chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 本日、「藍の生葉染め」ワークショップ [空想の森の草木染め<105]

    藍の種を播き、藍草が芽を出し、その苗を山の畑に移植して育て、藍染めをするワークショップ。1年半に及ぶこのワークショップは、やっと半ばにたどり着いたところ。ここまでに何人もの参加者・スタッフが畑に通い、草取りや施肥、土の整備などを行ない、藍草が根付いて育ち始めている。ただ、もともとが田んぼとして使われていた土地なので、土が粘土質で藍草にとっての栄養素が足りず、梅雨時の雨も少なかったので、藍草の成長も遅かった。それでも手入れをしただけの答えは出始めて、やっと藍草が育ち始めているのである。「藍の生葉染め」とは、この時期の藍草の葉を間引きを兼ねて一部刈り取り、それで直接染める染色技法。「すくも」を建てて染める本藍染眼のような深い藍色は出ないが、「浅黄色」という梅雨明けの空のような鮮烈な青が染まる。*続きと写真は作...本日、「藍の生葉染め」ワークショップ[空想の森の草木染め<105]

  • かさこそ森のプロジェクト/いよいよ明日から始動です。

    ワークショップ/みんなでつくる「かさこそ森」交流スペース【「かさこそ森交流館」の開設】☆「石井記念友愛社」の敷地の中にある「旧・のゆり保育園」の旧園舎を再利用して保育関係者や地域住民、アーティテストたちなどの交流スペースとする「かさこそ森交流館」が開設されます。正式のオープンは8月20日を予定していますが、それまでに片付けや館内のコーディネートなどをワークショップ形式で行ない、その過程を公開しながら進めてゆくインスタレーションの手法で実施します。現在までに、交流スペース機能と併せて「かさこそ森カフェ」「かさこそ森ショップ」「かさこそ森のパン屋さん」などの企画が進行しています。その第一回ワークショップのご案内です。「かさこそ森交流館」第一回ワークショップ【みんなでつくる「かさこそ森」交流スペース】旧・のゆり...かさこそ森のプロジェクト/いよいよ明日から始動です。

  • 穴場は教えない[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<124〉]

    本日より三日間、渓谷に入る。釣友渓声君との二人連れである。宿は、諸塚村「渓流の里」というログハウス式一戸建のコテージしか確保できなかったのでそこを拠点にするが、どの谷に入るかはまだ決めていない。この時期、夏休みの家族連れがどっと水辺に繰り出し、どこも大賑わいだろう。「渓流の里」というネーミングの通り、宿の前を良い渓が流れているが、ここもすでに釣り堀化していることだろう。よって、秘密の谷に入るのである。半端な覚悟では踏み込めないような険しい峪。藪を分け、蜘蛛の巣を払い、釣り進む源流への遡行。真夏のヤマメ釣りの極地である。ヘミングウェイか、アイザック・ウォルトンだったか、それとも他の作家だったか思い出せないが、「穴場」という釣りの名作があり、親友同士が互いの釣り場を秘密にし合い、果ては決闘に及ぶ、というような...穴場は教えない[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<124〉]

  • 初心の釣り、真夏の一日[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<123〉]

    *本文は作業中。初心の釣り、真夏の一日[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<123〉]

  • 逃げた魚[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<122〉]

    「尺やまめ」という美称は、30㌢を越えたヤマメにだけ与えられる。29、5㌢や29,7㌢のものは、これまでに私は何度も釣っているが、これは正確には「尺物」とは言わない。たとえ0、5㍉、わずか0、3㍉欠けても、その資格を満たさないのである。もちろん、審査などは無いに決まっている。それは釣り師の心の中にある尺度なのである。いちいち測ってみなくても、鉤に掛けた時の手ごたえ、水面に上がって来た時の風格、手網に取り込んだ時の重量などで、おおよそわかる。――これは尺には満たないな・・・とか――おっ、こいつは尺越えだな。という感触である。そもそも29㌢程度のヤマメなら、ごぼう抜きに一気に抜き上げることさえできるのである。だが、尺物となると違う。掛かった瞬間、ぎらり、と水底で光るヤツがいる。ごつんときた手ごたえのまま、水中...逃げた魚[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<122〉]

  • 「尺やまめ」のフィロソフィー[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<121〉]

    「尺やまめ」とは、釣魚としてのヤマメ・アマゴ群の中でも超大物たる30センチ越えの個体に対して捧げられる美称である。尊称と言ってもいいだろう。なにしろ数が少ない。10年に一度、出会うか出会わないか、という確率である。ただし、ルアー釣りでは比較的簡単に釣り上げられている。それはわれわれ古式の渓流釣りを愛好する者たちにとっては異端というか、領域外というか、昔の釣人にいわせれば――毛唐の釣りである。となる。*現代においてはこのケトーという言葉は禁句だが、昔の人が言ったことだからここに採録させていただく。つまり、大雑把なのである。ヨーロッパアルプスを源流とし、森や牧草地の中をゆったりと流れる大河川で発達した釣りと細流に分け入って釣る日本の渓流釣りとは仕掛けも釣法も異なるのである。いつだったか、25センチほどのヤマメ...「尺やまめ」のフィロソフィー[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<121〉]

  • 俺たちの森においで。渓流を遡り、ヤマメを釣り、料理をして食べるワークショップ【高見乾司の山人<やまびと>塾(第一回)】追加企画のお知らせ

    森にはコロナウィルスはいないよ。俺たちの森においで。と、夏休みの子どもたちに呼びかけている。大都市の大ぜい人の集まる所と、田舎の森や渓谷などにはそもそも人間はいないのだから、コロナウィルスは発生しないし、伝染もしない。蔓延などもあり得ない。だから、「持ち込まないこと」を厳重に守ってさえくれれば、夏の森ほど安全で快適で爽快に過ごせる場所はないのだ。というわけで、「渓流を遡り、ヤマメを釣り、料理をして食べるワークショップ」にスケジュールを追加します。申し込みが少しずつ、こちらが恐縮するほど恐る恐る届いているから、それに答と思うのです。くれぐれもコロナ対策万全にてご参加下さい。参加の方法は、打ち合わせをしながら決めていきましょう。 リクエストの多いヤマメ釣り入門ワークショップを開催します。山の村で生まれ育ち、山...俺たちの森においで。渓流を遡り、ヤマメを釣り、料理をして食べるワークショップ【高見乾司の山人<やまびと>塾(第一回)】追加企画のお知らせ

  • 渓流を遡り、ヤマメを釣り、料理をして食べる一日【高見乾司の山人<やまびと>塾(第一回)】のお知らせ

     リクエストの多いヤマメ釣り入門ワークショップを開催します。山の村で生まれ育ち、山で暮らし、山深い村の神楽を訪ねたり、渓流釣りや薬草採り、草木染めなど、山の暮らしと文化を熟知する「山人(やまびと)」高見乾司がご案内します。九州脊梁山地の奥深く分け入る旅です。 第一回目は日向市東郷町「道の駅とうごう」に集合し現地へ向かいます。どの水系に入るかは当日の天候水の状況を見て判断します。人家が点在し、道路沿いに渓谷が展開している上流部の比較的安全な渓谷を目指します。  【実施要項】◇7月29日(金曜)、10時に「道の駅とうごう」に集合し、現地へ。現地でミーティングの後、渓流へ。当日、遊漁券を各自購入してください。靴は足裏にフェルトの付いた沢歩き用のシューズ(釣具屋に時々売っている昔風の「川足袋」が一番良いです)を必...渓流を遡り、ヤマメを釣り、料理をして食べる一日【高見乾司の山人<やまびと>塾(第一回)】のお知らせ

  • かさこそ森の物語【「かさこそ森交流館」の開設へ向けて<2>】

    石井記念友愛社の敷地内にあった「旧・のゆり保育園」に隣接して「かさこそ森」という小さな森がありました。その時のことを書いた文に少し加筆して再録しておきます。☆[2010年2月/かさこそ森美術館]「石井記念友愛社」の敷地内に「のゆり保育園」があります。そののゆり保育園に隣接して、小さな森があります。「かさこそ森」と名付けられたその森は、以前は大きな杉の木の森で、杉の木のてっぺんにはカラスが止まり、のゆり保育園とその前の「こそかさ広場」を駆け回る子どもたちや園の庭で時々あくびをしているネネちゃんとミミちゃんという二匹のひつじの様子などを眺めては、「カア」と鳴いていたのです。子どもたちは、杉の木が作る暗い森をそっと覗いてみたり、こわごわと出入りしたりして遊んでいました。ところが、ある日、かさこそ森の杉の木の多く...かさこそ森の物語【「かさこそ森交流館」の開設へ向けて<2>】

  • ワークショップ/みんなでつくる「かさこそ森」交流スペース【「かさこそ森交流館」(旧・のゆり保育園)の開設】

    「石井記念友愛社」の敷地の中にある「旧・のゆり保育園」の旧園舎を再利用して保育関係者や地域住民、アーティテストたちなどの交流スペースとする「かさこそ森交流館」が開設されます。正式のオープンは8月20日を予定していますが、それまでに片付けや館内のコーディネートなどをワークショップ形式で行ない、その過程を公開しながら進めてゆくインスタレーションの手法で実施します。現在までに、「かさこそ森カフェ」「かさこそ森ショップ」「かさこそ森のパン屋さん」などの企画が進行しています。その第一回ワークショップのご案内です。「かさこそ森交流館」第一回ワークショップ【みんなでつくる「かさこそ森」交流スペース】旧・のゆり保育園の園舎を片付け、本棚、椅子、テーブルなどを作り、配置します。いずれもARTの手法で行ないます。アーティスト...ワークショップ/みんなでつくる「かさこそ森」交流スペース【「かさこそ森交流館」(旧・のゆり保育園)の開設】

  • 永訣の峪―尺やまめ憂愁[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<120〉]

    *本文は作業中です。永訣の峪―尺やまめ憂愁[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<120〉]

  • 渓流を遡り、ヤマメを釣り、料理をして食べる一日【高見乾司の山人<やまびと>塾(予告編)】

    リクエストの多いヤマメ釣り入門ワークショップを開催します。まず第一回目は予告編として西米良村「小川作小屋村」に集合し、その上流部に入ります。人家が点在し、道路沿いに渓谷が展開している上流部の比較的安全な渓谷を目指します。今回はあくまで練習を兼ねた予告編。渓流釣りは、落石・転落・滑落、蜂の襲撃、マムシとの遭遇など、リスクを伴いますが、その対応法や処置なども伝授しながら進めます。この企画がうまく機能するなら、恒例化する予定です(一日目に釣りをして薬草や染料などを採集し、合宿してヤマメ料理・山菜料理を楽しみ、二日目に本格的な草木染めというテキストを想定しています)。今回の募集は定員3名限定(完全予約制です。お一人での申し込みも可)。現地集合、終了後現地解散です。保険等が必要な方は各自対応してください。当日は釣友...渓流を遡り、ヤマメを釣り、料理をして食べる一日【高見乾司の山人<やまびと>塾(予告編)】

  • ヤマメの大物(29㌢)が宙を泳いだ/カワトモ君、渓流釣りデビューの日[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<119〉]

    *本文は作業中。ヤマメの大物(29㌢)が宙を泳いだ/カワトモ君、渓流釣りデビューの日[九州脊梁山地:ヤマメ幻釣譚<119〉]

  • 大瑠璃草&ねむの葉染めワークショップのお知らせ[空想の森の草木染め<104]

     ◇大瑠璃草&ねむの葉染めワークショップのお知らせ☆先日の大瑠璃草の染色で思いがけなく良い色が得られたので、今度の日曜(7月10日)にもう一度、大瑠璃草の染めにチャレンジします(今季最後の機会)。この日は椿の灰汁(アク)媒染、ミョウバンの先媒染を実験。ねむの木で黄色も染めます(同じ焚き火で別の釜)。合歓の花の咲いている枝ごと、葉も花も一緒に染めます。爽やかな黄色が染まります。あの淡いピンクの花の咲く枝から黄色がいただけるのです。草木染めの醍醐味。ご興味ある方は高見乾司FBのメッセンジャー、またはメールtakamik@tea.ocn.ne.jp高見携帯電話090-5319-4167にお問い合わせください。参加費3000円。素材は当方で準備したものをお買い上げいただき、染めます。Tシャツ・小物などのお持ち込み...大瑠璃草&ねむの葉染めワークショップのお知らせ[空想の森の草木染め<104]

  • 「金茶」変じて「利休鼠」となった [空想の森の草木染め<103]

    昨日アップした大瑠璃草染めの写真は、まだ濡れている状態で、ライティングの影響もあって金色がかった茶色が強く出過ぎていた。それで、金毛の狐を連想したのだったが、一夜明け、乾いたものをみると、黄色系の色は薄まって、草色が前面に出て来ていた。写真左端の一枚は、写真では日光が入って少し薄めの色になっているが、紫がかった渋いグレイで「紫鼠」が適当。左から二枚目が現物に近い色で「利休鼠」と判断できる。右二枚は黄色が出過ぎて現物とは違う色になっているのでご注意下さい。利休鼠とは江戸時代に流行した色で、茶人の利休好みのグレイをいう。「緑色がかった灰色」「地味で控えめな色彩であることから、侘びた色として茶道を大成させた利休を連想した」「抹茶のような緑から利休を連想した。」などの解説がある。鉄媒染、銅媒染ともに思いがけない色...「金茶」変じて「利休鼠」となった[空想の森の草木染め<103]

  • 大瑠璃草で金色かがった狐色と渋い紫鼠が染まった[空想の森の草木染め<102]

    大瑠璃草で金色かがった狐色と渋い紫鼠が染まった[空想の森の草木染め<102]

  • 友愛の森だより 【森へ行く道<112>】

    友愛の森だより友愛の森は1日森だくさんでも不思議とバタバタ感は一切なく、ゆったりとした時間なのが不思議…きっと参加者の方と笑って、たくさんお話しして、たくさん食べて、植物に触れるから色んな事が満たされるのかもしれません。 【苧麻から糸を作るワークショップ】友愛の森もすっかり夏の空生活学校で苧麻の刈り取りついでに草刈り少年もお手伝いなんと!生活学校の中に竹が生えていました。しかも1本は一回転生命力の強さにビックリ  途中、どんぐりの赤ちゃん苗をたくさん発見草刈り前に救出森の空想に戻って少し散策そして少年またもや草刈り!少年はおばちゃま方のアイドル皆で持ち寄りのご飯食べて苧麻の表皮から繊維を採集、糸績みどんぐり苗の赤ちゃんのお家を作成  最後は藍畑へ~途中、染めに使うオオルリ草を採集  こちらは本日染めます何...友愛の森だより【森へ行く道<112>】

  • 鎌を研ぐ、草を刈る

     鎌を研ぎ、草を刈る。そして、昼にはそうめんの上につめたく冷やしたトマト、野菜直売所から買ってきた地物のキュウリなどほ細長く切り、庭から採ってきた山椒の葉を散らせて、食べる。これが、夏らしくてよろしい。昨日はエンジン式の草刈り機を昼前にちょっとだけ使ったら、午後は仕事にならなかった。やはり振動工具は若いころに罹った病気(白ろう病・学名は振動障害)の影響で、身体に対する負担が大きい。鎌ならば、翌日は腕や肩の筋肉が太くなったような気分になる。直近4年ほどの間に、大胸筋断裂、肩鍵盤損壊、左アキレス腱断裂という大怪我を連続して体験したが、すべて回復した。その間、体力は少し落ちているような気がするが、全体的には健康体に戻っているようである。現在73歳。人間の躰は不思議な回復力を持っているものだと思う。 以下は7年前...鎌を研ぐ、草を刈る

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、森の空想ブログさんをフォローしませんか?

ハンドル名
森の空想ブログさん
ブログタイトル
森の空想ブログ
フォロー
森の空想ブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用