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つばた徒然@つれづれ津幡 https://blog.goo.ne.jp/romaniaramochan

ここは北陸の豊かな田舎・津幡町。愛犬との散歩を通じて見つめた季節と風景を画像と言葉でつづる日々。

散歩と酒と読書と競艇好きです。石川県の津幡町在住。週末を基本に更新しています。よろしかったら読んでやって下さいm(_ _)m

りくすけ
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津幡町
出身
津幡町
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2015/06/16

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  • 久方の光のどけき春の日に しず心なく花の散るらむ。

    きのう(2023/03/25)は、わが津幡町の桜について投稿した。花の好みは人それぞれだが、日本では総じて桜の人気が高く、日本人が桜を特別視しているのは異論のないところだろう。それは「言葉」からも窺える。花が咲く頃の薄ぼんやり霞む空は「花曇り」。同じ時期に訪れる一時的な寒さを「花冷え」。お花見用の敷物は「花筵(はなむしろ)」。満開の時期は「花盛り」。盛りを過ぎ、ハラハラと舞い散るさまは「花吹雪」。花びらが吹き寄せられ川面を流れてゆくのは「花筏(はないかだ)」。---これだけ多彩なバリエーションを与えられた花は、桜だけ。更に、パッと咲き、パッと散る桜にはどこか“死の影”が付きまとう。今回は、そんな観点から一つの物語を取り上げてみたい。ほんの手すさび手慰み。不定期イラスト連載第二百二十二弾「花時の八雲とセツ」...久方の光のどけき春の日にしず心なく花の散るらむ。

  • 津幡町、さんざめく春の一齣(こま)。

    今年も「桜の季節」がやって来た。2023年の開花テンポは統計開始以来、記録に残る早さだという。わが津幡町のそれは、今投稿の2日前・3月23日に開花宣言。現状はまだチラホラといったところだ。東京、京都、高知あたりでは既に満開と聞くが、拙ブログをご覧の皆さまがお住まいの地域はいかがだろうか?春の到来を告げる桜はエンターテイメントの要素もある。「お花見」だ。その始まりとされるのは、花の咲き方で豊作を占っていた奈良時代の農耕行事。最初は梅の花が主流だったが、梅は大陸から渡来した外来種。平安時代になると日本の固有種・桜を愛でるようになる。江戸末期に“桜界のスーパースター”「染井吉野」が登場。園芸家が人為的に造り出したとも、自然交配によって生まれたとも言われるが定かではない。ともかく、花だけが先行する華やかさがウケ、...津幡町、さんざめく春の一齣(こま)。

  • もう一つのClassic。<追記>

    ※以下本文:3月21日7時投稿末尾に追記アリ今、世間の耳目を集めているのは「WorldBaseballClassic」だろう。僕もこの後の準決勝(2023/03/218:00am~)での日本勝利を願っている。また個人的に関心を寄せているのが、もう一つの「C」。今夕(2023/03/214:38pm~)東京・平和島競艇場で行われる「BoatRaceClassic」優勝戦だ。艇界最上位の格付けSGレースの1つ。2023年最初のビッグレースだ。今年58回目の開催で、正式名称は「鳳凰賞」。第23回大会より総理大臣杯と呼ばれ、第49回大会からボートレースクラシックが通称になる。出場資格は以下のとおり。同大会前年優勝者、前年グランプリ優出6名。前年のグレードレース優勝者、他優勝戦回数進出上位者。2023年の各地区戦優...もう一つのClassic。<追記>

  • 風光る津幡町散歩。

    本日(2023/03/19)は、よく晴れ渡った。冬に比べるとずいぶん日も長くなり、日中の力強い日差しに包まれた景色は生き生きと映る。つまり「風光る」。風も光輝くような陽気に包まれたのだ。大西山・忠魂碑バックの空の青も濃い。一般的に---春は上空の高気圧が「フタ」をすることで、地上付近にあるチリやホコリ・水滴が低位置に留まったり、大陸から飛来する黄砂などの影響で「霞がち」になるケースが多い。だが、今朝の津幡町は気持ちよくスカッとキレイに晴れた印象である。きのうの投稿では花咲く山桜を取り上げたが、染井吉野のつぼみも随分膨らんできた。やがて先端に桜色が混ざれば、綻び、開花と営みが進むだろう。もう少しだ。カキーン!バシッ!「もっと前に突っ込んで!次、ゴロ行くぞ!」「ハイッ!!」撮影ポイント傍では、球春らしい音が聞...風光る津幡町散歩。

  • 春・津幡町、山間の駅にて。

    本日(2023/03/18)は、朝早めから仕事に従事。勤めを終えて津幡町に戻ってきたのは、日が暮れかかり始めた頃。帰宅前に「倶利伽羅駅(くりからえき)」を訪問しようと思い立ち、ハンドルを切ったのは午後5時を小半時ほど過ぎていた。倶利伽羅駅は山の中の小さな無人駅。平成27年(2015年)3月、北陸新幹線・長野駅⇔金沢駅間の延伸開業に伴い、JR西日本から経営分離された「IRいしかわ鉄道(株)」に所属。元々は、富山県・石動(いするぎ)-石川県・津幡間の信号所として、明治41年(1908年)に開設。以来、一世紀以上の歴史を積み重ねてきた。また、この駅がある「倶利伽羅峠」は「治承・寿永の乱」の舞台でもある。<石川県と富山県にまたがる歴史国道「北陸道」が走る倶利伽羅峠は、1183(寿永2)年の源氏と平家が興亡の明暗を...春・津幡町、山間の駅にて。

  • 仄暗き近代御伽草子。

    むかし、美しい女が、さらわれて、遠い砂漠のあちらの町へ、つれられていきました。疲れているような、また、眠いように見える砂漠は、かぎりなく、うねうねと灰色の波を描いて、はてしもなくつづいていました。幾日となく、旅をすると、はじめて、青い山影を望むことができたのであります。そのふもとに、小さな町がありました。女は、そこへ売られたのです。女自身をのぞいて、だれも、彼女のふるさとを知るものはありません。また、だれも、彼女の行方を悟るものとてなかったのであります。彼女は、ここで、その一生を送りました。サフラン酒を、この町の工場で造っていました。彼女は、その酒を造るてつだいをさせられていたのでした。月が窓を明るく照らした晩に、サフランの紅い花びらが、風にそよぐ夕方、また、白いばらの花がかおる宵など、女は、どんなに子供...仄暗き近代御伽草子。

  • 2023.3.11の覚悟。

    地震名:平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震発生日時:平成23年3月11日(金)午後2時46分震源地:三陸沖130km付近深さ24km地震規模:マグニチュード9.0最大震度:7(宮城県・栗原市)あの驚天動地から、ちょうど12年の時間が流れた。あの日、あの時に受けた衝撃と戸惑いは覚えている。正直に言えば、時が経つにつれ次第に薄らいではゆく。しかし、完全に忘れ去ってしまうことはできないのだ。2万名余りの命と共に町を呑み込む津波を思い出すと、やり切れない気持ちが蘇ってしまうのは、今も同じだ。幸いと言うべきだろう。歴史を紐解いても、わが津幡町に於ける地震の被害は少ない。だが、それは未来永劫に約束された訳ではない。今日と同じ明日が来るとは限らない。大自然の猛威を前にした時、人間は非力で無力だ。<津幡町役場前...2023.3.11の覚悟。

  • 津幡短信vol.113. ~ 令和五年 弥生。

    津幡町で見聞した、よしなしごとを簡潔にお届けする不定期通信。今回の投稿は、以下の3本。【弥生の空は。】本日(2023/03/05)、津幡町は日がな一日快晴。最高気温は二桁に達したが、朝は放射冷却の影響で案外肌寒い。愛犬のリードを握り歩き始めた午前7時、日陰には霜が降りていた。とは言え、冬とは一味も二味も違う。とても過ごし易い。見上げた弥生の空は、紫みの薄い明るい青---「空色」に染まる。【由来は町花。】わが住まいからほど近い「住吉公園」でおよそ2年間に亘り続いていた温水プールの建築工事が佳境を迎えている。オープンは今春・4月下旬予定。建築面積/2,800平方メートルあまり。延べ面積/3,300平方メートル強。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上2階建(最高9メートルほど)。工事費/17億円程度。内部にはプール...津幡短信vol.113.~令和五年弥生。

  • タイムマシンにお願い。

    未来にも過去にも行ける装置---「タイムマシン」。その“夢の乗り物”は、度々、SFエンターテイメントに登場してきた。日本に於ける有名なモノは「ドラえもん」で描かれたそれだろうか?初お目見えは、産業革命が興り、科学が発達した19世紀後半頃とされるが、それから長い時が経ち21世紀になった現在も未だ実現していない。しかし、僕たちは、脳内でタイムマシンに乗車する。世界・日本史上の出来事。個人史のとあるポイント。故人の思い出。幼少時の記憶。個人、社会などの未来予想図。ふとした時「時間旅行」を楽しむのは珍しくない。僕は、最近、よく過去へ出かけることが増えたように思う。---このカテゴリーで触れてきたとおり、およそ2カ月後の5月1日、わが母校「津幡小学校」が産声を挙げ「創立150年」を迎える。その節目を盛り上げようと結...タイムマシンにお願い。

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