我が愛犬「りくすけ」が無くなってから3ヶ月以上になる。彼の命日は今年(2024)の立春・2月4日。季節は流れ本日(2024/05/19)は立夏の末。時は止まらず、季節は巡り、過去はどんどん遠のき忘却してゆくのが常だ。しかし、まだ愛犬の死は記憶として脳裏に刻まれていて鮮明である。しかも、奇妙なことに実感が極めて薄い。僕の腕の中で息絶えた姿はハッキリ覚えているのに、どうも腑に落ちないのである。やはり生き物は二度死ぬのだと思う。一度目は、生命を維持できなくなり迎える肉体の死。二度目は、その死を受入れてから訪れる精神の決別。どうやら僕にはまだ、彼の二度目の死は到来していないようだ。---さて、枕が長くなってしまった。人生の相方とも言えるペットだが、犬と猫に限っても、国内に於ける飼育頭数は1,600万近い。数が増え...いしかわ動物愛護センター見学記。