chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 富嶽三十六景 礫川雪ノ且

    「礫川雪ノ且」礫川とは小石川のこと、今の文京区の西部一帯をさす。かつてこの地域をという小河川が流れていた事から、そう呼ばれるようになった。絵の中の中景に見える川が小石川なのだろう。富嶽三十六景の中で唯一雪景色を描いている。当時の江戸は、現在に比べて降雪量が多く、江戸の冬は雪景色が珍しくなかった。その雪景色を眺めようという人々が、料亭に集まって、富士の方向に顔を向けている。富嶽三十六景礫川雪ノ且

  • 富嶽三十六景 隅田川関谷里

    「隅田川関谷里」関屋の里は、現在の足立区千住関屋町のあたり、隅田川が大きく湾曲する部分の北岸にあたる土地だ。そこから富士を見ると、間に隅田川がはさまることになるが、この絵の中には、隅田川は描かれていない。絵の中では、三人の武士と思われる男たちが馬を走らせている。右手前の建築物は高札場のようだ。遠くに見える富士は赤く染まっているところから、朝日を浴びているのだと想像される。富嶽三十六景隅田川関谷里

  • 富嶽三十六景 五百らかん寺

    「五百らかん寺さゞゑどう」五百羅漢寺は、現在の江東区大島にあった黄檗宗の寺院。そこに三匝堂という三層の六角堂の建物があった。この建物は螺旋階段を上って行くように作られており、そのさまがサザエに似ていたので、栄螺堂と呼ばれた。ここの三階は見晴らし台になっていて、そこからは富士がよく見えたという。当時の大島は、溜池の点在する土地だった。この絵の中景の眺めは、色こそ土色をしているが、その静かな様子からして水面と思えないでもない。富嶽三十六景五百らかん寺

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、切り絵 浮世絵さんをフォローしませんか?

ハンドル名
切り絵 浮世絵さん
ブログタイトル
切り絵
フォロー
切り絵

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用