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2015/05/16

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  • 戦場カメラマンの苦悩と孤独 ① ハゲワシと少女

    戦場カメラマンの苦悩と孤独①『ハゲワシと少女』戦場や過酷事故の場面では、ジャーナリストとしての使命感と、今、カメラを捨てて喘いでいる人に手を差しのべれば助けられる状況に遭遇したとき、使命感と人間としての倫理観をとるべきか。「あなたならどうするか」と問われ、明快な答えを出せる人はいない。「使命感」をとれば、ジャーナリストととして生きる以前に人間として生きるべきだ、という言考え方があり、「倫理観」をとれば、ジャーナリストとしての「使命感」が失わることになる。つまり、「使命感」と「倫理観」が拮抗したとき、二者択一では解決できない人間の生き方の問題が含まれているからでしょう。『ハゲワシと少女』の写真撮影:ケビン・カーター掲載ニューヨーク・タイムズ(1993年3月26日付け)翌1994年度のピュリッツァー賞を獲得し、一躍...戦場カメラマンの苦悩と孤独①ハゲワシと少女

  • 『雪』① 北越雪譜

    『雪』北越雪譜雪道(ゆきみち)改訂版:関連写真を添付しました。日本海側の雪が今年も猛威を振るっているようだ。毎年、もう10年も通い続けている秘湯も、今年はコロナのせいもあり、行くことを中止した。巨大なつららが軒先から下がり、どっぷりと雪に埋もれた一軒宿は、今年は更に雪が降り家も野も山も雪に埋もれているに違いない。北越雪譜より雪道冬の雪は脆(やはらか)なるゆゑ人の𨂻固(ふみかため)け跡を行くはやすけれど、来往(ゆきき)の旅人一宿の夜大雪降らば踏み固めたる一条の雪道、雪に埋まり道を失うゆゑ、野原にいたりては方位をわかちがたし。一晩のうちにたくさんの雪が降って、道との境さえわからなくなる。野原にいたっては方向さえわからなくなってしまう。こんなときは、里人を幾十人雇って、里人がかんじきをはいて踏み固めた後を歩かざるを得...『雪』①北越雪譜

  • 逝きて還らぬ人を詠う ⑥ 本当は誰かの胸で泣きじゃくり……

    逝きて還らぬ人を詠う⑥本当は誰かの胸で泣きじゃくり……『大切な人が逝ってしまう。人の世の宿命とは言え、余りに辛い体験はいつまでたっても心が癒されない。悲しいことではあるけれど、人間(ひと)はいつかはこの試練を乗り越えて生きていかなければならない。死は予測された時間の中をゆっくり訪れる場合もあり、突然訪れる場合もある。どちらの場合も、無常観と切り離すことはできない』〇次々に録画されゆく番組は昨日逝きし妻の予約なり……神蔵勇朝日歌壇2020.9.27人の命は「今日一日」が何事もなく、過ぎてくれればそれでよしとしなければならない。その上で、一つぐらいほっこりするようなことに巡り会うことができたら、「幸せ」と思えれば、今日一日を生きられたことに感謝することができる。いまの一瞬を生きることができれば、「明日世界が滅亡する...逝きて還らぬ人を詠う⑥本当は誰かの胸で泣きじゃくり……

  • コロナ感染 米軍基地周辺の感染者

    コロナ感染米軍基地周辺の感染者各地の在日米軍基地で新型コロナウイルスの大規模な感染が相次ぎ、その地元への住民の感染が拡大している。(朝日新聞1月6日朝刊)米軍関係者は日米地位協定に基づき、日本側の権益の対象になっていない。極論を言えば、日本からの出国も日本への入国も日本側の水際対策を受けなくても、基地からの出入国は自由にできることになる。だから政府は在日米軍と、日本の水際対策に近い「整合的」な措置をとることを確認していたが、米側の対応はあまりにも杜撰であった。米側の感染対策は、入国後5日目以降にPCR検査をするのみで、出国前や入国直後の検査は行っていなかった。入出国に、基地を出て、基地に帰って来る基地関係者に対して、なんと無防備な感染対策なのかと疑ってしまうほど、日本の感染防止対策とはかけ離れていることに、唖然...コロナ感染米軍基地周辺の感染者

  • 今年の年賀状 懐かしいチャルメラの音

    今年の年賀状懐かしいチャルメラの音謹賀新年新しい年を迎えた元旦に、穏やかな朝が訪れました。小さな幸せの朝を迎える事ができました。(夜泣きそば屋の図)江戸の夜は陽が落ちると、人通りも途絶え漆黒の闇が街をつつみます。油皿のなかに立てた燈心の火が、行燈のなかに入り込む隙間風にチリリと小さな音を立てる。ほんのわずか辺りがぼんやりと明るくなる。灯りに誘われるように腹をすかした人たちが集まって来る。二八蕎麦、一杯十六文。夜泣きそば屋が、一杯の蕎麦といっしょに、行燈から漏れる灯りのゆらぎがかもしだす「暖」を提供していたのでしょう。チャルメラの音が暗い夜の町に流れてくる。もうそろそろ子どもたちが床に入る時間だ。何とも物哀しい音色が、記憶のヒダに刻まれ、今では全く聞かれなくなったチャルメラの音を懐かしく思い出します。30年近く前...今年の年賀状懐かしいチャルメラの音

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