し入れにしまい込むのは好きではなく、かと言って季節ごとに出し入れするまで余裕もなく。結局、...
あっという間に、桜散り、4月になってしまいました。。。3月は、仕事が多忙で、かなり一杯一杯でしたが、ようやく少し落ち着きました。本当は、忙しい時こそ、心にゆとりを持たないといけないのですが、仕事が忙しいと、日々の食事も疎かになったりしてました。T_T骨董の催事(東京アートフェア)なども参加できずじまい。今週末、開催される目白コレクションは、行く予定です。実は、海外旅行にも行きたいと思ってますが、コロナ...
知り合いの薦めで、現在公開中の「Blue Giant」を見てきました。ジャズをテーマにしたアニメ映画です。漫画自体は読んだことはありませんでしたが、初めての人でも分かる非常に良質なアニメ映画でした!個人的には、アニメと音楽の相性は非常に良いと思います。(のだめカンタービレしかり、Beckしかり)上映中、かなりジャズが流れる部分が多いので、ちょっとしたコンサートに行っている気分に浸れます。あと、何よりジャズを目指...
ここ最近、お茶のネタでブログを書いていましたが、今日は、久しぶりにガンダーラ美術ネタで書きます。今日は、とある業者さんのところに以前売ったガンダーラが戻ってきたということで見に行ってきました。歳になり、子供も興味が無いため、集めていたコレクションを、古美術商に引き取ってもらったものでした。資産的にも余裕があったコレクターが集めてきた素晴らしいコレクション。久しぶりに良いものを見させてもらいました。...
2023年が始まり、あっという間に2月半ば!この1,2月は特に大きな骨董の催事などもなく、春にある大型の催事を楽しみにしているところです。直近で言えば、3月10日から3月12日まで開催される東京アートフェア。その後は、春の目白コレクション。昨年は、ついうっかり、日程を間違えて東京アートフェアには、参加できないという痛恨のミスをしたので、今年は参加したいです。さて、また、お茶の話になりますが、先日、暁(あかづき...
お茶道具を買うと、共箱などに書付が書かれていることがあります。正直、何が書かれているのか分からないような字ではありますが、こちら、私が、ヤフオクで購入した茶釜の箱の書付。売り主も、あまり良くわからないとの話でした。私も、あまり気にしていませんでしたが、年末、茶釜の底の鳴金が外れたため、この機会に、釜師の元に持っていき、修理に出しました。その釜師さんが1ヶ月かけて修理してくれ、ようやく昨日、私の手元...
茶道は、どうしてもお点前のことばかり考えがちですが、いちばん大事なのは、美味しいお茶を点てること。そのための作法であり、道具であり、お茶が美味しくなければ意味がありません。。。ここ最近は、どうすれば美味しいお茶になるのか、色々と模索中です。千利休曰く「茶の湯とはただ湯をわかし茶をたててのむばかりなる事と知るべし 」ただ、これは、言葉ほど、簡単ではありません。。。よくネットを見ていると、ヤカンでお湯...
新年あけましておめでとうございます。2023年の始まりです。今年は、一体どんな年になるのだろうか?どんな年になるとも、私自身、もっと成長していかなければいけません。そして、今年の目標は、骨董を通して、茶道を学ぶこと。いろいろな骨董を手にして、知識を深めていこうと思ってます。実は、年の暮れ(数日前)。また、お茶道具(風炉)を購入してしまいました。(汗)ヤフオクを見ていると、常時、数十万点の骨董があるだけ...
今年の私のテーマは、「リセット」でしたが、来年の私のテーマは、「経験値UP」にすることにしました。今年、気づいたのですが、本などを読んで知識をつけるよりも、実際に、経験するほうがはるかに自分自身を鍛えることができます。本を読んで、学んだつもりでも、時が経てば、結構忘れてしまうことが多く、失敗した経験は、忘れることができず、自分の血となり肉となります。ですので、どんどん経験し、失敗していくことが必要だ...
私が自宅で愛用している四方釜。しかし古いため、釜の底に貼り付けている鳴金が外れ、少し外回りのサビも気になっていたため修理に出すことにしました。でも、せっかくなので、この機会に釜工房も見学し、釜師さんの話も聞いてみたいと思い、行ってきました。天明釜の生まれ故郷、栃木県佐野市(ちなみに、茶釜の有名所は福岡の芦屋釜、京都の京釜)東京から約2時間ほどの道のり。釜工房で、茶釜の修理の打ち合わせをしました。や...
ここ最近は、お茶三昧。昨日、土曜日はお茶の稽古で、その後は、ガンダーラ収集仲間のSさんが、私の秘蔵のガンダーラコレクションを見に遊びに来ました。ガンダーラの話に花を咲かせつつ、お茶を一服(正確には二服)差し上げました。ただ、知り合いや友人の前でお茶を点てるのは、なんかまだ小恥ずかしく、なかなか思うようにはいきません。。。お茶の先生曰く、「例え、知り合いや友人でも、貴人をもてなすように。」とのことで...
気づけば、もう12月。T_T毎年のことだが、時が経つのは早いです。。。。今年は、どれだけ成長できたのか?やりたいことができたかと言えば、いつもの如く、答えはNO。骨董収集に関して言えば、安いものはちょこちょこ買ってはいますが、今年、これを手に入れて満足できたというようなものは買えていません。。。今年購入したものは、お茶の稽古用にと茶道具を少々買っただけ。(まだまだ勉強しながらと言うか、買って使って初めて...
以前、お茶の先生に、「お茶事とは、何のためにあるのか分かりますか?」※「茶事」は、食事やお茶のお点前を含めたフルコースの正式な茶会私は、「お客さんを、精一杯おもてなしするためですか?」と答えると、「そうではなく、美味しいお茶を差し上げるためにあるのだ。すべてのその一服のためのものであり、お茶が美味しくなければ、いくら豪華な料理や道具を出しても駄目なのだ。」と言っていました。ちょうど1年ほど前のことで...
週末、お茶の稽古に、京都に行ってきました。今回は、お茶にとってはお正月の口切りのお茶事でした。【口切りの茶事とは?】葉茶壺に入れ目張りをして保存しておいた新茶を、陰暦一〇月の初め頃に封を切り、抹茶にひいて客に飲ませるもの。炉開きに行なわれ、茶人の正月ともいわれる。遠くは、九州の佐賀や長野県、石川県、果ては、ドイツ在住の日本人まで、多くの方が集まりました。私以外は、全員女性で、お茶歴10年以上です。(...
昨日、馴染みの骨董屋に久しぶりに顔を出しました。そこで聞いた話が、中国人の骨董への購買力が急速に落ちてきているとのことでした。これまで日本人が古美術品を買わない代わりに、中国人が日本の古美術業界を支えていた点もありましたが、その中国人が買わなくなってくるとかなり厳しいと店主は心配していました。店主曰く、来年は更に酷くなるだろうとのことでした。もし中国の古美術も持っていれば、高値の段階で早めに手放し...