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湯巡画報 ユメグリガホウ https://yumegurigahohquey.wixsite.com/studio/

イラストで綴る温泉ブログ。全国の温泉地の趣きある宿の湯殿を紹介。時には秘境の温泉地などの紹介もあり。

源泉かけ流しの新鮮な湯、景色のいい露天風呂や野湯、料理の美味しい宿、足元湧出の温泉、旅先でのエピソードなど。

きい
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住所
世田谷区
出身
長崎市
ブログ村参加

2015/06/16

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  • 東鳴子温泉 砂善旅館(宮城県)前編 p.170

    東鳴子温泉は奥州三名湯にあげられる鳴子温泉の入口に位置し、昔から湯治場として栄えてきた温泉地であります。開湯は江戸中期という歴史ある湯治場は美肌効果の高い重曹泉を中心に多彩な泉質に恵まれ、長期療養滞在を目的に伊達藩時代には御殿湯も置かれた由緒ある温泉地であります。 今回紹介する東鳴子温泉の砂善旅館さんは湯治部と旅館部からなる長期保養と湯治向けのリーズナブルな湯宿でございます。 最寄りのJR陸羽東線の鳴子御殿湯駅に到着すると木版画家大野隆司氏による猫顔のこけしが迎えてくれます。鳴子を歩くと、あちこちで大野氏の絵に心癒されます。 本気と書いて「マジ」、犯人と書いて「ホシ」、砂善と書いて「いさぜん」と読みます。 この日は素泊まりの宿泊利用(4000円前後)で、案内された部屋は一人には充分な広さで快適であります。 部屋のすぐ前には共同炊事場も完備。電子レンジ、ガスコンロもあり、自炊も可能。 砂善さんには3つの浴場があります。なかでも混浴は(イラスト↑)敷地内に湧く自家源泉が注がれる浴場であります。 湯殿の奥側からのアングル。四角い浴槽(炭酸泉)には砂善1号、2号の混合泉が注がれます。湧出量は多

  • 郡山三穂田温泉(福島県)後編 p169

    引き続き、郡山三穂田温泉をお送りします。前項で紹介した内湯の奥の扉から露天風呂へ抜けられます。内湯とほぼ同サイズの浴槽で庭園を眺めながらの気持ちいい湯浴み。近隣の町からの常連の親爺さんたちと話も弾みました。 微かに黄色味がかった湯色は露天風呂の浴槽で見ると、暖色系のタイルも手伝って顕著であります。今どきのオサレな色の表現でいうと、シャンパン・ゴールドとでも言うんですかね。 食事はミラーボールがさがるカラオケ・ステージを備えた大広間で頂きます。 宿泊料金1泊2食付きで8500円というお手頃なお値段にもかかわらず、前菜、お造り、焼き物、揚げ物、煮物といった宿の懐石スタイル。さらに飲み物も一杯サービスというので、僕は日本酒を頂きました。ホスピタリティ高いです。 マグロの海苔巻き、イサキ、ホタテのお造り。 新鮮な魚介と野菜の焼き物。味付けもやさしめで、お料理全体に野菜もしっかり盛り込まれ、栄養バランスも考えられたお料理でした。 デザートにはイチゴが練り込まれたお餅。大変美味しゅうございました。 翌朝、一番風呂頂きました。朝一番の浴場は脱衣場も綺麗に整頓されていました。清々しいです。 朝の光が差

  • 郡山三穂田温泉(福島県)前編 p.168

    福島県のほぼ中央に位置する郡山市は東北有数の商工業都市で、松尾芭蕉が訪れた元禄年間の頃は宿場町として栄えていたという。かつては安積(あさか)と呼ばれ戦国時代に入ってから郡山と呼ばれるようになったそうです。 今回は市街地から西へ7kmほど外れた田園地帯広がる閑静な場所に湧く昭和63年開湯の「郡山三穂田温泉」を紹介します。 この日は那須の三斗小屋温泉より下山し、黒磯駅からJR東北本線で郡山のひとつ手前の安積永盛駅へ北上し、そこから徒歩で三穂田温泉へ(約7km)向かったのでありました。 トレッキングの7kmとは違い、舗装道路の7kmは長く感じます。野に咲く花に癒されつつ田園地帯をひたすら歩きました。 郡山三穂田温泉さんは1ヶ月ほど前から全館工事で休館していたようで、訪れた日はリニューアルオープンしたばかりだったようです。フロントには優美なお祝いの胡蝶蘭が並んでいました。地元色の強い入浴施設といった趣であります。 宿泊利用した部屋は小ざっぱりとした快適なお部屋でした。荷を解き、館内のコインランドリーで前日までのトレッキングの汚れモノをお洗濯。宿泊客は無料で利用できるという太っ腹。洗剤もあり、有

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