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徒然なるまま読書感想ブログ https://blog.goo.ne.jp/jiji0805

日々読んだ本の感想ブログです。小説、ビジネス書、ライトノベルなど通勤中、休日に読んだ本の感想を自由に

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2015/07/19

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  • 【龍の墓】 感想

    龍の墓貫井徳郎双葉社スマホが時代遅れとなった近未来?を舞台に、流行っているゲームの名はVRの世界を自由に冒険できるゲーム「ドラゴンズグレイブ」(龍の墓)。そのゲームのイベントで殺人事件が起きるイベントがあり、リアルの世界でもそれになぞられるような事件が起きる。ゲームの世界と現実の事件は重なるのか、重なるとすれば、犯人はなぜ見立殺人を?近未来で起きるかもしれないのに本当に起こりそうな事件が今、幕をあける。警察ものでもあるし、ある意味特殊設定もののミステリーでもありそうな本作品ですが、序盤からいろんなミスリードを誘うように作られており、おそらく読めば読むほどにこれとこれが、もしかしてあれとあれも?などなど、想像が尽きなくなるミステリーでした。そして、もしかすると私が死ぬまでにこういうことが起こりうるのではない...【龍の墓】感想

  • 【ただ、それだけでよかったんです【完全版】】 感想

    ただ、それだけでよかったんです【完全版】(メディアワークス文庫)松村涼哉KADOKAWA『菅原拓は悪魔です』遺言を残して自殺した男子中学生のK。なぜ、彼は自殺してしまったのか。そして、悪魔と呼ばれた菅原拓。人間力テストなるものがあり、そのテストで学年1位のKを含む上位4人の生徒をイジメたとされる人間力テスト学年最下位の菅原拓が起こそうとしている革命とは?8年前の電撃大賞作品の『ただ、それだけでよかったんです』の完全版が幕を開ける。私は、8年前に本作が発売された時に読みましたが、それ以来の再読でございます。8年前に本作を読んだことを思い出しても、かなりの部分を忘れているなと思いましたが、最後など大まかなことは覚えてはいました。また、本作品を読んでいる途中で8年前に書いた私の本作品の感想は中途半端だし、決して...【ただ、それだけでよかったんです【完全版】】感想

  • 【この銀盤を君と跳ぶ】 感想

    この銀盤を君と跳ぶ(角川書店単行本)綾崎隼KADOKAWA2030年、新潟オリンピックを目指す天才少女が2人。オリンピックの切符は残り1枠。その1枠を争う日本選手権の3日間が幕をあける。よくテレビで見る、女子フィギュアスケートを描いたお話なのですが、世界を取るために、彼女たちには残酷なものがつきつけれていることを改めて知ることになります。そう、それは年齢と体の成長。私は、成長すればより選手として輝くものだと勘違いしていました。浅田真央は15歳であそこまで強かったんだから年を重ねて成長すればもっと強くなるだろうと思っていました。しかし、彼女は体が成長すればするほどトリプルアクセルを失敗するようになりました。実は成長すればより技術が上がるだろうと思われるはずの当たり前がこの競技では邪魔になることがあるというこ...【この銀盤を君と跳ぶ】感想

  • 【地雷グリコ】 感想

    地雷グリコ(角川書店単行本)青崎有吾KADOKAWA情報を制する者がゲームを制する。行われるゲームは「グリコ」、「坊主めくり」、「じゃんけん」、「だるまさんがころんだ」、「ポーカー」をアレンジしたゲーム。果たして、あなたはこの奥深いゲームで繰り広げられる情報戦を目の当たりにして、ページをめくる手を止められるだろうか。これは作者と読者との戦い…なのかもしれない…不思議な書き出しになりましたが、正直、この作品をどう表現してよいのか…女子高生が巻き込まれるゲームのどれもが知っているゲームのアレンジばかり。しかも凄いのが、知っているゲームがもとになっているので、読んだだけで分かるアレンジルールに、光景を容易に浮かべやすいです。ゲームを文字だけで説明すると、ありがちなのが、作中のゲーム、説明されてるだけで何をやって...【地雷グリコ】感想

  • 【どうせ、この夏は終わる】 感想

    どうせ、この夏は終わる(電撃文庫)野宮有KADOKAWA長崎を舞台にした青春小説です。数カ月後に地球は滅ぶ!?そんな設定の世界のもと、繰り広げられる青春が長崎にある。5篇の物語が溶け合った時、あなたは何を思うだろうか。人類最後の夏をどう過ごすだろうか。そして、本作品のメインヒロイン小林凛映はなぜ映画を撮るのだろうか。ライトノベルなのですが、各話のタイトル以外に挿絵なしという、なんでライトノベルレーベルで出したん?と思うくらい、中身はガチ目です。読む文章から想像力を働かせながら読む楽しさを味わうことができます。1〜4話でいろいろな青春を描きつつも、しっかりと設定されている世界が徐々に読者に浮き彫りになっていく感じも面白かったですが「世界が滅びるかもしれない状況であなたはどうするだろうか?」という問いがあり、...【どうせ、この夏は終わる】感想

  • 【京都東山邸の小鳥遊先生】 感想

    京都東山邸の小鳥遊先生望月麻衣ポプラ社訳あってほそぼそと脚本を書いているヒギンズ教授役の葉月が、こちらも訳あって芸能界にしがみついてるイライザ役の英輔が京都の小料理屋(居酒屋)で出会うところから物語が進んでいく、令和版マイフェアレディな物語です。なんとか芸能界にしがみつきたい英輔の成長過程を見守るのが面白くて、楽しく最後まで読めました。正直、読んでいて、話の内容の割には軽くないか?という印象は確かにあります。もっと深堀りしても良かったのでは?というところや、ここ、そんなにあっさりで良いのか?と思うこともちらほらとあるのはあります。しかし、この軽くで読みやすいというのがおそらく本作品の売りで、なんとなくですが、私が深堀りして欲しいと思う箇所を深堀りすると相当話が重たくて、読んでられないんじゃないかな?と思う...【京都東山邸の小鳥遊先生】感想

  • 【17歳のビオトープ】感想

    17歳のビオトープ(幻冬舎単行本)清水晴木幻冬舎謎の校務員、人生先生が高校生の相談にのるスタイルで綴られていく、本当に今どきの高校生の悩みでもあり、今を生きる私達の悩みに答えていく作品です。恋と愛の違いは?運を上げる方法とは?幸せになる方法とは?生きる意味とは?考えてみると全くわからない、もしくは少しは考えたことはあるけど深くは考えたことはない、何なら考えても答えを出したことはないことに人生先生が答えてくれます。今、人生先生が答えてくれると書きましたが、少し語弊があります。答えはそれなりに教えてくれますが、基本的には自分で考えていくスタイルで、人生先生が出した答えが全てではないのです。でも、人生先生が出した答えで良いんじゃね?と思ったりします。それくらい、良い答えを出してくれる上、生きるために必要なもの、...【17歳のビオトープ】感想

  • 【清算】 感想

    清算(角川書店単行本)伊岡瞬KADOKAWA大手新聞社のグループ子会社の1つを解散し、清算することになった。会社をたたむ筈の手続きを担うために総務部長のに抜擢されたのは、なんの知識も経験ない主人公の畑井。知識も経験もない彼がなぜ選ばれたのか?そして、清算手続き中に消えてしまう2億円が入った通帳と主人公の相方。2億円はどこにいった?何で通帳が消えたのか。2億円の通帳が消えてからが本番のホワイダニットのミステリーです。はじめの会社の解散手続きあたりは、正直、淡々と粛々と話が続くので、何か退屈感があったのですが、2億円の通帳が消えてから次々に事件が起こり目まぐるしくなってきて、その辺りからは、これどうなるの?感が楽しかったです。ただ、あまりにも話が広がり過ぎて、これ本当にまとまる?とは思いましたが、納得するかど...【清算】感想

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