コッポラの壮大なる失敗作と言われているメガロポリス。 確かに傑作ではないが、支離滅裂な駄作でもない。 豪華な俳優陣や、壮大なイマジネーション。 ゴッドファーザーや地獄の黙示録と同じレベルを求めるのは厳しいが、われわれが学ぶことはできる。 ■あらすじ 舞台はアメリカ共和国の大都市ニューローマ。 天才建築家カエサル・カティリナは時を止める能力を持っている。さらに、メガロンという新素材を発明してノーベル賞も受賞していた。彼はそのメガロンを使って、ニューローマをユートピアに変えようとしていた。ちなみに、クラッスス国立銀行の頭取クラッスス3世の親戚でもある。 市長のフランクリン・キケロはカエサ