季節の物売り 江戸情緒 ④ 新しい年
季節の物売り江戸情緒④新しい年子供の頃の年末から新年にかけての風物詩は、凧あげや羽根突きでした。稲刈りの終わった田んぼなどが凧あげの場所でした。主流は奴だこや長方形の武者絵だこでした。というよりも、これ以外の凧はなかったように思います。買ってきた凧に凧の足はついていないので、新聞紙を切って糊付けします。上空に高く舞いあがれば、風が強いのでしょうか、凧の尻尾(足ではなく、尻尾といってました)がちぎれ、凧はバランスを崩し、グルグル回って落下ししてしまいます。昭和20年代の凧の値段は、10円ぐらいと記憶しています。ちなみに、江戸の凧は16文でした。側いっぱいの値段16文が凧の値段でした。現代の凧は500~800円ぐらいしているようです。今では、装飾用の飾り凧が4~5000円ぐらいで売ってるようです。でした。(凧の卸売...季節の物売り江戸情緒④新しい年
2021/12/26 06:30