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  • 東大教養学部が教える考える力の鍛え方 宮澤正憲

    この本のタイトルは「東大教養学部が教える考える力」だけれど、「東大1・2年生に博報堂が教えるアイデアの出し方、まとめ方」の方が、正しく内容を表すだろう。この本でいう「考える」とは、研究したり真理を追究したりするころではなく、売れる商品、アイデアをつくるための情報収集、コンセプトづくり、人の心を動かすアウトプットの作り方だ。東大教養学部が教える考える力の鍛え方宮澤正憲

  • 動都―動き続ける首都 坂茂・光多長温・三宅理一

    この本は、建築家の突拍子もない空想に都市や建築に一家言ある識者が悪乗りして一冊の本に仕立てたフィクションなのだろう。東京一極集中の問題点やデジタル化の遅れなど、周辺の議論は、識者の論考ゆえなるほどと思わせるところもある。しかし肝心の「動都の提案」が、実現可能性に説得力を持たせるために小さな首都にすることが発想の原点にあったためだろうが、首都というのはその範囲もスケールも小さすぎる。第1に、動都における移動人数を合計4500人と想定している。これは過去の国家等移転特別委員会の想定の10分の1以下であまりにも非現実的だ。国会議員713名に各スタッフ2人つける想定だからそれだけで約半分の2139人。衆参議員事務局及び行政・司法関連職員1000名程度としているが、現実には衆議院事務局だけで定員1600名だから、行...動都―動き続ける首都坂茂・光多長温・三宅理一

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