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つばた徒然@つれづれ津幡 https://blog.goo.ne.jp/romaniaramochan

ここは北陸の豊かな田舎・津幡町。愛犬との散歩を通じて見つめた季節と風景を画像と言葉でつづる日々。

散歩と酒と読書と競艇好きです。石川県の津幡町在住。週末を基本に更新しています。よろしかったら読んでやって下さいm(_ _)m

りくすけ
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津幡町
出身
津幡町
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2015/06/16

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  • 逆転のオセロゲーム。

    今夕(2022/10/30)愛知県・常滑競艇場に於いてSG競走「第69回ボートレースダービー」優勝戦が行われた。6日間の激闘を勝ち抜いて最後の6ピットに舳先を進めたのは以下のメンバー。1号艇:菊地孝平(静岡)2号艇:馬場貴也(滋賀)3号艇:田村隆信(徳島)4号艇:山口剛(広島)5号艇:濱野谷憲吾(東京)6号艇:上平真二(広島)ダービー王戴冠の最有力候補は「菊地」。彼の代名詞である「スタート勘」はバッチリ。真っ先に旋回できる最も有利な枠番。モーターは前節V機。戦いの舞台はイン有利な常滑。体重を絞り、削げた頬から気合の現れが見て取れる。諸条件が揃っていた。逆転があるとすれば「馬場」だろうと考えた。艇界随一のターンスピードを誇るスピードスター。他艇の内懐を抉る「差し」の名手。相棒のモーター26号機は、本人曰く『...逆転のオセロゲーム。

  • 錯綜する明と暗。

    先日、ある秋晴れの午後、短い空白ができた。面会相手のスケジュールが若干押した為だ。まあ、左程珍しいことではない。木立の下に車を停めて時間になるまで一休み。読みかけの文庫本に手を伸ばしページを開いた。---ところが、いつもと勝手が違う。手元で光と影が躍っていた。強い風が車外の木立の枝葉を揺らし、紙の上で目まぐるしく動き回る陰日向。集中を妨げられ読書に没入できない。最初は辟易したが、程なく僕は字面を追うのを諦め、光と影のせめぎ合いを楽しむことにする。それは、案外面白い見世物だった。光が差すと物には陰影ができる。光が当たらない部分が「陰」。物体が光を遮り作り出した形が「影」だ。陰影のでき方によって、受ける印象はガラリと変わる。その意味で「光と影」は、目に映る世界に奥行きを与え、豊かにしてくれるのだ。しかし、これ...錯綜する明と暗。

  • 誰もがそれを付けたがる。

    <はじめに>拙ブログをご覧の皆様へ。今回は、まず「58秒のお遊び」を提案したい。この文章の下に貼り付けた動画の再生ボタンを押し、曲が流れ出したら、動画の下の太字箇所を読んでみて欲しい。スピード、テンポは「ややゆっくり」が丁度いいと思う。ラジオDJ気分に浸れるかもしれない。時間と都合と気持ちが許せば、お付き合いを。では---。人は皆、本当の顔をひた隠しにしている独りになれた時だけそれをそっと取り出して眺めるんだ普段は別の顔を使い分けているサテンの仮面鉄仮面シルクや革の仮面正直、どれも見覚えのないものばかりでも、不思議なことに誰もがそれを付けたがるんだ人は皆、恋に落ちる危険など顧み(かえりみ)ず深みへハマるたとえ、愛し合い気心を許し合う関係になっても秘め事はあるもんだ愛しい君そんなに驚かなくてもいいじゃないか...誰もがそれを付けたがる。

  • 津幡の町の真ん中で。

    本日(2022/10/22)津幡町・おやど橋周辺でハロウィーンイベントが開催された。会場が旧市街の真ん中にあたる為、名称は「どまんなかDEハロウィン」という。あいにくの曇天ではあったが、雨に見舞われる前。おやど橋の上には、沢山の人が集い楽しんでいた。主催は「津幡町商工会」。かつては「どまんなかフェスタ」として行われていたが、新型コロナが浮世を覆って以降は、ご多分に漏れず中止の憂き目に。久しぶりの開催にあたり、関係各位は喜んでいることと察する。ハロウィーンについては、既に多くの方がご存じと思うが、簡潔に成り立ちなどを書いてみたい。元々は、西ヨーロッパの古代ケルト民族の営みに由来する。彼らの暦の始まりは冬。冬には、死者の魂がこの世に戻ってくるとされた。その前夜は、過去・現在・未来の垣根がなくなり、あらゆるもの...津幡の町の真ん中で。

  • 津幡短信vol.106. ~ 令和四年 神無月 。

    津幡町で見聞した、よしなしごとを簡潔にお届けする不定期通信。今回の投稿は、以下の4本。【102周年の節目。】きのう(2022/10/15)町の本屋さん「スガイ書店」で「102周年感謝祭」が開催された。ご覧の通り千客万来。キッチンカー来場、縁日、フラワーアレンジメント教室。ブックカバーづくり、畳表のホウキ作り。ぬり絵コンテスト、「ミスつばた」とのじゃんけん大会などに、沢山の親子連れが訪れていた。また、昨年に続いて「絵本専門士」による絵本読み聞かせが行われた。絵本専門士は、絵本に関する高度な知識、技能及び感性を備えた絵本の専門家。各所で読み聞かせやおはなし会、ワークショップなどを行う。上掲画像奥で本を開く女性は「赤池恵理子さん」。県内3人目の専門士で、僕の知り合い。一年前と比べ、スキルアップしているなと感じた...津幡短信vol.106.~令和四年神無月。

  • 歴史に耳を傾け、歴史を想い散策する。

    きのう(2022/10/15)津幡町文化会館シグナスに於いて、「津幡町民大学」が開催された。テーマは“津幡の歴史~宿場町としての役割~”。大変興味深く聴講した。---という事で、今回はその講義レポート風に投稿してみたい。関ヶ原で天下分け目の大合戦が行われる前年(1599年)、加賀地方を治める「前田家」から命が下る。【加賀~能登~越中(富山)三方への中継地である津幡村、庄村、清水村、加賀爪村で宿場を運営せよ】---これが「津幡宿」のはじまり。以降、様々なインフラが整備された。⇒貨客を運ぶ「馬」を常備。津幡宿のそれは100~120疋(ひき)を数えたという。⇒江戸と領地を行き来する大名や、旅人に提供する宿を造成。・参勤交代の大名や公用の幕府役人、公家の宿泊施設「本陣(ほんじん)」。・本陣に次ぐ身分用の宿泊施設「...歴史に耳を傾け、歴史を想い散策する。

  • 鉄路のリズム&ブルース。

    本日(2022/10/14)は「鉄道の日」である。明治5年9月12日(新暦1872年10月14日)、新橋駅と横浜駅とを結んだ日本初の鉄道が開業。それから150年の節目を迎えた。上記画像は、今朝撮影した一枚。わが津幡町を通る鉄路「七尾線」を往くローカル電車だ。津幡町の津幡駅⇔七尾市の和倉温泉駅を結ぶ地方鉄道路線の歴史は古い。開業は明治29年(1896年)。つまり冒頭の本邦初開通から、僅か24年後の事。当時、鉄道網の拡大ペースがいかに急ピッチだったかが窺える。ガタンゴトンガタンゴトン。150年もの間、規則正しくリズムを刻むレール音。それは旅愁を掻き立てる歌のようにも聞こえ、事実ミュージシャンの歌心を刺激してきた。あずさ二号-狩人いい日旅立ち‐山口百恵TRAIN-TRAIN-ザ・ブルーハーツChooChooTR...鉄路のリズム&ブルース。

  • 花のお江戸の男の娘。

    <知らざあ言って聞かせやしょう浜の真砂と五右衛門が歌に残こした盗人の種は尽きねえ七里が浜その白浪の夜働き以前を言やァ江の島で年季勤めの児ヶ淵百味講で散らす蒔銭を当に小皿の一文子百が二百と賽銭のくすね銭せえだんだんに悪事はのぼる上の宮岩本院で講中の枕捜しも度重なりお手長講と札付きにとうとう島を追い出されそれから若衆の美人局つつもたせここやかしこの寺島で小耳に聞いた祖父さんの似ぬ声色で小ゆすりかたり名せぇ由縁の弁天小僧菊之助たぁ俺がことだ>ほんの手すさび手慰み。不定期イラスト連載第二百十一弾「弁天小僧菊之助(べんてんこぞう・きくのすけ)」。冒頭の台詞は、歌舞伎のワンシーン。『弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)』の一節。掛け言葉・語呂合わせが散りばめられていることに加え、江戸の風習についての知識がな...花のお江戸の男の娘。

  • 思い巡らす 秋の灯(ともしび)。

    本日(2022/10/08)は二十節気の「寒露(かんろ)」。冷たい露が降りる頃という暦に合わせ、朝晩は冷え込みが増し、日一日と、深まる秋を感じる今日この頃である。わが津幡町の日の出は5:53、日の入りは17:23。灯りのお世話になる時間が長くなってきた。照明の個人的な好みは---青みの強い寒色より、赤みが入った暖色。昼のような明るさより、仄暗いのがいい。人それぞれだ。そんな秋の夜長にあたる今「津幡ふるさと歴史館れきしる」では、民俗資料展示「灯りのいろいろ」を開催中である。人が電気やガス、石油をエネルギーとした照明器具を使うようになったのは、長い歴史の中からみれば、つい最近のことで。「炎」が光源の時代が長く続いた。蝋燭(ろうそく)は奈良・平安からあったが、当初は大陸からの輸入に頼り、室町時代に国産化。江戸中...思い巡らす秋の灯(ともしび)。

  • 忍び寄る錦秋。

    光陰矢の如し。今年(2022年)も残り3ヶ月である。「奥日光の戦場ケ原(標高1394m)で1日早朝、初氷と初霜が観測された。昨年より半月ほど早かったが、例年並み。(下野新聞)」ラジオでそんなニュースを聞いた。日中はそれなりに暑さを感じるものの、季節は確実に進んでいる。散歩をしていると、ちらほらと色づく木々を見かけるようになった。ご近所に於ける秋便りの一番手は「銀杏並木」。ご存じの通り、イチョウは現存する植物の中で、世界最古の部類。恐竜のいた時代よりも昔から生き続けているのだ。春・若葉が芽吹き、夏・葉が茂り、秋・色づいた葉を落とし、冬を過ごす。2億年前から同じ営みを続けているかと思うと、感慨を禁じ得ない。僕は、ほゞ毎朝この道を通るのだが、日に日に葉の色が変化しているのが見て取れる。「黄葉」と呼ぶには若干気が...忍び寄る錦秋。

  • 闘魂が燃え尽きた日。

    「ついに、その時が来てしまったか」今朝の訃報に接し、きっと多くのファンはそう思ったに違いない。元プロレスラーで元参院議員の「アントニオ猪木(本名・猪木寛至)」氏が、本日(2022/10/01)、都内の自宅で亡くなった。79歳だった。故人はおよそ2年前、難病に侵された事を公表して以降、ご自身のyoutubeチャンネルで闘病の様子を発信してきた。そこに映っていたのは「変わり果てた姿」だった。かつて、眩いスポットライトと大歓声を浴びていた彼ではない。かつて、全身からエゴイズムの妖気を発散して仁王立ちしていた彼ではない。かつて、満場の観客全員を虜にした色気の塊のような彼ではない。かつて、僕が憧れを抱いたギリシャ彫刻のような肉体ではない。自力では歩くことすらできない「アントニオ猪木」の今が映っていた。賛否両論はあっ...闘魂が燃え尽きた日。

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