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つばた徒然@つれづれ津幡 https://blog.goo.ne.jp/romaniaramochan

ここは北陸の豊かな田舎・津幡町。愛犬との散歩を通じて見つめた季節と風景を画像と言葉でつづる日々。

散歩と酒と読書と競艇好きです。石川県の津幡町在住。週末を基本に更新しています。よろしかったら読んでやって下さいm(_ _)m

りくすけ
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津幡町
出身
津幡町
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2015/06/16

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  • 伝承、お江戸の歌姫。

    本投稿(2022/12/31)は「大晦日(おおみそか)」である。「みそか」は月末にあたる『三十日』を意味し、「おお」は『1年のクライマックス』を表わす。そんなタイミングの今回、300年前の江戸の年越し~正月風景を取り上げてみたい。当時、年末行事「大掃除」は、12月半ばに終えるのが恒例。翌年の実りと繁栄をもたらす「年神様」を迎えるため、1年間の穢れと埃を払い、家中を清めた。蕎麦をすすって腹ごしらえを済ませたら、年神への大切な供え物でもある「餅」の準備。ぺったん、ぺったん、ぺったんコ。そこかしこの街角から餅つきサウンドが聞こえたという。また寺社の門前や境内で開催される「歳の市」は大賑わい。注連縄、羽子板、海老、昆布、橙(だいだい)といった正月用品、まな板、桶、笊(ざる)などの日用品を求める人々でごった返した。...伝承、お江戸の歌姫。

  • BIKINIを温ねて新しきを知る?!

    1970年代終盤~1980年代序盤のハナシである。当時、新聞国際面の「世界の街角コラム」が好きだった。「クレムリン権力序列に変化」「第二次オイルショック!!」「イラン・イラクの戦闘激化」「ソ連、アフガンに軍事侵攻」「漁業、200海里時代到来」---など、緊迫感を湛える見出しが躍る片隅に、それはあった。「ワシントン発~米大統領、七面鳥に恩赦」「プノンペン発~笑顔でずぶ濡れ、水祭り」「北京発~天安門に春の雪、柳の綿毛舞う」「パリ発~パリっ子誘う甘い焼き栗の香り」「ソウル発~路面を赤く染める唐辛子干し」---といった異国の日常を扱う小さな写真付き囲み記事が好きで、それを切り取り、スクラップして読み返しては疑似旅行を楽しんだものである。ちょうどこんな寒い時期、興味を惹かれたのは「季節外れ」な印象を与えてくれる話題...BIKINIを温ねて新しきを知る?!

  • 津幡短信vol.109. ~ 令和四年 師走 。

    津幡町で見聞した、よしなしごとを簡潔にお届けする不定期通信。今回の投稿は、1本。【雪のクリスマスイブ。】きのう(2022/12/23)未明から降り始めた雪は、一面を銀世界に変えた。平野部での推定積雪量20センチ弱といったところか。列島上空には強い寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置。現在、降雪は小康状態ながら明日(12/25)まで要警戒といったところか。北海道~山陰にかけ、各地で大雪。四国・高知など普段は縁遠いところでも雪に見舞われた。拙ブログをご覧の皆さまの地域はいかがだろうか。関係各位の努力によって、幹線道は概ね除雪が行き届いている。ありがとう。ちなみに、わが津幡町に於いて町が道路除雪を行う道路はおよそ260km。冬期の道路交通を確保する除雪計画に基づき、随時実施中だ。側道や駐車場、歩道などには雪が残り...津幡短信vol.109.~令和四年師走。

  • 雲上の熱戦。

    <交錯する笑顔と涙と意地/グランプリ優勝戦>きのう(2022/12/18)午後~夕方にかけ、長崎県・大村湾には雪が舞った。気温は一桁(1℃~2℃)。水温は二桁(11℃ほど)。一面に靄(もや)が立ちのぼる「大村競艇場」の競争水面は、まるで「雲の上」に浮かんでいるように見えた。やがて、とっぷりと日が暮れ、雪が氷雨に代わる頃。競艇界の大一番「第37回グランプリ」優勝戦の幕が上がり、1号艇に乗艇する「白井英治」が真っ先にゴールを駆け抜けた。彼の優勝は、コンマ09でスタートを切り、ファーストターンを回った時点で決まったと言っていい。スタートタイミングは、2コースの「原田」の方が僅かに速かった。しかし「白井」のターンが勝負を制した。旋回スピード、旋回角度、共に「完璧」。捲らせず、差させず、他艇に付け入るスキを与えず、...雲上の熱戦。

  • 眠れない夜を過ごして。

    眠れない夜を過ごした。その要因は2つある。1つは「風」だ。強風にあおられた竹がしなる様子が分かるだろうか?北陸では、ゆうべから風が吹きはじめた。寝床に入ってからも時折轟々と鳴る音に気付いてしまう程だ。今朝(2022/12/18)外に出てみると、その勢いは衰えていない。上空を雲が流れてゆく。みるみるうちに移動してゆく。時折「風花(かざはな/風に舞う雪片)」が混じり、かなり寒い。日本付近は、西高東低の気圧配置。いよいよ本格的な冬の訪れである。目が覚め、浅く眠る。その繰り返しだったが、束の間の覚醒では何度も同じことを考えてしまった。「競艇グランプリ」の行方。それも眠れない夜の要因の1つである。このレースだけは、一年に一度この日だけは、競艇の話題が各スポーツ紙の「一面」を飾る。予選が全て終わり、グランプリ優勝戦メ...眠れない夜を過ごして。

  • 混沌と峻烈。

    競艇界の大一番。年間チャンピオンを決める「第37回グランプリ」が大詰めを迎えている。舞台は、長崎県・大村湾(おおむらわん)。南北30km、東西11kmあまり。四方を陸地に囲まれた閉鎖海域ゆえ、一年を通じて凪の状態。穏やかに打ち寄せる波の音を優雅な弦の調べに例え、昔から「琴の湖(ことのうみ)」と呼ばれる。そんな豊かで静かな海に在る「大村競艇場」での峻烈な戦いを重ね、本日(2022/12/17)が予選最終日となった。今回特筆すべきは「上位陣の不振」。詳しい説明は割愛するが、諸々アドバンテージを持つトップ6を差し置いて、予選道中をリードするのは下克上組である。上掲画像「勝って突破」の大見出しを頂き厳しい表情を浮かべているのは、年間賞金ランキング1位のレーサー。言い換えれば「勝たなければ突破できない」状況に追い込...混沌と峻烈。

  • 玉虫色の国、満洲。

    見方・考え方によって評価が分かれるもの。正体が見極めにくい対象を「玉虫色(たまむしいろ)」と表現することがある。言葉の由来は昆虫のタマムシ(玉虫)。金属のような光沢があり、角度によって緑、赤、青などに輝き定まっていない。これは、体表面に何枚も透明な層が重なった「層構造」による。多層膜ひとつひとつの光の反射が干渉し合い「玉虫色」が現れるのだ。観察者によって見える色が違う。考えてみれば「歴史」にも当て嵌まると思う。無数の物事や出来事が絡み合い編み上げられる歴史は、切り取るタイミングや角度によって、対象が放つ色も印象も異なる。その好例が、かつて地図上に在った「満洲国」かもしれない。ほんの手すさび手慰み。不定期イラスト連載第二百十五弾「エキゾチック満洲」。「満洲国」は、現在の中国東北部にあたり、面積およそ130万...玉虫色の国、満洲。

  • 雲の詩。

    画像は、最近目にしたお気に入りの空。上空1万メートルに棚引く巻雲(けんうん)、または巻層雲(けんそううん)に、夕日が映えて実に美しい。雲は大きく分けると、発生する高さに応じて3種。さらに形状などで10種に分類できる。大気中の水滴や氷の集まりに過ぎないのだが、どれもそれぞれの趣きがあり、季節と空を演出してくれるのだ。日本人は昔から空を見上げ、浮かぶ雲に思いを馳せてきた。紀元7世紀後半から8世紀後半にかけて編纂された歌集、「万葉集」で詠まれた「雲」は、およそ200首と案外多い。最も著名な一首はコレになるだろうか。【あをによし奈良の都にたなびける天の白雲(しらくも)見れど飽かぬかも】作者は「遣新羅使(けんしらぎし)」の一人、平たく言えば「外交官」。<美しい奈良の都の空にたなびく白い雲は、いつまで見ても見飽きない...雲の詩。

  • 学びの記憶を手繰る楽しさ。

    僕は、昔から割合と勉強が好きだった。但し、理数系はからきしで、文科系限定。中でも人文科学系(文学・歴史・文化人類学など)には親しみを抱いている。---といっても、今では趣味嗜好優先の独学、耳学ばかりでごく浅いのが実情。時折、学校でカリキュラムを通じ学んでいた頃を思い出すと、あれはアレで楽しかったなと、懐かしさが込みあげてくるのである。前回投稿「三国競艇」からの帰り道、福井県・坂井市・春江町の「教育博物館」に立ち寄った。ここは、平成29年4月、旧「春江工業高校」の建屋を利用して開館。幕末から現代までの福井県の教育に関する資料、明治以降の教科書、昭和30年代の再現教室など様々な展示による、教育に特化した博物館。素晴らしく充実した施設だった。取り分け興味をひかれたのは、教科書の歴史を紹介する展示室。明治5年(1...学びの記憶を手繰る楽しさ。

  • 1114日ぶりの再会。

    師走に入り、北陸地方の空はすっかり冬の装い。雨天曇天が続いていた。久しぶりに好天に恵まれた昨日(2022/12/3)、僕は、福井県・坂井市の「三国競艇場」へ出かけた。開催は、一般戦(最も格下のレース)の予選3日目。普段なら本場へ足を運ぶ機会は低いと思うが、今回は別。個人的に応援しているレーサー「毒島誠」が出場しているからだ。直に彼の走りを観るのは、パンデミック前のグランプリ優勝戦以来。2019年12月22日から数えて1114日ぶりにエールを送ろうと考え訪問した。入場口に並ぶ、福井支部若手レーサーたちの凛々しい(等身大?)パネル。向かって左の「金田智博」選手は、わが石川県津幡町出身。その隣「西橋奈未」選手と「為本智也」選手も石川県出身。一番右の「今井美亜」選手が富山県出身。福井支部には、主に北陸三県で生まれ...1114日ぶりの再会。

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