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  • 診察室からコンニチハ(213)

    注)人類の歴史人類の起源は、猿人と呼ばれます。なかでも有名なのはアウストラロピテクス(「南の・サル」の意味)です。中東アフリカで見つかった、ルーシーという名前で有名なアウストラロピテクスの女性の一個体は、400万年から300万年くらい前に生きていたと考えられています。初期の人類の祖先の化石が見つかる地域はアフリカに集中しています。猿人の次の段階に来るのが原人です。原人はホモ・エレクトスとも言い、アウスト...

  • 診察室からコンニチハ(212)

    さて今回、中国武漢から発生した新型インフエンザ(コロナウイルス)は何故世界中に蔓延していったのでしょうか?そして、コロナウイルスとはどんなウイルスでしょうか…厚労省のホームページから引用しますと、…『発熱や上気道症状を引き起こすウイルスで、人に感染するものは6種類で、そのうちの2つは、中東呼吸器症候群(MERS)や重症急性呼吸器症候群(SARS)などの、重症化傾向のある疾患の原因ウイルスが含まれています。残り...

  • 診察室からコンニチハ(211)

    さて、感染が疑われる場合は迅速検査キットを使用して、先ず簡易検査を行います。迅速検査キットは複数のメーカーから提供されており、ウイルスの型を担う、核タンパクに対する抗体を用いたイムノクロマト法(抗原抗体反応を利用した迅速検査の手法の一つ)によるものが主流です。核タンパクに対する抗体を使用していますので、感染ウイルスの型を簡便、迅速に観ることができます。しかし確定に至る訳ではありません。また、HA、NAの...

  • 診察室からコンニチハ(210)

    新型インフルエンザは季節性インフルエンザと異なり、ほとんどの人が初めて直面するタイプであるため有効な免疫を持っていません。そのため、世界的な大流行を引き起こし、死亡率も高くなる可能性があります。2009年に大流行した新型インフルエンザ(H1N1型)は、日本だけでなく世界中で猛威をふるいました。発生源は豚の間で流行していた豚インフルエンザウイルスとされ、これが農場などで豚から人に直接感染し、それから新型ウイ...

  • 診察室からコンニチハ(209)

    私たち人類を10数年から数10年の間隔で苦しめるのは、前述しました様にA型インフルエンザウイルスの突然変異です。A型インフルエンザウイルスは、感染したものの体内でどんどん進化するので、新型のウイルスが次々にできてしまいます。そのため、流行前に作られたワクチンが対象にしていたウイルスと、構造が大幅に異なる可能性があります。つまり、一度A型インフルエンザのあるウイルスに対してワクチンができても、ウイルスが...

  • 診察室からコンニチハ(208)

    次にインフルエンザは、それぞれの時代を通して何故これほどまでに流行ってしまうのでしょうか?その原因について考察してみます。インフルエンザウイルスには、人間に感染するA型、B型、C型の3つの型があります。このうち、冬に流行する「季節性インフルエンザ」を引き起こす型は、A型とB型です。【A型インフルエンザ】A型インフルエンザウイルスは、他と比べ症状が激しい型です。「インフルエンザ」と聞いて皆さんが想像するよ...

  • 診察室からコンニチハ(207)

    日本でインフルエンザの名称が使われ始めたのは、幕末に蘭学者よりインフルエンザの名称が持ち込まれ、流行性感冒と訳されていました。日本でインフルエンザと呼ばれる以前は、江戸の人気芝居「お染久松」の「染」に掛けて俗に「お染かぜ」と言ったりもしていました。惚れた恋風に見立てた。民家の玄関に「お染御免」「久松留守」といった張り紙をしたという伝聞もあったらしいようです。インフルエンザの歴史そのものはとても古い...

  • 診察室からコンニチハ(206)

    今回はまた中国から流行し始めた新型インフルエンザについてのホットニュースと、これらインフルエンザの歴史、さらに疾病による被害状況について幾度かに分けて説明していきたいと思っています。『1』まず「インフルエンザ」の語源は16世紀のイタリアで名付けられたと言われています。当時は感染症が伝染性の病原体によって起きるという概念が確立しておらず、何らかの原因で汚れた空気『瘴気(しょうき)は古代から19世紀まで、...

  • 診察室からコンビニハ(205)

    【医療費の無駄遣い】考察Ⅱ『一般薬の使用制限』一般薬とは、正式には一般用医薬品と呼ばれ医師による処方箋を必要とせずに購入できる医薬品のことです。市販薬、家庭用医薬品、大衆薬、売薬などとも呼ばれています。また、カウンター越し(英語: over the counter)に売買されることから、OTC医薬品とも呼ばれます。OTC医薬品の多くは、比較的に副作用が少なく長期間にわたり安全性の確立した医薬品が指定されています。ドライア...

  • レビー小体型認知症の父の娘さんへの回答

    回答が遅れて申し訳ありません。病院もコロナウイルス対策で、かなり混乱しています。不必要と思われる忙しさで毎日が追われています。まあ、言い訳はやめにしてお答えします。年が明けて37.5°程度の微熱が続いていたにもかかわらず、訪問看護師が「こもり熱」と言われたとの話、さらに尿路感染なら38°cの高熱が出るなどと、医学的に根拠のない話で、さらに胸に聴診器を当てて「肺雑音がしていないから大丈夫」などとはナースの越...

  • 診察室からコンニチハ(204)

    これ以外にも人間ドックには幾かの問題点が指摘されています。コレステロールや糖尿病のデータさらには血圧の数値など、ほとんど正常域のデータであるにもかかわらず、ただ機械的な数値だけで判断を(異常数値とみなし)くだし、要再検を支持される事です。熟練した医師からみれば再検査の必要は全くないのですが、機械的処理に全面委託すると、しばしばこの様な事態が発生するのです。この機械頼みの為に患者さん方は、忙しい時間を...

  • 診察室からコンニチハ(203)

    【医療費の無駄遣い】考察Ⅰ『1』ハシゴ受診別名、ドクターショッピングとも言われています。病院を転々と変え、行く先々で同じような検査を受け、更に似たような薬を何種類かもらい、それでも納得が行かずまた別の病院を探し回る人たちを「ハシゴ受診者」と、言うのです。医療費の最たる無駄遣いです。それでは、このような「ハシゴ受診者」は患者サイドにのみ問題があるのでしょうか?もちろん神経過敏症状が強く、常に不安症状を...

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