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  • レメディ物語り

    Nux-vナックスボミカ〜70代男性私の妄想物語り「鳩おじさんの人生」荒川を跨ぐ大きな橋の下に、鳩おじさんは住んでいた。夕方、散歩の途中におじさんの家の脇を通ると、いつもおじさんはラジカセで音楽を聴きながら、お弁当を食べている。たくさんの鳩が集まってきて、おじさんの頭や肩に留まり逃げない、その姿はまるでボロをまとった仙人のようだ。家と言っても、テントとゴミの山がおじさんの家、彼は世間でいう所の、ホームレス、路上生活者である。そのおじさんが、ある日ゴミとテントと共に消えてしまった。立退にあったのか、病気になったのか、はたまた死んでしまったのか・・散歩を続けながら、私は鳩おじさんの人生を空想するのであった。******俺は貧しい家に生まれた。親父は安い賃金で働く労働者だった。毎晩、酒を飲むのが唯一の楽しみ。自...レメディ物語り

  • 茜染め

    平安時代の十二ひとえを想わせるような雅な赤が染め上がった。コチニールでも美しい濃い赤が染められるけれど茜染めという響きは、日本人にとってはいにしえの時を遡るような気がしてなぜか付加価値があるような気がしてしまう。これが文化というものか・・でも実際コチニールより茜染めの方が、温度や酸アルカリの具合で色相が変わりやすくいい色を出すのが難しい。色々失敗もしたけれど、今回初めて納得のいく赤が染め上がった。使ったのは、インド茜。また田中直さんにお世話になる。500g全部使用。6回煮出す。今回は10年ぶりぐらいに原毛を染めた。ここ何年も糸染めばかりしていたので、紡いで糸にするのがとても楽しみ。ちなみにこの原毛は、珍しい国産の原毛。素敵な牧場、北海道の「羊丸ごと研究所」から購入しました。これはベビーアルパカ100%の糸...茜染め

  • ログウッド染め

    自然界は本当に不思議こんなにも色を含んだ植物がなぜあるんだろうか?煮出しても煮出しても濃い染液が出てくるこれはもう人間の文化のために存在してくれているとしか思えないたった250gのチップで、濃紫から淡いパープルまで、3.5Kgの毛糸が染め上がった聖徳太子の時代には最高位の色だった紫その時代は紫草で染めていて、最高位に相応しく、染めるにも手が掛かったもよう今では、南方から輸入される、豆科の植物ログウッドが紫染めを支えていてくれる。3回煮出した染め液で・・濃い紫残液+4〜5回目で・・薄い紫染めた後の染め液はこんなに透明ここまで吸収してくれると、気持ちがいい染める前に撮っておけばよかったのだけれど、これがログウッドチップです。ここまで細かくしてくれているので、煮出し時間が短くて済みます。田中直さん感謝です。ログウッド染め

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