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つばた徒然@つれづれ津幡 https://blog.goo.ne.jp/romaniaramochan

ここは北陸の豊かな田舎・津幡町。愛犬との散歩を通じて見つめた季節と風景を画像と言葉でつづる日々。

散歩と酒と読書と競艇好きです。石川県の津幡町在住。週末を基本に更新しています。よろしかったら読んでやって下さいm(_ _)m

りくすけ
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津幡町
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2015/06/16

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  • 花も花なれ 人も人なれ。

    2024年、米テレビ界最高峰とされる「エミー賞」に於いて、ドラマ『SHOGUN将軍』が18部門を受賞と話題になっている。主演/プロデューサーは「真田広之」氏。日本人役には日本人、または日本にルーツを持つ役者を起用。日本から時代物に精通したスタッフを招聘。劇中7割が日本語の台詞で進行。時代考証を重んじ、衣装・美術を細部まで作り込んだアメリカ的サムライ像とは一線を画す“ハリウッド版戦国エンターテイメント”だ。物語の舞台は、関ヶ原前夜。英国人航海士「ウィリアム・アダムス(三浦按針)」、「徳川家康」「石田三成」「豊臣秀吉」など歴史上の人物を元ネタにしたキャストが登場。今投稿ではそれらの中から、ストーリーの核となる女性を取り上げてみたい。ドラマでは「按針」の通訳を務める主演女優のモデルである。ほんの手すさび手慰み。...花も花なれ人も人なれ。

  • 9・21悲喜交々。

    「悲喜交々(ひきこもごも)」とは、この事である。本日(2024/09/21)、わが津幡町出身の関脇「大の里」が、大相撲・秋場所14日目で2度目の幕内最高優勝を決めた。結びの一番---対戦相手は大関「豊昇龍」。過去、土俵で顔を合わせた3度の対戦は全て敗れていた“天敵”に、一旦は“待った”を誘発する仕切りで揺さぶられたが、迷わず双手で突いて出て、一気に土俵の外へ押し出し白星。これで、場所後の大関昇進を確実にしたと断言していい。初土俵から所要9場所での昇進は、昭和以降では最速。出世の早さに髪の伸びが追いつかず、大銀杏(おおいちょう)を結えない、前代未聞の“ちょんまげ大関”の誕生に拍手を送った。---しかし---。歓喜の瞬間を伝えるモニターには、悲しい現実も映し出されていた。南から流れ込んだ温かく湿った空気が北か...9・21悲喜交々。

  • 令和六年の獅子が舞う。

    令和二年(2020年)と令和三年(2021年)は、コロナ禍によって。昨・令和五年(2023年)は、津幡町の豪雨災害の影響によって。近年は図らずも「自粛」が重なった秋季大祭だが、今年は本日(2024/09/15)、無事催行。昨夕から、大きな獅子が町内を練り歩いている。加賀の獅子舞は、獅子の胴が長い。「カヤ(蚊帳)」と呼ばれる布で構成されるそれは巨大で、内部には布を張る「胴竹」が通常3本ほど渡され、10数名が支える。また、更にカヤの周囲を数名が引っ張りながら波打たせ勇壮な動きを演出。この胴長の獅子に相対する演者が刀や薙刀などの武器を手にして獅子退治。「獅子殺し」は霊獣である獅子そのものを滅するのではなく、獅子に宿った災厄を祓い落すことが目的。一旦は武器を持つ演者(棒振り)の前にひれ伏すが、また復活して次へと移...令和六年の獅子が舞う。

  • 牛に惹かれて河合谷参り。

    前回投稿では、わが津幡町の最北部に位置する地区「河合谷(かわいだに)」の風景を紹介した。木窪川(きのくぼがわ)と瓜生川(うりゅうがわ)。二本の川が合流する地点を「河合」といい、地名になったと伝わる河合谷は、標高400~500mの山々が連なり森に守られたような地形。間近に熊や鹿、猪などの野生獣が生息する山懐は、薪・炭などの燃料源となり、山菜や果実といった食糧採集の場所にもなる。危険と恩恵が共存するそこは、俗な街中からすれば別天地。長年、人と山が深く関わり合いながら暮らし、古くから伝わる文化・伝統を継承してきたと推測する。同地区、河合谷ふれあいセンター内の「祭事の館」で、その一端が窺えた。展示ホールには、河合谷の各集落で受け継がれてきた祭具、獅子頭、神輿(みこし)、面、雅楽の楽器などが並ぶ。河合谷は、昭和29...牛に惹かれて河合谷参り。

  • 夏と秋 季節が融け合う 河合谷。

    日本の国土を地形別に分けてみると、山地と丘陵地を合わせおよそ7割。標高500m以上の地域が国土全体の4分の1を占める。また、国土のおよそ3分の2が森林。世界の森林率(国土面積に占める森林面積)の平均は30%程度だから、日本は“山と森の国”と捉えていいかもしれない。わが津幡町の最北部に位置する「河合谷(かわいだに)」は、その典型の1つ。車でわずか30分余り。面積の8割を森林が占める山村地域には、街中とは趣の違う世界が広がる。一般社会から隔絶した異界としての高山という訳ではないが、山と森に守られたような地形と景観は、やはり独特の雰囲気を有しているのだ。そんな河合谷は、実りの季節を迎えようとしている。日中の暑熱はまだ高いが、吹き抜ける風が孕む湿度は左程でもない。棚田の四方をぐるりと囲む山からは蝉の声。首を垂れ黄...夏と秋季節が融け合う河合谷。

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