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2015/11/20

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  • あなたは、愛と癒しの存在です

    (第一章今日のための鏡⑪)あらゆる経験を通して成長をし、魂とのつながりを深めていくと、あなたは、人々に愛と癒(いや)しを与えることが、何よりの喜びになってきます。自分自身のことだけでなく、様々な人々の、様々な感情や思考、状況に気づくようになり、他人のことが自分のことのように感じられるからです。誰かが困っているときには、そのことにいち早く気づき、何としても助けてあげたいと思うかもしれません。人々を勇気づけたり、慰めたりすることが多くなり、それと比例するように、あなたの輝きは増して、あなたを愛する人、求める人も増えていくことでしょう。また、他人の低次元な考えや、気分に影響されることは少なくなり、心は安定して、平静な心でいることが簡単になってきます。自分の内面や周囲の人たちとの間に、調和がもたらされるのです。そのほか...あなたは、愛と癒しの存在です

  • 世界的な米国際政治学者・ジョン・ミアシャイマー「ウクライナ戦争を起こした責任はアメリカにある!」

    まず、今回の危機の原因についてお話したいと思います。そして、この危機が今どこに向かっているのかを推測してみたいと思います。原因についてですが、この状況を引き起こしたのが誰であるかということは、責任の所在を明らかにする上で非常に重要なことだと理解しています。選択肢は2つあります。西側諸国、特に米国がこの危機を引き起こしたと主張するのか、あるいは、ロシアが危機を招いたと主張することもできます。しかし、それは、危機を引き起こした側が、この大惨事の責任を負うことを意味します。そして、これが大惨事であることを理解することが重要です。ウクライナはすでにクリミアを失い、ドンバスをも失いつつあると思います。唯一の興味深い問題は、この戦争の最終局面で、ウクライナがさらに、国の東部の領土を失うことになるかどうかという点です。しかも...世界的な米国際政治学者・ジョン・ミアシャイマー「ウクライナ戦争を起こした責任はアメリカにある!」

  • 自分の全てを認め、愛しましょう

    (第一章今日のための鏡⑩)もし、愛を望むのなら、あなたが最初にすることは、自分を愛することです。あなたが自分のことを愛するとき、人々もまた、あなたのことを愛するのです。自分を愛するというのは、自分で嫌だと思っている性質を認め、自分で自分を責めているところを許し、あらゆる自分を認めるということです。それには、何も特別な方法はいりません。あなたが感じている欠点を、欠点だから直さないといけないとか、劣っているとか思わないことです。否定するのではなく、いろいろと違った角度から眺め、欠点と思えることの中に隠れている、その良さを発見していくのです。そして、嫌な部分に直面しているときに感じる悲しい気持ち、苦しい気持ちを包み隠さず、自分自身で抱きしめてください。どんなに小さなことに思えても、あなたが愛することのひとつひとつには...自分の全てを認め、愛しましょう

  • あなたは、ガイド・スピリットに守られています

    (第一章今日のための鏡⑨)ガイド・スピリットとは、あなたと一緒にあなたの人生の目的を導いてくれている、運命の共同者――守護霊のことです。その代表的な役割は、あなたにスピリチュアルな世界の知恵を伝えることと、あなたの成長のためのサポートです。また、あなたの願いや人生の目的が達成されていくための道を作り、あなたが危機に陥ったときには警告を発し、そして、助けます。いつもあなたの側にいて、温かなまなざしであなたを見守り、あなたの呼びかけに応じています。また、ガイド・スピリットは、特定の存在ではありません。どこの誰というような、姿や形、年齢や名前があるわけではないのです。光の存在ですので、変幻自在で、その姿を現すときには、あなたの持つイメージを読み取り、あなたが受け入れやすいような姿で登場します。多くは、あなたの知ってい...あなたは、ガイド・スピリットに守られています

  • あなたは、聖なる世界とつながっています

    (第一章今日のための鏡⑧)あなたが、周囲から発せられるエネルギーを感じるようになればなるほど、あなたの内なる次元は開かれます。そして、高い次元からの知恵を受け取ることができるようになります。世界中のあらゆる場所、人々、動物、植物、鉱物、大自然、宇宙・・・・・。あなたの周りには、それこそ無数のエネルギーが存在しています。あなたは考え、感じたことを、エネルギーとして周囲に送り出しているのですが、あなたもまた、エネルギーを受け取っています。幻想ではない、正確な情報を受け取るにはもちろん訓練が必要ですが、あなたは、自分の思考や感情、身体的感覚を通じて、望む相手とつながることができるのです。そして、信じがたいことかもしれませんが、他人の考えや感情、未来の出来事でさえ、わかるようになってくるのです。また、ガイド・スピリット...あなたは、聖なる世界とつながっています

  • ロシア核攻撃の標的となる日本、戦争する覚悟はあるか?米国主導の経済制裁に加担する愚かさ=矢口新

    日本は米国主導のロシア制裁に加担していてよいのだろうか。現実を見れば、日本がロシアによる核攻撃を真っ先に受ける可能性が高いことがわかる。日本国民の7割が「ロシア制裁を続けるべき」と回答したとの調査があるが、制裁を続けるのであればロシアと戦争する覚悟を持つ必要がある。(『マネーボイス』ニュース・矢口新:現役プロディーラー)(ロシアを挑発したウクライナ)前もって断っておくが、私はロシアのウクライナ侵攻を支持しない。また、戦争そのものを支持しない。とはいえ、ロシアとウクライナとの戦い、あるいは、ロシアとNATO、ロシアと米国との戦いに、日本が関与することも支持しない。日本が戦争に巻き込まれるリスクが高まるからだ。実際に戦争を行っている国に対して、戦争する気がないのに、敵対的な制裁を続けるのは危険な挑発行為ではないか?...ロシア核攻撃の標的となる日本、戦争する覚悟はあるか?米国主導の経済制裁に加担する愚かさ=矢口新

  • 楽しみながら成長することができます

    (第一章今日のための鏡⑦)あなたが今より高い地点に到達するためには、成長していく必要があります。私たちは、成長していくとき何かを我慢しなければいけない、努力が不可欠と考えがちですが、成長するのに、何も苦しむ必要はないのです。楽しみながら成長していくこともできます。楽しみながら成長していくとき、あなたの心は軽やかです。たとえ気が進まないことをしなければならないときでも、以前より気分良くはじめることができます。また、苦手な人と向き合うときに生じる我慢や苦痛も、そんなに感じなくなることでしょう。楽しく成長していくには、あなたが出逢う人々や出来事、あなたの心の中など、自分に起こる全てに対して、関心を示すことが大切です。そして、何より大切なことは、あなたがあなたに向ける関心です。自分自身に対する“好奇心”こそ、楽しみなが...楽しみながら成長することができます

  • 起きる出来事には、全て意味があります

    (第一章今日のための鏡⑥)出来事の全ては、あなたが魂とのつながりを深めるために起こっています。あなたが人生で出逢う人々や出来事、また、考えること、感じること、経験すること・・・・・。それら全てが、あらゆることの中に“愛”を発見していくために、引き起こされています。そして、どんなに納得がいかない問題であっても、それにはあなたがもっと幸せになるためのメッセージと、教訓が隠されているのです。ひとつひとつの出来事の意味に気づくたびに、あなたは成長を果たし、“愛”を実現していくのです。また、繰り返し起こる出来事というのは、あなたの人生で解決する必要がある、避けて通れない、未解決な問題と深く関わっています。それがどういったことかに気づき、清算していくまでは、同じような出来事が繰り返されるのです。人生において体験することの中...起きる出来事には、全て意味があります

  • 本当のあなたは、魂としてのあなたです

    (第一章今日のための鏡⑤)心は、魂のミニチュア版です。しかし、劣化したミニチュアです。そのため、ときには心は憎しみで一杯になったり、貪欲(どんよく)で自分勝手な考えに走ったりするのです。一方魂は、否定的な考えや感情に傾くことは一切ありません。いつも、聡明で喜びに溢れた状態です。また、魂は、愛と知恵の源泉ですので、良い悪いで簡単に判断することはなく、とても中立的です。見返りも求めません。打算がないのです。あなたが相手の身になって考えているとき、あなたは、魂の観点で判断しています。魂はあらゆる経験から、あなたが今の人生で到達しようとしている、最も高い目的を知っています。あなたが愛していることが、あなたのやることです。魂は、今のあなたにとって、最も良い方法を知っています。そしてそのメッセージは、あなたの直感を通して伝...本当のあなたは、魂としてのあなたです

  • 肯定的な言葉は、信頼を深めます

    (第一章今日のための鏡④)あなたが相手のこと、そして、起こる出来事を信頼しているとき、物事は順調に進みます。信頼とは、あなたの考えに、あなたの感情が同意している状態です。その反対は、疑いです。あなたが疑っているとき、自分の判断に自信が持てません。そして、多くの緊張を生み出します。失敗しないようにと、自分で自分を監視しなければならないからです。自分の判断を信頼していくには、“肯定的な言葉の繰り返し”が効果的です。また、この方法を続けていくと、あなたの魂が目覚めます。このとき、自分の内面から、何か強いパワーがこみ上げ、身体をすっぽり包まれたと感じるかもしれません。あなたを励ます肯定的な言葉は、信頼だけでなく、あなたの強さまでも、目覚めさせるのです。方法は簡単です。何かを選択するとき、『大丈夫、できる』と自分自身にさ...肯定的な言葉は、信頼を深めます

  • ウクライナ情勢の理解に不可欠。「アゾフ大隊」と紛争を煽った米国務次官の正体

    前回掲載の「プーチンは本当に侵略者なのか?米国こそがウクライナ紛争の責任を問われる理由」で、ウクライナで現在進行中の事態を引き起こした責任は米国に求められるべきという見解を示した、ジャーナリストの高野孟さん。そんな高野さんは、ウクライナ情勢の諸々を見誤らないためには「血縁を含む人脈関係」の理解も不可欠とも指摘します。今回のメルマガ『高野孟のTHEJOURNAL』では高野さんが、ウクライナの準軍事組織アゾフ大隊と、アメリカのヌーランド国務次官それぞれについて詳しく解説。西側マスコミが伝えたがらない各々の背後関係を明らかにしています。(ウクライナ情勢を理解するための頭の体操/現象に振り回されずに実体・構造を析出しよう)普通、物事の認識は「現象から本質へ」と進むとされるが、そこには落とし穴があって、主張したい本質を最...ウクライナ情勢の理解に不可欠。「アゾフ大隊」と紛争を煽った米国務次官の正体

  • 自分を知ることが、スピリチュアルの基本です

    (第一章今日のための鏡③)本当の幸せに辿(たど)り着くには、自分を知ることが不可欠です。自分を知るには、あなたの意識を掘り下げていくことが必要です。意識を掘り下げるとは、考えや感情、行動を、無自覚なものから意識的なものに変えていくということです。人は、自分で自覚できる意識だけでなく、無自覚な意識(潜在意識・無意識)を持ちます。そして、意識は何層にもなっていて、最も深い部分に、魂としてのあなた、真実のあなたが存在しています。魂、そして真実のあなたは、迷いや不安とは無縁です。また、いつも聡明で愛に満ちていますので、悪意や不仕合せとも無関係です。さて、無自覚な意識を、意識的なものに変えていくには、自分に対する注意深さが必要です。まずは、自分を観察することからはじめてみましょう。例えば、日記をつけたり、その日一日を振り...自分を知ることが、スピリチュアルの基本です

  • 今日のあなたが、明日を変える鍵です

    (第一章今日のための鏡②)あなたが頻繁に考えていることはどんなことでしょうか。また、どういった気分で毎日を過ごしていることが多いでしょうか。あなたが何気なく考え、何気なく感じていることは、あなたの未来を決定していく重要な鍵です。運命の大原則に、“人は蒔(ま)いた種(たね)を刈り取る”という教えがあります。あなたの行為(蒔いた種)に相応(ふさわ)しい現実が訪れる(刈り取る)ということ。あなたの行為は、ブーメランのように結果となって、あなたの元に戻ってくるのです。また、行為というのは、あなたが発した言葉や、何かに対しての行動だけではありません。考えること、そして、あなたが抱いている想いや気分も行為です。そして、それはやがて、実現する力を持つのです。ですので、本当の意味で幸せな人生を送るには、出来事だけでなく、自分の...今日のあなたが、明日を変える鍵です

  • あなたは、運命の創造主です

    (第一章今日のための鏡①)今、あなたに起こっている出来事は、偶然によってもたらされたものではありません。自分の力ではどうすることもできないような、何か強い神秘の力によって、定められているわけでもありません。あなた自身が創り出しているのです。もちろん、どう考えても、自分が創ったとは思えないような理不尽なことや、納得いかないこともあるでしょう。また、私たちが結果を出すまでにはどうしても時間がかかります。そのため自分自身が引き寄せた、創ったということが分かりにくいものです。しかし、あなたに起きる出来事は、過去のどこかの地点で、あなた自身が考えたこと、感じたこと、言葉にしたこと、行動したことの結果なのです。ですので、どうか、望まないことが起こっても、他人に責任転嫁したり、人生を嘆いたりして、あなたの心を曇らせないでくだ...あなたは、運命の創造主です

  • 日本の財産は二千年の歴史

    ――日下公人著書「『日本大出動』トランプなんか怖くない(2016年6月発刊)」から転載します――日本では様々な文化が長い年月を経ながらきちんと伝えられてきました。江戸時代には「国学」という学問がありました。たとえば、本居宣長(もとおりのりなが)や賀茂真淵(かものまぶち)が有名ですが、彼らは日本古来の神道の精神を教えていました。その前には「漢学」がありました。中国の儒教を教える学問です。菅原道真(すがわらのみちざね)の時代には漢字で手紙が書ければ国際人だったのです。さらにその前の時代には「仏教」が伝わっています。つまり、日本人の中には、「仏教」「漢学」「国学」が複層的に存在します。ところが、戦後になると英語が話せればそれだけで国際人だと言われるようになりました。そんなバカな、です。英語がしゃべれるだけでは国際人、...日本の財産は二千年の歴史

  • ポケモンとワンピース

    ――日下公人著書「『日本大出動』トランプなんか怖くない(2016年6月発刊)」から転載します――世界で人気になっている漫画があります。「ポケットモンスター」と「ワンピース」ですが、いずれも、最後は仲直りで終わります。たとえば、「ワンピース」は、主人公が海賊を退治に行くのですが、戦いが終わったら、相手と心を通わせて仲間になる。いつも仲間が一人増えて終わります。こういう漫画はたぶん欧米にも中国にも今までなかったのでしょう。彼らがつくったら、戦って相手を全滅させて勝った、勝ったという漫画になるでしょう。そういう意味では、日本精神を世界中に発信しているし、それが世界の子どもたちの心に、「あ、こういう戦いもあるのか」と伝わっています。私は、そんな子どもたちが二十歳になったら戦争は変わると思います。なぜなら戦って得るところ...ポケモンとワンピース

  • 無手勝流の極意とは

    ――日下公人著書「『日本大出動』トランプなんか怖くない(2016年6月発刊)」から転載します――昔、少年講談全集なんて本がありました。その中にこんな話が載っていました。渡し船に、自分は剣の名人だと自慢する男が乗って威張りちらすものだから、みんな迷惑に思っていた。その渡し船に爺さんが乗ってきた。川を渡っていく渡し船の中で、爺さんは黙って座っている。男は爺さんがちっともびくつかないものだから、なんとなく腹が立ってきて、爺さんに勝負しようと言い出した。爺さんは、平然として「じゃあ、やろう。いつでも勝負するぞ。ただし、船の中ではみんなに迷惑だ。そこに島がある。あの上でやろう」と受けて立った。男は、「おまえみたいなのは一発でやっつけてやる」と言って、島が近づくとただちにひらりと島に飛び移った。すると爺さんは竿で島をぽんと...無手勝流の極意とは

  • 【プーチン卒倒】三つの悪い知らせ

    今日は国際関係アナリスト・北野幸伯さんのメルマガからお伝えします。~~~~~~~~~~~~~全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!北野です。プーチンにとって、とても悪いニュースが三つ入ってきました。(ウクライナの盟友政治家逮捕)ytvnews4月13日を見てみましょう。<ウクライナの治安当局は12日、ロシアのプーチン大統領と深い関係にあるとされる親ロシア派の有力政治家を逮捕したと発表しました。逮捕されたのはウクライナの親ロシア派の有力政治家、メドベチュク氏です。ロイター通信によりますとメドベチュク氏はロシアとの関係を重視するウクライナの野党で代表を務め、プーチン大統領とも深い親交を持つことで知られています。>逮捕されたメドベチュクとは、何者でしょうか?1954年生まれ。1997年から2002年まで、ウクライナ...【プーチン卒倒】三つの悪い知らせ

  • 反日国が日本の価値を高めてくれる

    ――日下公人著書「『日本大出動』トランプなんか怖くない(2016年6月発刊)」から転載します――日本に自衛隊はありますが、他の国のようないわゆる軍隊はありません。あるいは核兵器もない。私は、日本はそれでいいと思っています。そもそも戦争とは敵対する国同士が損得を巡って行うものですが、日本人が考える戦争は、最終的には仲直りだからです。戦うけれども、最後はお互いに理解し合い、共に繁栄する道を模索する。だから勝つにしても、仲直りするときに壁になるようなことはしないで勝とうとします。それに対して、欧米人や中国人は相手を全滅させることを前提にしています。皆殺し戦争が前提だから、後に残るしこりのことなど考えません。まず勝たなきゃいけない。後に残る問題は、歴史をいくらでも書き換えればいいんだと思っています。しかし、それが今、変...反日国が日本の価値を高めてくれる

  • 強い日本を求める声

    ――日下公人著書「『日本大出動』トランプなんか怖くない(2016年6月発刊)」から転載します――アメリカが「世界の警察をやめる」と言い始めた前後から、中国の習近平主席は「民族復興」と「海洋強国」を強く前面に打ち出すようになりました。太平洋の半分が欲しいと言うのもあながち冗談ではないようですから困ったものです。一方、アメリカは日本の集団的自衛権容認を歓迎していますし、日本、フィリピン、ベトナムなどと共に「中国包囲網」をつくろうとしています。そうすることで、南シナ海で軍事的覇権を強める中国を封じ込めようというわけです。その中でアメリカが期待しているのは言うまでもなく日本の軍事力です。アメリカには昔から「日本は弱いほうがいい」とする一派が確実に存在しています。太平洋戦争で日本がどれほど強い国であるか思い知らされたこと...強い日本を求める声

  • 見栄で空母をつくる国

    ――日下公人著書「『日本大出動』トランプなんか怖くない(2016年6月発刊)」から転載します――中国に遅浩田(ちこうでん)という人がいます。1993年から2003年に引退するまで、国防部長(国防大臣)を務めた軍人ですが、その彼が国防部長をしているとき、私は人民大会堂の中の途方もなく大きい部屋で二人だけで会ったことがあります。そのとき、なんでも聞いてくれと言うから、こう聞いたんです。「なんで中国は海軍に金をかけるんだ。私の勉強では、世界の大国になろうとして陸軍と海軍の両方を持った国は五十年後か六十年後に必ず滅びています。日本もそうでした。中国もまた同じことをするんですか」と――。それに対して遅浩田氏は、「海軍?あんな金のかかるものを誰がやりますか」と答えました。彼は国防部長時代には「武力による台湾解放」を主張、引...見栄で空母をつくる国

  • プーチンは本当に侵略者なのか?米国こそがウクライナ紛争の責任を問われる理由

    いかなる理由があろうとも戦争は正当化されるものではありませんが、その責任の所在を巷間(こうかん:世間)で語られている言説だけで判断するのは短絡に過ぎないようです。今回のメルマガ『高野孟のTHEJOURNAL』では著者でジャーナリストの高野孟さんが、欧米の知識人たちの言を引きつつ、冷戦終結後もNATO(北大西洋条約機構)が存在し続けた矛盾を指摘。その上で、もはや西側の盟主でもない米国による誤った世界との関わりが、ウクライナ紛争を引き起こした原因と考えられるとの見解を記しています。(NATOはなぜ今もこの世に存在しているのか?)本シリーズの第3回(INSIDERNo.1145)「歴史の物差しの当て方で視点が変わる」で、プーチンが少なくとも2014年9月のミンスク合意からの8年間を一連なりの政治プロセスと捉え、(この...プーチンは本当に侵略者なのか?米国こそがウクライナ紛争の責任を問われる理由

  • 中国にヘンな自信を与えたのはアメリカだった

    ――日下公人著書「『日本大出動』トランプなんか怖くない(2016年6月発刊)」から転載します――ところで、中国が妙な自信をつけてしまった責任の一端は、実はアメリカにあります。米ソの冷戦が終わったとき、アメリカが仮想敵国を持たない国に生まれ変わればよかったのですが、やっぱりないと困るという人がたくさんいました。いわゆる産軍複合体です。軍事予算がカットされたら困るから、どうしても仮想敵国が必要です。そのとき彼らは、かつての敵国である日本を仮想敵国にしようと、チラリと思ったに違いありません。ところが日本はすっかりいい子になっていて何もしない。それで「中国こそ仮想敵国だ」と言い出したのです。そこで中国が大国意識に目覚めてしまった・・・・・。そして中国は急激な軍備増強に走り出した。なにしろ金は日本が貸してくれますし、日本...中国にヘンな自信を与えたのはアメリカだった

  • 日本と中国の外交戦争

    ――日下公人著書「『日本大出動』トランプなんか怖くない(2016年6月発刊)」から転載します――目下のところ、日本と最も敵対している国と言えば中国です。しかし日本は中国と自然に戦って、自然に勝っているというのが現状だと思います。わかりやすい例を言えば、中国外交は日本を相手にして失敗続きです。近年になって中国は尖閣諸島に来て、さんざん領海侵犯や領空侵犯を繰り返していましたが、2010年には中国漁船が日本の海上保安庁の巡視船に体当たりする映像が公開され、「やはり中国はそんな国なんだ」と日本人が目を覚ますことになりました。そして2014年には中国漁船が小笠原諸島と伊豆諸島周辺の日本の領海と排他的経済水域(EEZ)に大挙してやってきて、サンゴを密漁しました。そのとき日本はすぐに国内法を改正するなど毅然とした姿勢で対処し...日本と中国の外交戦争

  • アドラー心理学と「和の国」の子育て(後編)

    子供たちが「共同体感覚」を発達させて、共同体に貢献することが幸せへの道、とアドラーは考えた。(「処を得る」という理想)明治以降の我が国の教育も、アドラー心理学と極めて親和性の高い理想のもとで行われた。まず、五箇条の御誓文とともに、明治天皇が国民に発せられた御宸翰(おしんかん:お手紙)には、「天下億兆、一人も其処を得ざる時は、皆朕(ちん)が罪なれば」(すべての国民がひとりでもその処を得られない時は、みな私の罪であるので)という一節がある。「処を得る」とは、正しくアドラーの言う「居所を見つける」「共同体の中で価値ある存在」になる、という事である。それは一人ひとりの国民が、それぞれの多様な個性・適性・能力を十二分に伸ばして、それぞれの家庭、職場、地域、国家という共同体の中で、貢献する「価値ある存在」になる事である。そ...アドラー心理学と「和の国」の子育て(後編)

  • アドラー心理学と「和の国」の子育て(前編)

    「国際派日本人養成講座」からお伝えします。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄子供たちが「共同体感覚」を発達させて、共同体に貢献することが幸せへの道、とアドラーは考えた。(「しっかり勉強して、世のため人のために尽くせる人間になりなさい」)先日、福岡のある保育園で保護者向けの講演をさせていただいた。そこでは石井式の漢字教育を実践されており、4、5歳の幼児たちが先生の示す漢字カードに元気な声で「朋有り遠方より来たる、亦た楽しからずや」などと唱和している姿を見た。こういう子供たちが立派に成人して、明日の日本を支えてくれるだろうと思ったら、嬉しくなって涙が出そうになった。保護者も熱心な方が多く、1時間お話をしたが、5~60人の方々が床の上に直に座り、4~50人の方々が廊下にまで立って、真剣に聞いてくれた。話の中で、知的障害者が従業...アドラー心理学と「和の国」の子育て(前編)

  • 「子は国の宝」の経済学(後編)

    最新の教育経済学が、わが国の伝統的な子育ての智慧を科学的に裏付けつつある。(やり抜く力)人格力の中でも、特に重要と考えられているのが、「やり抜く力」である。ペンシルバニア大学のダックワース教授は、かつてニューヨークの公立中学校で教師をやっていた際に、成績は知能指数とはあまり関係ない、という事実に衝撃を受けた。知能指数がそれほど高くなくとも成績の良い子がおり、逆に知能指数が高いのに成績が良くない子もいる。そこでダックワース教授は考えた。中学1年の数学で習うレベル、たとえば平行四辺形の面積を出す、というような問題は、どんな生徒も十分な時間をかけて、一生懸命勉強すれば、解けるようになる。だとしたら、成績の違いは、一つの問題に取り組み、それが解けるようになるまで「やり抜く力」の違いではないか、と。教授は、教師を辞めて大...「子は国の宝」の経済学(後編)

  • ウクライナ侵攻の勝者は中国だが、ひっくり返る可能性はあるのか?

    今日は国際関係アナリスト・北野幸伯さんのメルマガからお伝えします。~~~~~~~~~~~~~全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!北野です。ロシアによるウクライナ侵攻。ロシアは、ウクライナとの戦争に勝つかもしれませんし、負けるかもしれません。しかし、勝っても負けても、「地獄の制裁」は解除されないでしょう。だから私は、ウクライナ侵攻がはじまる前から、「ロシアの【戦略的敗北】は確実」といいつづけてきました。では、ウクライナ侵攻の勝者は、どの国でしょうか?これは、中国でしょう。なぜ?まず第1に、欧米からの対中攻撃がほぼなくなった。2018年から、世界は「米中覇権戦争」の時代に突入しています。バイデンが大統領になっても終わることなく、むしろエスカレートしていました。ところが、ロシアによるウクライナ侵攻で、中国への攻撃...ウクライナ侵攻の勝者は中国だが、ひっくり返る可能性はあるのか?

  • 「子は国の宝」の経済学(前編)

    「国際派日本人養成講座」からお伝えします。―――――最新の教育経済学が、わが国の伝統的な子育ての智慧を科学的に裏付けつつある。(しつけを受けた人は年収が高い)「幼児の頃にきちんとしつけられると、大人になってから社会的にも成功し、年収が高くなる」という興味深い調査結果がある。__________神戸大学の西村教授らは、「しつけ」という違った角度から研究を行いました。4つの基本的なモラル(=ウソをついてはいけない、他人に親切にする、ルールを守る、勉強をする)をしつけの一環として親から教わった人は、それらをまったく教わらなかった人と比較すると、年収が86万円高いということを明らかにしています。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄話題のベストセラー、中室牧子著『「学力」の経済学』の一節である。これは「教育経済学」という分野の研究結果で...「子は国の宝」の経済学(前編)

  • ロシア軍は本当に劣勢か?“アメリカ脳”に支配された空想記事を「鵜呑み」する危険

    さまざまなメディアで、国際政治や軍事の専門家たちによる解説を交え報じられているウクライナ情勢。その多くがロシア軍の「思わぬ苦戦」を伝えていますが、果たしてそれは全面的な信用に値するものなのでしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHEJOURNAL』では著者でジャーナリストの高野孟さんが、単純極まりないというウクライナ情勢の「事態の本筋」を記すとともに、散見される予断と偏見に満ちた記事やニュース報道を批判。さらに読者に対しては、それらに触れる際の注意点を提示しています。(空想力だけで言葉遊びをする記事を見抜け/ウクライナ情勢を理解するための頭の体操)大前研一が「ウクライナ情勢は“アメリカ脳”と“ロシア脳”の両方を併せ持っていなければ、的確な判断はできない」と言い、その“ロシア脳”で考えるとプーチンは「最終的にウクラ...ロシア軍は本当に劣勢か?“アメリカ脳”に支配された空想記事を「鵜呑み」する危険

  • 古典教育が国家を発展させるという逆説(後編)

    (外国語との格闘)長崎に遊学した後、諭吉は大阪の緒方洪庵の適塾で本格的にオランダ語を修行する。__________・・・塾ではオランダ語の試験があり、徹底的に読む訓練をしていた。福沢自身も、読解をするという地味な勉強をひたすら何年も熱心に続けていたという。月に六回も試験があり、オランダ語を読む実力があるかないかが明確な基準ではかられ、順位がつけられる。これは各人それぞれのテーマで研究し、レポートを出すといった種類の教室とは全く異なる。個性や主体性といった要素ではなく、外国語を読むための語学力がひたすら求められる。そうした修行を何年も積んだ結果、福沢には外国語の読解力が技として身についたのである。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄今日で言えば、英語の受験勉強を何年もみっちりやったのである。外国語の文法と格闘し、ひたすら多くの単...古典教育が国家を発展させるという逆説(後編)

  • 古典教育が国家を発展させるという逆説(前編)

    「国際派日本人養成講座」(編集長・伊勢雅臣さん)からお伝えします。―――――(プランプランのドードー巡り)「文科省はゆとり教育、総合学習の反省もないまま、また新しい事を始めようとしている」というのが、文科省の「学習指導要領改訂の方向性について」の説明ビデオを見た感想である。その説明パネルでは、「他者と協働しながら、価値の創造に挑み、未来を切り拓いていく力が必要」などと、立派な理念が抽象的な言葉で語られているが、そこに決定的に欠けているのが現状の事実分析である。今の教育で何が出来て、何が出来ていないのか、という事実の把握と分析がない。実業の世界では、仕事の基本はPlan-Do-Check-Actionのサイクルである、と良く言われる。計画(Plan)を立て、実行(Do)した後で、その結果をチェック(Check)し...古典教育が国家を発展させるという逆説(前編)

  • 人間教育としての国語教育 ~『“とっちゃん”先生の国語教室』から(後編)

    「人生を考えはじめている青年と共に考える。ということは、実に当然、国語教師のしなくてはならない事柄である」(「生きた人間関係のなかに」)__________国語の時間には、つねに話し合いが行われなければならない。人間的な話し合いの行われるのは、国語の時間をおいて他にはもとめられないものなのである。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄たとえば、国語の時間に、なにかの論文を読む、という時でも、「人間的な話し合い」の中で行われなければならない。__________ある論文をよむ――よむというのは間接に人の話をきくということである。きいたら、ききっばなしのこともあろうが、多くの場合はそれに対して何かもっとききたいこともあろうし、自分からきいてもらいたいこともある。ところが、相手の人はそこにいない。一方的にきかせられるだけである。そこで...人間教育としての国語教育~『“とっちゃん”先生の国語教室』から(後編)

  • 人間教育としての国語教育 ~『“とっちゃん”先生の国語教室』から(前編)

    今日も「国際派日本人養成講座」(編集長・伊勢雅臣さん)からお伝えします。―――――「人生を考えはじめている青年と共に考える。ということは、実に当然、国語教師のしなくてはならない事柄である」(「ひたすら国語教師たるの道を求めつづけられた」)“とっちゃん”先生、こと、桑原暁一先生はある都立高校の国語教師を20年間勤めた人物である。この本の前書きには、こう紹介されている。__________桑原さんは、一高文科を経て、東大文学部国文学科といういわば世にいうエリートコースを進んだ学究であったが、生涯を通じて栄達などには目もくれず、ひたすら国語教師たるの道を求めつづけられた。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄桑原先生は昭和48(1973)年3月に退職された後、わずか2ヶ月後には逝去される。まるで国語教師を辞めたら、もうこの世には用がな...人間教育としての国語教育~『“とっちゃん”先生の国語教室』から(前編)

  • 日本政府は無能なのか

    近年の日本政府の経済対策やコロナパンデミックの対応について、国民目線で考えてみると、理解できないほどの愚行に見えます。一流大学を出られ、教養ある政治家や官僚の皆さんは頭脳的には決して愚かではありません。しかしながら、私たち国民から見れば、適切な対応が取られていないばかりか、国民を騙すような行為を行っているとしか思われないのです。日本政府は無能ではありませんが、あきらかに、作為のある行動に出ていると思われるのです。国民に嘘をついているのではないかと懸念しているのです。その証拠を挙げていきます。①ワクチン接種の効能のエビデンスがないのに、5歳から11歳までの接種を推進しているという異常国会で厚労大臣がはっきり答弁している。「効能に関して、直接のデータは存在していない」。厚労省が公表している未成年(二十歳以下)のコロ...日本政府は無能なのか

  • 国を興す国語教育 ~ 『齋藤孝のこくご教科書 小学1年生』から(後編)

    この国語教科書は「自分が次世代の国民を育てる」という覚悟を持った親や教師に使って貰いたい。(明治日本の原動力となった国語力)国語力による思考力、人間力発揮がどのような威力を持つのかは、明治日本によって実証された。1853年にペリーの黒船がやってきた時は、日本は極東の閉ざされた島国で、欧米の植民地に転落するのも時間の問題かと思われた。しかし、半世紀後には世界最強の陸軍と屈指の海軍を誇るロシアを撃破し、有色人種は白人に勝てないという神話を打ち破って、アジア、アフリカの諸民族を勇気づけた。同様に立憲政治は白人の独占物と信じられていたのだが、明治日本は有色人種で最初の近代成文憲法を確立し、選挙に基づく議会政治を定着させた。こうした明治日本の世界史に刻まれる躍進の原動力となったのが国語力だった。幕末期の日本には全国で1万...国を興す国語教育~『齋藤孝のこくご教科書小学1年生』から(後編)

  • 国を興す国語教育 ~ 『齋藤孝のこくご教科書 小学1年生』から(前編)

    今日は「国際派日本人養成講座」(編集長・伊勢雅臣さん)からお伝えします。―――――この国語教科書は「自分が次世代の国民を育てる」という覚悟を持った親や教師に使って貰いたい。(「学問のすすめ」から始まる小学生1年向け国語教科書)齋藤孝・明治大学文学部教授がユニークな国語教科書を出した。目を見張るのは、小学一年生向けの教科書の冒頭から福沢諭吉の「学問のすすめ」を取り上げている点だ。__________天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと言えり。されば天より人を生ずるには、万人は万人みな同じ位にして、生まれながら貴賤上下の区別なく、万物の霊たる身と心の働きを以て、、、] ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄これと、他社の標準的な国語教科書を比べてみよう。__________うみのかくれんぼうみには、いきものがかくれています。な...国を興す国語教育~『齋藤孝のこくご教科書小学1年生』から(前編)

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