【龍の墓】 感想
龍の墓貫井徳郎双葉社スマホが時代遅れとなった近未来?を舞台に、流行っているゲームの名はVRの世界を自由に冒険できるゲーム「ドラゴンズグレイブ」(龍の墓)。そのゲームのイベントで殺人事件が起きるイベントがあり、リアルの世界でもそれになぞられるような事件が起きる。ゲームの世界と現実の事件は重なるのか、重なるとすれば、犯人はなぜ見立殺人を?近未来で起きるかもしれないのに本当に起こりそうな事件が今、幕をあける。警察ものでもあるし、ある意味特殊設定もののミステリーでもありそうな本作品ですが、序盤からいろんなミスリードを誘うように作られており、おそらく読めば読むほどにこれとこれが、もしかしてあれとあれも?などなど、想像が尽きなくなるミステリーでした。そして、もしかすると私が死ぬまでにこういうことが起こりうるのではない...【龍の墓】感想
2024/01/31 09:36