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つばた徒然@つれづれ津幡 https://blog.goo.ne.jp/romaniaramochan

ここは北陸の豊かな田舎・津幡町。愛犬との散歩を通じて見つめた季節と風景を画像と言葉でつづる日々。

散歩と酒と読書と競艇好きです。石川県の津幡町在住。週末を基本に更新しています。よろしかったら読んでやって下さいm(_ _)m

りくすけ
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住所
津幡町
出身
津幡町
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2015/06/16

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  • 太陽≒希望 / 平和=希求。

    きのう(2023/01/29)日曜日は、とあるイベントの運営で仕事に出かけた。出発時刻は午前7時半。それまでに家事諸々を済ませようと、起床したのは夜明け前の午前4時。天気予報を見ると、弱い雪が一日中降る見込みとのこと。それは、今どきの日常であり珍しいことではない。「異変」に気が付いたのは、出勤の身支度を整え始めた頃。---「明るい」のだ。外に出て、僕は驚いてしまった。何と空は青一色。光が世界を包んでいた。一面に垂れこめる鉛色の雲を見慣れた目には、やけに眩しく鮮やかに映り、まるで世界に「希望」が溢れているかのような錯覚に囚われた。闇を駆逐する朝日は常に美しいものだが、昼尚暗い真冬の北陸のそれは、神々しくすら感じる。『なるほど太陽を拝みたくなるのも無理はないな』と、妙に納得してしまったのである。古代、人は人智...太陽≒希望/平和=希求。

  • 冬空の下、生じる差異と忍び寄る危険。

    本日(2023/01/28)は、強い寒気の影響で全国的に気温が低い。九州でも5℃に届かない所が多く、東北北部や北海道は軒並み氷点下。全国のおよそ4割にあたる地域が、最高気温0℃未満の「真冬日」となった。天気図を見ると典型的な「西高東低」。関東地方はよく晴れたお陰で乾燥注意報が発表されているという。同じ冬でも、こちら北陸とは様相が異なる。わが津幡町の上空は、時折晴れ間が覗くものの厚い雪雲に覆われ、僕らが生きる下界は、雪に覆われている。午後4時までの最高気温は1℃。最低気温は-1℃。この時期の平均最高気温は6℃とされるから、確かに寒い。しかし気温差が小さいのは「安定している」とも言え、案外過ごし易い。積雪量もこの位で済めば御の字だ。よく天気予報で【平野部で30センチ予想】などと耳にするが、当然一定ではなく局地...冬空の下、生じる差異と忍び寄る危険。

  • 氷点下に広がる水墨山水。

    “今季最強”の呼び声に違わぬ寒波の影響により、本日(2023/01/24)から明日にかけ、日本列島の最低気温は軒並み氷点下。その範囲は、沖縄を除く46都道府県に及ぶらしい。気象庁によると---北日本から東日本に氷点下42度以下、西日本には氷点下36度以下の寒気が流入。報道によれば---普段、北極域上空に存在する大規模な冷たい空気の渦が分裂し、一部が東アジアに南下したのが原因とか。背景には「地球温暖化」に伴う偏西風の蛇行があり、これによって日本付近に、北からの寒気が入りやすくなっているという。ここ北陸はと言えば、何しろ「寒い」。今のところ積雪量が、昨年クリスマス寒波に比べ劣るのは幸いながら、低温がもたらす影響は小さくない。車のフロントウインドーが氷結。地吹雪が吹き抜けるため視界はホワイトアウト。路面はカチコ...氷点下に広がる水墨山水。

  • 寒中見舞い。

    寒中お見舞い申し上げます。2月3日までは二十四節気の最終節「大寒(だいかん)」。本日(2023/01/22)の北陸は割合穏やかな気候ながら、明後日からは、列島上空に今季最強の寒波襲来!と盛んに耳にします。日本海側、太平洋側でも大雪に警戒が必要で、寒さも厳しくなる見込み。どうかお気を付けくださいませ。さて、江戸時代の浮世絵に描かれた冬の描写を観ますと、お江戸・日本橋には雪が積もり、富士山も真っ白。当時、積雪量は多かったようです。14世紀半ばから19世紀半ばにかけては、いわゆる「小氷期」。特に江戸時代中期頃は非常に寒かったんだとか。記録によれば、冬に隅田川が凍結したそうですから、相当なものです。---先人はどうやって寒さを凌いだのか?気になった僕は、ちょうど「津幡ふるさと歴史館れきしる」で始まった、冬の民俗資...寒中見舞い。

  • 初春まづ 酒に歴史の 匂ひかな

    今年(2023年)わが母校「津幡小学校」が、創立150年を迎える。同校では「150周年記念事業」の計画が進行中。昨年、その節目を側面からサポートしようと卒業生有志による応援団が発足。僕「りくすけ」も末席に加わり、何度か会合を重ねてきた。(※今投稿カテゴリー「大西山の丘辺に立てば。」に分類)年が変わり、いよいよ実務が本格始動。詳細は次回に譲るが、本日(2023/01/21)応援団長が経営するお店、お酒とサラダ館の「岩井屋」にお邪魔して打ち合わせをした。こちらは町の中心部「四ツ角」にあるギフト専門店。御中元、お歳暮・手土産・出産や結婚の内祝・快気祝など、各種贈答品を取り扱っているが、以前、昭和53年頃までは造り酒屋を営む。今訪問の機会に、往時の面影を垣間見ることができた。↑酒を硝子瓶に詰める以前、量り売り用の...初春まづ酒に歴史の匂ひかな

  • 津幡短信vol.111. ~ 令和五年 小正月 。

    津幡町で見聞した、よしなしごとを簡潔にお届けする不定期通信。今回の投稿は、以下の2本。【左義長。】本日(2023/01/15)は「小正月」。元日の「大正月」に対するそれは、年明けから続いた正月行事の締めくくりにあたる。全国的に多く行われているのが「左義長」だろう。正月飾りや神社のお札・お守りなどの縁起ものなど、新年を迎える役目を終えたアイテムを「お焚き上げ」。1年の健康や平和を願い、その炎で焼いた餅を食べる様子も窺えた。わが津幡町の各神社でも行われていて、僕は、毎年「清水八幡神社」へ足を運んでいる。雪がなく歩きやすいお陰もあってか、沢山の人が訪れていた。【音楽、書、落語~津幡町文化会館にて。】同じく本日「津幡町文化会館シグナス」にて、32回目のロビーコンサートが行われた。“ロビー”と銘打つも演奏会場は大ホ...津幡短信vol.111.~令和五年小正月。

  • ゲーテとお口の恋人。

    年齢を重ねると「好み」は変化するという。確かに自分自身にも幾つか思い当たる事はある。中でも顕著に現れるのは「食の嗜好」。昔はよく口にしていたが、いつの間にかご無沙汰しているもの---個人的な1つは「ガム」である。子供の頃は、よく甘いガムに手を伸ばした。例えば、細身のゴールドの箱に収められた香水ガム「イヴ」。他には、柑橘の味わいが特徴「ジューシィ&フレッシュガム」。また、香ばしいコーヒーテイストの「コーヒーガム」も忘れ難い。各商品の名称表記はアルファベットで統一されていたから、まるで輸入菓子みたいでカッコよく感じたものだ。これらの製造販売元---「ロッテ」の社名が、あの作品のヒロインに由来しているのは、つとに有名なハナシである。ほんの手すさび手慰み。不定期イラスト連載第二百十八弾「シャルロッテ(愛称:ロッテ...ゲーテとお口の恋人。

  • 二十歳のつどい。

    本日(2023/01/08)「津幡町二十歳のつどい」が開催された。ご存じのとおり、昨春(2022/04/01)に施行された改正民法では、成人年齢が20歳から18歳にダウン。そのため旧来の「成人式」から名称を変更して行われた。全国で過去1年間における新成人(18~20歳)の数は341万人。うち20歳人口は117万人。前年から6万人減で過去最少となった。わが津幡町の正確な数字は不明だが、傾向は似たり寄ったりと推測する。ともあれ、会場となった「津幡町文化会館シグナス」には、晴れ着やスーツの華が咲いていた。僕が20歳になった頃「成人の日」は1月15日固定。当時、町の式典は旧盆開催だった。雪の影響を鑑み、帰省しやすい時期等を考慮してのことと思う。ハッピーマンデー制度以降カレンダーが連休となり、ごく最近1月スケジュー...二十歳のつどい。

  • せめぎ合いと共生。

    わが石川県・津幡町は豊かな森を有する。少々乱暴に言えば、総面積の半分くらいが森林。それは山を切り拓いた宅地や道路が増えた今のハナシだから、かつての森が、より広く深かったことは想像に難くない。『昔々、森というのはそれだけで一つの宇宙でした』10年前に終了したラジオ番組「森の散歩道」のパーソナリティ、「森本レオ」氏の決まり文句は、言い得て妙。確かに鬱蒼とした森は、確かに人ならぬ者たちが棲む別世界である。人と獣の領域が接するあたり。街中からほんの少し山間に入った棚田の農道には、イノシシ用の「箱罠」が仕掛けてある。十二支の「亥(い)」として。「猪突猛進」の語源として馴染みの深いイノシシ。彼らの生息域は、低山帯から平地の森林。植物の根、地下茎、果実(ドングリなど)、タケノコ、キノコ。昆虫類、ミミズ、ヘビなど何でも食...せめぎ合いと共生。

  • 津幡短信vol.110. ~ 令和五年 正月二日 。

    新年おめでとうございます。本年も拙ブログをどうぞよしなに。今回は津幡町で見聞した、よしなしごとを簡潔にお届けする不定期通信。今回の投稿は、以下の2本。【元日の津幡町。】今のところ、わが津幡町に目立った降雪はなく一安心。曇天、少雨、小雪が続き、空は冬らしい姿ながら時折晴れ間がのぞく。きのう(2023/01/01)午前、そのタイミングを狙って散歩に出かけた。路面の雪はすっかりなくなり歩きやすいが、路肩には雪だまりが融けずに残っている。寒さはそれほど厳しくないが、暖かいわけでもない。春まだ遠く、町内には雪への臨戦態勢が窺えた。車輪を休める大型除雪車たち。昨年クリスマス寒波の際の大活躍は記憶に新しいところ。彼らは頼もしい存在なのだが、どうか出動回数が少ないことを望む。津幡町役場前、松の雪吊り。降り積もる雪の重みか...津幡短信vol.110.~令和五年正月二日。

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