chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
市居嗣治の「今日のお気に入り」 https://blog.goo.ne.jp/tsuguji19

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再

市居嗣治の「今日のお気に入り」
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2015/08/06

arrow_drop_down
  • 創作脳 Long Good-bye 2025・05・02

    二年ほど前に読んだ、1985年生まれの作家が書いた小説「同志少女よ、敵を撃て」を再読した。今日の「お気に入り」は、この小説について書かれたインターネットのフリー百科事典「ウィキペディア」掲載の記事。引用はじめ。「『同志少女よ、敵を撃て』は、日本の小説家逢坂冬馬の小説である。第11回アガサ・クリスティー賞を受賞したデビュー作。第166回直木三十五賞候補に挙がり、2022年本屋大賞及び第9回高校生直木賞を受賞。あらすじモスクワ近郊の『イワノフスカヤ村』で母親と半農半猟の生活を行っていたセラフィマは、ドイツ軍に村人達を惨殺され、赤軍に家や村人の死体を燃やされた。ドイツ軍狙撃兵と赤軍兵士イリーナへの狙撃を誓う彼女は、中央女性狙撃兵学校の先行的分校へ入学し、同様に家族を失った女性兵士たちの仲間となる。卒業後彼女らが...創作脳LongGood-bye2025・05・02

  • 時のない時計 Long Good-bye 2025・04・29

    毎日のように通っている高齢者住宅の一階にある、見る人の少なそうな壁掛け時計の針は、この一年近くの間、いつも何分かさきの時刻を指し示していた。とくに支障がないからか、あるいはそれと気付いていても、誰もわざわざ時計を壁から外ずしてまで正しい時刻に直そうとはしなかったからなのか。過去形で書いたのには理由がある。週初めの昨日(月曜日)の朝、その時計を眺めたら正しい時刻を示していた。スマホに表示された時刻との比較でそれとわかった。正しい時刻に修正されたら修正されたで、なんとなく「せわしない」感じがする。時計の長針が進んでいるだけで、まだ4~5分余裕があると思っていたのが、いきなり正しい時刻に変わったからである。。。(⌒∇⌒)!。。家の中に何個かあるアナログの置き時計や壁掛け時計のうち、ただ一個、台所に立ったとき、目...時のない時計LongGood-bye2025・04・29

  • 散髪屋と美容院 Long Good-bye 2025・04・28

    2010年代、家庭の事情やら天災やら何やらで、読書どころではなかった時期が、続いた。その十年余りの間に、世間で発表された小説、随筆などを、多少心の余裕を取り戻し、時間の余裕もできた今日この頃、読んでいる。直木賞や本屋大賞などの受賞作や候補作の中から選んで読むだけでも結構の数あるし、読み応えのあるものも沢山ある。今日の「お気に入り」は、最近読んだそうした本の中から書き留めた文章。引用はじめ。「床屋で髪を切るのは何年ぶりだろう。高校を卒業してからは、流行(はや)りのヘアスタイルにしたくて、美容院でカットするようになった。なにしろ行きつけだった床屋のオヤジは、いつも僕の髪を自分と同じ七三分けにしようとするのだ。」「石鹸の匂いに振り返る。店主が四角い陶器に茶せんに似たブラシを突っこんで泡だてていた。そうなのだ。床...散髪屋と美容院LongGood-bye2025・04・28

  • すかんタコ Long Good-bye 2025・04・21

    今日の「お気に入り」は、最近読んだ本の中から書き留めた文章。引用はじめ。「すべての人間が幸せになれることなど、この世には、きっとありはしないのだ。誰かの幸せの陰には、必ず誰かの不幸せがある。幸せというものの多くは、たいていどこか歪んでいる。」(朱川湊人著「妖精生物」文春文庫)「・・・人生には、五十年一緒にいるよりも、ずっと心に残る短い出会いもある。むしろ短いからこそ、その印象が深く鮮烈に心に刻まれるのかもしれない。」(朱川湊人著「凍蝶(いてちょう)」文春文庫)引用おわり。「ノスタルジックホラー」と呼ばれるジャンルに入るらしい小説五篇(「トカビの夜」「妖精生物」「摩訶不思議」「花まんま」「送りん婆」「凍蝶」)を読んだ。それぞれに面白いと言えば面白いが、元々、ホラー小説は余り得意ではない。強いて一篇えらぶとす...すかんタコLongGood-bye2025・04・21

  • 偶然による大発見 Long Good-bye 2025・04・20

    今日の「お気に入り」は、インターネットのフリー百科事典「ウィキペディア」掲載の記事「セレンディピティ」。引用はじめ。「セレンディピティ(英語:serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。語の起源と意味『serendipity』という言葉は、イギリスの政治家にして小説家であるホレス・ウォルポールが1754年に生み出した造語であり、彼が子供のときに読んだ『セレンディップの3人の王子(TheThreePrincesofSerendip)』という童話にちなんだものである。セレンディップとはセイロン島、現在のスリランカのことであるから、すなわち、題名は『スリランカの3人の王子』という意味である...偶然による大発見LongGood-bye2025・04・20

  • メンターシップ Long Good-bye 2025・04・19

    今日の「お気に入り」は、インターネットのフリー百科事典「ウィキペディア」掲載の記事「メンタリング」。引用はじめ。「メンタリング(英語:mentoring)とは、新入社員や後輩に対して、上司による指示とは別に、先輩社員が助言・指導する行為や人材育成手法のこと。指示や命令によらず、メンター(mentor)と呼ばれる指導者が、対話による気づきと助言により、被育成者たるプロテジェ(protégé)ないしメンティー(mentee)本人と、関係を結び自発的・自律的な発達を促す方法である。プロテジェがメンターから指導・支援されるこの関係をメンター制度またはメンターシップ(mentorship)と呼ぶ。1980年代にアメリカ合衆国の企業で導入されるようになり、時に人生設計まで相談に乗るため、チューターやコーチングより役割...メンターシップLongGood-bye2025・04・19

  • entrée gratuite Long Good-bye 2025・04・18

    今日の「お気に入り」は、最近読んだ本の中からなんとなく心に残って書き留めた文章。引用はじめ。・「この社会にはなんのバッジもついていない人が一定数いるんです。私みたいに。そんな人たちは、それを指摘されることにいつも怯えてる。私は幽霊みたいな人間なんです。誰にも認知されないし、誰に影響を及ぼすこともない」・「誰の目でもない、自分の目で見たことを信じなさい」(出典:松下龍之介著「一次元の挿し木」宝島社刊)引用おわり。筋立てに興味をひかれ、最後までどうにか読みおおせたが、やや大味なミステリー小説という感は免れなかった。苛性ソーダを使って、肉体をとかし、骨だけにする、というおどろおどろしさが非現実にすぎ、ついていけない。生命倫理にかかわるテーマを取り上げるのは難しい。。。<(⌒∇⌒)!。。ミステリーに疲れて、たまた...entréegratuiteLongGood-bye2025・04・18

  • 晴れた日は晴れを愛し雨の日は雨を愛す Long Good-bye 2025・04・17

    「gooblogサービス終了のお知らせ」が運営から届いた。半年先にはなくなるとのこと。20年余も利用しつづけてきただけに突然の通知に驚く。変化の激しい時代だから、当然かとも思う。いつまでもあると思うな、親とカネ。同じビジネスモデルを使って営業しつづけてきたファーストフードのチェーン店がいとも簡単に営業休止に追い込まれる時代である。。。(⌒∇⌒)!。。今日の「お気に入り」。「散る桜残る桜も散る桜」「うらを見せおもてを見せて散るもみじ」「焚くほどは風がもてくる落葉かな」(良寛さん)(ついでながらの筆者註:「良寛(りょうかん、宝暦8年10月2日(1758年11月2日)-天保2年1月6日(1831年2月18日))は、江戸時代後期の曹洞宗の僧侶、歌人、漢詩人、書家。号は大愚。名は栄蔵。」以上ウィキ情報。)晴れた日は晴れを愛し雨の日は雨を愛す LongGood-bye2025・04・17

  • ちゃぶ台返し Long Good-bye 2025・04・08

    今日の「お気に入り」は、昭和生まれの二つの言葉「ガラガラポン」&「ちゃぶ台返し」。昭和46年生まれの後期高齢者が世界中を右往左往させている。マッドマン・セオリーを地で行く、即物的なトランプ大統領に世界中のエスタブリッシュメントがなす術もなく振り回されている。戦後生まれの78歳、まだまだ元気、死してのち已む。昭和100年、試験運用中の生成AIに聞いてみた。「『ガラガラポン』は『白紙に戻して一からやり直す』という意味のビジネス用語で、変革や再編の必要性がある場面でよく使われます。【意味】・現在の状況を白紙に戻す・一度全てをリセットし、結果をランダムに生み出す・組織の人員配置などを最初からやり直す既存の状況や常識を一旦リセットし、新たな展開を試みること・複雑になってしまった問題を、一旦仕切り直すこと・組織の人員...ちゃぶ台返しLongGood-bye2025・04・08

  • Long Good-bye 2025・04・02

    今日の「お気に入り」は、今読み進めている翻訳本の中から、備忘のため、抜き書き。このように面白いと思ったところは、ところどころ、書き写し、読み返し読み返し、読み進めているのでなかなかはかがゆかない。引用はじめ。「僕らはアフリカで不帰順のムーア人たちと接触を持っていた。彼らは立入禁止地区、つまり、僕らにとっては飛行機で飛び越えるほかない地区の奥から忽然と姿を現し、キャップ・ジュビーやシズネロスの砦で大胆にも砂糖の塊や茶葉を買うと、また神秘の中に戻っていった。僕らは彼らが通りかかるときを見計らい、その何人かを手なずけようと試みた。相手が影響力のある首長格の男だった場合は、ときに航空会社の上層部の承認の下で飛行機に乗せ、世界の実態を見せてやった。その狙いは彼らに傲慢さを捨てさせることにあった。」「そんなわけで、僕...LongGood-bye2025・04・02

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、市居嗣治の「今日のお気に入り」さんをフォローしませんか?

ハンドル名
市居嗣治の「今日のお気に入り」さん
ブログタイトル
市居嗣治の「今日のお気に入り」
フォロー
市居嗣治の「今日のお気に入り」

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用