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つばた徒然@つれづれ津幡 https://blog.goo.ne.jp/romaniaramochan

ここは北陸の豊かな田舎・津幡町。愛犬との散歩を通じて見つめた季節と風景を画像と言葉でつづる日々。

散歩と酒と読書と競艇好きです。石川県の津幡町在住。週末を基本に更新しています。よろしかったら読んでやって下さいm(_ _)m

りくすけ
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津幡町
出身
津幡町
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2015/06/16

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  • 津幡町と治水。

    今月・9月は「防災月間」である。そのスタートとなる9月1日は「防災の日」。大正12年(1923年)9月1日の「関東大震災」に由来し、また、立春から数えて210日頃にあたり、台風が来襲しやすいことから制定された。近年は、季節を問わず数々の自然災害が起こっているのはご存じのとおり。お互い、普段から心構えを忘れず、何かと備えておきたいものである。さて、戦後わが津幡町で発生した自然災害で最も多いのは「水害」だ。かつて、街中を流れる「津幡川」は台風や大雨によって度々氾濫し、流域一帯に小さくない被害を与えた。特に昭和39年(1964年)夏の豪雨では771戸が浸水し、道路・鉄道が寸断され、田畑も広範囲が水に浸かったという。(※「津幡町史」に掲載された写真)当時、水害が頻発した要因としては---①川幅が狭く蛇行していて、...津幡町と治水。

  • 津幡町、秋に暮らす虫々。

    一般社団法人「日本昆虫学会」によれば、わが国に於ける「昆虫の概要」は以下のようになる。<日本は南北に細長く,亜寒帯から亜熱帯までを含み,第三紀以降の複雑な地史や気候変動の影響を受けて昆虫相は非常に面白く豊かです.今後研究が進めば,種数は全ヨーロッパに匹敵し,北アメリカの60~70%に達すると考えられています.現在,およそ32,000種が日本から記録されていますが,実際には10万種以上いると推定されていますので,解明率は1/3程度にすぎません.>(※(一社)日本昆虫学会HPより引用/抜粋)今日は、数万~十数万種の虫たちのほんの一端。散歩中に出会った秋の虫スナップを紹介したいと思う。まずは「紋白蝶(モンシロチョウ)」。秋桜---コスモスの花に止まって蜜を吸っているところに遭遇。人様の敷地内だった為うまく角度が...津幡町、秋に暮らす虫々。

  • 薄闇に浮かんだ牡丹花。

    僕が生まれた昭和40年(1965年)頃、邦画には「任侠物(にんきょうもの)」と呼ばれる一大ジャンルがあった。簡単かつ乱暴に言えば「反社会勢力/アウトローたちの物語群」。最盛期には、東映だけで年間30本以上が封切られた。それは2つに大別される。前期が、明治から戦前~終戦直後を舞台にした、ファンタジー任侠。後期は、公開当時の世相を反映した、実録ドキュメンタリー風任侠。今回取り上げたいのは、前期のそれだ。リアルタイムではなかったが、僕も何本か観たことがある。---いや「眺めたことがある」と言った方が正しい。日本各地を自転車で貧乏旅行していた10代終盤当時。旅費節約のため宿替わりにした「リバイバル館」(※)のオールナイト興行で、夢見心地で任侠映画と向かい合った。(※古い作品を2~3本立てで上映するミニシアター。入...薄闇に浮かんだ牡丹花。

  • 夜に吼える。

    (※よろしかったら前回投稿と併せてご覧くださいませ)令和四年(2022年)9月18日。旧津幡宿四町、清水・庄・加賀爪・津幡の秋祭りは無事終了。コロナ禍のため過去2年中止の憂き目にあっていたが、3年ぶりの開催となった。当日は、4つの町内を早朝から獅子が練り歩いた。家々の前で、薙刀を手にしたヒトが、霊獣・獅子を退治して厄払い。演舞は世帯毎に行われるのだから、100回や200回では収まらない。関係各位は忙しい時間を過ごしたと思う。やがて、夜の帳が下り、提灯に明かりが灯る頃。それぞれの根城から「四ツ角」目指し、獅子たちが集まってきた。いつもは人気のない交差点には黒山の人だかり。一年のうち、この日、この夜だけの光景だ。四頭の獅子が見守る中心では、アクロバティックな剣舞が披露。やんやの喝采が夜空に吸い込まれてゆく。「...夜に吼える。

  • 令和二度目の獅子が舞う秋。

    わが津幡町の朝は、静けさの中で開けるのが常だ。しかし、今朝(2022/09/18)ばかりは別。遠くから聞こえる祭囃子の笛太鼓が、普段にない華やかさを添えていた。令和になって二度目、3年ぶりに旧・津幡宿四町で「秋季大祭」が開催。僕が暮らす庄区の鎮守「住吉神社」。推定・縦6m、横50セcm。去年新調しただけに、赤が鮮やかに映えている。この社を起点に、通称「大獅子」が出発。お囃子を奏でる鳴物リヤカーを従え、町内を練り歩くのだ。表面に黒熊の皮を張った獅子頭。麻布製の蚊帳は、左右に牡丹と巻毛模様。内側にホネ(胴竹)を張り、尾は3.5mの竹に2.5mの赤麻を垂らす。なかなかのビッグサイズである。各家々の前には、得物の薙刀を手に待機する「棒振り」。地域の小学生たちが中心となって役を受け持つ。待つことしばし。次第に囃子の...令和二度目の獅子が舞う秋。

  • 時を遡る小さな旅。

    きのう(2022/09/16)諸般の事情から休日となった僕は、小旅行に出かけることにした。後に控える三連休の人混みを避ける為に。西に控える台風14号の影響が及ぶ前に。ここを好機と考えハンドルを握った次第。目指すは新潟・糸魚川市と長野・小谷村。「塩の道」の端緒を見学するのが目的だ。塩の道(糸魚川~松本120km)それは牛馬の蹄とボッカ(荷を背負い駄賃を取る人)のわらじて踏み固めた汗の道であり塩海産物等の通った人々の生活を支える道で決して華やかさのない庶民とともに生きた経済道路で今では遠い昔の語り草として自然に帰ろうとしているまた歴史上名高い「上杉の義塩」もこの道を通ったと言われている(※塩の道資料館、説明文より引用/原文ママ)まず立ち寄ったのは、糸魚川市にある「塩の道資料館」だ。引用説明文にある「ボッカ(歩...時を遡る小さな旅。

  • 津幡短信vol.105. ~ 令和四年 初秋 。

    津幡町で見聞した、よしなしごとを簡潔にお届けする不定期通信。今回の投稿は、以下の3本。【秋の幕明け。】散歩圏内の掲示板に「秋季大祭」の張り紙を見かけるようになった。上掲画像は、僕の自宅がある「津幡町・庄(しょう)」の鎮守「住吉神社」のそれ。他には「津幡町・清水(しみず)」の「清水八幡神社」。「津幡町・加賀爪(かがつめ)」は「白鳥(しらとり)神社」。「津幡町・津幡」なら「太白(おおしろ)神社」。それぞれ同じスケジュールで執り行われると思う。ちょうど一週間後の9月18日(日)---獅子舞が出るためだ。旧・津幡宿~津幡四町による競演「獅子舞頭合わせ」は、中心となる四ツ角交差点が会場である。開催の様子、詳細はまた後日に。【実りの風景。】向かって右が刈取り直前。向かって左は刈取り終了。田んぼは着々と秋めいてきた。上...津幡短信vol.105.~令和四年初秋。

  • 欧州旅ノオト ~ 花の都と美の女神。

    <ヨーロッパ大陸から地中海に突き出たイタリア半島は、よくブーツに例えられる。その中心よりやや上、トスカーナの丘に囲まれた盆地に「フィレンツェ」はある。名前は古代の「花の女神」に由来。別名「花の都」。600年前の石造りの大聖堂や鐘楼、宮殿。赤茶色の甍を連ねて建ち並ぶ建物の間を「アルノ川」が滔々と流れる。確かに、町全体が花のように美しいと感嘆した。>上記<>内は、20代半ばの僕が、ヨーロッパ旅行の際に付けていた備忘録帳から抜粋した文章である。長年行方不明になっていたが、先日、発掘。30数年ぶりに懐かしくページを繰った。所々、妙に熱っぽい文面が気恥ずかしく、また、よく漢字を使っているのに驚く。キーボード変換が常態になった今、手書きの作文では、とても出来ない芸当だ。今回は、そんな“欧州旅ノオト”からイタリア・フィ...欧州旅ノオト~花の都と美の女神。

  • 夏のExtra Round.

    前回投稿(きのう:2022/09/04)は「夏のまとめ」としておきながら面映いが、本日は早朝から、仕事の一環で「夏の延長戦」のような時間を過ごした。ビーサン協会認定「ビーサン跳ばし世界選手権2022in金沢」。その運営スタッフとして汗を流す。エンターテイメント競技「ビーサン飛ばし」の起こりは、平成元年(1989年)。神奈川県・茅ヶ崎の海岸で誕生した。「公式ビーチサンダル」の片方(左右いずれでも可)を、砂浜に作った、横5m、縦35mの競技コート内に落ちるように蹴り飛ばす。もちろん、その飛距離が長いほど好記録となる。ビーチサンダルを蹴り飛ばすのは容易。しかし遠くへ飛ばすのは案外難しい。キックの強さ、角度、リリースポイント。海辺だけに風も吹くから、アゲインストになると押し戻される場合もある。更に、コートの中に落...夏のExtraRound.

  • さよなら夏の日 令和四年

    気象庁は9月1日、梅雨入りと梅雨明けの確定値を発表。新潟県を含む北陸地方の梅雨明けを「特定できない」とした。速報値では6月28日---史上最速を記録したかと思いきや、7月中旬から前線が停滞して天候が崩れ、8月上旬は大雨。梅雨の状態が続き、立秋(今年は8月7日)を越えた。確かに「スッキリしない夏」。傘を広げた日と晴れた日が交互に訪れ、雨と猛暑が交錯。日毎の落差が大きかった。今回はそんな夏を、自身の思い出・雑感を交え振り返ってみるとしよう。令和4年7月31日(日)。3年ぶりに「第51回全国選抜社会人相撲選手権大会」が開催された。安土・桃山時代が起源といわれる「八朔大相撲」を改めたもので、日本相撲連盟公認のタイトル戦。熱戦の舞台となったのは「津幡町常設相撲場」。僕も短時間だけ観戦に赴いた。何枚かおもむろにシャッ...さよなら夏の日令和四年

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