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湯巡画報 ユメグリガホウ https://yumegurigahohquey.wixsite.com/studio/

イラストで綴る温泉ブログ。全国の温泉地の趣きある宿の湯殿を紹介。時には秘境の温泉地などの紹介もあり。

源泉かけ流しの新鮮な湯、景色のいい露天風呂や野湯、料理の美味しい宿、足元湧出の温泉、旅先でのエピソードなど。

きい
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住所
世田谷区
出身
長崎市
ブログ村参加

2015/06/16

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  • 越後湯沢 山の湯(新潟県)p.162

    作家 川端康成の代表作「雪国」の舞台として知られる新潟の玄関口である越後湯沢。開湯の歴史は今から800年ほど前、高橋半六(高半旅館祖)の源泉発見によるといわれている。 そして魚沼地方にあたる越後湯沢は「魚沼コシヒカリ」の産地で米どころ&酒どころでもあります。駅ナカにある越後の日本酒ミュージアム「ぽんしゅ館」では県内の代表銘柄が試飲できるという、日本酒好きにはゴキゲンなスポットもあるのです。 そんな越後湯沢駅より温泉街を抜け、徒歩20分ほどの場所にある山小屋風の共同浴場「山の湯」があります。ここは800年ほど前に源泉発見されたとされる湯元の湯が注がれる浴場であります。 湯口からはとうとうと注がれるクリアな湯は、アルカリ性の単純硫黄泉。適温に調整された湯は肌に滑らかで、仄かに硫化水素臭香るお湯は、あたたまりの早いのが特徴。 石タイル張りの近代的な湯殿は清潔感があり、早朝から地元住民で賑わうステキな浴場であります。では皆さん、健康で素敵な湯巡りを。(訪2021年7月)

  • 湯河原温泉 亀屋旅館(神奈川県)後編 p.161

    前項に引き続き亀屋旅館さんをお送りします。 昭和で時が止まったかのような館内には赤いデコラ貼りのカウンターにミラーボールがさがるスナックがある(現在営業はしていませんが)。梓みちよの「二人でお酒を」あたりが流れてきそうな色気ムンムンの空間は、まさに妖しき昭和遺産でなのです。 昭和の漫画家 「のらくろ」の田川水泡も贔屓にしていたそうです。当時、宿のご主人 八亀さんは小さかったのであまり覚えていないそうですが、よく遊んでもらったそうです。 亀屋さんの大浴場(男湯)は昭和20年~30年頃に造られた意匠の凝ったタイル張りの浴室であります(前出イラスト)。3・4人サイズの浴槽はサイケデリックな風情。入口にはローマ様式を意識した5本の柱が立ちはだかります。 壁は床から天井にかけて小粒なグリーンのタイルで淡いグラデーションが施されています。そして石玉を滑り落ちるように注がれるクリアな湯は、鉱物臭香る弱食塩泉でしっとりよくあたたまります。 出隅の角は丸くアール状に施され、往時のタイル職人のこだわりと湯浴み客への配慮を感じます。 この浴室70年ほどが経過しているもののタイルがほぼ欠けずに残っているという

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