2020年9月
㉚エッセイ「関ケ原の戦いと自民党総裁選(30)」2020.09安倍総理は持病が元で「刀折れ矢尽き」任期前に突然辞任を表明した。後任の総裁選は国民を蚊帳の外において自民党のある意味で談合的な方法でほぼ菅官房長官に決定した感がある。最も影響力のある二階幹事長が菅氏を推したところ細川、麻生、二階、竹下、石原等の派閥が雪崩現象を起こし、両議員総会で過半数を制したことになるのである。早い話が、石破派がかつて安倍と対抗して冷や飯を食わされたようなことになったらかなわない。派閥のボスは同志らにポストを与えられないことを最も恐れる。権力闘争には論功考証が伴い、協力した側はポスト等を期待するわけだ。「菅氏擁立」の流れを作った二階派に対する三派(細田、麻生、竹下)が巻き返しともとられかねない記者会見を開いた。二階氏がキングメーカー...「関ケ原の戦いと自民党総裁選(30)」2020.09
2020年9月
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