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新臨床医学に環境・労働の観点を https://newoem.blog.ss-blog.jp/

職業や環境によって起こる疾患についていろいろ書いています。

1.実のところ環境・職業性疾患の記事は少なく、医学一般の記事の方が多いと思います。これは、環境・職業性疾患をきちんと診断するためには、一般的な疾患と鑑別ができないといけないという考えからです。 2.ブログは主には二部構成で、最初に医学記事を書いて、その後「以下日記」として、私の日常生活やいろんな思いを書いております。

ミチバ
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浅口市
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中央区
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2015/03/31

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  • 呉秀三:・・・この邦に生まれたる不幸を重ぬる・・・

    ・何時の頃か忘れましたが、呉秀三という精神科医を知り、『精神病者私宅監置ノ実況』とう論文の中で↓の様な文章を書いていることをしりました。  我が邦(くに)十何万の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸のほかに,この邦に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし ・明治・大正の時代に、よくこんなことが言えたなとビックリするのと同時に、今の日本でも変わらない(精神病者を障害者、患者と読み替えても通じるような)気がいたします。 ・この昔の論文を現代語訳にされた先生の記事↓ 【寄稿】 見知らぬ世界へのどこでもドア なぜ,『精神病者私宅監置ノ実況』を現代語訳したのか 金川 英雄(東京武蔵野病院・精神科) https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2012/PA03002_03 ・この現代語訳は2012年に..

  • フル○ンで人助け

    ・皆様、お久しぶりです。11/7(火)にブログをアップして以来、記事が無かったので、私の生存を気遣ってくださったかたもおられるでしょうが、幸い生きています。でも、いつ死ぬか分かりません。座右の銘はメメント・モリです。 ・とりあえずこの先週の月曜日から何があったか思いだしてみます。 ・11/13(月)は、出勤してビックリ。金曜日まで落ち着かれていた癌終末期の患者さんの病状が急激に悪化していたこと。ご家族と面談し厳しいお話。帰宅後は年末調整の書類を締め切りギリギリで作成。 ・11/14(火)は、寝過ごして慌てて身支度して出勤。昨日状態悪かった患者さんが小康状態となっており安心。 ・11/15(水)は、午前外来、午後回診とカンファレンス、夕方散髪に行き夜は開業医さん達との勉強会。 ・11/16(木)は、午前外来、午後二つの会議とインフルエンザ予防接種。夜はZOOMで"Causal In..

  • SSP:振動病の歴史がわかる?「山田信也先生追悼文集」/

    ・元名古屋大学公衆衛生学教授の山田信也先生が、昨年10月10日にお亡くなりになっておりました。その追悼文集今年の8月に出版(というのかしら?)されていることを今日知りました。山田先生は社会医学、特に振動障害の分野の巨匠です。私は何回か研究会でご一緒しお話をしたことがあります。下の追悼文集は400ページ以上あり今日はほんのちょっとだけ読ませてもらいましたが、振動障害の歴史が分かるのではないかと思います。↓のサイトで読むことができます。 https://plaza.umin.ac.jp/~koeingy/memorial/index.html 一瞬にして以下日記 ・11/6(月)はT時過ぎに起きて緩和ケアの皮下注射の勉強。早く家を出て7時30分頃病院に到着し早朝回診。それから午前中は訪問診療。午後は病棟回診、夜間診療でした。 ・11/7(火)6時起床。少しだけ緩和ケアの勉強..

  • インフルエンザの鑑別診断/連日飲酒

    ・本日わたしの勤める病院が休日当番医であり9時から17時30分まで働いておりました。(正確には8時に病院に行って18時に業務終了)二人の医者で発熱者対応と、その他の患者さん対応ということで分担し、私は発熱者の対応をしておりました。20人以上診察し、ほとんどがインフルエンザAの方で新型コロナウイルスの方はいませんでした。(もうちょっと正確に言うとインフルエンザと新型コロナウイルスの同時抗原検査でコロナ陽性の人はいませんでした。)お一人急性扁桃腺炎の方がおられ入院していただきました。今回に限ったとこではなく、冬場の急な発熱でインフルエンザと思って来院された方が急性扁桃腺だったということはあります。なので、口の中はきちっと診ないといけません。あと、溶接のヒュームを吸ってインフルエンザとまったく同じ症状がでることがあり、そちらも考えておかないといけません。UpToDateでインフルエンザのところの..

  • よみびと知らず:時に癒し,しばしば和らめ,常に慰む/病棟も訪問診療も忙しい

    ・もう記憶が定かでないのですが、このブログで↓の言葉を紹介したと思います。(多分) guérir quelquefois, soulager souvent, consoler toujours 時に癒し,しばしば和らめ,常に慰む ・以前のブログでは、エドワード・リビングストン・トルドー医師もしくはアンブロワーズ・パレの言葉と紹介したかも知れませんが、実は誰が言ったかはっきりしていないようです。お詫びして訂正いたします。なぜ、それがわかったかというと↓のような論文があったからです。 「時に癒し,しばしば和らめ,常に慰む」 ~guérir quelquefois, soulager souvent, consoler toujours~ ~to cure sometimes, to relieve often, to comfort always~ この格..

  • ミミズが体内から排泄されるのか?/ 久々に早い帰宅

    ・私は、イグ・ノーベル賞が好きだ。「なんや、それ?」と思うひとは、ググるやヤフってください。その賞を取ったわけではないですが、↓のような短報がありました↓ 排便時に便器中から発見 されたミミズについて 吉田 菜穂子, 野村 慧, 美田 敏宏, 島野 智之 Edaphologia, No. 108: 29, December 28, 2020  https://www.jstage.jst.go.jp/article/edaphologia/108/0/108_29/_pdf/-char/ja ・本当に人間の体からでたのかどうか証明するのは難しいですね。大腸内視鏡の結果はどんなだったんでしょうね。そこでミミズがみつかれば確定でしょうが... あっという間に以下日記 ・本日11/1(水)は5時30分起床。"Causal Inference: W..

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